日経225 日足チャート 相場はトレンド相場ともみ合い相場が合わさって波動が出来ています。 そして、多くの投資家が陥るケースがあります。 それは、もみ合い相場やレンジ相場を気付かづにトレードして上手くいかないケースです。 綺麗なトレンド相場を探して、その銘柄が調整局面入りしてからエントリーするもそこからは調整局面入りしているので上手くいかない。 そういった経験をされたことがある方も多いのではないでしょうか。 「私が買うと下がる。」「売りと上がる」ありませんか? そこで、もみ合い相場を見抜き、そのもみ合い相場が終わるところを狙うのがトレンド相場を獲ることがポイントとなりますね。 もみ合い相場を見抜く方法は、トレンドラインを引くことでも探せますが、 実は、一目均衡表もトレンド相場ともみ合い相場を見分けるのに適しているの...
GSR 日足チャート 3カ月ぶりくらいの登場です。 GSRとはゴールド・シルバー・レシオの略です。 この商品を扱っている証券会社は少ないのですが、 ゴールド(金)をシルバー(銀)で割ったものがGSRです。 金÷銀=GSR (金と銀の比価) 何を見ている指標かというと、景気の先行指標として使われています。 景気の先行指標として代表銘柄としては、 VIX指数、COPPER(銅価格)などがありますが、GSRを見る人も多くいます。 では、なぜ金と銀の比価を見るかというと 金は有事の金といわれるので、世界の情勢に対して敏感に反応します。 世の中が不安定(不景気や戦争など)になれば上昇し、景気が良くて安定した世の中であれば下降する傾向があります。 一方で、銀は景気敏感銘柄で景気が良くなれば敏感に上昇し、景気が悪化すれば敏感に下...
ドル円 日足チャート チャネルラインを上抜けていたドル円ですが、チャネルラインのレジスタンスライン(抵抗線)が サポートライン(支持線)にかわる「サポレジ転換」を起こして切り返しています。(チャートに赤丸を付けているところです) トレンドラインやチャネルラインを引き続けていると、サポレジ転換が頻繁に起きているということがよく分かりますね。 そこから価格が切り返していますが、現在の価格が直近の高値と安値の間で推移している場合、その直近の高値と安値に水平線を引きます。 その水平線とトレンドラインによって、それまで隠れていたトライアングルが浮かび上がってきます。 そのトライアングルの上下どちらに抜けてくるのかが目先の最大の焦点となりますね。 直近の動きを見ると、6月25日が一番底として7月18日が二番底となるのであれば、ト...
WTI原油 日足チャート 中段保ち合いに関しても、お陰様で反響が多かったところですね。 今回は中段保ち合い(中間波動)の基本的な3パターンについて見ていこうと思います。 今日は「ペナント」「フラッグ」「ウェッジ」を見ていきましょう。 トレンド相場と調整局面が交互に混ざり合って波動が出来ています。 その波動を簡潔にいうとわかりやすい波動とわかり難い波動となります。 そして、そのわかり難い波動が調整局面であり、その時にできる形の基本系の3つが「ペナント」「フラッグ」「ウェッジ」となります。 では、それぞれ見ていきましょう。 ペナントとは、三角形の形の調整局面の動きです。野球で使うペナントレースのペナントと同じ意味です。横向きの三角形の旗の形ですね。 フラッグとは、旗のフラッグのことで、平行四辺形の形の調整局面の動きです。 ...
(9304)澁澤倉庫 週足チャート 2013年に高値を付けてから長期のもみ合い相場となっていますね。 多くの投資家がこのようなチャートを見たときには、「もみ合い相場なので魅力がない。」とか、「獲り難そうなチャート」といった意見が聞こえてきそうです。 勿論、もみ合い相場で大きな利益を獲るのは難しいところがあります。 私も、もみ合い相場を積極的に仕掛けていこうとは思っておりません。 ただ、このような長期のもみ合い相場となればなるほど、多くの投資家が「値ごろ感」をもっていきます。 例えば、2000円以上は「売り」1500円以下は「買い」といったものです。 値ごろ感はもみ合い相場が続いているときは、上手く機能するのですが、 もみ合いを放れてトレンド相場が発生した時に、大きく負けてしまいます。 個人的には、このような一見難しそ...
日経225 日足チャート トレンドラインを引いていると、日々の小さな変化にも気づきやすくなります。 高値と高値を結んだライン、安値と安値を結んだライン、これらが基本のトレンドラインになります。 それらのトレンドラインが近づいてくるとトライアングルになります。 ここにきて高値と高値を結んだラインを上に抜けてきました。 移動平均線大循環分析での帯の変化、 大循環MACDの動き、 大循環ストキャスのダマシフィルターの動き、 これらの動きから現在起きている小さな変化が大きな変化になっていくのか、 それとも、小さな変化が無かったように元に戻るのか・・・ 3大大循環の動きの変化とトレンドラインの変化など、小さな変化に敏感になり過ぎてはダマシに合う確率が上がりますが、 小さな変化に気づくことでつかめるチャンスがありますね。
WAJJMART 週足チャートです。 先日、中段保ち合いの記事を作成しました。 今日は日柄調整と値幅調整の違いを見ていきましょう。 ※(「フラッグ」「ペナント」「ウェッジ」はまた、次回に記事を作成します。) まず、上昇(下降)トレンドが続いた後は、調整局面となります。 その調整には二種類があって、日柄(時間)をかけてじっくりと調整するケースと、日柄(時間)をかけずに一気に価格が変動して調整するケースがあります。 日柄調整のところは「ペナント」となっており赤い線でラインを入れています。 値幅調整のところは「ウェッジ」となっており青い線でラインを入れています。 価格変動の違いがわかるでしょうか。 値幅調整の場合は、価格が大きく変動しますので調整局面と感じたとしてもポジションを維持するには難しい動きを見せます。 そして...
マイクロソフト 週足チャート 中段保ち合いを理解すると、トレードの幅が広がりますよね。 中段保ち合いとは、トレンドがあるところから一旦調整局面となりますが、 トレンド転換とならずにトレンドが継続するケースの時に出てきやすいチャートパターンです。 基本的な中段保ち合いは、フラッグ、ペナント、ウェッジという形があります。(詳細はまた後日に。) 相場の多くは大天井(大底)を打つまでは、中段保ち合いを挟みながら相場が展開されていきます。 その中段保ち合いは、基本的には二つの調整のパターンがあり、一つは日柄調整、もう一つは値幅調整です。(この詳細も後日に。) 要は、基本形が3つの形があり、調整の仕方も日柄と値幅があるために、変則系も入れると非常に多くのパターンが出てきます。 故に、ここの局面で振り回される方が増加するのです。...
(4971)メック 日足チャート 銘柄に関係なく、チャートから変化の兆しを感じ取るには、チャートの変化に気づかなくてはいけません。 その中の一つに水平線があります。 今まで何度も「トレンドラインを引こう」シリーズでラインを引いてきましたが、今回は水平線に焦点を当ててみようと思います。 下降トレンドが続いていましたが、もみ合い相場に移行してきました。 移動平均線大循環分析でみると帯が細くなり横ばいになっていているところからも分かります。 また、大循環MACDでもMACD3(帯MACD)が小さくなっていますね。 そして、価格が横ばいになる前の高値と安値のところに水平線を引きます。 そこから価格が上下どちらに抜けてるかを確認します。 上抜けとなるのであれば、二番底を付けて上の赤い線の水平線(高値)を超えてきます。 さらに...
(2181)パーソルホールディングス 日足チャート トレンド転換の流れを見てみましょう。 下降相場の時は、当然ですが下降帯を中心で上昇帯になっても直ぐに終わり下降帯に戻ります。 天井を打ってからトレンドラインを引いていると、下降相場に勢いが出てくると下降する角度が鋭くなります。 そうすると、トレンドラインを引きなおしますが、最後のトレンドラインを抜けてくると最初の変化の兆しとなります。 そこから、上昇帯と下降帯が交互に入れ替わりますが、安値を更新するかしないかが次の変化の兆しとなります。 このように、トレンドが変化するときの流れを 移動平均線大循環分析で確認、(短期移動平均線と帯の関係) トレンドラインでも確認、(ライン抜け) 大循環MACDでも確認していくと、(MACD1、MACD2と帯MACDの関係) それぞれの特...
(3436)SUMCO 月足、週足、日足 投資家の方にとっては銘柄選びは苦労されるところですね。 今回は銘柄選びのヒントをどうやって見つけていくかを検証してみましょう。 決して銘柄推奨ではありませんので誤解しないでくださいね。 あくまでもチャートの見方ということです。 まずは、月足チャートを見てみましょう。 2012年に大底を打ってからは安値、高値ともに切り上げの流れとなっていますので、 2000年代半ばからの安定下降期が一先ず終わっているのが分かります。 ただし、現在は第4ステージで下降期ですので、売りにエッジがある状態となっています。 次に週足チャートを見てみましょう。 2018年から安定下降となっており、第4ステージが継続しています。 買いを中心に取引している個人投資家にとっては、全く関心のない銘柄の一つかもし...
(4516)日本新薬 週足チャート 皆さん、このチャートは非常に興味深いですよね。 お伝えしたいことが沢山あるのですが、今回はそのうちの二つをお伝えします。 一つ目、銘柄選びのヒント 相場は分かり易い波動とわかり難い波動があります。 多くの投資家は、分かり易い波動になっている銘柄を自身のリストに入れる傾向があるようです。 また、値ごろ感で銘柄を探そうとする傾向もあるように思います。 では、分かり易い波動とわかり難い波動の違いを移動平均線大循環分析において見てみましょう。 上昇帯(下降帯)が長く続いているところはトレンドがあるので分かり易い波動となっています。 上昇帯と下降帯が交互に入れ替わるところは、わかり難い波動となっています。 わかり難い波動が長く続いている銘柄をウォッチリストに追加し、均衡が崩れてきたところを狙う方...
アメックス 日足チャート 移動平均線大循環分析でチャートを見ると、第1ステージの安定上昇となっているのが分かります。 移動平均線大循環分析では、1→2→3→4→5→6、と一つづつステージが変化していきます。 その変化のなかで、第1ステージや第4ステージを狙うわけですが、ステージの順番が分かればその前に準備ができますよね。 ただ、ステージは100%順番に動くわけではなく、時には6→5→4→3→2→1、と逆行していきます。 この順番に動く順行と逆行の仕組みが分かれば移動平均線大循環分析をより深く理解することができますね。 ステージが順行するところはトレンドが転換していくところです。 ステージが逆行するところはトレンドが継続しているところです。 どういった局面がトレンド転換し易く、どういった局面であればトレンドが継続し易い...
米国10年債利回り 週足チャートです。 三角持ち合いが大好物な私にとっては、 このチャート形状はしびれますね。 リーディング・ダイアゴナル・トライアングルのような形状ですよね。 このチャートは対数チャートにしていますので、通常よりも上昇の1波の動きが強調されています。 対数チャートとは、100円から150円への動きの50円と、10,000円から10,050円への50円とでは全く50円の重み(変動率)がちがうので そこを修正したのが対数チャートです。 エリオット波動で分析するときは、この対数チャートの方が綺麗に表示されます。 さて、移動平均線大循環分析でも、大循環MACDでも変化の兆しはありませんが、 ここからの動きがどうなっていくかに注目しています。 リーディング・ダイアゴナル・トライアングルだとすれば、ここからの展...
米国株 アップル アップルの日足チャートです。 移動平均線大循環分析でみれば現在、第1ステージで綺麗にステージが変化しています。 移動平均線大循環分析では、第1ステージで「買い」、第4ステージで「売り」を狙います。 上級編では大循環MACDを使います。 第1ステージから一つ早い第6ステージで仕掛けます。 そのときに大循環MACDの3本が右肩上がりになっていることが条件です。 ここでMACDをおさらいしましょう。 MACDは(短期EMAー長期EMA)です。 これだけみると難しく感じますが、短期移動平均線と長期移動平均線の2本の移動平均線の間隔をみているのがMACDなのです。 トレンドに勢いがあるところは、2本の移動平均線の間隔が広がっていきます。 トレンドの勢いが弱くなってくると、2本の移動平均線の間隔が狭くなっていき...
(6165)パンチ工業 日足チャート 今回は移動平均線大循環分析の基本編を学びましょう。 では、そもそも、移動平均線とは何か? 過去の買い方(売り方)が平均的にどの価格で買い(売り)、現在の損益がどう変化しているかを分析するツールですね。 つまり、現在の価格が平均線より上(下)にあれば、買い方(売り方)にエッジ(優位性)があります。 移動平均線大循環分析では、3本の移動平均線を使います。 短期(5本)、中期(20本)、長期(40本)です。 まずはステージを学び、その時の移動平均線の並び順がどう入れ替わるかを学んでいきましょう。 ステージは1から6までの6種類です。 そして、短期だけでなく、中期、長期で買い方にエッジがあれば第1ステージとなり、 期間の違う平均線で買いにエッジがあるので、「買い」を仕掛けるポイントになりま...
トレンドラインを引こうシリーズです。 銘柄はドル円 日足チャートです。 移動平均線大循環分析(イド大)では、第5ステージです。 第4ステージの下降期から第5ステージの下降期の終焉となってきました。 移動平均線大循環分析でのトレンド転換は、価格の動き、短期移動平均線の動き、帯の変化から確認していきます。 複合的に見る場合は、大循環MACD(大マク)と大循環ストキャス(大スト)の変化などからトレンド転換のヒントを探します。 今回は帯MACDが縮小して最初のサインが出ています。ただし、帯MACDの縮小はダマシも多いですよね。 次に大ストの買いサインが出てきています。その後に、トレンドライン上抜けのサイン、そして、イド大のステージの変化となっています。 帯MACD→大スト→トレンドライン→イド大となっています。 これは、状...