TradingViewなら他の銘柄との相関もたった2行で確認できてしまいます! 相関というのは「似た動きをするかどうか」です。 +1 → 同じ動き ー1 → 真逆の動き 0 → 関連なし 上記のように判断することができます。 分散投資をするなら、 相関が0の銘柄同士で行うのが理想ですね。 ===== //@version=4 study( "2行で日経平均との相関を表示する" ) plot( correlation( security( "NK2251!" ,"30" ,close ) ,close ,48 ) ,color=color.red ) ===== security( ) は前回解説しましたので、 前回のアイデアをご覧ください。 correlation( )...
TradingViewには security( ) という関数が用意されていて、 メインチャート以外の様々なデータを取得することができます。 この例でメインチャートに表示しているのはUSDJPYですが、 security( ) を使うことで大証の日経平均先物の価格を表示することができます。 ===== //@version=4 study( "2行で日経平均の終値(30分足)を表示する" ) plot( security( "NK2251!" ,"30" ,close ) ,color=color.red ) ===== security( {銘柄のコード} ,{足種} ,{取得するデータ} ) {銘柄のコード} は「USDJPY」「NK2251!」「TSE:7203」などが入ります。 {足種}...
MACDは描画する要素が多いので 「2行で」というわけにはいきませんが、 組み込みの関数で簡単に描画することができます。 今日からは Pineスクリプト v4 で プログラムを書いていきたいと思います! ===== //@version=4 study( "MACDを表示する" ) //macd( ) で MACD を算出する //macd( ) は唯一、配列で算出結果を受け取る = macd(close ,12 ,26 ,9) //MACDの各計算値を描画する plot(macdLine ,color=color.blue) plot(signalLine ,color=color.orange) plot(histLine ,color=color.red...
今日はRSIです。 組み込みの関数が用意されているものは、 ほとんどのものが2行で描画できちゃうと思います。 簡単ですね。 ===== //@version=3 study( "2行でRSIを表示する" ) plot( rsi( close ,20 ) ) =====
一般的なテクニカル指標は、専用の関数が用意されています。 そういう指標はだいたい2行で出力できますね。 ===== //@version=3 study( "2行でストキャスを表示する" ) plot( stoch( close ,high ,low ,20 ) ) =====
これを知っていると資金管理に使えたりします。 Pine講座⑪の「ATR」に少し手を加えることで、 1000本遡った「ATRの均衡点」を表示することが出来ます。 つまり、 1000本過去からのATRの「最高値と最安値の中間」のことです。 Pineスクリプトが使えると、 こういうニッチな計算値も簡単に表示することができます。 ===== //@version=3 study( "1000本遡ったATRの均衡点を表示する" ) // ATRを算出 atr = ema( tr ,20 ) //算出したATRをもとに、1000本の最高値と最安値を算出 atr_h = highest( atr ,1000 ) atr_l = lowest( atr ,1000 ) //最高値と最安値の中間点を算出 atr_m =...
Pineスクリプトはオシレーター系の指標の描画も簡単です。 ほとんどの指標を2行で出力できると思います。 今日はATR。 ===== //@version=3 study( "2行でATRを表示する" ) plot( ema( tr ,20 ) ) ===== Pineスクリプトでは、「tr」という独自変数があります。 これは、close、openなどと同じようにtr(True Range)を取得することができる変数です。 atr( ) という関数も用意されていますが、 EMA(指数平滑移動平均)のATRが欲しいので ema( tr ,20 ) として算出しています。
チャートに重ねるインジケーターは、今回で最後にしようと思います! 次回からはオシレーター系を連載していきます!! 最後のトレンド系インジケーターは 「GMMA」 TradingViewなら、 簡単にプログラムを組むことができます^^ ========== //@version=3 study( "GMMA を表示する" ,overlay=true ) // plot( ) と ema( ) の2つの関数を組み合わせる plot( ema( close , 3 ) ,color=green ,title="short1" ) plot( ema( close , 5 ) ,color=green ,title="short2" ) plot( ema( close , 8 ) ,color=green...
昨日のプログラムに2行追加するだけで、 ブレイクを表示することができるようになります。 今日は追加部分だけ解説を入れますね。 ========== //@version=3 study( "ハイローバンドとプレイクを表示する" ,overlay=true ) length = input( 20 ,title="計算する期間" ) highest = highest( high ,length ) lowest = lowest( low ,length ) middle = ( highest + lowest ) / 2 plot( middle ,offset=1 ,color=red ) p1 = plot( highest ,offset=1 ) p2 = plot( lowest ,offset=1...
Pineスクリプトには、期間中の最高値や最安値を取得する関数も用意されています。 highest( high ,20 ) → 過去20本の最高値を取得 lowest( low ,20 ) → 過去20本の最安値を取得 この中間点を求めたのが、一目均衡表の均衡点ですね! ===== //Pineのバージョンとインジケーターの宣言 //@version=3 study( "ハイローバンドを表示する" ,overlay=true ) //設定項目を指定し、その初期値を変数に格納 length = input( 20 ,title="計算する期間" ) //変数 length に格納されている期間中の最高値 highest = highest( high ,length ) //最安値と中間 lowest =...
Pineスクリプトでは、移動平均を求める関数がいくつか用意されています。 sma( )、ema( )、alma( )、wma( )、swma( )、vwma( )、rma( ) などです。 テクニカル指標は「複雑な計算をすれば良い」というものではありません。 むしろ、一目均衡表の均衡点(半値)、移動平均線の平均値など、シンプルな指標の方が良いと考えています。 それぞれの使い方は、公式のドキュメントにお願いするとして、ここでは、個人的に好きな vwma( ) の使い方を解説してみようと思います。 vwma( )...
今日はエンベロープを表示してみます。 数値は足種や銘柄に応じて調整をする必要があります。 ===== //@version=3 study( "エンベロープを表示する" ,overlay=true ) price = input( close ,title="EMAの対象" ) length = input( 20 ,title="EMAの期間" ) ema = ema( price ,length ) plot( ema + ema * 0.04 ,linewidth=2 ) plot( ema + ema * 0.03 ) plot( ema + ema * 0.025 ,transp=75 ) plot( ema + ema * 0.02 ) plot( ema + ema * 0.015...
やることが増えるごとにコードの行数も増えます。 追加したのはEMAの間を塗りつぶす機能。 EMAのクロスで塗りつぶす色を切り替えます。 ===== //@version=3 study( "EMAの間を塗りつぶす" ,overlay=true ) price = input( close ,title="EMAの対象" ) length1 = input( 5 ,title="EMA1の期間" ) length2 = input( 20 ,title="EMA2の期間" ) length3 = input( 40 ,title="EMA3の期間" ) // 変更点① ema1 = ema( price ,length1 ) ema2 = ema( price ,length2 ) ema3 = ema(...
日経225 日足チャート 相場はトレンド相場ともみ合い相場が合わさって波動が出来ています。 そして、多くの投資家が陥るケースがあります。 それは、もみ合い相場やレンジ相場を気付かづにトレードして上手くいかないケースです。 綺麗なトレンド相場を探して、その銘柄が調整局面入りしてからエントリーするもそこからは調整局面入りしているので上手くいかない。 そういった経験をされたことがある方も多いのではないでしょうか。 「私が買うと下がる。」「売りと上がる」ありませんか? そこで、もみ合い相場を見抜き、そのもみ合い相場が終わるところを狙うのがトレンド相場を獲ることがポイントとなりますね。 もみ合い相場を見抜く方法は、トレンドラインを引くことでも探せますが、 実は、一目均衡表もトレンド相場ともみ合い相場を見分けるのに適しているの...
さてこの間18pipsで損切りを敢行したユーロポンドですが、やはり上がってきました。 損切りの理由は 前回の記事 で書いた日足中期MAの実体抜けです。 なので相場で長く生き残って行くには 「間違いを認める能力」 というのが非常に大切になってきます。自分の手法で少しでも違った結果が出ているのならまずすべきは「間違いを認めること」 つまり 「間違いを素直に受け入れること」 なのです。 それを有耶無耶にしいつまでも「ごめんなさい」が出来ないと相場はすぐに殺しにきます。 なので自分の間違いを認める能力を今一度確認してみること。 自分のトレード手法のリスクリワードを見直してみること。 これはすごく大切なことですので、どこかの誰かのヒントになることを願っております。
ドル円 日足チャート チャネルラインを上抜けていたドル円ですが、チャネルラインのレジスタンスライン(抵抗線)が サポートライン(支持線)にかわる「サポレジ転換」を起こして切り返しています。(チャートに赤丸を付けているところです) トレンドラインやチャネルラインを引き続けていると、サポレジ転換が頻繁に起きているということがよく分かりますね。 そこから価格が切り返していますが、現在の価格が直近の高値と安値の間で推移している場合、その直近の高値と安値に水平線を引きます。 その水平線とトレンドラインによって、それまで隠れていたトライアングルが浮かび上がってきます。 そのトライアングルの上下どちらに抜けてくるのかが目先の最大の焦点となりますね。 直近の動きを見ると、6月25日が一番底として7月18日が二番底となるのであれば、ト...
SPXUSD 米国株式指数S&P...
四角で囲んであるところは、値動きの小さい、レンジ相場と考えられる箇所です。 そこでは、損失が出てしまいやすいので、エントリーをしないように心がけています。 レンジ相場の後の新しいエントリーのポイントは、 レンジ相場の上限(高値)を更新したり、 レンジ相場の下限(安値)を更新したタイミングです。 今回のチャートでは、右端の矢印マークのあるところです。 しかし、新しくトレンドが発生ることを 約束したことではないので、損失が出てしまうこともあることは理解する必要があります。 あくまで、新しいエントリーのポイントの候補であり、 そこで確実に利益が出るということではありません。