WTI先物の出来高プロファイル分析(4月12日)
今日は4月12日(日)。
2月末に戦闘が始まった中東情勢は、現在も落ち着きどころを探る状況が続いています。
その影響もあり、WTI先物市場はボラティリティが拡大し、上下に大きく振れる展開が継続しています。
3月末からコミュニティサイトでもWTIの出来高分析を投稿していますが、
TradingViewには様々な出来高プロファイル指標が用意されています。
これまでに、
・セッション出来高プロファイル(1日ベース)
・周期的出来高プロファイル(週など任意期間)
を見てきましたが、もう一つ有効な指標があります。
それが、 固定期間出来高プロファイル です。
固定期間出来高プロファイルは、自分で任意の期間を指定し、
その区間の出来高分布を可視化できるツールです。
今回はこの機能を使い、
戦闘開始直後の3月初めから先週末までの出来高プロファイルを表示しています。
チャートはWTI先物の4時間足です。
この期間全体の構造を見ることで、
現在のマーケットの“バランスゾーン”が明確になります。
・POC(取引の中心)=94.20
現在価格はこの近辺で推移しており、
市場参加者の“落ち着きどころ”がこの水準にあると考えられます。
現時点で大きな外部環境の変化がない限り、
この水準を軸としたレンジ推移が基本シナリオです。
・上方向:111.75付近
外部環境が再び悪化し、上値を試す展開となった場合の
最初のレジスタンス。
・下方向:76.25付近
逆にリスク後退などで下押しした場合の
主要なサポート候補。
つまり、現在のWTIは
94.20を中心としたバランス状態にあり、
ここから上下にブレる場合は、
出来高構造に沿って111.75 / 76.25をターゲットに
価格が推移する可能性が高いと考えられます。
ニュースに目を奪われがちな局面ですが、出来高プロファイルを見ることで、マーケットの“本当の重心”を把握することができます。
詳細なトレードアイデア
WTI先物の出来高プロファイル検証(4月3日)
今日は4月3日 午前11時頃のWTI先物(1時間足)。
3月31日の投稿後、どうなったかを出来高プロファイルで見直します。
今回のチャートでは、前回の週単位の周期的出来高プロファイルに加え、
**セッション出来高プロファイル(=1日単位)**も表示しています。
つまり、
・週単位=“週足ベースの出来高構造”
・セッション=“日足ベースの出来高構造”
を同時に見ているイメージです。
そして最も重要なのが、前回も取り上げたネイキッドPOCライン。
週ベースは茶色、日ベースは紺色で示しています。
4月1日は中東情勢への期待・楽観的な見方、
4月2日はトランプ大統領の演説による失望を背景に、
相場は上下に振れる展開となりました。
しかし、出来高プロファイルで見ると、
こうした外部要因に振り回されるのではなく、
内部構造(出来高)に沿った値動きになっていることが分かります。
実際に、4月1日の下落局面では
・前回示した98.35付近の出来高帯(青の領域)
・日足ベースのネイキッドPOC(97.90)
がしっかり機能し、反発(矢印箇所)。
現在は、3月9日の高値に向けて
アップトレンド継続中と判断できます。
つまり、ニュースに反応しているように見える相場も、
実際には出来高という構造の中で動いているとも考えられます。
出来高の構造を見ることで、
ニュースに右往左往することなく、
客観的な判断ができるようになるのです。
WTI先物の出来高プロファイル分析(3月31日)
チャートには周期的出来高プロファイルを表示しています。
トレーディングビューには様々な出来高プロファイルがありますが、
この機能は「週・日(1セッション)・4時間・1時間・15分・5分」など、
任意の周期で出来高分布を可視化できるため、非常に実用的です。
今回のチャートはWTI先物の1時間足(3月31日 日本時間11時30分頃)。
1時間足に対して、週単位の出来高プロファイルを表示しています。
黄色のボックスは週ごとの区切りで、構造が視覚的に把握しやすくなります。
赤い領域はバリューエリア(出来高の70%が集中した価格帯)。
右に伸びる水平線はネイキッドPOCラインです。
ネイキッドPOCとは、
その期間で最も出来高が集中した価格(POC)が、その後まだ一度も再テストされていない水準を指します。
市場参加者のコストが集中しているため、将来的に強いサポート/レジスタンスとして機能しやすい重要ラインです。
現在のWTIは、先週高値をすでに上抜け、
3月9日の高値(118.76)に向けて上昇中。
現価格帯の上には目立った出来高の壁がなく、
上方向に動きやすい環境と言えます。
一方で下値は、
・98.35付近(青の領域):直近の厚い出来高帯(第一サポート)
・90.20付近(茶色のライン):ネイキッドPOCライン(強い支持候補)
出来高プロファイルを使うことで、
感覚ではなく構造ベースでマーケットを客観的に把握することが可能になります。
ユーちぇる監督のチャート分析【米・イスラエルvsイラン】
地政学リスクによるチャートへの影響と
今後のシナリオを徹底解説
■ 発端と現状
事の発端はイスラエルによる攻撃
イランのトップであるハメネイ氏が死亡したとのこと
→イラン側も報道してる
イランは世界の原油の約20%が
通過する「ホルムズ海峡」の封鎖を示唆
日本の海運会社も安全第一で
周辺海域での待機を余儀なくされる事態になってる
■ ホルムズ海峡封鎖の現実味と「一番のバロメーター」
仮に封鎖されれば原油価格は急騰するが、
イラン自身も産油国であり中国へ輸出を行っている
封鎖は自らの外貨獲得手段を絶つことになり、
自らの首を絞める行為でもある
そのため、実際に封鎖される可能性は低いと見る
今後の事態を見極める一番のバロメーターは
「株ではなく原油」
原油の価格上昇が落ち着いてくれば、
ドンパチも落ち着いてきていると判断できる
※チャートは原油先物の日足
■ メインシナリオ→短期リスクオフからの早期収束
過去のウクライナ・ロシア戦争の歴史を見ても
地政学リスクによる株の下落は賞味期限が短く、
長続きしづらいのが特徴
週明けは
円・ドル・スイスフランなどの安全通貨が買われ、
株が下がる「リスクオフ」が予想されるが、
短期で収束に向かうのがメインシナリオ
また、リスク通貨である豪ドルも
株安に連れて下がる可能性があるが、
オセアニアのファンダメンタルズ(インフレによる利上げ)に
中東情勢は直接影響しないため、
豪ドルが下がったところはテクニカルも合わせつつ
チャンスを狙っていける局面になる
■ サブシナリオ①→リスクオフが継続した場合
万が一紛争が長引き株が下がり続けた場合、
11月に中間選挙を控えるトランプ大統領が黙っていない
大統領にとって株価は通信簿のようなもの
原油高によるインフレが進めば支持率も低下
そのため、リスクオフが継続しそうになれば
最後にはトランプ氏が火消しに動く(TACO)可能性が高いと見る
■ サブシナリオ②→原油高が継続した場合
原油高が長引いた場合、
日本のような中東へのエネルギー依存度が
高い国はダイレクトに影響を受ける
原油の取引は基本的に
ドルで行われるため(ペトロダラー)、
高くなった原油を買うために
「円を売ってドルを調達する」動きが増えrる
これにより、
より一層の「ドル高円安」が
進む展開を警戒する必要がある
インフレ懸念による米国の利下げ観測後退もドル高要因
■ マニアックな視点と現在の相場状況
過去のウクライナ有事では、
紛争地に近いユーロが売られ、
地理的に遠く安全なオセアニア通貨(豪ドルなど)が
買われる局地的な動きがあった
今回もこうした動きが出るかは一つのポイント
なお、日曜夜時点でのサンデーダウや
サンデーナスダックの下落幅は1%程度に留まっており
ビットコインの下げも限定的
現時点では
市場はそこまで強い悲観やパニックには
陥っていないと推測できる
週明けの値動きには注意しよう💪🏾
そんな感じです
WTI原油先物:EIA在庫減とMACDヒストグラムの逆行が上昇転換を予感させるjp.tradingview.com
ここまで下落しているWTI原油先物だが、昨晩、反発した。
MACDヒストグラムが底をつけて徐々に安値を切り上げてきており、価格の下落と逆行している。しかし、下降トレンド中なので、この反発は絶好の売りシグナルと思える。
限月間の価格差に注目すると、第1限月の価格が大きく上昇し、第2限月の価格との差が拡大した。米国エネルギー省(EIA)は昨晩、アメリカの原油在庫が予想を上回る減少だったと発表した。本来、原油の在庫が減少すると、原油価格は上昇する傾向がある。しかし、ここしばらくは在庫データでは原油先物相場は動いていない。ところが、EIAの発表後、WTI原油先物の第1限月が買われた。
需給状況から、今回の反発は単なるリバウンドではなく、下降トレンドから転換する可能性を示唆している。
植物油市場が巨大な原油市場の先行指標にjp.tradingview.com
大豆油などの植物油は、WTI原油やその精製品の先行価格指標となっています。大豆油の市場規模は原油市場の約1/25で、原油相場が植物油の価格に連動するとは信じがたいです。
この一年を振り返ってみると、2023年5月30日、大豆油は50%を超える上昇を始め、7月24日にピークをつけました。原油は6月24日から9月27日まで約40%上昇し、大豆油の上昇に約2カ月遅れました。大豆油価格は2023年8月から9月にかけて急落し始め、イスラエルとハマスの間で戦争が勃発したにもかかわらず、9月下旬から2024年秋まで続いた原油価格の下落を先取りしました。
大豆油価格が原油価格をリードしているとすれば、問題はその理由です。大豆油はバイオディーゼルとしての利用が拡大しているため、その価格は原油の需給動向の変化に敏感に反応する可能性があります。
これは私見ですが、市場の中心にいるのは世界最大の石油精製会社で、彼らは近い将来、原油と精製製品の供給が過剰になるか不足するかを判断する上で、他のどの会社よりも有利な立場にいます。精製製品の需要に対して原油供給が不足すると感じれば、バイオ燃料で原油供給を補うでしょう。大豆市場は原油市場の約25分の1の規模なので、その後の原油価格の動きに先行して上昇したように見えます。
もちろん、先行指標通りに原油相場が動くとは限りません。このパターンがいつまで続くかはわかりません。
CL(オイル)目標地点86.6ドルとして取れるリスク幅はどれくらいか許容リスクを算出するにあたり大事な項目は2つ。
許容リスクと想定リターン(PF)
勝率
・想定リターンは今回日足の前回大きな高値に設定しました。
高値のどの部分まで狙うかは微調整できるとおもいます。
・勝率は今まで取った記録から本人はご存じだと思います。
今回は勝率50%として考えていきたいと思います。
勝率50%でも勝てるPFは1.0(許容リスクに対する想定リターンは同じ)となります。
想定到達点86.6ドル、現在価格80.0から6.6ドルの上昇を見込んでます。
PF1.0想定なのでとれるリスクは同じく6.6ドルなので現在価格から6.6ドル引いた価格である73.4ドルに損切ラインを引けばよいということになります。
WTI原油先物(CFD)のトレードにおけるサヤの重要性jp.tradingview.com
WTI原油先物(CFD)をトレードする際、絶対に注目すべき指標は限月別価格差(サヤ)です。サヤは、期近物と期先物の価格差を表し、需給関係によって変化します。
サヤの動きと需給関係
需要が供給を上回ると、期近物が期先よりも高くなり、バックワーデーションとなります。これは、市場参加者が近い将来の原油需要増加を予想していることを示します。
逆の場合、期先物が期近物よりも高くなり、コンタンゴとなります。これは、市場参加者が近い将来の供給過剰を懸念していることを示します。
WTI原油先物市場の現状と展望
ここ最近のWTI原油先物市場は横ばいに推移していますが、サヤは大きく変化していました。
少し前に逆ザヤになり、原油の需要は高くなってきています。
今後、原油のニーズは高いと考えられ、WTI原油先物市場は上昇を続ける可能性があります。
ロールオーバー時の注意点
WTI原油先物のベンチマークは毎月ロールするため、ロールオーバー直前は第2限月と第3限月の先物価格を比較する必要があります。ロールする前は、第1限月と第2限月の先物価格差に注目します。
カナダドルと原油:不一致
カナダドルと原油価格は、一般的に正の相関関係にあります。つまり、原油価格が上昇するとカナダドルも上昇し、原油価格が下落するとカナダドルも下落する傾向があります。
カナダは世界第4位の産油国であり、原油輸出がGDPの約10%を占めています。そのため、原油価格の上昇はカナダの貿易収支を改善し、カナダドルの価値を高めることになります。逆に、原油価格の下落はカナダの貿易収支を悪化させ、カナダドルの価値を下げることになります。
具体的には、原油価格が上昇すると、カナダの原油輸出額が増加します。これにより、カナダの貿易収支は黒字となり、カナダドルの需要が増加します。その結果、カナダドルの価値が上昇することになります。
一方、原油価格が下落すると、カナダの原油輸出額が減少します。これにより、カナダの貿易収支は赤字となり、カナダドルの需要が減少します。その結果、カナダドルの価値が下落することになります。
ただし、カナダドルと原油価格の関係は必ずしも単純ではありません。他の要因によって、この関係が変化することもあります。この点で興味深いのは、両者の意見が食い違う場合、その行き先について「正しい」のはたいていカナダドルだということです。 というのも、原油は7月上旬以来60ドル台から上昇し、現在は1バレル90ドルを超えています。
不一致のいずれにおいても、原油価格の方向性に耳を傾けるよりも、カナダドルのメッセージに耳を傾けた方が良さそうです。
この傾向が続くとすれば、原油相場はこの先、少なくとも多少の調整の売りに押されることになるでしょう。もちろん、このルールが機能しない時が来るかもしれません。
原油は買いか。
OPEC新事務局長、石油需給の年内ひっ迫を警告-消費減速は誇張
中国を中心に原油需要は底堅いことが指摘されおり、需要は今後も伸びていくとされています。
とすると、下がってきた今は絶好の買い場のようにもみえますが・・・。
WTIの先物では買い方が苦労している様子が推察されます。
特に、3月、6月の高値をトップとするダブルトップを描きそうなところは気になるところです。
『マーケットのテクニカル百科』(ジョン・マギーら)によると、ダブルトップの成立の目安は
①、2つの天井があること。→3月、6月の高値:有
②、2つの天井の間にある程度の期間があること。→3か月程度あり。
③、天井と谷の価格差がある程度あること→25~28パーセントあり。
④、2番目天井が決定的な値幅で1番目の天井をうわまわることができていない。→そもそも、2番天井の方が低い。
⑤、出来高が2番目天井よりも1番目天井の方が多い。
→3月高値の方が出来高が多い。ネットボリュームをみても、3月の方が活況に満ちていたことがわかる。
⑥、谷の支持線を下抜かれる。→→現在の攻防
もし、買い方が95ドル付近を上回らせることができないとなると、買い方にとりさらに弱気な材料が増えることになります。
ちなみに、下放れた場合の価格目標値。
同書では下放れた場合には、谷からの上昇幅と同じ程度。
とすると、60~65ドルが下限の目標値となります。
もとより、ダブルボトムになっていくかはこれからであり、別の価格攻防を描いていく可能性も十分にあります。
原油は現在の相場ではFRBや大統領・民主党がインフレと関連付けて注視していて、
投資家・トレーダーとしても値動きに注意していく必要がありそうです。
【米CPI】その時どう動くかさあ、今夜21:30は世界的に大注目の米CPIの発表ですね。
予想の8.8%より上に振れたら、今回のベア相場の総仕上げの下げが起きそうですが、逆に、ここまで世界が注目していれば「知ったらしまい」で反発しそうな気もします(笑)
とにかく、21:30〜22:00の30分間は超絶稼ぎやすい時間帯ですのでアラームかけておかないとですね。
■発表後どう動く
自分自身への備忘のためにも、米CPI発表後の動きはあらかじめ決めておきたいと思います。
①予想8.8%→結果8.8%だった場合
:特に大きな方向性は生まれないと思うので、見(けん)で、どっちかに方向性が生まれたら小ロットだけS&P先物あたりをエントリーする感じですかね。
②予想8.8%→結果9.0%だった場合
:速攻でドル/円ロング、S&P先物あたりをショート!ショート!ショート!でしょうね。
その熱が冷めたあたり(1分足のMACDが反転したあたり)で利確で、月収以上は稼げるでしょう。
③予想8.8%→結果8.6%だった場合
:問題はこれですよね。
こっちが来たときどう動くかまで想定しておかないとアタフタすると思います。
②の逆だから、ドル/円ショート、S&P先物ロングか?と思うけど、なんかセンスないし、8.6%だからと言ってわかりやすく上に行くとは思えない。
同じく金ロングもピンとこない。
そこで、全指数のチャートを分析してみると、コモディティ総崩れの中で一目均衡表が非常に盤石な銘柄がある。
WTI原油。
ローソク足だけ見ると、他のコモディティ同様に暴落しているように見えるが、一目均衡表で見るとただ一人手堅い。
何より、基準線が堅い。
8.6%になった場合、最も敏感に上方向に放れるように見える。
というわけで、③のケースはWTI原油をロング!ロング!ロング!でいこうと思います。
以上です。






















