ゴールドと債券利回り・ドルインデックスの関係昨年の後半からゴールドの上昇が一服しています。
一方で、その過程でアメリカの債券利回りは上昇してきていました。
そこで、ゴールドとアメリカの10年債利回りとの関係を改めて見てみました。
また、ドルが強くなるとゴールドが下がる、みたいな話もよく聞くので、ゴールドとドルインデックスの関係も見てみました。
チャートは上がアメリカ10年債利回りとゴールド、下がドルインデックスとゴールドの関係になります。
それぞれオレンジ色の線がゴールドです。
チャートを見ると、
・10年債利回りとゴールドは反対に動いている
・ドルインデックスとゴールドは、そこまで関係がなさそう。ただし、短い期間で見ると反対に動いている
ことが分かりました。
以上より、ゴールドをトレードする際は、ドルインデックスよりも債券利回りに注意しトレードしたいと思います。
特に10年債利回りは1.2の節目を超えてきているの注目したいです。
OANDA:XAUUSD
TVC:US10Y
TVC:DXY
US10Yのトレードアイデア
2021年相場を読み解く~米10年債利回り~(US10Y)米10年債利回り 月足
米国の10年債利回りの月足チャートを見るケースは少ないのではないでしょうか。
米国の利回りは何十年以上下がり続けていますね。
2016年に安値を付けた後の動きを見ていて、もしかしたら底打ちしたかと思っていましたが更に安値を更新しました。
2020年の3月に安値を付けてから少しだけ切り返しています。
ここから、金利が上昇する時代に変わるのか、それとも、金利が下がり続ける流れが続くのかに注目しています。
2本の水平線を引いていますが、このどちらに抜けるかによって方向性は見えてきます。
金利がマイナス金利が常態化するようであれば、まだまだ下がるかもしれません。
だたし、マイナス金利というのは現実的ではありません。
お金を貸した人よりも借りた人が金利をもらえるというのは、長く続くものではありません。
どこかで下がり続ける金利が上昇する時代に移行すると考えています。
もしかすると、2020年3月が大局の大底になるかもしれません。
そうなると、マーケットの流れが大きく変わるかもしれません。
2021年相場の米10年債利回りのチャートにも大注目しています。
皆さんも、金利の動向に注目していきましょう。
US10Y:モデルナ社のワクチン効果95%発表で再び長期金利が上昇US10Y(米国債10年利回り)
モデルナ社の発表があり、ファイザー社の発表のときのように、金利が上昇している。ドルインデックスも上昇。
同社は、今後の試験で安全性が確かめられれば米食品医薬品局(FDA)に緊急使用許可(EUA)を申請する見込み。
発表資料によると、モデルナは数週間内に申請する可能性がある。
ファイザー社が発表したワクチン効果90%よりも高い、モデルナ社の95%以上の発表だが、市場は落ち着いている様子にみえる。
FDAの承認が出たわけでもない(あくまでも自社発表)
もしもFDAで承認されなければ、新型コロナワクチンの期待が崩れ、暴落の可能性もある。
安易な飛びつきは避けたい。
動かないからこそ、たまには覗いてあげましょう(US10Y) 米10年債利回り 日足
アメリカはゼロ金利政策を2022年まで継続するということです。
本来は景気によって金利は自由に決定されるべきものですが、今はコロナ禍にありFRB(米連邦準備制度理事会)が金利を抑えています。
よって、米10年債利回りの動きも抑えられているような動きになっています。
半年以上も動きのない展開を続けているわけですから、興味もなくなり、話題性も低くなっています。
昔は金利の上下で為替や株価へ強い影響を与えていましたが、現在は株式やFXのニュースを見ても金利の話は殆ど出てこなくなりました。
理由はシンプルで、動きが無くなったからです。厳密にいえば無くなったのではなく動きが小さくなったからですね。
相場はボラティリティ(変動率)が高い銘柄に注目が集まります。
米10年債利回りの動きが小さいからといって、ほったらかしにしていてはいけません。
時々チャートを見ていくようにしましょう。
小さな変化が大きな変化に変わってくるところが出てくるかもしれません。
マーケットにおいて人気というのは循環していきます。
人気の後追いをするのではなく、人気の推移を予測できるようになりたいですね。
米10年債利回りとドルインデックス(US10Y)米10年債利回り 日足
青色の折れ線グラフはドルインデックスになります。
為替と金利の関係を確認していきましょう。
一般的には、その国の金利が上昇するとその国の通貨は買われやすくなります。
なぜなら、二つの国の通貨があり、一つは金利が3%、もう一つは1%とするならば、3%の金利の国の通貨にお金が集まりやすくなるからです。(*新興国通貨は別)
だからこそ、FX(為替)を取引する方は、金利の動向をチェックしておく必要があります。
直近の動きを見ると、8月くらいまでは、米10年債利回りもドルインデックスも下がっていました。
そこからは、ドルインデックスが下がり続けていますが、米10年債利回りが切り返してきました。
さて、ここからドルインデックスに動きに変化が出てくるのかどうかに注目していきましょう。
このように、同じように動いていた銘柄が、違う動きを見せるときに変化が起きることがあります。
マーケットの全体像を見ながら、幾つかの銘柄を比較して変化の兆しを探していきましょう。
イールドカーブ ~長短金利差~(US10Y-US03MY)米10年債利回りー米3カ月債利回り
国債利回りの動きを見ることで景気の動向を判断することもできます。
一般的には10年債の利回りを見ることが多いのですが、
状況によっては、長期の利回りと短期の利回りの金利差をみることで、マーケットの状況のヒントを探すこともできます。
今回は米国債の利回りを見ていますが、国債利回りの動きを見ることで景気の動向を判断することもできます。
一般的には10年債の利回りを見ることが多いのですが、
状況によっては、長期の利回りと短期の利回りの金利差をみることで、マーケットの状況のヒントを探すこともできます。
今回は米国債の利回りを見ていますが、10年債利回りから3カ月債利回りを引くことで、金利差を見ることができます。
TradingViewはそういった演算機能も使えるので便利ですね。
まず、基本的なことの確認ですが、金利は期間が長い方が高くなる傾向があります。
その金利差が縮小する時期は景気後退懸念が高まっています。
そういう意味では、昨年まで縮小していた金利差が再び拡大しています。
金利差という局面から見ると、マーケットへの懸念が小さくなってきているのかもしれません。
小さな変化に気づくためにラインを引きましょう。~トライアングル~(US10Y)米国債10年利回り 日足
コロナショックで国債の利回りは大きく下落し過去最低を更新し未知への世界に突入しました。
そこからは、2カ月ほど膠着状態となっていました。
そして、トライアングルを形成していました。
どちらに抜けるかに注目していましたが、上放れてきました。
一先ず小さな変化です。
コロナショックの時に上下に振れた高値と安値のところに水平線を引きました。
まだ、その高値、安値共に更新されていませんので、大きな変化にはなっていませんが、大きな変化を待っていてはチャンスを逃してしまいます。
小さな変化の時に仕掛けて、それが大きな変化に繋がった時にはチャンスをゲット出来る状態にしたいものです。
普段からラインを引いていると、ラインを引かなくても、ここがトライアングルになっているとか、フラッグ(四角形)になっているというのが浮かんできます。
皆さんもラインを沢山引きながらチャートの変化を気付いていきましょう。