〈昨日の振り返り〉 為替市場は3大マーケットを通じてアメリカドル全面安で円がロンドンタイムから買われており、ニューヨークタイムでも引き続き買われて引けております。 米国株式市場は3指数下落しており、ダウが一番下落しております。ファーストリパブリック銀行株が30%超下落してるなどが背景にあると思います。 米国債券市場は上昇しており、金融システム不安がまだまだ拭えておらず、その不安感で債券が買われてるのだろうと思います 〈ファンダメンタルズ〉 23:00から発表されたミシガン大学消費者物価指数速報値が予想67に対して63.4となりました 〈今日の重要な経済指標〉 本日3/20は特に重要な経済指標はないのですが、今週は3/22にFOMCと3/23にBOEの政策金利発表が控えております。FOMC・BOEどちらも予想利上げ幅は...
〈昨日の振り返り〉 為替市場はECBでボラティリティが生まれるかと思ってましたが、ボラティリティが生まれず横ばいでした。 米国株式市場は3指数とも上昇して、米国債券市場は売られリスクオンの動きになりました。 〈ファンダメンタルズ〉 昨日ECB政策金利が発表されましたが、0.5%利上げと予想通りでした。クレディスイスの経営不安があったので0.5%利上げはないのではとあったのですが、スイス中央銀行による500億フランの資金供給を行ったので、それを後ろ盾として利上げをしたのかと思います。その後らガルド総裁の会見では次回の利上げは決まっておらずデータ次第という発言を強調してました。今回のECBはあまりボラティリティが生まれず無風通過かと思います。 ニューヨークタイムではアメリカのファーストリパブリック銀行の破綻危機が浮上してまし...
〈昨日の振り返り〉 為替市場はロンドンタイムからスイスフランとユーロが一番売らてリスクオフの円買いでした。クレディスイスの経営不安の報道によるものだと思います アメリカ株もクレディスイスによる金融システム不安から売られてましたが、スイス当局が「必要ならCSに流動性を供給する」と表明すると下落が和らぎました アメリカの債券市場は金融システム不安から、安全資産である債券に買いが集まって上昇しました。 〈ファンダメンタルズ〉 昨日急に飛んできた『クレディS筆頭株主が追加支援否定』報道により、欧州通貨・欧州株・アメリカ株が下落しました。『クレディS筆頭株主が追加支援否定』でクレディスイスの経営危機が発覚してクレディスイス株も下がっております。 〈今日の重要な経済指標〉 今日はECB政策金利発表が予定されております。予想は0.5%...
〈昨日の振り返り〉 為替市場は東京タイムとロンドンタイムはドル高・オセアニア通貨安のリスクオフでしたが、ニューヨークタイムに入ってからオセアニア通貨高カナダドル高のリスクオンになりました。円はロンドンタイムから終始売られました。 米国株式市場は3指数共3営業日ぶりに陽線で終えて、米国債券市場は3営業日ぶりに陰線で終えております。銀行株に関しても買い戻しも起こっております 〈ファンダメンタルズ〉 21:30からアメリカ消費者物価指数が発表されました。結果はCPIコア指数前月比以外は予想と一致して、CPIコア指数前月比は予想より0.1%より高い結果となりました 〈今日の重要な経済指標〉 今日は21:30からアメリカ卸売物価指数・アメリカ2月小売売上高・3月ニューヨーク連銀製造業景況指数が発表されます 〈今日のトレー...
〈昨日の振り返り〉 為替市場アメリカドルは東京タイムから終日売られてました。東京タイムとロンドンタイムではスイスフラン高・円高で推移してましたがニューヨークタイムではオセアニア通貨高となりました 米国株式市場は3営業日連続下落してますが、米国債券市場はアメリカ株とは逆で3営業日上昇しております 〈ファンダメンタルズ〉 先週末に飛んできたシリコンバレー銀行破綻に続き、昨日はシグネチャー銀行が破綻しました。これはここ数年の中でコロナショック到来に次ぐネガティブサプライズではないかと思います。アメリカバイデン大統領やFRBからは顧客の資金は全額保証すると沈静化する発言が相次いで飛び出しました 〈今日のトレード戦略〉 今回のシリコンバレー銀行とシグネチャー銀行の破綻の要因としてはこれらの銀行が債券を購入しすぎてたのもあり...
〈昨日の振り返り〉 為替市場はニューヨークタイムまでは円安でしたが、米雇用統計発表後はドル安・円高になり引けました。 米国株式市場は3指数共に下落しており、2日連続の下落となっております。 米国債券市場は上昇しており、特に10年国債は1.49%の上昇となっております。 〈ファンダメンタルズ〉 22:30から米雇用統計が発表されましたが、結果は予想値とあまり差異がない結果となりました。なのにもかかわらず米国株式市場が2日連続で下落してるのは米シリコンバレー銀行破綻による物であるのは間違いないと思います。イエレン米財務長官は米シリコンバレー銀行破綻について「効果的なツール」が規制当局にはあると発言をしております。 〈今日の重要な経済指標〉 3/13は特に重要な経済指標はないです。 〈今日のトレード戦略〉 米シリコンバ...
〈昨日の振り返り〉 為替市場はスイスフラン高・円高で推移しました。久しぶりにリスクオフのフラン高・円高になりました。おそらく円高は円売りの巻き戻しの可能性があります。 米国株式市場は3指数共に下落しており、ナスダックが2.06%と2%超の下落となりました。S&P500指数は1.85%、ダウ平均は1.66%下落しております。 米国債券市場は0.09%と小幅な上昇で終えております 〈ファンダメンタルズ〉 米シリコンバレーを中心に事業を展開する銀行持ち株会社SVBファイナンシャル・グループの株価が急落という報道が出ました。これによりアメリカの銀行が不況になっているという意味なのかもしれません。銀行は金貸し業であるのですが、銀行が不況になると企業への融資をしなくなるため、景気は一気に後退するかもしれません。 今日日銀政策決定会合...
〈昨日の振り返り〉 為替市場はカナダドルは独歩安になりカナダドル以外は横ばいで推移して終えました。カナダ中銀の利上げ停止によるものでしょう。米国株式市場と米国債券市場は小幅な下落で終えております 〈ファンダメンタルズ〉 24:00からカナダ中銀政策金利発表があり、金利は据え置きとなりました。今各国は日本を除いて金利を利上げしてるのですが、カナダ中銀が一番乗りで金利据え置きとなりました。カナダ中銀の政策金利発表後カナダドルが売られました。 同時刻にパウエル議長の議会証言2日目が行われました。昨日とはニュアンスが変わっており、次回のFOMCで利上げをするとは決まってないとか、データ次第といったアメリカの利上げで加熱してるマーケットを冷やすような発言となりました。おかげでドルは乱高下することなく引けております。 〈今日の...
〈昨日の振り返り〉 為替市場はアメリカドルが独歩高でした。米国株式市場は3指数共に1%幅以上下落しましたが米国債券市場は0.15%幅下げて終えております 昨日のパウエル議長発言が引き金になったのは明白でしょう 〈ファンダメンタルズ〉 オーストラリア中銀(RBA)の政策金利発表があり、政策金利は3.35%から3.6%となりました。その後のRBAの声明で「インフレ率は今年から来年にかけて低下し、2025年半ばには3%程度なると予想」などのハト派な内容を受けて豪ドルが単独で売られました。 24:00からパウエル議長の議会証言がありましたが、インフレが緩やかになったディスインフレというワードは一切飛び出ず、「新たなデータにより、最終的な金利水準は従来の予想よりも高くなる可能性が高いことが示唆された」や「正当化されれば利上げを加速...
〈昨日の振り返り〉 昨日は為替市場・米国債券市場・米国株式市場共に小幅な値動きでした。パウエル議長の議会証言を前にした様子見だと思います 〈ファンダメンタルズ〉 昨日は目立ったファンダメンタルズはなかったかと思いますので割愛します 〈今日の重要な経済指標〉 今日は24時からのパウエル議長の議会証言があります。議会証言は2日間にわたって行われるのですが、今日はその1日目にあたり、マーケットが注目するのが1日目となっております。なぜかというと議会証言は1日目と2日目で内容に差異がない為です。ですので1日目が注目されますし、ボラティリティが生まれます。ですので1日目が注目です。 〈今日のトレード戦略〉 今日のパウエル議長の議会証言はかなりのボラティリティが生まれることが予想されます。そのためポジションを持っている場合...
〈昨日の振り返り〉 為替市場は円高・ドル安でした。週末金曜日ということもあってポジションの決済による円高・ドル安かもしれません 米国株式市場と米国債券市場どちらも上昇して終えております。前日のボスティック米アトランタ連銀総裁の0.25%利上げ支持などのハト派な発言を受けて上昇してます 〈ファンダメンタルズ〉 8:30から東京都区部消費者物価指数が発表され、予想3.3%に対して結果が予想と一致しました。結果の背景にあるのは政府のエネルギー料金支援策があると思いますが、4月から各電力会社が政府に値上げを要求してるとの事なので継続的に下がっていくかは疑問です。 24:00からアメリカISM非製造業景況指数が発表され、予想54.5に対して結果が55.1となりました。 〈今日の重要な経済指標〉 3/6は重要な経済指標はないので...
〈昨日の振り返り〉 為替市場は終始ドル高でした。アトランタ連銀のボスティック総裁の5%より利上げは検討が必要という発言が出てマーケットに安心感を与えたのが要因かと思います 米国株式市場も為替市場同様陽線となりました。昨日のボスティック総裁の発言がアメリカ株式にも安心感を与えました 米国債券市場は陰線で終えております。米国債券市場は為替市場・米国株式市場と違ってネガティブなのかもしれません 〈ファンダメンタルズ〉 21:30にECB議事要旨が発表されましたが、無風で通過となりました。 22:30にアメリカの前週分失業保険継続受給者数と前週分新規失業保険申請件数が発表されました。前週分失業保険継続受給者数は予想と一致で前週分新規失業保険申請件数が予想値より0.5万件低いという結果でした。 その後FRB高官の発言がありましたが...
〈昨日の振り返り〉 為替市場はニュージーランドドルが東京タイムから独歩高でした。一番売られた通貨はアメリカドルと円でした 〈ファンダメンタルズ〉 10:30に中国の2月製造業購買担当景気指数(PMI)と2月caixin製造業購買担当景気指数(PMI)が予想より上回る結果になったのと50を超える結果となりました。これにより人民元高となりました。 ロンドンタイムに入ってからスイス・フランス・ドイツ・ユーロ圏・イギリスで2月製造業購買担当景気指数(PMI)が発表されました。結果は予想値と僅差ぐらいでしかない結果だったのとすべて50を下回る結果となりました。 23:45からはアメリカ2月製造業景況指数(PMI)と24:00からはアメリカISM製造業景況指数が発表されました。どちらも予想値と僅差ぐらいしかない結果になったのと50を...
〈昨日の振り返り〉 為替市場はドル高・円高で推移しました。その他の通貨はまちまちな動きでした。 米国株式市場は陰線で終え、米国債券市場は陽線の十字線で終えました。FRBの金融引き締めをかなり真に受けてるかと思います 〈ファンダメンタルズ〉 昨日は注目するファンダメンタルズはありませんので割愛します 〈今日の重要な経済指標〉 9:30からオーストラリアのGDPが発表されます。今アメリカ以外の各国で0%やマイナスになる中オーストラリアは予想が2.7%とまだ強い数値が予想されております。あくまでも予想なので結果が0%近辺やマイナスに振れる可能性はありますが、まだ予想値が2.7%と出るのはまだオーストラリアはまだ経済が強いとアナリストたちは思っているのだろうと思います。同時に発表されるオーストラリアのCPIにも注目です そ...
〈昨日の振り返り〉 為替市場はイギリスとEUの北アイルランドの問題解決報道が出て18:00からポンドが独歩高になり、ニューヨークタイムの終わりまでポンドが独歩高で終えております 米国株式市場ダウは自立反発で上昇したが、S&P500とナスダックは下落して終えております。 米国債券市場は上昇して終えております 〈ファンダメンタルズ〉 昨日イギリスとEUが北アイルランド物流懸念決着報道が出ました。これによりEU加盟国であるイギリスから北アイルランドへの物流に対する煩雑な検査や書類手続きの負担がEU域内向けに比べて軽減されたり、北アイルランドからイギリスへの物流、ペットや小荷物の移に従来課してきた条件も撤廃されるとの事。これはEU側が譲歩したものとなっております。 1月米住宅販売保留指数(仮契約住宅販売指数)の前月比予想が1.1...
〈昨日の振り返り〉 2/24の為替市場は植田総裁候補の所信聴取を受けてロンドンタイムから円が売られました。反対にアメリカドルはFEDの金融引き締め長期化を意識されて一番買われて終えました。ドルと円以外の動きはまちまちとなっております。 米国株式市場はS&P500は4000割れて、ナスダックは12000を割れて終えております。S&P500とナスダックは強い節目を割ってはおりますが、レジスタンスとなってしまったらFEDの金融引き締め長期化が意識されて売られていくかもしれません 米国債券市場も下落しておりますがアメリカの長期金利が4%という節目に到達しようとしております。もし長期金利が4%を抜けるととなるとその逆相関となる債券はさらに下落すると思います 〈ファンダメンタルズ〉 まずは8:30から発表された日本の消費者物価指数で...
〈昨日の振り返り〉 為替市場はどの通貨も大差のない動きとなりました。 米国株式市場はS&P500は4000を一瞬割れましたがすぐに4000を回復して終えております。 米国債券市場は小幅な下落で終えております 〈ファンダメンタルズ〉 22:30から発表されたアメリカの10-12月期四半期GDP個人消費・改定値の結果1.4%、10-12月期四半期コアPCE・改定値(前期比年率)の結果4.3%、10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(前期比年率)の結果2.7%でした 同時刻に発表されたアメリカの前週分失業保険継続受給者数の結果165.4万人でしたが、修正され169.1万人となりました 〈今日の重要な経済指標〉 22:30からPCEデフレーターが発表されますが値動きはないと思います。インフレ率の経済指標系は一番...
〈昨日の振り返り〉 為替相場はニュージーランドドルが一時的に買われたが、全体を通してみれば横ばいで終えました 米国株式市場はニューヨークタイム午前中は上昇するが、FOMC議事要旨が発表されてから売られてしまいましたが、陽線で終えております。 米国債も米国株式同様陽線で終えております 〈ファンダメンタルズ〉 2/24早朝4時に発表されたFOMC議事要旨ですが、ほとんどの当局者が25ベーシスポイントの利上げで適切であるとに賛同されましたが、『数人は50ベーシスポイントを支持するもしくは支持してもいい』や「すべての当局者はインフレ目標達成のために必要なさらなる利上げに同意」、「自信を持ってインフレ率が2%に低下するまでは、制限的な金融政策が必要。そのプロセスには時間がかかる可能性が高い」などタカ派な内容でした。 〈今日の...