株も為替も相場が動かない日々が続いていますね。 為替の中でも動きが一番ダルなのが豪ドル/ドルではないでしょうか? 今、ドルストレートと一部クロス円は4時間足や日足レベルでレンジとなっており、1時間足レベルで動いたか?と思ってもすぐに戻されてしまう、そんな状況がモノによっては4月の半ば・後半くらいからずっと続いていると思います。 そんな中で一番動きが鈍いのが豪ドル/ドルなのですが、今どんな状況なのかを改めて整理するとともに、どうなったら動くのかというところを考察してみたいと思います。 チャートは豪ドル/ドルの日足です。 ...
チャートは米10年国債金利の4時間足。 サポートラインであった1.530をブレイクし、約1ヶ月ぶりに1.50を下回る。 ドルは一時的にドル安方向に振れるか注目。 4時間足 週足 週足波動を見ると、コロナショックからの上昇波動の4波目を形成中か? であれば、もう少し下押しする可能性も考えられる。
過去の投稿でも好評いただいたフィボナッチの魔力シリーズ。 今回は少し不吉なタイトルですが、イーサリアムを取り上げます。 5月に起きた仮想通貨市場全般の大幅下落ではイーサリアムも例外なく下落したわけですが、その起点となったのがフィボナッチ数13であったというお話です。 この13という数字は、日本でも不吉な数として避けられることが多い数ですが、西洋では忌み数としてもっとも嫌われる数字です。 この13が奇しくも今回のイーサリアムの暴落の起点となっているということを、イーサリアムのエリオット波動と絡めながら見ていきたいと思います。 月足 ビットコインに比べ歴史の浅いイーサリアム。波動もそれだけ若いわけですが、2017年バブル時の高値を抜いた現在の波は月足ベースの3波と見ることができます。 週足...
【サマリ】 ドル円は4時間足以上で上目線継続。 111円を目指して上昇継続していけるかどうか、109.30付近の値動きに注目しています。 日足と4時間足で先週までの相場の振り返りと来週のポイントを考察します。 環境認識 日足 直近高値を更新ししたものの、米雇用統計の結果で陰線で引けた形になっています。 気になるのはこの陰線が前日陽線を覆う包み陰線となっていること。 これを見て買い勢力がひるむ動きが出れば、直近高値更新がフェイクになって下落していく可能性もありうると見ています。 4時間足...
ドルインデックスの日足は赤のボックスで示したように底値圏でもみ合い中。 日足 以下は1時間足。 5月の半ばくらいまでは綺麗なウェーブが出ていたものの、それ以降はたまにスパイクが出るなど、方向感の定まらない動き。 このレンジを抜けるまでドルの大きなトレンドは出にくい展開となることが考えられる。 1時間足
今回の波動分析シリーズはゴールドを取り上げます。 年足、月足、週足を基にした超長期波動サイクルの分析です。 年足 金の変動相場制が開始したのが1971年なので、ここを起点と考えることに異論はないでしょう。 年足を見ると、誰が見てもわかる3段上げが確認できるので、チャートに示したようなカウントを考えます。 変動相場制とともに始まった波動サイクルの最後の波Ⅴを形成しているフェーズということです。 月足 過去20年スパンの月足に主要な出来事をプロットしています。 グリーンの波動が年足の波動。その下位波動である月足波動をブラックで示しています。 ...
FRBのテーパリング早期化懸念が市場を不安定にする日々が続いています。 実際にFRBがテーパリングの議論を開始したり、テーパリングそのものを開始したらどういう動きが想定されるのかが気になったので、前回リーマンショックからの金融緩和を経たテーパリング時のチャートの動きを振り返ってみました。 過去にどのような反応があったのかを知れば、今後行われるテーパリング時のマーケットの動きに対応する準備とすることができるでしょう。 この投稿では米国10年債利回り、ドル円、株価(S&P500)、ゴールドの4つに絞って取り上げます。 まずは米国10年物国債の利回りからです。 【米国10年物国債の利回り】 過去20年間の月足チャートに主要出来事をプロットしたチャートです。 ...
本日2021年5月26日、RBNZが政策金利を0.25%で据え置き、資産購入プログラムの規模を据え置いたのを受けてNZDが急騰。 オージーニュージーはコロナショック以降続く週足上昇トレンドラインを大きくブレイク。 豪中関係が悪化しているファンダメンタルズ的要因もあり、NZドルの対豪ドル高が継続しそうな気配。 長期投資用通貨ペアとして引き続きショート目線をキープ。 週足 2020年3月から続く上昇トレンドラインをブレイクする動き 日足 高値Cからの下落後、半値戻しを経て下落継続の動き。 週足トレンドラインをブレイクする動きで下方向への動きが加速し、日足の押し安値:1.634付近(レッド破線)を目指す動きが考えられる。
ビットコイン/米ドルは3万ドルでの反発後4時間足レベルで横ばいを形成中。 41500-42000ドル付近がネックライン(オレンジの帯)となっており、上昇回帰するには、まずこのネックラインを超えられるかどうかが第1関門。 日足で見てこれだけの下落なので、最低でも4時間足でのWボトムくらいは見ないと追従の買いも入りにくいだろう。 4時間足
金(ゴールド)の強い上昇が継続中です。 インフレ懸念に伴う価値保存手段としての地金の需要増加や一時期に比べ米長期金利が低下したことで投資妙味が向上していることなどが挙げられています。 チャートはゴールドの週足。 CFTCが提供するヘッジファンドをはじめとする大口投機家のポジションを見ると、最近の金価格上昇連動してネットロング(黄緑のバー)の増加傾向が見られます。金の強気相場はまだ続くのかもしれません。
米国株3大指標S&P500, ダウ、Nasdaq100はともに4時間足でWボトムを形成。 5月頭の下落から横ばい調整を経て上昇トレンド回帰のための足場となるかに期待。 一定の値幅を下げては盛り返しを繰り返す動きは米株の底強さを感じさせる。 SP500 4時間足 ダウ 4時間足 Nasdaq100 4時間足
前回のビットコイン投稿で好評をいただいた波動分析シリーズ。 今回は米国株3大指標の一つであるS&P500を取り上げます。 直近不安定な動きとなっている米株ですが、月足、週足といった長期足で見ればコロナショック以降継続する上昇トレンドの先っぽが振動している程度。 まだまだ上昇波動が崩れたわけではありません。 一方、環境認識・戦略立案にエリオット波動を使っている方であれば、今は何波目に当たるのか、相場における現在地が気になる方も多いと思います。 今回はS&P500を長期波動サイクルの観点から分析した僕なりの視点を提供してみたいと思います。 月足 以下のチャートは月足に過去の主要出来事をプロットしたものです。 ...
【サマリ】 ユーロドルは4時間足で直近高値試しの動き。Wトップを形成からのショート狙いの考察です。 【環境認識&詳細】 日足 日足レベルでは2月末につけたオレンジの高値(3)を試す動きがみられます。 ここからの展開としては、オレンジの高値(3)ラインで反落していくか、もう一段上を目指して1月につけたオレンジの高値(5)を試す動きが考えられます。 今回は前者の動きを狙ったシナリオです。 4時間足 5/19に高値を更新し、FOMC議事録要旨の発表を受けて下落したものの、再度その高値を試す動きとなっています。 ...
【サマリ】 波動が綺麗に出ている通貨ペアとして年初から注目しているポンドフランですが、日足レベルの調整を終え上昇トレンド回帰の期待が高まっています。 年初から強い地合いが続いているポンドと、どちらかといえば弱いスイスフランの組み合わせでファンダメンタル的にも上昇の後押しを得やすい通貨であるとして注目しています。 環境認識から日足の上昇5波目を狙うロング戦略の考察です。 【環境認識&詳細】 週足 ...
週足では逆三尊形成の動きが見られ、年初からの上昇トレンドへ回帰するための足がかりとなるかに注目。 週足 2021年初からの上昇で形成されたA波の60%近くまでリトレース。 日足 2020年8月安値(パープル安値(3))ラインで陽線で反発してきたところ。 ただし、200日移動平均線(パープル)を下抜いていることから、上昇転換していくには、この200日移動平均線を再度ブレイクできるかどうかが一つのカギ。 200日移動平均線がレジスタンス転換するような場合、週足下降チャネル下限まで下落して、年初からの上げを帳消しにするシナリオも考えられる。
【サマリ】 先週末の米雇用統計が期待を大きく下回る結果となり、大幅にドル安に触れてきたドル円。 先週前半から形成されていた4時間足の三角保ち合いを下方ブレイクする形となり、来週はこの流れを引き継いだショート狙いをメインのシナリオとして考えています。 波動的には日足レベルの調整波C波に該当する下げ波動が狙いです。 【環境認識&詳細】 日足 年初からのオレンジ上昇5波動が約40%リトレースして安値(A)をつけ反発上昇。 その後、安値(A)を作った下げ波動の半値戻し付近(赤のゾーン)で再び反落してきたという場面。 波動的には、高値(5)を推進波の終点とする、修正3波のC波を形成中と見ています。 4時間足 ...
【サマリ】 先週は週半ばに豪中関係悪化懸念の報道を受けて一時豪ドル安となるも、すぐに買い戻しの動きが活発になり、さらに金曜日の米国雇用統計の弱気結果を受けてドル安が大幅に進行。 チャート的には日足で三尊を否定して逆三尊を形成するなど、ブル派に士気を取り戻させる形となってきました。 これを受けて来週以降の豪ドル戦略は押し目買い狙いを考えています。 日足と4時間足を元に来週の戦略を考察します。 【環境認識&詳細】 日足 ...