ドル円の環境認識です。 昨日5月3日のNY時間で大きくドル安に振れてきました。 現在の状況を確認するとともに、今後の方向性を考察します。 日足 ダウ理論的には、日足レベルの押し安値がブレイクされているので下目線です。 高値(5)からの下げ波動の半値付近(赤のゾーン)まで戻し、上ヒゲ陰線(=4日の下げ)をつけたところ。 今後は赤の点線で描いたような下げ波動を形成してくるか、それとも高値(5)を試す展開となるかというところでしょう。 4時間足 4時間足は上目線です。 1時間足 ...
【サマリ】 以前からずっと上昇トレンド転換のタイミングを狙っているドルカナダですが、 月足の上昇トレンドラインに到達したことで再び転換の可能性に注目しています。 4/21のカナダ中銀によるテーパリング発表以降全体的にカナダドル強の地合いが続いていますが、月足トレンドラインという長期足の節目に到達したことで、対米ドルでどのような展開を見せるか要注目です。 【環境認識】 月足...
【サマリ】 4月1ヶ月間続いていたユーロドルの上昇トレンドが崩れてきました。 来週以降は4時間足レベルの戻り売りを狙います。 【環境認識&詳細】 週足 ダウ理論的にはまだ上目線です。 波動としては、下降5波動からの修正3波動が終了し新しい波動サイクルに入ったと見ています。 これからの動きとして赤の破線のように下降波動を築いていくか、緑の破線で示したように今までの上昇トレンドを継続する形で高値Cを超えていく動きとなるか、長期的には両方の可能性を見ながら観察していく必要があるでしょう。 日足...
米10年債利回り4時間足チャート。 Wボトムをつけ、ネックラインを超えて来ている。 長期金利下げ止まりで再びドル高局面へ回帰か?
【サマリ】 スイスフラン円が5年続くレンジ上限の突破を目前に控え、面白い局面を迎えています。 抜ければ青天井となり、週足の次の節目である124円水準まで目立つ抵抗がない領域に入ることで長期で大きな値幅を狙う機会と考えています。 まもなく4月も終了ですので、月足・週足のローソク足がどのような引け方をするかに注目です。 【環境認識&詳細】 月足 118.50-119円のゾーンが過去5年間に渡る天井となっています。 月足レベルで意識されている抵抗帯なので、4月のローソク足がどのような形で引けるかに注目です。 実体で抜けるようであれば、以下で考察するロングシナリオ遂行の強力な根拠となると見ています。 週足...
【サマリ】 先週に引き続きドル円相場の1週間の振り返りと来週の狙いを考察していきます。 狙いは先週の投稿同様に上昇転換のロング狙い1本です。 先週の動きですが、週明け月曜日に日足と4時間足の押し安値をブレイクし、これら二つのタイムフレームで下目線転換。 その後も上値が重い展開が続いたものの、金曜日のNY時間に107.50水準から急反発し、1時間足の戻り高値をブレイク。ダウ理論的には1時間足で上目線転換となって引けたという状況です。 以下で週足から1時間足までを詳しく振り返ってみます。 【環境認識&詳細】 週足...
ビットコインチャートの弱い形が継続中です。 タイトルの通り、日足の押し安値(レッド破線)を割れたことで大きな下落となりうる可能性を見ています。 TradingView提供のチャートで過去の推移を調べたところ、日足の押し安値を割れたのは昨年3月のコロナショック以来およそ1年ぶり。その前が2019年10月となり、いずれのケースもその後大きな下落を経験。 仮想通貨市場でダウ理論を判断に使っている人がどれくらいいるかはわかりませんが、コロナショック以降の上昇には機関投資家の参入が一つの要因であることを考えると、日足という長期足での押し安値を割った後の動きは特に注視したいところです。 ・個人、特に5万ドル台で入ってきた勢力はポジションを手放す動きとなるか?それともBTCの長期的価格上昇を信じてHODLを貫くか? ・機関投資家は利...
【サマリ】 ユーロ円は週足、日足で上昇トレンド継続中。 4時間足では天井圏でのレンジを形成中であり、このレンジを抜ければレンジ内のポジション決済を巻き込んで大きく動き出す可能性があります。 この投稿では環境認識と今後のトレードの方向性について考察します。 【環境認識&詳細】 週足 他のクロス円と同じく下降5波動に対する調整3波を形成中と見ています。 レートは長期に渡って上昇トレンドラインの内側をキープし続けており、高値・安値共に切り上げ中なので上目線継続です。 上昇継続した場合ですが、長期的には(2)の高値ライン132.00-133.00くらいまでを一旦の上昇目処として見ています。 日足...
【サマリ】 ポンドドルは4時間足レベルで安値更新が止まりレンジを形成。日足レベルで見るとWボトム形成の動きも見られ、2月末からの下落調整を経た上昇転換の兆しが出てきました。 日足レベルの波を狙うスイングでのロングシナリオ考察です。 【環境認識&詳細】 日足 4時間足でレンジになっていることで、日足でも下値が固まりつつあります。 このままWボトムをつけて上昇転換していく波(赤の波)を狙うのが今回の狙いです。 4時間足...
4月1日から2週間下落し続けたドル円。 そろそろ転換のロングを狙っていきたいと思っています。 着目しているのは日足の押し安値である108.40から108.50水準。ここを第1の反発ポイントとして見ています。 先週末のレートとの間にはまだ少し隙間がありますが、このまま反発するか、押し安値まで押すか、またはさらに下押しするか?週明けの動きに要注目です。 【環境認識】 週足 週足で見るとちょうど三角保ち合いの上限まで押したところです。 日足 冒頭述べた日足押し安値(レッド破線:...
今週に入ってからオセアニア通貨が一気に上昇し始めました。 オージー円はしばらく高値圏でもみ合いが続き、日足では三尊形成の動きを見せていましたが、下値が固く大きく下げる気配を見せません。現在は4時間足でWボトム形成の動きが見て取れます。 4時間足で長らくレンジが続いているため84.30-50の上限を抜いてくれば上昇が加速する可能性を見ており、基本はロング狙いとします。 日足 日足は天井圏での三尊形成を見ていましたが、下値が固そうな気配です。 4時間足 4時間足でWボトム形成。赤のゾーン(84.30-50)のネックラインを超えてくれば上昇が期待できる場面。基本はこちら狙いです。 ...
ビットコインとイーサがともに最高値を更新しましたね。 この投稿では現在のビットコインはエリオット波動では今何波目なのか?を真面目に考えるとともに、過去の上昇相場における変動率を参考にした場合の今後の波動の伸び代について考察してみます。 目次 ・現在地はどこ? ・波動の比率で考えた時の伸びの予測 チャートは全てBTC/USDでログスケール表示にしています。 ご存知の通りビットコインは価格変動が異常に大きいため、価格ではなく、その変動率を使った方が波動の推移の様子を捉えやすいためです。 ・現在地はどこ? まずは月足と週足の波動から現在地を振り返ってみましょう。 月足...
ユーロポンドは先週0.850台から急反発。日足の戻り高値をブレイクし、上目線転換を果たす形となりました。 昨年12月から日足レベルで長い下降トレンドが継続していたわけですが、この流れが一旦断ち切られる形となり、今までのポンド強気相場の終焉の可能性を見ています。 まずは週足の振り返りからです。 週足 0.850からの急反発が大陽線となり、ちょうど月足三角保ち合い下限(ブラック斜線)で終値が止められる形で引けています。 もちろんブレイクされた三角下限に戻ってきてここから再び落ちていくという可能性もあるわけですが、では売りを狙うべきかというと、日足からはそう言えないのです。 週足 日足...
先週は下げ相場となったドル円。 今後の展開が注目されるところですが、円インデックスとドル円の週足は共に200週移動平均線がサポート・レジスタンスされる形で引けており、円安が継続する可能性を見ています。 まずは円インデックスの週足から振り返ります。 円インデックスの週足は、ローソク足が月足レベルで引ける上昇チャネル下限及び200SMAでレジスタンスされる形で終了。 前回円インデックス投稿ではこの月足チャネルで反転しての円高の可能性を見ていましたが、このような形となってしまってはここから切り返す可能性は低そうです。 このままチャネル下限で上値が抑えられれば、チャート上の次の目安である、昨年コロナショック時につけた89.0水準を目指して円安傾向が進む可能性の方が高いと言えるでしょう。 円インデックス週足 ...
先週はドル円が下げ相場となり、ユーロドルが反発上昇してトレンド転換の様相を見せるなど、 それまでののドル高相場から一転ドル安に触れた週となりました。 今後はドル高なのか、ドル安なのか気になるところですが、ドルインデックスと長期金利の相関を見る限りは、まだ金利に左右される相場は続きそうです。 ドル単体の強弱を表すドルインデックスと米国10年債利回りの関連を見てみます。 下のチャートはドルインデックスの4時間足(直近1ヶ月)に米国10年債利回り(ブルーのライン)を表示させたものです。 FOMCのあった3月中旬は相関が崩れているものの、それ以外の期間はほぼ相関があると言えるでしょう。 長期金利が下がるにつれドル安に、長期金利が上がれば再びドルも上がるといった連動性を見ることができます。 先週1週間がドル安相場となった背...
オージードルは4時間足で逆三尊を形成。 2月末からの下落トレンドが一服し上昇転換の兆し。 押してくればロングを狙いたい。
【サマリ】 下げる気配を一向に見せないドル円。高値圏での調整が継続しています。 特に3月に入って以降は押し目のない上昇が続いていますが、それらには一定のパターンが見られます。 そして直近の動きもまた似たパターンを形成しつつあるという局面にあります。 今回の投稿ではタイトルにもある通り、今までの上昇パターンの振り返りを行うとともに、今後のシナリオについて考察してみたいと思います。 1. 過去の上昇パターン 今年1月からのドル円の4時間足です。 わかりやすくするために素のチャートにMA3本だけを表示しました。 <4時間足:1月〜> タイトルでネタバレしてしまっていますが、今までの上昇はほとんどフラッグを形成しての上昇でした。 フラッグを記入してみましょう。こんな風になります。 <4時間足:1月〜>...