昨年の11月以降は安値圏で停滞気味となっているが、強い下落トレンドは維持されており85ドル付近は強いレジスタンスになりそうだ。60ドルを割れることはないと思っている逆張り組は多そうに思える・・・・。
年始から下落で始まったが、スグに回復を見せ週足で連続陽線となる。米国CPIの結果はインフレの上昇率が弱まっており、FOMC値上げペース鈍化を市場は織り込んでの回復かなと思う。問題はココから上値が重そうで、上にしっかり抜けれるかはまだまだ怪しい。
日銀の0.25%から0.50%の上限修正で、急上昇となった日本10年債は高い水準で推移となる。円買いでしっかり反応しドル円とクロス円の下落に拍車をかけている。今週の「日銀政策会合」内容次第ではもう1段階の円買いも可能性としては大きくなる。トレーダーは環境認識として目が離せない。
年始早々からボラが高く乱高下となるが、方向は下落で変わりなくドル売りよりも円買いがジワジワと強まる。日本10年債の上限を超過が大きな要因と思われる。日銀によるYCC撤廃の材料で更に加速させてくるのか!?いずれにせよ3カ月弱ですでに24円の下落となり速さに驚かされる。引き続き売り優勢が良さそうだ。
11月の米雇用統計から始まったドル売りは強さをジワジワと増してきた。円買いが逆相関を強めたのは一時的だったが、この年末最後の日銀金融政策決定会合でYCC修正を発表したことから日本長期が大暴騰し、円買いがフル加速となった。しかし、日米の金利差が埋まるのは考えにくい。私の考えでは、2023年まずはFRBの利上げが止まってから大きく答えはでるかなと思っています。
2021年も強い上昇でボラがあったが、今年2022年はトレンドがますます強まりドル円は38円以上の上昇をみせた。主要28通貨ペアでもずっと騰落率ナンバーワンを維持するほどとなる。しかし、10月17日(月)を最後に僅か2カ月足らずで21円を超える下落戻しとなった。ココから大きく戻せば週足でキレイなヘッドアンドショルダー完成となるが時期的にはは2月後半~3月頃になる。
SKEW指数いわゆるブラックスワン指数は先行指標として警戒感を探ったりするのに用いられる。SKEWが急騰しているところから実際の株価指数がある程度の時間経過後に大きなクラッシュがきたりが予測される。この年末前にも上昇しており、数日後から米株は再び大きく崩れた。年始からも注目してみてはいかがでしょうか。
かたくなに方針を変えない、0.25%上限を死守すべく緊急指値オペなどを繰り返してきたが、この年末最後の日銀金融政策決定会合でYCCの上限を0.50%に修正してきた。コレにより瞬間で日本10年債利回りなどは急上昇となり、凄まじい円買いは今年最大級となった。実質の利上げだが、黒田日銀総裁は利上げでは無いと否定。コレに何かの意図があるのか!?いずれにせよ今年も終わるが2023年からは真逆の円高となるのかに注目となるだろう!
日足で大きな三角保ち合いを下に抜け しっかり下へ抜けていきそうでしたが 12月15日(木)のECB政策金利で ユーロ買いが急速に強まり11月2週目のレートまで戻す。 しかし、高値を切り上げてこないかぎりは まだまだ売り優勢が良さそうだ。
6月のSNB政策金利でサプライズの利上げから12月15日(木)の2022年最後のSNB政策金利も市場予想通りの利上げとなった。そもそもスイス中銀は3カ月に1度しか政策金利が無いので、もう少しペースを上げてきそうでしたが・・・。米ドルスイスフランは米ドルの売り戻しで週足のダブルトップからネックラインを下に抜けさらに下落が強まっています。大きな戻りからは売りで狙いたいところである。
今年は円売りの流れ、いわゆる円安で長期間推移する状況となり、日本は円買い「為替介入」を実施した。ドル円とクロス円は円安の流れで大きく上昇を開始し、上昇トレンは非常に長く続いた。その流れも10月中旬以降からは怪しくなり、11月4日の「米雇用統計」をきっかけに下落を強めた。ドル円の下落に対してクロス円はそこまで下落率は激しくなく、円買いよりもドル売りの強さでドル円が下落しているのがわかる。ドル円と同じようにクロス円をトレードするのは注意が必要となっている。
「米国長期債」は11月4日の「米国雇用統計」から強く下落を開始し、「米国CPI」でさらに下落は強くなった。コレに連動しドル売りもどんどん加速する状況となる。この年末相場に入った時点では円とドルは逆転を開始するまでに。ドル円は年初来高値152円目前から18円を軽く超える下落幅となり、それは1カ月強という短期間であり、いかに落ちるスピードが速いかを改めて感じた。
今年は非常に恐怖指数VIXが年間通して高く、本来であればトレード停止期間は非常に長期間となる。11月末より久しぶりに20を割ってきたが、同じように20を割っていた期間は、3月後半の数日間と8月前半の数日間だけとほんの僅かである。このボラの高い状況でトレーダーは苦難を強いられた人は多く、一方では大儲け、ほとんどが大敗であろうと思われる。
原油価格は世界に大きな影響を与え今もなお地政学リスクは高いままである。しかし6月以降からは下落が強まり年初来安値を更新し続ける状況。このまま戻り売りが強まると60ドル台前半を目指せそうである。週足では大きなヘッドアンドショルダー形成にもなりつつある。フィボナッチリトレースメントでも38.2%付近からの売りは期待値が高そうだ。
年始早々に暴落で始まり、このまま暴落の年かと思われたが、3月につけた安値以降はジワジワと安値を切り上げ大きなレンジ相場で年末相場に突入である。週足でも三角保ち合いになりつつあり抜けて終わるかは微妙な状況。8月15日の高値付近を上に抜けれないと高値の切り下げとなり再び上値は重い展開で翌年は始まるのか!?
9月後半に逆三尊を形成後、強い上昇となったが11月の米雇用統計後、ドル売りが加速し全てを戻す激しい急落となった。現状の底は8月11日(木)とほぼ同レート付近でしっかり跳ね返した。しかし、ココからの上昇は絶好の戻り売りポイントに入る。
9月28日にも強いドル売りはあったが、スグにもどしており再びドル買いは強まっている。しかし今回が11月米雇用統計の結果発表で明確にドル売りは加速し、米国CPIでさらにドル売りは強まった。あっという間に8月の水準までドルインデックスは落ち込んだ。下落の形状はドル円とほぼ同じ。円の買戻しは僅かであり、いかにドル売りによってドル円レートが落ちたのかがわかる。年末までこの流れは続くのか12月FOMC次第と思われる!