(MOS)マザーズ株価指数 日足 日経平均とTOPIX、ジャスダックやマザーズなどの値動きは、その時々の時勢や情勢によって動きが違います。 そして、似た値動きをしているのはどれだろうか、 もしくは、真逆の動きをしているのはどれだろうかと見ていくとヒントが見つかることがあります。 つまり、相関性が高いか低いかということを意識するということです。 相関性が高いから「買い」とか「売り」ということではなく、 様々なマーケットを見ながら、お金がどこに流れて、どこから逃げているのかをいうことを意識していくと チャート分析とは違った、マクロ的なイメージもしやすくなるのではないでしょうか。 現在、日本のマザーズ、米国のナスダックのチャートがしっかりしているように見えます。 そこから、お金の流れがどうなっているのかを考えるこ...
(7974)任天堂 週足 チャートを見ていると、分かり易いチャートと難しいチャートの局面がありますね。 これは、同じ銘柄でもありますよね。 では、トレードをする時の流れを確認しましょう。 全体像を確認してから、 1、トレードする銘柄を決める。 2、買い、売りを決める 3、取引量を決める。 4、ロスカットを決める。 5、注文が残っているか無くなっているかを確認する。 6、注文が残っていて利益が出ている場合はロスカットをどこに引き上げるかを考える。 5,6の繰り返し この銘柄を決める時に、分かり易い動きをしそうなのか、難しそうな動きをするのかも考慮するとチャンスが広がるかもしれません。 チャートをパッと見て複雑に動いているか、わかっり易い動きをしているかも意識しましょう。 更にレベルを上げる場合は、チャートの見方...
(USDJPY)8時間足 ドル円は先週105円台の円高に振れました。 そこからはドル高円安の動きになっています。 ここからどういった展開になるかはわかりません。 しかし、上値抵抗線や下値支持線を引くことで、そこにトライアングルが浮かび上がってきます。 現在は、そのトライアングルを上抜けてきたように見えます。 そのトライアングルに5波動のライン(赤い線)を引きました。 5波動のトライアングルを発見すれば、個人的には注目度が一気に高まります。 なぜなら、このパターンは上抜けしやすいパターンで、4の水平線がまずはターゲットとなります。 そして、大きな動きになれば、このトライアングルのスタートラインもターゲットになることもあります。 勿論、パターンは絶対ではありません。 パターン通りにならないことも間々あります...
(EURJPY)ユーロ円 日足 トレンドラインを引いていると、ラインが複雑になってくることがあります。 ユーロ円の日足チャートを見ると、安定下降しているようですが、ラインを引くと拡大トライアングルになっています。 その後、動きが小さくなり小さなトライアングルを形成しています。 動きが大きくなったり小さくなったりすることはよくあります。 ボラティリティ(変動率)が大きい時間帯と小さい時間帯があり、 それらが交錯するということを理解していれば対応し易くなります。 チャートの動きに素直に対応することが重要なのですが、なにも意識しないで素直に対応しようとすれば振り回されることになります。 いつも書くことですが、上がるか下がるかを意識するのではなく、動きの変化に対して意識することが重要です。 なぜなら、上がる下がるを...
(9202)ANAホールディングス 週足 皆さんもニュースでご覧になられたと思いますが、 「投資の神様」といわれているウォーレン・バフェット。 彼が率いる米国のバークシャー・ハザウェイは年次株主総会を開催しました。 そこで、彼は新型コロナウイルスの感染拡大によって「世界が変わる」として、 保有していた米航空株を全て売却したことを明らかにしました。 今後、様々な分野でパラダイムシフトが起きるのであろうと思いますが、世界はどうなっていくのでしょうね。 一先ず、その渦中にある航空会社を見ていきましょう。 日本を代表する企業といえば「ANA」です。 チャートを見ると、リーマンショックから立ち直りしっかりと推移していましたが、今回のコロナショックで大きく失速しています。 このまま下降が続けばリーマンショックの時の安値を更新するか...
(AUDJPY)日足チャート チャートに2本のラインを引きました。 高値と高値を結んだ線、 安値と安値を結んだ線、 この上下のどちらに抜けてくるかがポイントとなります。 上に抜けてくれば上昇トレンドの可能性が高まります。 下に抜ければ調整局面か下降トレンドの可能性が高まります。 このチャートの形状を「ウェッジ型」とみるか、 「ダイアゴナルトライアングル」とみるかで変わってきます。 ウェッジ型であれば、下降トレンドに移行しますので安値を更新していきます。 ダイアゴナルトライアングルであれば、一先ず下がりますがその後安値を割らずに上昇していきます。 チャートパターンを理解すれば、幾つかのシナリオができるので、あとは価格がどのシナリオに向かって推移するかを見ていけば対応が出来るようになります。 チャートパターンは幾つ...
(2681) ゲオホールディングス 日足チャート コロナショックで世界のマーケットは大きく荒れています。 「巣ごもり」などのキーワードが急上昇していますね。 今回は200日EMAの役割を見ていこうと思います。 200日EMAとは200日間の平均線となりますので、約1年間の平均線を示していることが分かります。 まず、 200日EMAより価格が高ければ、大局の強気を示唆します。 200日EMAより価格が低ければ、大局の弱気を示唆します。 次に、 200日EMAの方向性もポイントとなります。 200日EMAが上向きであれば、大局の流れが強気であることを示唆します。 200日EMAが下向きであれば、大局の流れが弱気であることを示唆します。 その200日EMAの方向性と価格の関係を見て大局の変化を捉えていきます。 様々な...
(CL1!)WTI原油 週足チャート 4月20日に米国の原油先物市場が史上初めてマイナスとなりました。 先物取引特有の納会(のうかい)という制度が要因といわれています。 ただ、コモディティはモノの価格なので、「0円にはならない」というのが今までのコンセンサスでした。 そのコンセンサスが崩れたともいえる出来事でした。 そのときに、日本でも原油関連銘柄が非常に活況となりました。 では、市場での売買高において世界一位であるWTI原油の内部要因がどうなっているというのを見るのも、ときにはヒント探しの一つになるかもしれません。 そのヒントの一つが、CFTC(米商品先物取引委員会)が発表している、大口投機家(ファンド)のポジションがどうなっているかを見てみましょう。 チャートの下の緑色がファンドのポジション(買いの総数か...
(2229)カルビー週足と日足 チャートを見ていて感じることは、トレードしている足種(日足とか、1時間足とか)だけを見ていてはいけないということです。 今回は日足で見るとやや乱高下しているように見える銘柄のチャートです。 2019年5月から順調に上昇し2020年を迎えましたが、そこから一気に急落し、2019年5月の安値を割りました。 相場が崩れたように見えますが、そこから息を吹き返し2020年2月の大きな窓開けの下限まで回復していきました。 ここだけピックアップすれば、獲りやすそうで狙い難い銘柄にも見えます。 もしくは、「V字」上昇しているので、簡単だったという声もあるかもしれません。 ただ、一般的には全世界がパニックになったことで急落した銘柄を強気で買うには一般の投資家には難しいと思います。 今度は週足チャ...
(GC1!)ゴールド 月足 コロナショックによってマーケットが荒れています。 そして、世界の経済がストップしたことで、活況があるのは「巣ごもり関連」くらいで、多くの産業が厳しい状況となっています。 食料品でも電化製品でも、株式市場や為替市場でも、基本は需要と供給のバランスです。 今はマスクなどの医療関係などの物は供給不足となっていますが、 不要不急により供給過多というか、需要激減によって大きく下落しているものが増えてきました。 株式市場も30%前後下落しましたので大きい動きですが、金融政策期待などから辛うじて踏ん張っているようにも見えます。 ただ、原油市場などは年初来から見れば、価格が半値以下になっており正に暴落といってよい動きになっています。 石油関連の企業やものは大きな影響を受けています。 ただし、モノの価格が下...
(USOIL)WTI原油 月足チャート エリオット波動は非常に奥が深く、熟練の技が求められる手法です。 ですから、安易に波動カウントをすると誤った見方になることが多いので注意が必要です。 そこで、今回は「エリオット波動的」として、細かいカウントをするのではなく、「~的な」見方としてカウントを入れました。 エリオット波動の基本は上昇5波動と下降の3波動で構成されます。(推進する5つの波と修正する3つの波) 2008年のリーマンショック前に史上最高値を付けました。 そこまでは、綺麗な5波動のように見えます。 そこからまず急落しました。これを大局の「A波」と仮定します。 そこから2011年にかけて、戻り(上昇)が入りました。「B波」と仮定します。 そうすると、現在にかけては大局のC波がきているという見方もできるかもしれません...
(9432)NTT 日足 2月から大きく下落し、3月13日に安値を付けました。 そこから切り返しが入りました。 4月になってからはトライアングルを形成しています。 移動平均線大循環分析でみると、上昇帯から下降帯になってから横ばいになってきました。 現在、チャートはトライアングル(三角もち合い)を形成しています。 もみ合い相場になってくると、帯が細く横這いになってきますね。 安定的に上昇しているときや、下降しているときは背景の色が一色で変化がありませんが、 もみ合い相場は背景の色がコロコロと変わる傾向があります。 トライアングルの時は動きが小さくなります。 このトライアングルが終わる時に動きが大きくなっていきます。 そのヒントの一つがトレンドラインのブレイクとなります。 直近のトライアングルになっている...
(CL1!)原油先物 当限 日足チャート 原油の価格が史上初めてマイナスとなりました。 この動きが今後のマーケットに大きな影響を与えるかもしれません。 当限はその時の需給によって歪な価格をつけることがありますが、マイナス、しかもマイナス40ドルという驚愕の数字でした。 先物といえども現物の動向が影響しますので、貯蔵タンクがいっぱいで買い手が全くつかなくなり、 コストを払いますから買ってくださいといってもなかなか買い手がつかなかったということです。 物を作ったが、全く買い手がつかず、お金を払うので引き取ってください、という状態ですね。 世界のマーケットが未知への世界に突入してきました。 原油安は産油国に多大な影響を与えますので、それが様々なところに連鎖していきます。 当限の次の限月(6月限)は下がっていますが、...
(GBPJPY)ポンド円 120分 3月後半から上昇していましたが、10日間ほど横ばいの動きになってきました。 こういった動きが小さいときはマーケットへの関心度が下がりがちです。 そして、動きが大きくなってくれば関心度が上がってきます。 これは致し方ないところではありますが、この動きが小さい局面が終わるところを狙うことでトレンド相場の初動を狙うことができます。 そのヒントの一つが移動平均線大循環分析であり、トレンドラインや水平線となります。 どういう局面で変化が起きてくるのかを見ていきましょう。 相場も動きが小さくなり始めてくれば暫くは膠着状態となります。 この膠着状態のところを中間波動と私は呼んでおり、この動きを研究しています。 やはり、地味なところですので関心を持っている人は少ないと思いますが、 中間...
(NK2251!)日経225先物 60分足 日経225先物の60分足を見ると、7日からもみ合い相場になってきているのが分かります。 もみ合い相場になった時は上下に水平線、トレンドラインを引いてチャートの変化を見ていきます。 昨日の夜にまず、トレンドラインを下回ってきました。 この動きが本物かどうかを検証することが大事なのですが、すぐ下の水平線を割ることなく元のトレンドラインの中に戻っていきました。 このトレンドライン割れがダマシとなった動きでした。 次に、上のトレンドラインを一気に超えて一番上の水平線まで上昇しました。 そこからは小さなもみ合いのような動きになっています。 こういった一連の動きというのは、ちょくちょく見かける動きですので覚えておきましょう。 水平線とトレンドラインで比較した時に、個人的にはト...
(7974)任天堂 週足 新型肺炎の影響からリモートワークが進んでいます。 「巣ごもり」もキーワードになっており、株価も大きく影響を受けています。 業種で見れば医薬品などの多くは買われていますし、小売業も確りしていますね。 電気・ガスも確りしています。 そういったなか、ゲーム関連の「任天堂」もしっかりしています。 昨年の秋までは株価全体がしっかりしていましたが、コロナショックで全体が大きく下落しました。 多くの企業が厳し動きを見せるも、一部の企業は昨年の秋の高値を更新してきました。 「任天堂」もそのうちの一つです。 チャートを見ると、週足ベースで中間波動となっているのが分かります。 大局の高値と安値の間で推移してるからですね。 赤色の点線を2つ入れていますが、高値を超えると、大局のトレンド継続となります。 安値を割...
(AMZN)米国株 アマゾン 週足 国際通貨基金(IMF)は、新型コロナウイルスの感染拡大で世界経済が縮小の危機にあるとしました。 移動制限などに伴う経済損失は500兆円を超す可能性もあるとのことで、リーマンショックをはるかに超える経済損失となるかもしれないとのことです。 また、世界大恐慌以来の最悪の不況を経験する可能性が高いとのことです。 そういった状況ですので、株価が上昇すること自体あり得ないとニュースを見ると感じますが、マーケットは意外としっかりとして切り返しています。 世界中でパラダイムシフトが起きているのかもしれません。 今まで当たり前に過ごしていた日々に一刻も早く戻ってほしいとは思いますが、もしかしたら、戻らないかもしれません。 そうすると、マーケットの世界でもお金の流れが大きく変わる可能性が出てきます。...
(USDJPY)ドル円 8時間足 2月から3月にかけてコロナショックにより、リスク回避の動きから大幅円高となりました。 そこから、世界的なドル需要の高まりからドル高円安となりました。 ここまではボラティティ(変動率)が高くなっていました。 為替市場はこの一連の動きの後は落ち着きを見せてきました。 今度はボラティリティ(変動率)が低くなってきました。 今度は、直近の高値か安値を更新してくれば、再度、ボラティリティが高まる可能性が出てきます。 チャート上には4本の点線を入れています。 直近価格の高値か安値を更新すれば、ボラティリティが高くなることが予想されると書きましたが、 その場合もボラティリティが高かった時の高値と安値の間で、もみ合い相場になるかもしれません。 マーケットは動きが大きくなりやすい時期と小さ...