マーケットが荒れているときに、為替をどう分析するかということがあります。 そういった時にはインデックスの動きを確認しましょう。 (DXY)ドルインデックス (JXY)円インデックス (EXY)ユーロインデックス (BXY)ポンドインデックス (SXY)スイスフランインデクス (CXY)カナダドルインデックス (AXY)オーストラリアドルインデックス (ZXY)ニュージーランドドルインデックス このようにインデックスで比較チャートを見ると、どの通貨が強く、どの通貨が弱いかが一発で分かりますね。 今年に入ってからはスイスフランや円、ドル、ユーロが強く、オーストラリアドルやニュージーランドドルが弱いのが分かります。 比較することでトレードする際の銘柄選びが簡単になります。 比較チャートはこの上なく便利ですので活用しましょう。
(EURUSD)ユーロドル 日足 長期下降トレンドの動きが続いています。 200日EMAが抵抗線となっているのがよく分かります。 昨年末から今年にかけても200日EMAを超える動きがありました。 そこから安値を更新して再び200日EMAを超えてきました。 こういった時には一番の安値とその前の高値に水平線を入れます。 この水平線をどちらに抜けてくるかが非常に重要になってきます。 水平線の高値を更新すれば、下降トレンドの流れが変化する可能性が高まります。 水平線の安値を更新すれば、下降トレンドが継続していきます。 200日EMAを短い期間で何度か挑戦するときは変化の兆しとなります。 株式市場は荒い値動きになっていますが、為替市場はそれ程ではありません。 為替市場の動きに注目することで、マーケット全体の値動きを冷静に見...
(NK2251!)日経225先物 週足 新型肺炎の影響でマーケットが大きく下落しています。 週足チャートで見ても、移動平均線大循環分析で第3ステージに移行してきました。 トレンドラインを引いても下値の支持線を割ってきました。 今のところ、下ヒゲにはなっていますが、ここをしっかりと割って週足チャートでも下降トレンド入りとなるのか それとも、ダマシのブレイクアウトとなって切り返すのかが、ここからのポイントとなります。 また、200週EMAの攻防にもなっており、大局の強気と弱気の分岐点の攻防となっています。 ここからの動きは非常に重要な局面となってきています。 落ちてくるナイフを掴まずに、売り転換するのであれば売り対応で、 買い転換するのであればそうなってから買い対応していきましょう。 中途半端な局面になった時は様子...
(9994)やまや 日足チャート 移動平均線大循環分析で見ると、大局の弱気相場ということが分かります。 なぜなら、大局の強弱を見極める200日EMAが、まず右肩下がりで下がっているということ。 次に、その200日EMAの下で価格が推移してるということ。 これらの動きで大局が弱気であることが分かります。 大局は弱気ではありますが、価格は昨年の6月に安値を付けていました。 しかし、その6月で目先の底打ちの可能性を感じる動きとなっていました。 どこでそれを感じたかというと、それまでの下げ方が3段下げになっていることが一つ。 次に、その下げ方の角度が徐々に緩やかになってきていることもヒントとなっていました。 それぞれの下げ方の角度に矢印を付けてそれを終わりに合わせて矢印を合わせてみました。 一段目が一番角度が急で、三段目が一...
(SPX)S&P500 週足 新型コロナウイルスの影響で株式市場が反落しています。 ニュースでは「パンデミック(広範囲に広がる流行病)」も懸念されています。 米国の代表的な指数の一つであるS&P500の週足チャートを見て見ましょう。 現状のマーケットの動向を判断するときに「VIX(恐怖)指数」を合わせてみていきましょう。 VIX指数はシカゴオプション取引所が算出・公表している指数です。 Volatility...
(XAUUSD)ゴールド(ドル建て) 週足 リスク回避の動きがあるときに買われやすいのがゴールドですね。 では、チャートを見て見ましょう。 市場最高値を付けたのが2011年でした。 そこから、2015年まで反落しました。 2015年からは価格が切り返して下落幅の61.8%を回復してきました。 もう少しで76.4%戻りまで接近してきました。 では、ゴールドが7年ぶりの高値を付けているということは、 株価が7年ぶりの安値を付けているかというとそうではありません。 直近は新型肺炎の影響で大幅下落となっていますが、それまでは、米国主要3市場は史上最高値を更新していました。 リスク選好の動きとリスク回避の動きが同時に起きているような動きですね。 もしくは、世界的な金融緩和からインフレ懸念に伴い、株価とゴールドが共に上昇し...
(US10Y)米国債10年利回り 週足 2016年の安値に接近してきました。 安値を割るかどうかですべてが決まるわけではありませんが、非常に注目されるポイントだと思います。 新型肺炎の影響でマーケットが荒れてきました。 NYダウや日経225が大幅下落となり、ゴールドが上昇しています。 直近はリスク回避の動きになっていますね。 このような時には、どのチャートに注目すればよいかは難しいところです。 ただ、大きく上昇している銘柄や大きく下落している銘柄などの動きに注目することで、ヒントを探すこともできるかもしれません。 チャートの動きって似た動き形状にもかかわらず、方向が真逆になることも多々あります。 チャート分析をしていていつも感じることは、決め付けたトレードは絶対に良くないということですね。 チャートの流れに素直に対...
(USDJPY)週足 円が相対的に安くなってきました。 移動平均線大循環分析で見ると、第1ステージに移行してきました。 第1ステージは上昇期となります。 第1ステージは2019年の4月以降となります。 2016年からの高値と安値にそれぞれトレンドラインを引いたところを上抜けしてきました。 日足でもみ合いが続いていた高値を更新し、週足で三角保ち合いを上抜けしてきたような動きです。 後は、これが本物の動きとなるのかどうかです。 今までのローソク足よりは大きな陽線が出てきています。 よって、変化の兆しとなりそうですが、もし、トレンドラインを再度割ってくればこの動きはダマシとなります。 動き出した可能性が出てきていますので、ここからは「値ごろ感」をどれだけ排除できるかが大事になってきます。 大転換となるかもしれません...
(4574)大幸薬品 日足チャート 中国を中心に新型肺炎が大流行の兆しを見せていますが、これを受けて大幸薬品が大きく上昇しています。 チャートで見ると、上昇の角度が逆Cカーブの様相を呈しているのが分かります。 2018年から1年半ほどの長い下降チャネルラインを上抜けしてから、 じりじりと上昇を続けていましたが今年に入り一気に加速していきました。 やはり、長い期間のチャネルラインやもみ合い相場がどちらかに抜けてくると大きな動きになり易いですね。 抜けたから必ず大相場になるとは言えませんが、膠着状態というのはエネルギーが蓄積されている時間帯と考えると 膠着状態が長いほど、大きなエネルギーが溜まっていると考えられます。 さて、大きく上昇した相場ですが、ここからの動きにも注目です。 反動が出てくることも想定できますし、暫く高...
(9616)共立メンテナンス 日足 水平線とチャネルラインを入れると、仕掛けと手仕舞いのヒントが見えてきます。 また、それと同時にそれぞれのラインを超えたり、割ったりすることで相場の状況を理解することができます。 これをもう少し細かく見ることで小さな変化も見ることができますよね。 水平線は抵抗線であり、支持線となります。 また、トレンドが転換するところと継続するところを示しています。 チャネルラインを入れると、相場の強弱を教えてくれます。 このようにラインを入れることで、何もなかったチャートに様々なヒントを教えてくれます。 そして、どこのラインを超えたり割ったりしたら、どのような変化が出てくるのかを考えましょう。 どこがトレンド転換なのか、 どこがトレンド継続なのか、 もしくは、加速していくとすればどこなのか。...
(NK2251!)日経225先物 日足チャート 新型コロナウイルスにおいて日本で死者が出て、感染者が増加してきています。 日本に限らず世界の景気に対する懸念が増加してきています。 日本の国内総生産(GDP)が発表されました。 2019年10~12月期のGDP速報値、 物価変動の影響を除く実質で前期比1.6%減、年率換算では6.3%減。5四半期ぶりにマイナス成長に。 消費増税前の駆け込み需要の反動減が影響したそうです。 また、大型台風や暖冬によって消費が伸びなかったようです。 このようなニュースが出れば買う意欲が削がれるばかりか、売りを検討する方もいらっしゃるかもしれません。 では、チャートはどうなっているでしょう。 まず、移動平均線大循環分析は、第1ステージの上昇期を維持しています。 ただ、帯が横ばいで細くなって...
(BTCJPY) ビットコイン 日足 チャートが綺麗なのが仮想通貨ですね。 暗号通貨とかクリプトといった方が良いかもしれません。 移動平均線大循環分析でチャートを見たときに、 もみ合い相場ではあるのですが下降しながらのもみ合い相場になっています。 いわゆる、もみ合い弱含みの動きになっています。 トレードするには難しいとされる動きです。 ここにトレンドラインを2本入れると、ダイアゴナルトライアングルの形状で下降しているのが分かります。 一気にチャートが分かり易くなります。 そして、逆三尊底を形成して反発しました。 ダイアゴナルの終盤に逆三尊が出てくるという分かり易い動きを見せました。 そして、逆三尊のネックラインを超えてターゲットプライスまで反発しました。 ここから反転するのか、ダイアゴナルのスタートラインまで反発す...
(9984)ソフトバンクグループ 週足 チャートを見ていると、「チャートは芸術」だと感じることがあります。 チャート上に様々なラインを引いていると、そこに様々な形状が出てきます。 正三角形、二等辺三角形、正方形、平行四辺形、台形、そして、「菱形」など。 夜空に星座が出来上がるように、日々変化するチャートにも色々な形状が出来上がります。 星座の位置は恐らく変わることがないのでしょうが、 刻々と動くチャートにも似た形状が出てくるというのは、もしかしたらチャートは普遍的なものかもしれませんね。 さて、フォーメーション分析の中に「ダイヤモンドフォーメーション」というパターンがあります。 菱形の形をしたパターンです。 高値を切り上げ、安値を切り下げて買い方、売り方が激しい攻防を繰り返した後、 高値が切り下がり、安値が切り上がり...
(AUDUSD)豪ドル/米ドル 日足チャート 長期安定下降の相場が続いていました。 昨年10月から切り返し底打ちムードが出ていました。 そこから直近安値を割りチャネルラインを割り込んで再び下降相場に移行しました。 さらに、10月の安値をも割ることで長期下降相場継続の流れとなりました。 さて、ここからの展開がどうなるかがポイントとなります。 まずは移動平均線大循環分析で見ると、第4ステージの下降期であることが分かります。 次に、大循環MACDを見ると、帯MACD(MACD3)の幅が広がっていますので勢いがあることが分かります。 そして、大循環ストキャスを見ると、20を割り込んだ状態が続いていますので、セットアップの状態ということが分かります。 安値を付けてからは2本陽線が出てきました。 ここから切り返すのか、それとも...
(9757)船井総研ホールディングス 週足 このチャートパターンは珍しいので必ず覚えておきましょう。 どういったパターンかというと、拡大トライアングルとトライアングルが合成された形になっているということです。 複合された形が菱形にようになっています。 やや形が綺麗ではなありませんが、「ダイヤモンドフォーメーション」のようです。 重要なことは、このパターンは一般的には天井パターンということです。 トレンド転換する時に出てくるパターンということです。 勿論、この菱形が出たから天井と決めつけてはいけません。 多いのが、三尊天井の形になってきたら、もう天井が確定したような判断をしてショートを狙うやり方です。 もし、今回もダイヤモンドフォーメーションと決めつけてショートしていたら踏み上げさせられています。 基本的にはダイヤモ...
(EURUSD)ユーロドル 日足チャート 水平線とトレンドライン、チャネルラインを入れると、その時点で現在地の状況が見えてきます。 どのように見えてくるのかというと、流れに乗っているのか、それとも変化の時間帯なのかです。 今回のユーロドルを見ると、直近の下降チャネルラインの中で推移しておりますが、 水平線を下回り大局のチャネルラインを下回ってきました。 そのときに、水平線やトレンドラインを入れたところで変化の兆しとなるところが出てきます。 今回は色を濃くした三角形のところが、変化の兆しとなるポイントと見ます。 この三角形が支持線となり切り返すのでしょうか。 この三角形の中で推移するのでしょうか。 この三角形を割って下回ってくるのでしょうか。 直近の変化はここの部分に注意しながらマーケットを見ていくのがよさそうです。...
(TSLA)テスラ 週足チャート テスラはナスダックに上場している電気自動車の会社ですね。 チャートを見ると垂直に上昇しているのが分かりますね。 ファンダメンタルズを見てみましょう。 上昇の要因は異次元のテスラ株を空売りしていた投資家による損失覚悟の買い戻しのようですね。 それまでのチャートを見ると、拡大トライアングルを形成していました。 その後、チャネルラインを上抜けしており、2019年の秋に200EMAを上抜けてきました。 赤丸のところが二つありますが、下のところが一つ目のチャート上の変化です。 次にトライアングルを上抜けてから急騰しています。 チャネルラインの上抜けが一番目の変化の兆し その後の「上昇のN波動」からの切り返しが二番目の変化の兆し トライアングル上抜けが三番目の変化の兆し 今回のように見事な上...
(USDCAD)米ドル/カナダドル 週足 チャートはトレンド相場と中間波動が混同して構成されています。 トレンド相場とは大きく動く相場で、中間波動とは小さく動く相場です。 大きく動いた相場が終わると、動きが小さくなりやすくなります。 動きが小さい相場が終わると、動きが大きくなりやすくなります。 トレードにおいて大きな利益を狙うには、当然のことながらトレンド相場を獲ることです。 中間波動の小さな動きの中では、トレードが難しく大きな利益を狙い難いところです。 この基本的な原則を理解することで、トレードに関する考え方が大きく変わります。 トレンド相場をいかにつかみ取るかが重要です。 ということは、中間波動が終わるところを狙うことがポイントとなります。 動きが小さい相場がどこで終わるのかを見ていきましょう。 動きが大きく...