各通貨のインデックスを9月1日を基準に並べてみました。 各インデックス ・DXY → ドルインデックス ・EXY → ユーロインデックス ・JXY → 円インデックス ・BXY → ポンドインデックス ・CXY → カナダドルインデックス ・SXY → フランインデックス ・AXY → オージードルインデックス ・ZXY → ニュージードルインデックス 直近2か月の強弱を見ると、中銀のスタンスが通貨強弱に表れています。 緩和政策を継続している欧州・スイス・日本は売られ、利上げ・テーパリングを始めているオセアニア通貨やカナダは買われています。 引き締めや利上げ期待が高まっている英国や米国も買われています。 このまま、日本やスイス、欧州が緩和政策を続けていくようであれば、このトレンドはもう少し続きそう... 中長期で取引...
スタンス:ドル円買い ポイント ・債務上限問題 ・予算協議 ・FRB利上げ期待 債務上限問題・予算協議...
スタンス 中期:売りスタンス 長期:買いスタンス ポイント ・IMM通貨先物ポジションの売りポジション ・石炭価格 まだまだ中国経済や鉄鉱石価格の下落などの影響で上値が重い豪ドルですが、そろそろ売られすぎの可能性があります。 IMM通貨先物ポジションを見ると、歴史的水準まで豪ドル売りのポジションが積み上げられており、売りポジションが解消されるだけで大きな豪ドル買いに繋がる。 また、報復で豪州からの石炭輸入を止めている中国ですが、豪州からの石炭がなくて火力発電が低下、電力不足に繋がって、結果的に自分の首を絞める展開となっています。 背に腹は代えられない状況になり、豪州からの石炭輸入、また天然ガスの輸入を開始した場合、豪州経済の追い風となり豪ドル買いの流れになるのではないかと考えています。 ...
スタンス:ユーロドル売り ポイント:ECBのハト派スタンス ドイツ連立交渉 米金利・ドル高 主要中銀で日銀・スイスとECBだけが緩和政策、緩和拡大路線になっています。 スイスと日銀は安全通貨として別の意味があるので、置いておくと、ECBが唯一ハト派を続ける中銀となっています。 金融政策のスタンスの違いから、売られやすくなっています。 これからのポイントとして物価高とドイツ政権に注目しています。 物価高が進むようであれば、PEPP(パンデミック緊急購入プログラム)の終了に繋がり、ユーロ買いになるのではないかと注意しています。 また、ドイツでは連立政権樹立に向けて、連立交渉が始まっています。 連立交渉でどの政党と連立を組むのか、連立交渉で財政拡大・増税・EU共同債などについてどのようなスタンスにな...
スタンス:豪ドル米ドル売り 豪ドルと米ドルの金利差と値動きに相関崩れが出てきている。 FOMCで米金利が上昇するようであれば、金利が値動きに追従する形で豪ドル米ドルの下落が加速する可能性を考えている。 また、中国経済の鈍化、中国恒大集団のデフォルト懸念など中国リスクが豪ドルの上値を重くしている。 ロウRBA総裁のハト派発言、RBAの利上げ期待後退などが豪ドルの上値を重くしている。 中国リスク 中国では中国恒大集団のデフォルトと中国包囲網への報復リスクがあります。 ...
スタンス:ユーロドル売り ドイツ選挙の混乱を懸念してユーロは売られやすいと考えています。 ドイツ連邦議会選挙...
ドル円スタンス:買い目線 今週はFOMCが最大の注目材料です。 その他に製造業・サービス業・総合PMI、20年債入札、要人発言がポイントです。 週前半はFOMCへの期待で金利上昇・米ドル買いが進むのではないかと予想しています。 マーケットではテーパリングの前倒しなどが期待されていますが、結果は12月テーパリング開始。 どんなに早くても11月開始ではないかと思われます。 FOMCでテーパリングに関して9月テーパリング開始が発表されなければ、期待感が高まっていた分だけ失望売りに繋がるのではないかと予想しています。 ...
売り目線 豪州は買い要因が見当たらず、売り要因が多く、IMM通貨先物ポジションでも豪ドル売りが積みあがっている。 豪ドル売りトレンドは、まだ続くのではないかと見ている。 ...
ユーロ売り目線 欧州ではコロナ感染拡大により、経済正常化が遅れています。 欧州各国ではワクチンパスポートによる制限やワクチン義務化の話が出ていて、経済再開に慎重な姿勢です。 このことから景気回復の遅れがユーロの上値を重くしています。 また、ECBは緩和姿勢を継続していることもユーロの上値を重くしていると思われます。 ユーロの売り要因 ・感染拡大による経済正常化の遅れ ・中国の景気後退懸念 ・トルコリラ安 ・ドイツ総選挙が近づき混乱懸念 ユーロ買い要因 ・超緩和政策による株価上昇 ・売られすぎによる調整買い
買い目線だったが…理事会次第で方針転換 今週のRBNZ理事会でどのような結果になるか、出てきた結果に対してNZドルがどのように動くのかで、今後のNZドルの方向性を見極めたいと思います。 注目度:高い 織り込み度:0.25%利上げ織り込み済み バイアス:特になし ポイント 利上げ幅と年内利上げについて注目が集まる...
基本はドル買い 今週の米ドルは売り材料と買い材料が入り混じる展開。 夏休みシーズンで取引量も少なく、方向感がつかみづらい展開だと思われます。 中長期では米ドル買いと見ていることから、米ドル安が進んだところでは買いたいと思います。 米ドル売り要因 ・債務上限問題によるデフォルト懸念 ・米国債の償還・利払いによるレパトリ ・コロナ感染拡大による景気後退 米ドル買い要因 ・インフラ投資法案が可決、3.5兆ドルの予算決議承認 ・FRBによる引き締め期待による金利上昇 今週のイベント 8月16日(月曜日) 21:30 USD 米ニューヨーク連銀製造業景況指数 8月17日(火曜日) 21:30 USD 米小売売上高...
Super Thursdayの結果待ち(買い目線が強い) 今週は金融政策発表があり、注目度の高い「Super Thursday」なので、結果をしっかりと見極めて今後のポンド戦略を立てたいと思います。 週前半はSuper Thursdayを控えて様子見の方向感を模索する展開が予想され、ポジティブな内容や引き締め期待が高まり織り込まれればポンド買いが進む可能性はありますが、慌てて乗っかると発表でやられる可能性があるので注意しておきたいと思います。 8月5日(木曜日) 20:00 GBP Super Thursday・英中銀政策金利・声明文・MPC投票配分・インフレーションレポート発表 Super Thursday...
基本は押し目買い。 今週の米ドルは、方向感を模索する展開が続くと思われます。 注目したいのは、雇用統計とISM、そして債務上限問題についてです。 ISM製造業景況指数やISM非製造業景況指数、ADP雇用統計の結果が予想と大きく乖離しない限りは往って来いになりやすく、週末のNFP雇用統計待ちとなりそうです。 債務上限問題などからリスクオフが進めばドル買いに繋が可能性があります。 雇用統計が終わり、引き締め期待が高まればドル買いが進む可能性があるので、ドル売りが進んだ場合に米ドルの押し目買いをしていきたいと思います。 相関性の高いものとして、米3年債利回りを見ています。 経済指標の発表などでFRBの引き締め期待が高まれば、3年債利回りに影響し、ドルの動きに影響するとみています。 8月2日(月曜日) 22:45...
基本は売り目線。 カナダ中銀がテーパリングを開始し、利上げの期待が高まってきている状況でもカナダドルの上値が重たくなってきています。 ポジティブな情報に反応しづらくなってきているのでカナダドルは売られやすくなってきていると思います。 このような状況でネガティブな情報が出てくると、イッキにカナダドルが売られる展開になりやすいと思われます。 今週発表の指標が予想を下回ったり、原油価格が下落したとき、リスクオフに傾いたときのカナダドルに注目しておきたいと思います。 また、指標結果が上振れしたのにカナダドルが重たいときは、その後下落しやすくなるのではないかと注目しています。 また、原油価格と相関の高いカナダドルですが、原油価格が不安定なうえに、原油価格よりもカナダドルのほうが売られやすくなっていることもカナダドル売り要因の一つ。
ユーロドル売り ドル買い+ユーロ売り 米ドル見通し 今週はFOMCにGDP速報値の発表、債務上限やインフラ法案の問題など米ドルが動く要因が多数あります。 FOMCやGDP速報値はタカ派に振れる期待感が高まっていて、ハト派な内容だと大きくドル売りが出てくる可能性があります。 ただ、基本は買い目線なので、売られたポイントはイイ買い場になるのではないかと考えています。 債務上限やインフラ法案の問題が深刻化してくるようであれば、リスクオフが長期化してドル売りに転換する可能性があるので気をつけておきたいと思います。 ユーロ見通し...
ドル円は米金利の様子を伺いながらの展開。 特に、10年債利回りよりも3年債利回りのほうが相関性が高くなっている。 今週は3年債利回りを中心に、金利の展開に注目。 今週も引き続き売られたドルを押し目買い、ドル買い目線。 来週のFOMCを控えて動きづらい展開が予想されますが、来週のFOMCもしくはジャクソンホール・シンポジウムでテーパリングのスタート時期が発表されるのではないかと期待が高まっています。 期待が高まればドル買いが進むのではないかと予想しています。 懸念材料として債務上限問題が騒がれて債券売り、金利低下に繋がったときに米ドルが売られるのか注目しています。 債務上限問題...
今週のユーロは売り目線で見ています。 米ドルが上昇してきており相対的に売られやすくなっているユーロに、先週のインフレ目標枠組み変更がハト派に振れたことが追い風となってユーロは売られやすい状況となっています。 また、デルタ株によりコロナウイルスの再拡大も懸念されています。 今週はECB理事会が予定されていて、インフレ目標枠組み変更後のフォワードガイダンスが発表され、フォワードガイダンスがハト派に変更されるのではないかと注目されています。 予想通りハト派に変更されればユーロ安が進む可能性が高いと思っています。 ECB理事会 注目度:かなり高い 織込み度:やや織込んでいる バイアス:ユーロ安 ...
今週はRBNZ理事会もあり、利上げ期待が進むのか注目ています。 豪ドル同様、利上げ期待が進まなければドル買いによる相対的に売られやすい通貨に入ると思います。 ただ、利上げ期待が進めば買われやすくなると思っています。 政策金利発表と声明文の発表から、買われやすい通貨に入るのか、売られやすい通貨に入るのか注目しておきたいと思います。 RBNZ理事会 ...