やることが増えるごとにコードの行数も増えます。 追加したのはEMAの間を塗りつぶす機能。 EMAのクロスで塗りつぶす色を切り替えます。 ===== //@version=3 study( "EMAの間を塗りつぶす" ,overlay=true ) price = input( close ,title="EMAの対象" ) length1 = input( 5 ,title="EMA1の期間" ) length2 = input( 20 ,title="EMA2の期間" ) length3 = input( 40 ,title="EMA3の期間" ) // 変更点① ema1 = ema( price ,length1 ) ema2 = ema( price ,length2 ) ema3 = ema(...
前回、表示させた残高は「決済済みだけの残高」でした。 今回は「未決済(取引中)の損益も含めた残高」を表示させます。 (取引会社によって各社の表現が異なるので難しいのですが、、英語だと「account value」とされる項目です) TradingViewでは、この資金量に応じて取引量を調整するようなロジックを組むこともできます。 ===== //@version=4 strategy( "MovingAvg2Line Cross" ) fastLength = input( 9 ) slowLength = input( 18 ) price = close balance = strategy.initial_capital + strategy.netprofit //...
前回までに算出した取引量で売買していきます。 といっても、 予め用意された引数に「計算した取引量」 渡してあげるだけなので、何にも難しいことはありません。 更新した箇所のみ、解説を入れます。 ===== //@version=4 strategy( "MovingAvg2Line Cross" ,initial_capital=100000 ) fastLength = input( 9 ) slowLength = input( 18 ) price = close balance = strategy.initial_capital + strategy.netprofit accountValue = balance + strategy.openprofit amount_rate =...
使い方は、発想次第で無限大なのですが、 こんな使い方があるよという例をひとつ。 20日間の最高値と最安値、その中間点を描画するインジケーターです。 ===== //@version=4 study( "ラインとラベルを組み合わせる", overlay=true ) // 20日間の高値、安値、均衡点を算出 H = highest( high ,20 )[1] L = lowest( low ,20 )[1] M = ( H + L ) / 2 // lineの宣言 var line h = na var line m = na var line l = na // 古いものがあれば削除 line.delete( h ) line.delete( m ) line.delete( l ) // lineを描画 h...
label関数を使うと、インフォパネルのようなものを設置することもできます。 Pineスクリプト上で取得できるほぼ全てデータを表示することができます。 ===== //@version=4 study( "labelでインフォパネルを表示する", overlay=true ) var label l = na label.delete(l) l := label.new( timenow + round(change(time)*15), close , xloc=xloc.bar_time, yloc=yloc.price, style=label.style_labelup, text="label test\n\n...
日本ではまだ公式に発表されていませんが、 6月頃にPineスクリプトのversion4がリリースされました。 大きな変更点は、 チャートにlabelとlineを描画できるようになったことです。 文字の出力も、かなり自由にできるようになりました。 ===== //@version=4 study( "label を表示する", overlay=true ) label.new( bar_index, high, style=label.style_none, text="x=" + tostring(bar_index) + "\ny=" + tostring(high) ) ===== bar_index : ローソク足番号(毎回変わる) 出力内容は、 text="x=" +...
以前からですが、 ドル円は引き続き上値が重そうです。 売り方の守りが非常に硬いですね。 CMEのJPYUSD先物オプションの取組高をみても Put、Callそれぞれの注目されている価格帯が切り下げているため、 この点からも下目線のトレーダーが多いことが想定できます。 「だから絶対下がる」 というわけではありませんが、 買い目線のトレーダーにとっては 注意が必要な状況である考えています。
ビットコインが大きく上昇しました。 ここからさらに上昇するのか はたまた頭を抑えられるのか かなり注目されていそうなので、少し分析してみました。 見解を箇条書してみます。 ・上昇一波は、一旦、完成したように見える ・ということは、おそらく今は調整波 ・2018年前半の高値を中心にもみ合うのでは?(ジグザグor三角) ・そのあと上か下かは分からない ・放れる方についていく ・そのまま広いレンジのもみ合いの可能性もある ・とはいえ、下から持っている人はまだ決済しなくて良い(イド大のステージは1) 赤の太線は、2017年11月以降の買値の平均です。 出来高を含めて平均しているので歴然たる買値の平均です。 これをみると「やっとみんなの損益がプラスになった」といったところでしょうか。 ※...
相変わらず、オーダー情報とOP取組の研究は続けています。 総じて良い感じです。 今日は特徴のある動きが出てきたので共有したいと思います! どんな動きかというと、 ・26日を満期とするオプションが ・多くの価格に ・ものによっては大きく(取組高) 出現してきました。 これは、為替市場が26日に注目していると捉えて良いと考えています。 何に注目しているんだろう? と考えてみると、 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長発言 の日ですね。 こうなると、 「オプションの内訳が知りたいなあ」 なんて思うわけですが、 よくよく考えてみるとちょっと予想がつきそうな気がしてきました。 ・オプションが出現したのは今の価格より上 ・今の価格でオプションを買う場合 → コールOPのプレミアムは安い →...
TradingViewにはムーンフェーズというインジケーターが用意されています。 満月と新月を表示してくれるものです。 昨日が満月だったらしいので満月は黒丸なのかな? こうやって見てみると、 意外とアストロロジー(投資の占星術)もバカにできないのかな なんて思います。
今日はPineスクリプトでボリンジャーバンドを表示する方法です。 ===== //@version=3 study( "ボリンジャーバンドを表示する" ,overlay=true ) price = input( close ,title="計算の対象" ) length = input( 20 ,title="算出する期間" ) sma = sma( price ,length ) dev = stdev( price ,length ) plot( sma ) plot( sma + dev ) plot( sma + dev * 2 ) plot( sma - dev ) plot( sma - dev * 2 ) ===== Pineスクリプトでは、stdev( )...
EMAを複数表示するのは簡単ですね。 講座②までのものを、 表示したい数だけ増やしてあげれば良いだけです。 これができれば何十本ものEMAを表示することもできます。 あんまり多いと表示に時間がかかったり、 どこかに上限があったりするとは思いますが。 ===== //@version=3 study( "EMAを3本表示する" ,overlay=true ) price = input( close ,title="EMAの対象" ) length1 = input( 5 ,title="EMA1の期間" ) length2 = input( 20 ,title="EMA2の期間" ) length3 = input( 40 ,title="EMA3の期間" ) plot( ema( price...
①で表示したインジケーターに設定項目を追加します。 こうすることで、他のインジケーターと同様に、 歯車マークの設定画面から様々な数値の調整ができるようになります。 ===== //@version=3 study( "EMAに設定項目を加える" ,overlay=true ) price = input( close ,title="EMAの対象" ) length = input( 20 ,title="EMAの期間" ) plot( ema( price ,20 ) ,color=red ) ===== この例では、以下の設定項目を追加しています。 ・EMAを算出する対象を選択できるように ・EMAを算出する期間を変更できるように EMAの対象というのは、終値で計算するのか、始値、高値、安値にするのかなどの調整ですね。
せっかくなので、たまにご要望のあるPineスクリプト講座をやってみようと思います! シンプルに、シリーズでちょっとずつ。 今回のコードはこちら! ===== //@version=3 study( "たった2行でEMAが出せる" ,overlay=true ) plot( ema(close ,20) ,color=red ) ===== Pineスクリプトのすごいところは、このシンプルさです。 たった2行でインジケーターが出せてしまうのはスゴイ。他の言語ではありえない簡単さです。 チャート画面の下の方にある「Pine エディタ」からできます。 今回出せるのはただのEMA(指数平滑移動平均線)ですが、以下の手順で、ぜひ表示してみてください^^ 1.Pineエディタ...
一昨日の投稿に引き続き、注目しています。 下に大きなOPが出てきたのもあり、 上の指値がガッツリなくなったのもあり、 「ちょっと下目線なのかな」 という印象を受けています。
揃いも揃って、同じ根拠のラインで反発しています。 ビックリですね! ここに表示している銘柄は、 CMEのダウ、S&P500、ナスダックの先物価格です。 CMEにはこれらのオプション取引もあり、 赤いラインは「Putオプションの取組高が最も多い価格」に引いています。 Putオプションは売る権利なので、 「この価格帯で買い支えたい」 という人が持っておくケースがあるようです。 例えばダウなら 25000ドルあたりに赤いラインを引いていますが、 「この価格まで下がったら買おう」 と考えて、 早い段階でPutオプションを持っておくんですね。 で、実際にこの価格まで下がってきて、 Putオプションと同じ価格で先物も買ったとします。 そこから価格が上がったら、 Putオプションは権利放棄してそのまま先物の買いポジション...
ここにきて、6日ターゲットのNYオプションカットが賑わってきました。 かなり6日が意識されているようです。要注意かもしれません。 109円には「非常に大きめ」のOPカットも出てきています。 (追いかけだしてから初めて) あと、頭を抑えたい思惑をすごく感じます。 5日 (水) 米 |ADP雇用統計 米 |ISM非製造業景況指数 6日 (木) 欧 |ECB理事会、ドラギ総裁会見⭐️ 英 |メイ英首相、保守党党首を辞任 7日 (金) 米 |雇用統計⭐️ > オプション設定水準の手前では防戦の売買が、抜けたところではストップロスの売買が活発化しやすい。また、期限(カットオフタイム)に向けて設定水準に収れんする動きを見せる場合もある。 > オプション数量表現の目安 ・大きめ:10億通貨単位以上...
トランプ大統領が「メキシコへの関税発動」をツイートしたことで続落しています。 チャートは、キレイにサポレジ転換。 S&P500も「買い勢力の損益合計がマイナスに転じるライン」に差し掛かっています。 その下にはPutオプションの取組高が多い価格が控えています。 (取組高は1日の出来高にも満たない程度のものです) Putオプションを背景に買い支えがくるかどうか。