トレード力を向上させるトレードノートの書き方皆さん、明けましておめでとうございます🎍
新しい年が始まったということで、今年一年の目標を新たに考えたり、昨年のトレードへの取り組み方を振り返ったりする方も多いのではないでしょうか。
今回は、特にビギナーの方向けに、効果を高めるトレードノートの書き方とノートに書く項目の例をシェアしたいと思います。
何をどのように書けば良いのかわからない方や、毎回三日坊主で終わってしまうという方、いまひとつトレードノートをつけるモチベーションが湧かない方々にとっては書く動機付けにもなると思います。
■トレードノートの重要性
トレードノートを書く重要性は以下の二つに集約できるでしょう。
1.トレードの分析
トレード時の相場をどのように捉え、どのように判断したのかを振り返ることで問題点と改善すべき点を可視化することができます。
トレード後に振り返ってみたら、何でこんなところで入ったんだろう?と思った経験はありませんか?
冷静に分析、判断していたつもりでも、実際の行動はそうではなかったということはよくあります。
行ったトレードが自身のルールや何らかの根拠に基づくものなのか、またトレードを行う中で何らかのミスをしたかどうかを検証することができます。
2.トレード手法の評価
特に自分の取引ルールを構築している過程にある場合は、今の取引ルールに何らかの改善が必要なのか、またはそもそも使い続ける価値のあるものなのか、一定期間のトレード結果と照らし合わせることで評価を行うことができます。
■書くときのポイント
実際にノートをつけるときには、以下の3つのポイントを意識することをお勧めします。
💡ポイント
・PDCAサイクルを意識
・どのようなデータを取りたいかに応じて項目設計
・スクリーンショットは必須
■実際の項目例
上記のポイントを踏まえ、実際の項目例をいくつか紹介したいと思います。
✅なぜエントリーしたのか?
このトレードは自分のルールや手法に基づいたものなのか、または一時的な感情に突き動かされてしまったトレードなのか、エントリーした理由を明確にすることは、トレード実施前の思考プロセスと判断を見直す機会にもなります。
✅このトレードでの狙いは何か?
このトレードでは相場のどのような動きを狙ったのか、エントリー理由と合わせて振り返ることでトレードのプランを評価することができます。
例えばレンジブレイクひとつ取っても、ブレイクの1波目を狙うのか、ブレイクしてから押してきたところの押し目買いを狙うのかでプランは全く変わってきます。
狙いがないということは計画がないことになるので、感情的なトレードや、チキン利確、または利益確定の目標も損切り位置も曖昧でただ何となくというというトレードになってしまいがちです。
✅結果
これは説明不要ですね。
✅計画利益·損失·リスクリワード
損切り位置、利確目標を、トレードする商品に応じてPipsや金額で記載。
✅実績利益·損失
実績の利益·損失を、トレードする商品に応じてPipsや金額で記載。
計画と比較することで差異分析が可能です。
✅リスクリワード(実績)
勝率とリスクリワードはトレードで利益を出すための車の両輪です。事業で言う損益分岐点に該当しますので、しっかりとモニタリングすべき指標でしょう。
✅このトレードで良かった点は何か?
これは僕がおすすめする項目の一つです。
トレードって学習中もそうですし、実際のトレードも一人で行う完全孤独なプロセスですよね。(横に張り付いて教えてくれる人がいるなら別ですが。)
学校や会社であれば、先生なり上司が正しい方向にガイドしてくれ、また良い成績、良い仕事をすれば褒めてくれます。この褒められるという経験が勉強や仕事における自信に繋がってくると思うのですが、トレードにはこれがありません。
なので、始めたばかりの時や上手くいかないうちは自分がやっていることが正しいのか、間違っているのか判断がつかず迷ってしまい、自信を失ってしまうことが多いと思います。
だからこそ、トレードで正しく振舞うことができた場合は、自分で自分を褒めてあげることが大切です。
人は褒められると脳内でドーパミンが放出され、幸福感に包まれることがわかっているそうです。ドーパミンは快感ホルモンとも呼ばれているので、脳はその快感を再び得ようとして頑張ろうとします。つまり気持ちが前向きになってやる気が出てくるので、正しく振舞えたという小さな成功体験とともに自信に繋がってきます。
自分のトレードに自信が持てる、これは良いことでしかありませんよね。
どんな小さなことでもいいから自分で自分を褒めてあげる。ぜひ試してみてください。(本当に何も良い点がない場合はダメですよ···)
✅次のトレード以降で改善すべき点は何か?
一つのトレードにおけるPDCAサイクルの最後のステップとして、将来のトレードで改善すべき点や自分がよくする間違いに対する対策を考えます。
トレードノートも継続して書いていくと、自分のクセみたいなものが見えてきます。そうした良くない傾向が見えてくればそれらをやらないようにすることで負けを減らすことにつながり、結果として成績を向上させることに繋がります。
✅感情の記録
トレード中の感情の記録も効果的であるとよく言われます。これはひとえに、感情がトレーダーに誤った判断を行わせ、ルールを破り、馬が人参を追いかけるように相場を追っかけてしまうからでしょう。
トレードの執行時に恐怖を感じた。それはなぜか?ポジション保有中はずっとそわそわしていて落ち着かなかった。それはなぜなのか?
トレード時の感情を振り返ることは、なぜそう感じたのかを考えるヒントを与えてくれるでしょう。
✅確信度合い
これも上記の「良かった点」に続くおすすめです。
確信度合いとは、行ったトレードに対してどれくらい自信があったのかの記録です。
これは自分がそのトレードに自信があったとして、それが実際の結果に統計的にデータとして結びついているものなのか、もしくは単なる思い込みなのかを計る指標になります。
例えば10個の勝ちトレードがあったとします。そのうち7つのトレードは確信度合いが高かったものであれば、そのトレーダーのマーケットの見方や分析は、(その人にとって)かなり適切なものであると捉えられますし、確信度合いが高い時だけトレードを行えば良いと自身を納得させる指標にもなり得ます。
自分がやっていることに対して自信があるかどうか?
言うまでもなくあった方が良いですよね?
その自信をデータとして可視化するための項目がこの確信度合いです。
■トレードノートをつけるためのツール
さて、皆さんはトレードノートをどのようにつけていますか?
エクセルでまとめている、何らかのアプリを使用している、もしくは手書きでノートにまとめているなど様々だと思います。
こんな方法やツールでやっていますというやり方があれば、ぜひコメント欄👇で教えてください。
ちなみに僕はNotionというタスク整理のWebサービスを使っています。
上で紹介したような各種項目と当時の環境認識の状況などをスクリーンショットと一緒に保存でき、かつ簡易な集計も行えるため非常に便利です。データが一元管理できる上に動作もサクサク動くため快適です。
画像を含む
👑トレードアイデア 金GOLDは短期デイトレ戦術継続。12/27に向けて1800ドルのプットオプションが増加中FIFAワールドカップ決勝をご覧になったみなさま、おはようございます。
素晴らしい試合でしたね!と感動すると同時に、どちらが優勝してもおかしくないような戦いでした。
トレードはそんなシビアな世界でなくて良かったなと思う次第です。トレードは96%が技術ですので、強敵とか、運とか、ちょっとした力の差でライバルに負けるということがありません。淡々とトレードするだけ。しかもTradingViewという強力なツールを味方にして。
さて、金GOLDはボラティリティが高く非常にトレーダブルです。年内のゴールドのオプションは12/27がピークであり、1800ドルにアクティブなオーダーが集中しています。とくにその価格帯ではPUT(売り)のオプションが増加し、CALL(買い)のオプションが減ってきています。戦略としては1800に近づいたら売り、ある程度下落したら買いという短期デイトレの回転売買戦術かと思います。
※先日もお伝えしましたが金はM-Bridgeによりなかなか上がりにくい環境になっていきます。
ビットコインの青写真 フィボナッチ サークルビットコインの設計図のフィボナッチ サークルの日足ラインの拡大版、K ラインとサークルの間の位置を詳しく見て、それぞれの一般的な方向の最大の浮き沈みを正確に把握します。最安値で買い、最安値で売ることができます 最高値、この写真はこれらすべてを完全に解決しました、赤い中央の円は過去の最高値です、上の2つの薄い青い円は過去に最高値が破られた位置です、濃い緑色は底と過去にブレイクした位置、細いオレンジは過去の頂点と過去の安値、細い黄色の線は過去の高値と安値、太い緑の線は過去の高値と安値過去の底値と将来の底値、太い黄色の線と太い青い線は過去の底値と将来の底値です。底値はスレッドに到達した後の底値であり、すべて針の先端まで正確です。
不況へのガイド - それは何ですか?不況はどの国にとっても怖い言葉です 景気後退は、経済が縮小するときに発生します。 不況時には、企業でさえドアを閉めます。 個人でさえ、これらのことを自分の目で見ることができます。
1. 人々は仕事を失う
2. 投資は価値を失う
3. ビジネスが損失を被る
注: 不況は景気循環の一部です。
その記事をまだ読んでいない場合は、関連するアイデアを確認してください。
不況とは?
2 四半期連続で国内総生産が減少した場合は、景気後退を意味します。 景気後退の後には、ピーク期が続きます。 不況が数か月しか続かなかったとしても、それが終わる20年後に経済がピークに達することはありません。
需要と供給への影響 - 高価格のため、商品の需要が減少しました。 供給は増え続ける一方で、需要は減少し始めます。 それが「供給過剰」となり、価格の下落につながります。
景気後退は通常短期間続きますが、痛みを伴う場合があります。 すべての不況には異なる原因がありますが、不況の原因には主な理由があります。
うつ病とは? - 長期にわたる深刻な景気後退は、最終的にうつ病につながります。
不況の間、インフレ率は下がります。
不況を回避するには?
1. 金融政策
- 金利を下げる
- 量的緩和
- ヘリコプターマネー
2: 財政政策
- 減税
- 政府支出の増加
3: インフレ目標の引き上げ
4: 財政の安定
失業 :
企業の拡大は健全であることはわかっていますが、「何でも多すぎると何の役にも立たない」ということわざがあります。
ピーク時には、
会社は次の限界ドルを稼ぐことができません。
企業は成長をリセットするために、より多くのリスクと負債を負っている
企業だけでなく、投資家や債務者もリスク資産に投資します。
レイオフはなぜ発生するのですか?
ピーク期を過ぎると、企業は次の限界額を稼ぐことができなくなります。 今、ビジネスはもはや利益を上げていません。 C企業は、収益性の高いシステムに参入するためにコストを削減し始めます。 例 - 労働
現在、企業はより少ない従業員で働いています。 より効率的に働かなければならない従業員は少なくなります。 そうしないと、彼らも会社によって解雇される可能性があります。 仕事量とプレッシャーが想像できます。
彼らは会社を辞めるべきだと主張するかもしれません! 本当に? みんな、雇用率の低下について話し合ったばかりです。 仕事がないのにどうやって仕事を得るの? 今、あなたはそれを手に入れました!
一般人に対する景気後退の影響を想定してみましょう。
-*- 条件 1: 解雇される可能性があります。
-*- 条件 2: 長時間労働を余儀なくされる可能性があります。 同社は前向きな見通しを維持することができない。 大量解雇により、より多くの仕事をしている従業員の数が減っています。 彼の賃金は下がり、彼には可処分所得がありません。
その結果、消費率が低下し、インフレ率が低下します。 経済の減速は物価の下落によって引き起こされ、利益が減少し、結果としてより多くの人員削減につながります。
景気後退の 4 つの原因:
1. 経済ショック
2. 消費者の損失
3. 高金利
4. 突然の株式市場の暴落
1) 経済的ショック - 国が直面する外的または経済的ショックがある場合。 たとえば、COVID-19、
2) 消費者の信頼 - 購買力に自信のない消費者からの、経済と会社に対する否定的な認識。 消費する代わりに、彼らはお金を節約することを選択します。 支出がないので、商品やサービスに対する需要はありません。 支出がなくなると、商品やサービスに対する需要がなくなります。
3) 高金利 - 高金利は支出を減らします。 ローンは高額なので、借りる人はほとんどいません。 個人消費、自動車販売、住宅市場が影響を受けるでしょう。 貸し出しがなければ、良い需要はあり得ません。 生産量が減少してしまいます。
4) 突然の株式市場の暴落 - 株式市場に対する人々の信頼を回避する。 その結果、彼らは自分のお金を思い出し、感情が彼らを狂わせます。 心理的な要因とも考えられます。 その結果、人々はお金を使わなくなり、GDPは低下します。
消費者支出:
不況の間、消費者には可処分所得と呼ばれる追加の収入がありません。
消費者支出パーツ
-- 耐久財 - 1年以上持続
-- 非耐久財 - 持続期間が 1 年未満
-- サービス内容 - 会計、法務、マッサージサービスなど
不況時の耐久財サーファー。 非耐久財は、日々のファンダメンタルズが不況の影響を受けないため、不況に強いです。
2つの株の例を見てみましょう。
自動車会社に対する食品会社
しかし、不況のために食品を買うのをやめますか? 歯磨き粉、パン、牛乳の消費量を減らしますか?
答えは「いいえ」です。
消費者は、良い時期も悪い時期も同じ量の食品を購入します。一方、消費者は、雇用されているだけでなく、仕事の安全性について楽観的であり、昇進できると確信している場合にのみ、車を下取りまたは下取りします。 または別の雇用主との高給の仕事。 そして不況の間、人々の可処分所得は吸収されます。
個人消費は、不況を脱却するための重要なポイントです。
自動車販売:
前述したように、不況時に車を購入する人はほとんどいません。 新車販売は経済成長としてカウントされます。 0% ローンについて聞いたことがあるかもしれません。 同社は、自動車販売を増やすために 0% ローンを促進しています。 ほとんどの人は、不況時に車を修理したり、古い車を購入したりします。
中古車市場とスペアパーツ販売会社の売上が増加する可能性があります。
住宅販売/住宅市場:
今質問があります!
あなたの最大の資産はどれですか? あなたのほとんどは言うでしょう、私の家!
新築住宅販売は経済成長の一部です。 また、住宅価格は、消費者の裕福な感覚に影響を与えます。 住宅価格が高ければ高いほど、彼らは豊かに感じ、逆もまた同様です。 住宅価格が高くなると、消費者は裕福であると感じ、喜んでお金を使います。 しかし、住宅価格が下落すると、支出/消費が減少します。
最大の資産価格が下落すると、支出が減り、経済が回復するまでに時間がかかります。 彼らはより多くのEMIを支払わなければならないので、より高いレートは住宅価格の上昇を止めます. 中央銀行は不況時に金利を引き下げ、ローン/EMI が安いため、住宅市場の金利が上昇します。
金利:
一般的に、景気後退期には金利が低下します。 中央銀行は金利を引き下げるため、ローンは安くなります。
低金利のメリット -
――住宅市場の活性化。
- - 耐久財の販売を増やす
- - 設備投資の押し上げ
- - 債券と金利は反比例の関係にあります。 景気が悪化すると、投資家は株式よりも債券に投資する傾向があり、株式は景気後退時に好成績を収める可能性があります。
- - 不況の間、金利は低くなり、銀行は融資を受けるための基準を高めます。
株式市場:
明確にしたいのは、株式市場は経済ではないということです。 景気サイクルは、市場サイクルとセンチメント サイクルに遅れをとっています。 テクニカル アナリストとしては身も凍るし、経済愛好家としては悲しい瞬間です。 進んでいる場合もあれば、遅れている場合もあります。 景気後退 = 弱気相場 。
不況に強い産業:
* 生活必需品
* 有罪の喜び
*ユーティリティ
* 健康管理
* 情報技術
* 教育
これについては後日書きますが、とりあえず テクニカル分析 に戻りましょう。
🔴USDJPYドル円のトレードアイデア デイトレードの買い継続中。トレードアイデアには賞味期限がある?こんばんは。トレード職人の新目です。
動画アイデアでお伝えしていたトレードアイデアが継続しております。
138.50付近から買って140.00を目指す流れ。
140.00には12月月初(12/1~12/2)のOP:オプションがありますので、さほど大きくないオプションではありますが、年末の流動性が低い中ですので効力はあります。
▶トレードアイデアの賞味期限とは?
一度立てたトレードアイデアが否定されず、かといって肯定もされずダラダラと上下動し、どうしたものか...と思う場面があるはずです。
みなさんが立てるトレードアイデアには賞味期限があります。基本的には3日以内に思った方向に行かなければ、トレードアイデアが賞味期限切れになったということで速やかに破棄しましょう。
それは間違っていたということではありませんので、再度環境認識からやり直したいですね。3日以上経つと次のオプションストライクポイントがやってきて、反対方向に振れてしまう可能性が高くなります。また動かないということは、味方が去っていったか、拮抗しているか、相場にだれもいないのかもしれません。やはりアイデアに固執するよりは、上下方向の目線を一旦リセットし次の動意を待つべきです。
自分のアイデアに固執するあまり何週間もチャンスを待つとか、「ええい!」とばかりに仕掛けてしまうのは「早仕掛け」になってしまいます。
▶早い仕掛けはなぜダメなのか?
早い仕掛けをするときは、得てして「チャンスを逃したくない」という焦燥感があるからです。基本的に仕掛けるタイミングの条件もトレードアイデアに盛り込んでおくべきですから、早い仕掛けは無いはずなのですが、もし自分が仕掛けようと思った時、一瞬立ち止まるココロの余裕があるなら「早仕掛けになってないか?」自問自答してみてください。そこで「いや、今仕掛ける合理的な根拠が、僕にはある!」と自信をもって言えるならそれは実質的に「早仕掛け」ではないでしょう。
「しかし、仕掛けが早すぎたと思わないか?
早過ぎる仕掛けは、相手に精神的なダメージから、
立ち直る余裕を与える」高橋涼介
🔴流動性低い中でトレードアイデアの精度をあげるにはテクニカルだけでは足りない。みなさんこんにちは。トレード職人の新目です。視聴時間 13 ' 06 "
本日は、昨日のUSDJPYドル円のトレードアイデアが継続しております。年末で 基本的にやらないほうが良い相場 ですが、
そんな中でもトレードアイデアを描き、精度を上げていくための大事な考え方をお伝えいたします。
本日お伝えする内容
・ドル円の昨日のトレード 0' 00"
・トレードアイデアは5分で立てる 0' 50"
・ドル円の昨日のトレード 1' 48"
・USDJPYドル円のトレードアイデア 3' 48"
・昨日のFRBの発言とFEDウォッチャーの動向の変化 7' 42"
・事前準備して臨機応変にプランを切り替えるのみ 10' 52"
・「流動性低下相場」で精度をあげるにはテクニカルだけではダメ 12' 06"
仮想通貨は冬入りどころではなく、氷河期入りする可能性を考えてみる現在仮想通貨全般が弱気相場の中にあるが、実はこの弱気相場はかなり長く続くのではという可能性を考えてみたいと思う。
タイトルにある通り、冬どころではなく、氷河期規模になるのではというものだ。
以前投稿したアイデア「【ビットコイン】大幅調整期は来るのか?過去10年の動きから見る上昇と調整のサイクル」(下記リンク参照)では、ビットコインの過去10年間の動きには 2-3年サイクルで上昇と80%ほどの調整が続いているという特徴が見られることを紹介したが、これはこれで一つのシナリオとして引き続き想定する一方で、今回はアナザー・ストーリーとしてもう一つのシナリオを考えてみたい。
(なおこのアイデアは、決して昨今の取引所破綻を始めとするネガティブなニュースを受けてのものではなく、純粋にチャートを基にしたアイデアである。)
全体像
以下のチャートはビットコインの月足(ログスケール表示)。
仮想通貨の代表とも言えるビットコインを例として、このアイデアの全体像をチャートに示した。
まず、ビットコインは使用が開始された2009年から10年弱をかけて、3段上げの上昇を築いてきた。(①)
この3段上げというリズムはあらゆる資産クラス、金融商品で非常によく見られるサイクルであり、坂田五法というのは本当にすごいものだと関心せざるを得ない。
さて、この3段上げを以って10年間かけて形成された超長期の「推進波」が終了(チャート下部)。
今後はこの10年の上昇に対する調整波(②)が形成されていく可能性がある、というのがこのアイデアの根底にある見方である。
つまり、今後発生するであろう②の調整波が終了して初めて、2009年から始まった一つの波動サイクル(チャート上部矢印)が終了し、次のサイクルで最高値69000ドルを更新していくというシナリオだ。
10年の上昇に対する調整となれば、かなり長い調整期間となることが考えられ、それこそ氷河期になり得るわけだ。
月足押し安値ブレイクは史上初
ここでチャートを少し細くみてみたい。
以下もビットコインの月足チャートだが、2021年末からの下落で月足の押し安値をブレイク(赤のライン)。
つまり月足レベルで下目線転換しており、10年弱続いた上昇トレンドが完全に終了している。
また、月足で押し安値をブレイクしたのはビットコイン史上初であり、チャートの歴史はまだ10年ちょっとしかないが、ここからは調整波動が発生する可能性は決して小さくない。
過去の投稿で言及した最高値からの80%調整ラインは14000ドル水準(青のライン)だが、仮にこの価格帯から反発したとしても、適度に戻りを形成したところから再び調整の下落波でさらに安値を更新する可能性も考えられる。
氷河期はどのくらい続くのか?
仮に氷河期のような長期弱気相場が今後続いていく場合、それがどれくらい続くのかは誰にもわからないが、ここでは相場のフラクタル性に着目して推測してみたい。
冒頭のチャートに、3段上げを形成した3つの上昇波:Ⅰ、Ⅱ、Ⅲのそれぞれの推進、調整期間を記したものが以下のチャートである。
これを見ると、各上昇波の推進、調整期間は概ね
推進:調整=2:1 または 3:1
になっていることがわかる。(といってもまだ過去3回しかなく、かつⅢについてはまだ調整終了したかどうかがわからないのだが。)
相場はフラクタルなので、仮にⅠ~Ⅲに現れたような推進、調整の期間が上位の波動にも現れると仮定すると、
10年の上昇に対する調整期間は3年から5年くらいになると考えられる。
現在の弱気相場が始まったのが2021年11月なので、そこから3-5年というとだいたい2024年から2026年くらい。
このくらいの時間をかけて10年間の上昇の調整が行われ、そこから史上最高値69000ドルを超える上昇サイクルが再び始まるというシナリオである。
チャートが10年ちょっとしかないからこそ、今後仮想通貨の長期足がどのように形成されていくのかを追跡できる、非常に楽しみな数年間となるだろう。
[プラクティスマスター] 5-3 解ったつもりでも、なかなかトレードに活かせない場合のTIPSもし、自分のトレード技術が「あとちょっとなんだけどな...」と感じているなら、以下の記事をご参考になさってください。
手法が確立されているとして、同じ間違いをしてしまうとか、トレードアイデアを立てる時間に毎回ばらつきがある、トレードの精度が悪いという解決すべきマイナスの要因がある場合には、正しい演習(プラクティス)の手順を身につける必要があります。
正しい演習の手順とは、以下の通り
1. トレードアイデアを立てるための必要十分な情報収集
2. 環境認識
3. 環境に合った戦略
4. 戦略を構成する複数戦術
5. 自分のスタイルに合ったその日の戦術を選ぶ
6. 5で選んだ戦術と相反するプラン(戦術)に切り替わる場合の条件を確認する
7. それぞれの戦術を仕掛ける場所(さらに損切り、利確ポイント)を特定する
8. アラートを設定する必要があればその場所と、アラートの目的を決める
9. トレードアイデアを描く
どこかで時間がかかりすぎているか、6の相反するプランの条件を明確に想定していないと、「やはりそっちだったか!」と、つねに相反するプランのほうを選べばよかったと感じてしまいます。
※ロットサイズは損切りポイントまでの幅が決まれば自ずと決まります。
※トレードアイデアは時間をかければ良いものが出来上がるというものではありませんし、より短時間(5~15分)で立案することが望ましいのです。
チャートを見る時間が長ければ長いほどよくわからなくなってきます。
※メンタルの問題によってトレードが不安定な場合や、手法が確立されていない場合には対処法が異なります。
🔴USJDPYドル円のトレードアイデア 140を中心とした「SIDEWAY」継続中。アップサイドを狙う時間帯でしたね。おはようございます。トレード職人の新目です。昨日の解説:USDJPYドル円は先日からお伝えしているとおり、140.00円を中心としたRANGE:レンジではなくSIDEWAY:横ばいの環境になっていましたね。
昨日は、横ばいの中心から下のダウンサイドから中心に戻り、アップサイドに切り替わる時間帯。140.00円から買い、週末(11/18)期日のOP:オプションが設定されてある、140.50近辺で利確するという短期デイトレード戦術をお薦めしておりました。現在はまた中心に戻ってきております。週末ですし来週は感謝祭ですのでどんどん流動性は下がってきますが、140.50のオプションは大きいため、再度、上を試しにいく可能性があります。本日も買い目線です。ロンドン時間以降に本日のPivotPoint:139.93付近から再上昇してきたら買いたいところです。
「職人」というのはどの世界も地味なものですよね。特に伝統工芸とか、精密加工の技能工の方々など。
品質を落としてまで大量生産して儲けに走らず、技の精度を高めることに全精力を注ぐ。
トレードも同じで、楽してなんの根拠もなく感覚的にトレードやったって勝てるかもしれません。売るか買うかしかないわけですから。
SNSを見てるとお酒を呑みながらトレードしたり、負けても悪びれず、相場に向かう真剣さが足りない人が多いように思います。※このTradingViewにはそんな輩はいないでしょうけれど笑
トレードの技を追求し、トレードアイデアの精度を高め、自分の感情、欲求をコントロールしてストイックにトレードを続けていく職人でありたいといつも思います。それは地味でありYOUTUBERトレーダーのように華やかな世界ではないでしょうが。
🔴週間相場 USJDPYドル円は+30pips。139.93からのデイトレ買いチャンスがありました。週間相場解説をしていきたいと思います。トレード職人の新目です。よろしくお願いいたします。
先週金曜のUSDJPYドル円はSIDEWAY:横ばいの中心付近におりました。当日のpivotpointが139.39付近にありましたので、ロンドン時間に下抜けて再上昇したところでそこを上抜けで買いが可能だとお伝えしておりました。140.50に大きなオプションが設定されてありましたので上方向に再トライする可能性が大きいという理由です。週末でしたしアップトレンドに追随する訳ではないのでターゲットまで引っ張るというよりは20~30pipsで手仕舞いして十分でしょう。
米感謝祭に向けてどんどん流動性が下がっていきますので、乱高下する場面もあるかとは思いますが今週は22日でトレードはお開きではないかと思っております。
僕らは相場が動けばよいわけではなく、流動性が高く参加者がたくさんいて規則的な動きでなければ勝ちにくいですので、乱高下の可能性がある今週末は手控えるのが吉でしょう。
※SIDEWAY:横ばいに入ったかどうかはチャートの下辺と上辺の2点が完成したところで判断します。意味のある3点目が完成したところでRange:レンジと判断。
チキン利確を防ぐには?以前投稿したコツコツドカンに関する投稿(下記リンク参照)が多くの方の好評を頂いたので、今回は関連したテーマで、チキン利確を防ぐにはどうしたら良いかという点で僕なりの見解を共有してみたいと思います。
コツコツドカンの投稿では、損失側と利益側に分けて原因を分析してみるというアプローチを紹介したのですが、今回はその利益側の原因に関する内容です。
恐怖がチキン利確を駆り立てる
チキン利確をしてしまう原因は何かといえば、それは「恐怖」に尽きるでしょう。
恐怖と聞いて、えっ?と思う方もいるかもしれませんが、
・今ある含み益が消えて無くなる恐怖
・今ある含み益が含み損に転じる恐怖
があるからこそ、ちょっと利益が乗ったところでポジションをクローズしてしまうといったことに繋がります。
恐怖のところは、痛みと言い換えても成り立ちますね。まさにプロスペクト理論で言われている通りです。
とはいっても、僕らは仙人ではないので恐怖を完全に消し去ることはできません。
この恐怖とうまく付き合ったり、恐怖に対処するための訓練をしていくしかないわけですが、ここではその訓練の方法として二つほど対処法を紹介したいと思います。
対処法
1.ロットを下げる
ここに大学を卒業したての新入社員トレーダーAさんがいたとします。
Aさんの月給は20万円ほど。
この状態でトレードで含み益が10万円あったらどう感じるでしょうか?
金銭感覚というのは人によって大きく違いが出る分野ではありますが、一般的には社会人になりたての人からすれば大金でしょう。トレード的に見れば、それがたとえリスクリワード1にも満たないトレードであっても、目の前の金額に目が眩んで今すぐ利確だ!となってしまうかもしれません。
でもこれが1000円だったらどうでしょうか。
1000円であれば大学生時代のアルバイトの時給相当です。
この金額であれば痛みもそれほど感じないので、であれば最初に決めたポイント(例えばリスクリワード3のポイント)まで利益が伸びるか様子を見てみよう、と考えられるかもしれません。
痛みを感じはするけれど、決して寝込んでしまうほどではないというレベルにまで恐怖レベル(=ロット)を落とし、しっかりとシナリオで立てた目標まで利益を伸ばす練習をする、というのは脱チキン利確のための一つの対策です。
2.利確目標に指値注文を置く
上のAさんの例ではないですが、目の前で含み益が増減するのを見ているとどうしても耐えられないという場合は、指値注文の活用がおすすめです。
ポジションを持つ前に、しっかりと分析してシナリオを立て、ここぞというところでエントリーしたら、損切りと利益確定の指値を同時にセットして、あとは放置。
結果は相場の神様に委ねる、という方法です。
はじめのうちはこのように指し値注文で利益確定を行うようにし、慣れてきたら徐々に値動きを見ながら決済していくという方法にシフトしていくのが良いのではと思います。
伝説のトレーダー集団は利確が許されなかった
最後に、一つエピソードを紹介したいと思います。
皆さんはタートルズというトレーダー集団をご存知でしょうか?
タートルズは、アメリカの投資家リチャード・デニス氏とその友人であるビル・エックハート氏が、「優れたトレーダーは生まれか、育ちか」説の議論に終止符を打つために、素人トレーダーを公募して、トレード手法を伝授するという実験的取り組みの中で生まれたトレーダー集団です。
タートルズは5年間で1億7千5百万ドル以上を稼ぎ出したと言われる他、メンバーの中には、その後ビリオネアになった人や、ヘッジファンドを運用するまでに資産を築いた人もいて、デニス氏の”優れたトレーダーは育成できる”という仮説が証明された実験だったわけですが、タートルズのトレーダー達は、デニス氏の資金を運用することができる一方で、勝手に利益確定をすることは許されていなかったそうです。
おそらくデニス氏は、上に紹介したような人間が本来持つ恐怖心から、新米トレーダーたちがすぐに利益確定に走ってしまうことを見抜いて、このようなルールを課したのでしょう。
デニス氏の莫大な資産を運用するという条件下であっても、チキン利確を繰り返していたらここまでの成績は残せず、伝説のトレーダー集団にはなっていなかったかもしれませんね。
🔴USJDPYドル円のトレードアイデア 「SIDEWAY」の環境が継続中です。おはようございます。新目です。140.00円を中心としたSIDEWAY:横ばいの環境は継続中です。
現在はその140.00円に戻る流れであり、これからは横ばいの中心からアップサイドへの動きをTESTしにいくでしょう。
買いをホールドして持っている場合には140.00円で手仕舞いする、140.00円から買い140.50を目指す、タイムゾーンの切り替わりを狙って、逆張りpibot戦術の売りも可能かと思います。
いつどれを選ぶかは人それぞれですし、「事前」に「自分で」決めておく必要があります。ドテン、もしくは突発的な動きに乗る(非推奨)場合以外には臨機応変な対応をすることはありません。
まだまだ米超短期国債 TVC:US01 の買い需要は続いており、米ドル不足(によるドル買い圧力)も、あとちょっとは続くでしょう。米CPIをきっかけとする米ドル売りはポジション調整に過ぎなかったのかもしれません。
👑トレードアイデア 金GOLDは1790に大きなOpen Interestがありバリアに。金GOLDの相場解説をしていきたいと思います。よろしくお願い致します。
昨日(11/15)の金チャートは三回ほど上値を試したものの1790の手前で強く落とされています。
金オプションには11月18日(金)期日の大きな建玉(Open Interest)が1790にあり、逆にそれ以外の価格には何もないという買い意欲の少ない空間におりますので動きにくい展開です。
来週11月22日(火)期日のオプションは1800より上の価格に小中の買いが並んでおります。
買っておいて週明けまでホールドするか、11月22日(火)に1800を上抜けすればスイスイと上昇していくように思います。
私は昨日はわずかな幅でしたが、下落の過程で断続的に買いを入れ今朝一旦利確をいたしました。今も1本買いを入れており、昨日の高値付近1780を超えてきたら更に買い増ししたいところ。それは来週火曜以降ではないかと思っておいたほうがいいですね。
「いつ起きるかを予想することは、何が起きるかを予想することより、何倍も難しい」フィリップ・フィッシャー
言い得て妙です。しかし難しいですが、合理的根拠を積み上げればトレードアイデアの精度があがり、「いつ」ということもある程度予測できるようになってきます。