NZD (ニュージーランドドル)
NZDのダブルボトムが次の動きを予感させる?NZDのダブルボトムが次の動きを予感させる?
ニュージーランド準備銀行が2023年2回目の利上げ決定を行う。決定内容は水曜午後2時(NZDT)(日本時間火曜午後8時)に発表される。興味深いのは、同国がサイクロン「ガブリエル」に襲われたばかりで、インフラや個人資産に120億NZドル以上の被害が出たと伝えられている点だ。そのため、一部の市場関係者は、RBNZの利上げが一時停止する(あるいは減速する)と予測しているが、コンセンサスは依然として50ベーシスポイントの利上げを予想している。市場に存在する不確実性により、NZドル/米ドルはこのRBNZの決定を前に、少し脆弱に見えるかもしれません。
NZD/USDは現在、1月に設定された0.62249のサポートエリアを試しており、次の動きを予測する上で非常に重要なポイントとなっています。このサポートエリアが維持されない場合、短期ターゲットには0.61648、長期ターゲットには0.61000が挙げられます。NZD/USDはまた、200-EMAを下回っており、弱気トレンドを示唆しています。価格が現在のサポートエリアで拒否することに成功した場合、下降トレンドを継続する前に、200-EMAの期間を再テストするためにバウンスする可能性があります。しかし、0.62249でサポートが維持されれば、ダブルボトムのパターン形成となり、少なくとも短期的には強気トレンドであることを示します。反転の勢いをつけるには、0.63523と0.63000の間の過去の統合エリアをクリアーし、最終的に0.63523のレジスタンスエリアをブレイクしてから上昇を継続する必要があります。
NZD/USDの上昇は、米国から発表される強力な経済データによって抑制される可能性があります。さらに、米国は月曜日がプレジデンツデーで休場となるため、おそらく水曜日NZDT/火曜日ESTにペアの売り込みが発生することが予想されます。
NZDJPY 短期~中長期'22 3/12 10:58
月足:上昇 RCI : 35.0
週足:上昇 RCI : 70.0
日足:トップ RCI : 95.0
8h:トップ RCI : 95.0
4h:下落 RCI : 73.3
長期はグリーンの上昇平行チャネル、短期はオレンジの上昇平行チャネル。
オレンジの平行チャネルレジスタンスラインに到達し、調整中。
△メインシナリオ
中長期的には上昇トレンド継続。
短期的には、オレンジの平行チャネルレジスタンスライン付近で調整もしくは若干下落もありつつ、短期上昇平行チャネル内で推移。
▲サブシナリオ
強い上昇トレンドが継続すると、オレンジの平行チャネルレジスタンスラインで調整後、上抜けてさらなる上昇の可能性も。
ニュージー円は買い場かチャートは日足です。
赤で引いた線が今サポートになっている76ドルにあたるレートです。
ここが引きで見たときにレジサポとしてかなり効いており、
日足では見えずらいですが、4時間足に行くと直近が逆三尊を形成しているところです。
キリ番ということもありますし、逆三尊の形からして今は買い時かなと思い、
買いのエントリーを入れてみました。
損切りはノックアウトオプションでノックアウトレベルを75ドルに設定しました。
利確目標は一旦78ドルまで上がるといいなと思っています。
そこからは状況を見て部分決済なのか全決済なのか、79ドル前後付近もありえるなとも思っているので、
様子を見ながら調整したいと思います。
【クロス円】相場分析20211125 クロス円6通貨ペアの相場状況を一気読みこの投稿ではクロス円6通貨ペアの現在の相場状況を日足を使って概観してみたいと思います。
豪ドル円・ユーロ円・ポンド円に加え、日本人にとっては比較的マイナーなニュージー円、カナダ円、フラン円も加え、合計6通貨の状況を日足で見渡します。
豪ドル円
9月末から10月にかけてドル円・クロス円が急上昇(オレンジB=>C)しましたが、現在はその上昇の半値近くまで押してきたところ。
ダウ理論的にも上目線であり、上昇トレンド継続中と見ることができます。
まだ上昇してもう一度10月高値(C)を試す可能性は十分考えられます。
高値(A)の抵抗線がサポート転換するかどうかも要注目です。
ユーロ円
一番触りたくないのがユーロ円です。
オージー円同様に9-10月は急騰しましたが、それが全戻しとなっています。
ダウ理論的にはまだ上目線であるものの、ここから買いが入ってもう一度高値を試す形とは言い難く、弱気な形です。
また週足・日足レベルで大きなWトップにもなっています。上には月足で認識できる三角保ち合いの上限(グリーン矢印)があり、そのラインでの上値が重いとみています。
円安がこれだけ進んでいる中この全戻しなので、ユーロが相当売られていることが伺えます。
ポンド円
ポンド円は先日別の投稿で解説していますので、詳細はそちらに譲ります。
まだまだ上昇していく可能性がある形です。
【GBPJPY/ポンド円】相場分析20211117 ロング狙い(スウィング)
ニュージー円
オージー円と似ていて、こちらもまだ上昇トレンド継続中。
オージー円との大きな違いは、通貨発行国の金融政策でしょう。
ファンダメンタル観点では、主要8通貨の中で最も金融緩和縮小が進んでいるニュージーランドと最も緩和的と言える日本の通貨の組み合わせということで、ファンダ的にも上昇を後押ししてくれるのではとみています。
カナダ円
カナダ円も別アイデアを切り出して投稿していますので、詳細はそちらに譲ります。
こちらも引き続き上昇が期待できる形として見ています。
【CADJPY🇨🇦🇯🇵】相場分析20211029 カナダ中銀量的緩和終了で利上げ時期前倒し/カナダドルは買いなのか?
フラン円
9-10月のクロス円上昇で最も上昇幅が大きかったのがカナダ円とフラン円です。
一時スタグフレーション懸念が騒がれていた時はそのヘッジとしてスイスフランが買われていたようですが、現在も底堅さを見せているという印象です。
フラン円もまだまだ上昇トレンド継続中。
今回の6通貨ペアの中でも押しの幅が最も小さいことからもフランの底堅さは感じられます。
高値(3)のラインがサポートとしての働きを見せています。このラインを背に再び上昇していく可能性に注目です。
11月上旬にはスイス中銀のメクラー理事が、コロナ禍で市場の先行き不透明感が高いことを踏まえると、安全資産としてのフランへの需要は今後も続くとの見通しを示しています。
欧州ではコロナの感染再拡大が続く中、スイスフランは底堅さを見せ続ける可能性はあります。
【NZDJPY🥝🇯🇵】相場分析20210714 NZ中銀量的緩和停止発表/ダブルボトムフラクタルで上昇示唆【サマリ】
本日7月14日、RBNZ(NZ中銀)は政策金利を0.25%で据え置くと共に、大規模資産購入プログラム(LSAP)として実施してきた量的緩和を7月23日を以って停止と発表。LSAP停止の発表は予想外でありサプライズでNZドルは1%以上の急騰。
8月には利上げを行うという観測も出ている。
チャート上も76.24水準が底堅く推移しており、日足と4時間足でフラクタルなWボトム形成の動きが見て取れる。
以下詳細
【環境認識】
週足
76.24水準(パープル水平線)がレジサポ転換し底値を支えている状況。
日足
76.24のラインで安値(A)(C)を底とするWボトム形成の動き。
4時間足
日足Wボトムの右の谷がさらに4時間足でWボトムを形成。
上昇トレンド転換の兆しが読み取れる。