サポート&レジスタンス
【 TSLA】そろそろ押しが入るか?テスラはビットコインを保有しているとして現在、マーケットでは話題となっている企業である。
そのテスラをテクニカル面から分析していきたい。
・一目均衡表からの考察
一目均衡表の基礎
2020年7月から11月まではもみ合ったものの、それ以来安定上昇を続けている。
一般的に
転換線(当日を含む過去9日高値安値の半値)
は短期の均衡点
基準線(当日を含む過去26日高値安値の半値)
は中期の均衡点
先行スパン2(当日を含む過去52日高値安値の半値)は長期の均衡点と言われている。
(但し、描画するのは当日を含む26日先である)
そして先行スパン1は転換線と基準線の半値である。
(但し、描画するのは先行スパン2と同様、当日を含む26日先である)
また、遅行スパンは、
当日の終値を、当日を含む26日前に描画したものである。
考察
短期の均衡点である転換線は下向きながら、ローソク足は上にあり、買い優勢と考えられる。
中期の均衡点である基準線は、上向きでローソク足は上に位置していることから、中期的には買いである。
また、長期の均衡点である先行スパン2(赤線)は現在値より下にあることから買い優勢と判断できる。
但し、遅行スパンを見るとほぼ現在の水準であり、このまま価格が切り上がらない限り、遅行スパンは価格を上から下へ抜けることになる。(懸念点1)
出来高からの考察
2020年10月までの出来高と比べて、現在の水準は明らかに低迷してきており、天井打ちした可能性は否定できない。
(少なくとも高値の900.40ドルを上抜けて行かないことには不安は払拭できないだろう。)
かつ
この出来高推移から
個人投資家は買い、機関投資家は売りへ転じてきている可能性も視野に入れておく可能性がある。
まとめ
よって、総合的には買いだが、押しが入る可能性も十分視野に入れて、慎重に取引を行うべきである。
【コラム】押し安値まで押す、戻り高値まで戻すという視点今回は小話的な内容で、掲題の件について書いてみようと思います。
ダウ理論の概念の一つである押し安値・戻り高値ですが、レートはこの価格まで押す、戻す動きをしやすいという話です。
・反発・反落のポイントが見極められるようになりたい
・良いポイントでエントリーできたのに利確ポイントがわからない
という方には参考になるかもしれません。
下のチャートはユーロドルの1/6時点の日足チャートです。
ユーロドルを監視している方はご存知の通り、レートはこの後下落していきます。
ここに1時間足、4時間足、日足の押し安値を表示してみます。
このような感じ⏬です。
<日足>
この後の動きを少し細かくして1時間足に落として見てみましょう。
<1時間足>
各時間軸の押し安値で反発していることが見て取れると思います。
・赤の丸のポイントが現在続いている下降波の始点です。
・ここから下落した後、まず1時間足の押し安値で反発(青の丸)して、戻しを経てからの下落で1時間足の押し安値を割りました。
・その後4時間足押し安値まで下げますが、そこで反発上昇して、今度は1時間足の押し安値があったラインにレジスタンスされて下落。4時間足の押し安値を割ってきました。
・その後レートは一旦上昇するも、4時間足の押し安値が抵抗として機能し反落。日足押し安値まで下落した、という一連の流れが確認できると思います。
押し安値は強い買いが入ったポイントであるため、レートがその付近まで押してくれば再び買いが入りやすいという習性があります。(戻り高値についても同じ考え方)
この習性をトレードに生かして、
・押し安値までを一つの利確ターゲットにするのもいいですし、
・逆張りを狙う際の起点として捉えるというのもアリですね。
どこが重要な水平線なのかわからないという方は、最低限この押し安値だけは注視しておくのも有効でしょう。
跳ね返されるか抜けるかを見る。復習ですが、移動平均線(水平線や斜めのトレンドラインも同じ)に差し掛かったら抵抗、つまり動きに対し反対の売買圧力がかかります。
押し戻されるか抜けるかのバトルがライン際であり、抜けたら短期の動きが継続、跳ね返されると転換。
今回のオージーは緑1週間線で1度目は超えられず転換し下げましたが2回目で抜けたので下位足で見るとそこそこ上昇しました。
しかし、上にはもっと長い期間の移動平均線があり、またそこで抵抗に合い、そこまで行くともみ合いをまたやる事になります。
もちろんその途中に移動平均線ではない要因の抵抗、節目やフィボナッチなど、が有ればそこでももみ合う事になります。
よく見ると、黄緑6ヶ月線のライン際でも同じ事が起こっていますね。
来週のオージー円は、デンジャラスゾーンに要注意。。大きな上昇の末に高値をつけた後、大きく下げた後の反発は高値に接近する場面で値動きにつられ高値に飛びつき梯子を外されないよう注意が必要です。
高値切下げはもちろん、高値と同値をつけた時、更に、高値を更新した時ですら騙しとなる場合があります。
(特に近年は高値更新後に急落するパターンが増えていますね。時代と共にどんどん複雑化してきています。)
現在の反発上昇は、アメリカ市場がお休みのせいもあり、また週末を迎える事から下落前の上昇と比べ弱々しい感じがします。
高値更新して伸びていく可能性ももちろんありますが、買うなら早め。間際になって高値買いしないよう注意しましょう。
【GC1! 金先物】月足 高値更新へアタックか?金が上昇を続けています。
通常金は「有事の金買い」と言われるほど、リスクが高まってきた時に買われる資産です。
普遍の価値があると見なされているから。
なのでリスク資産である株式とは、通常逆相関関係を持ちます。
しかし、株価(DJI、IXIC、日経225など)は上げ続けています。
この関係をどう見れば良いでしょう?
金と株式が共に上がる例外的状況は2つ考えられます。
①インフレが進み、物価が上がり、株も金もその他の資産も上がり続けるケース
②量的緩和政策を続けてきた結果、カネ余りが生じており、向かう先がなくなり金へと流れているケース
今回はインフレが進んでいる訳ではないので②に該当します。
カネ余りの状況は各国金融政策を考えると、すぐに解消されることはないので当面続くことが予測されます。
金価格の今後の展開
チャネルラインからは大きくはみ出して上昇を続けています。前回高値だった青線をクリアしてきており
今後は
青線をクリアして、赤線の高値を抜いていくのか、が焦点となります。
仮に抜いて行った場合、
他にリスク要因が無くとも、
リスク回避資産である金が高値を付けたということで株価への下圧力がかかる可能性も出てくるとみています。
株式市場への影響も大きいので今後の展開を注視しておきたいところです。
【XAUUSD ドル建て金価格】チャネルラインとサポレジ転換について【チャネルライン】
A、B共にチャネルラインで分かる綺麗なトレンド
Cは2020年3月中旬に大きな下落があったものの切り返し、上昇トレンドを形成
サポレジ転換
2で抵抗帯になっていたラインが2020年1月にブレイクされると
4で支持帯として機能。
サポレジ転換しています
また、
1で抵抗帯になっていたラインが直後にブレイクされると
3、5で支持帯として機能。
サポレジ転換しています。
【まとめ】
支持帯がブレイクされると抵抗帯へ転換する場面、
抵抗帯がブレイクされると支持帯へ転換する場面は、チャートの中に多く存在するので意識してみると良いですね。
(もちろん、必ず転換する訳ではない点には注意しておきましょう。)
トレンドに逆らうな。トレンド転換のメカニズムを知る。こんにちは、LIZデザインのkowatasanです。マイドです。
今回の動画では、過去チャートを超早送りで振り返りながら、トレンドがいかにしつこく継続し、
しかしそれがどのように終焉を迎え、転換していくのか、が学習できるように解説してみました。
抵抗帯として作用する長期間設定の移動平均線を価格がしっかり抜けていくと邪魔者がいなくなって価格は伸びやすくなる、
サポレジ転換が起こり、もう反対方向には進んでいけなくなる性質を以前説明しましたが、
(まだみていない方は下にリンクを貼っておきますので是非そちらも探して頂きご覧ください)
実際にその様子を動画で確認頂けたらと思います。
中長期トレンドが簡単には転換しない理由と性質を知り、安易な逆張りで損失を出さないこと、また
転換する際の過熱を見つけ、ここぞというところでの逆張りを決めるための参考になれば、と思います。
それでは皆さん、Enjoy Trading!!
EURUSD 日足 EMAとボリンジャーバンドのマルチタイムフレームからの考察FX:EURUSD
EMA
・短期 5日(1週間が5営業日の為)
・短中期 20日(1ヶ月は4週であるので5×4=20日)
・中期 40日(2ヶ月は20日×2=40日)
・中長期線 には為替で意識されやすい90日を入れている
・長期線 200日(週足相当の中期 40日×5日=200)かつ相場で意識されやすいポイントでもある。
・超長期線 800(月足相当の中期 40日×5日×4週=800)
ボリンジャーバンド
2σを表示している
期間1(赤)は20。
期間2(青)は週足相当の20×5日(1週間=5日とカウントする為)=100
期間3(緑)は月足相当の100×4週=400
EMAの観点から見ると
超長期(黒の太線)が上値を押さえているものの、このラインをクリアし、超長期自体も上方向への傾きへ転じると、上へのアタックの可能性が高い(ドル高ユーロ安)
ボリンジャーバンド の観点から見ると
日足相当の2σ(赤)はボージ(バンド幅が拡大)している)。
週足相当の2σ(青)は逆にスクイーズ(バンド幅の縮小)がみられる。
月足相当の2σ(緑)はチャート上は見えにくくいものの、スクイーズに向かいつつある。
このことから短期的には一旦発散したボリンジャーバンド であるが、中期(週足)、長期(月足)では徐々にスクイーズしてきており、発散のパワーを貯めていると言える。
EMAとボリンジャーバンドの総合分析
EMAも短期的には三角持ち合いに入りそうな形状へと向かっていることから、大幅な値幅変動は予測されないが、
仮に三角持ち合いを形成した場合にはそれをブレイクするタイミングで大きな価格変動が生じると考えられる。