仮想通貨の中でも日本人に人気の高いリップル(XRP)の長期時間軸(月足·週足)でのエリオット波動分析です。 現在は米国SECとの裁判が進行中であり、先行きの見通しに暗雲が立ち込めている状況ですが、波動の進行具合の観点ではどのようなステージにあるのかを考察してみたいと思います。 ※チャートは全てログスケール表示にしています。 他の仮想通貨同様に価格変動が大きいため、通常スケールでは波のうねりやリズムが読み取りにくいためです。 月足 2017年の仮想通貨バブルの高値を目指す形の3段上げのリズムが確認できます。 この上昇の形に沿ってⅠーⅤ波をプロットしています。 目下の目標はバブルでつけた最高値を超えられるかどうかでしょう。 週足 2017年バブル以降の動きに焦点を当てた週足です。 ...
久しぶりのポンドオージーの投稿となる今回は長期のエリオット波動を考察してみたいと思います。 こちらは月足を長期スパンで表示させたものです。 <月足(マクロ)> チャート中央の水色の垂直線を境にトレンドが変わっていることがわかります。 そして2012年から再び高値安値を切り上げる上昇トレンドが発生しているということで、チャート上にはブラックの波動サイクルとグリーンの波動サイクル二つを示しています。 エリオット波動理論では50年規模の波をスーパーサイクルと定義していますが、ブラックの波動サイクルが期間的にこのスーパーサイクルに符号します。 現在はグリーンの波動サイクルにおけるⅡ波目のトライアングル調整を形成中と見ています。 以下グリーンの波動に焦点を絞って見ていきます。 月足(ミクロ)...
【サマリ】 週足、日足レベルの波を狙う長い時間軸でのトレードシナリオの考察です。 前回5月の投稿でも日足の上昇波動継続を狙ったロングのシナリオ考察を投稿しましたが、その後レンジに突入。 約3ヶ月の長い調整期間を経て、今再び上昇の可能性が考えられる場面に来たところです。 【環境認識】 週足 週足の長期波動の把握は下記の通りです。 現在パープルの上昇波の3波目まで確認できているところ。 現在を調整の4波と見てここから5波で上昇継続していくか、上昇3波で終了して、今後は下降波動が生まれる二つの可能性がありますが、今回はロングを焦点に検討します。 1-3波のガイドとなっているパープルのチャネルに対して、先週が大陰線で引けた場面なので、ここからのプライスアクションに要注目です。 日足...
【サマリ】 ドル円の環境認識と売買シナリオ考察です。 来週は注目イベントであるジャクソンホール会議が26-28日に控えています。 現在のレートが位置する環境の整理は以下で詳述しますが、ボラが低下していることもあり、様々な抵抗・支持線に囲まれた大小レンジを形成しています。 ・ジャクソンホール会議までは様子見ムードでレンジ内の小幅値動きの可能性 ・会議でサプライズがあればレンジをブレイクする動き ・特にサプライズがなければ9月雇用統計までトレンドレス継続 といった可能性を見ています。 一応シナリオは考えているものの、チャートを見る限りは見送りでもいいかなという感触です。 【環境認識&詳細】 週足...
【サマリ】 ドル円環境認識と来週に向けた売りと買い双方の視点からのシナリオ考察です。 8月のこれまでの相場を振り返ると、 ・8/1週目はISM指標とクラリダFRB副議長発言を受けて高騰(景気回復=>緩和縮小期待進展の動き) ・2週目は米ミシガン大消費者マインドの悪化で下落(景気後退=>緩和縮小期待後退の動き) と景気の先行きを表す指標に大きく左右される相場となっています。 チャート的には、8/1週目から見れば絶好の押し目ポイントまで下落して来たところ、8/2週目から見れば来週は戻り売りが狙える場面ということで、来週は押し目買い狙いと戻り売り狙いがせめぎ合うことになるのではと見ています。 上記踏まえて来週のシナリオを考察します。 【環境認識&詳細】 週足...
株価指数やコモディティ、仮想通貨、為替と今まで様々な金融資産のチャートのエリオット波動分析を投稿してきましたが、今回は米ドル単体の強弱を測るドルインデックスの長期エリオット波動を分析するとともに、過去20年間のドルの動きを振り返ってみたいと思います。 月足(マクロ)...
ポンド円の環境認識とシナリオ考察です。 7月から8月現時点までの動きを大きく捉えると、日足、4時間、1時間で3つのタイムフレームのレンジの重なりが見られます。 プランとしては、1時間のレンジを下抜けしてからの4時間レンジまでの隙間を狙うトレードをプライマリーシナリオとして考えています。(スイング目線の投稿です。) 【環境認識&詳細】 日足 7月以降はオレンジのボックス内で推移しています。 上には月足で引ける高値切り下げライン(ブラック斜線)が控えており、また、日足の高値も切り下げ継続中ですが、少し下落が落ち着いて方向感がなくなってきたかという場面です。 4時間足...
ユーロドルは7月末のFOMCを受けた上昇から一転、8月6日の雇用統計によるドル高で行って来いの形となりました。 この投稿では現在の相場状況を振り返るとともに、今後の見通しとシナリオについて共有したいと思います。 【環境認識】 週足 注目しているのはチャート上にブルーの破線水平線で示した1.1700のネックライン。 3月末にこの1.170をつけた後上昇したものの、結局高値(C)を超えることはできず、再びネックライン付近まで下げてきたという場面です。 日足...
【サマリ】 前回投稿からのアップデートとしてオージーニュージー(AUDNZD)の現在の状況と波動の最新状況を整理します。 タイトルの通り、現在は週足下落3波及びそれを構成する下位足日足の3波が進行中と捉えています。 ファンダメンタル的には、オーストラリア中銀が金融緩和を継続する一方、ニュージーランド中銀は金融引き締めに向かっていることも踏まえ、NZD高の流れが継続する可能性が高いと見ています。 【環境認識&詳細】 月足...
前回投稿のアップデートです。 ユーロポンドは7/14につけた安値かつ心理的節目0.8500を日足で再び更新。 4/5につけた安値水準までポンド高に触れてきました。 前回投稿では日足レベルの上昇3波の可能性を期待してロングを狙うシナリオを考えていましたが、一転ポンド買いに備える必要性のある場面へと転換。 ファンダメンタルの観点でも、イギリスが8/5のMPC(金融政策委員会)で金融引き締めの観測が出た一方、ユーロは緩和継続の姿勢を維持しており、ポンド高に進みやすい地合いかもしれません。 日足で4月安値をブレイクするようであればショートを狙います。 以下、環境認識です。 週足...
【サマリ】 ドル円の環境認識と売買シナリオの考察です。 先週のドル円は4日のISM非製造業指数と直後のFRBクラリダ副議長の発言で108円後半で急反発。 前週まではFRBによるテーパリングの早期実施観測が後退してドル安に傾いていましたが、一転して再びドル買いが優勢となりました。 チャート的にも4時間足レベルでは重要な節目をブレイクし、7月1ヶ月続いた下降トレンドが終了。 地合い・テクニカルの両面からも再びドル買いフェーズに移行していきそうな気配を感じます。 以下先週の動きの振り返りとともに、来週の売り買い両方のシナリオ考察です。 【環境認識&詳細】 週足 先週ローソクは長い下ひげの陽線で終了。 ちょうど26週移動平均線(イエロー)と200週移動平均線(パープル)がクロスする場所での反発となりました。 ...
【サマリ】 日足レベルの波を狙うスイングトレードのシナリオ考察です。 日足の戻り高値をブレイクし上目線転換。押し目形成からの上昇3波が狙いです。 週足レベルでは1.4200をキャップとする天井圏を形成する動きとも読み取れるので、1.4200水準までの値幅をターゲットとしています。 【環境認識&詳細】 週足...
【サマリ】 ドル円の環境認識と売り買いのシナリオ考察です。 現在は110.70-109.40のレンジ内で推移していると見ています。 欧米はバケーションシーズンということもあり、来週も大きな方向性が出るというよりは、上記範囲内での動きを想定。 レンジの下限付近から買い、上限付近まで買われれば売りのシナリオです。 基本的には一日以内で完結するトレードを想定しています。 月足 7月のローソク足が確定。前月ローソク足にはらまれる形となりました。 大枠では前月ローソク足の内部での動きが継続しそうです。 週足 陰線で引けています。前週のローソク足は109.40付近でヒゲをつけて反発しましたが、 再びこの水準を試す動きが出た時にどのような反応をするかに注目です。 日足...
【サマリー】 日足を元にしたスイングトレードのシナリオ考察です。 スイスフラン円は4月末にブレイクした118.50ラインを3回試した後反発して日足のネックラインをブレイク。 6月半ばからの調整下落が終了し、再び上昇回帰の機運が見えて来た場面です。 6月15日高値122.77付近またはもう一段上の抵抗候補124円水準までロングを狙います。 【環境認識】 週足 チャート中央オレンジのバンドで示したのが過去5年にわたり機能していた抵抗ライン(118.50)。 ブレイクして高値を更新した後、今度は数週間にわたってこの抵抗ラインに対し下ヒゲを作りサポートに転換していることが確認できます。 日足...
【サマリ】 来週7/26週に向けたドル円の環境認識と売り買い双方のシナリオです。 前週までの下落トレンドから一転、109.40水準で反発。 4時間足では戻り高値をブレイクし再び上昇モメンタムが見えてきています。 4時間足では逆三尊も形成されています。 来週は28,29日にFOMCが控えているため、それまでは小動きとなるかもしれません。 【環境認識&詳細】 週足 前週はコマ足でしたが、200週移動平均線(パープル)と20週移動平均線(ピンク)付近で反発。先週は前週ローソクを包み込む形で陽線で引けています。 このローソクの形状からは上方向への勢いが継続する可能性を見ることができます。 日足 日足の押し安値(レッド破線)のある109.20-40付近から反発。 4時間足...
【サマリ】 ドルカナダはコロナショック以降1年以上に渡って続いた下降トレンドから上昇トレンドへ転換。 調整を経てからの日足の上昇3波目を狙うロングシナリオの考察です。 【環境認識】 週足 週足レベルで下降トレンドの支持線となっていた赤のチャネルをブレイク。 波動の観点では、パープルで示した上昇5波に対する調整3波が終了し、新たな長期上昇サイクルに入るのではと捉えています。 日足...
【サマリー】 ユーロポンドは4月につけた安値0.847を切り上げ、上昇トレンド転換が期待できる局面。 3ヶ月ほど続いた上昇フラッグをブレイク。押しを形成してからの上昇3波狙いの考察です。 【環境認識】 週足 パープルで示した安値(C)が4月につけた安値。 ブラック破線斜線で示した月足のトレンドラインを月足のローソク足実体でブレイク。 もう一段下を目指す可能性を見ていましたが、安値(C)のラインが固く、日足で安値を切り上げてきました。 日足...
【サマリ】 ユーロドル環境認識です。 日足レベルの安値切り上げライン付近(下記日足チャート)での攻防が継続中。 下値は1.175付近が底堅いですが、上値も限定的で方向感のない動きが続いています。 6月FOMCを受けた下落トレンドの底値圏を形成する動きとも捉えられます。 日足切り上げラインを下抜けすれば三月末につけた1.170水準までの下落、抜けずに上放れすれば4時間足レベルの戻り高値が控える1.185付近までの反発上昇の動きが出る可能性を見ています。 日足 赤の安値切り上げラインで底堅く推移。ただし上値も限定的です。 下抜けすれば三月末につけたオレンジの安値Cを目指す動きが生まれると見ています。 4H...