7月に入ってから再び強くなった日経はあっという間に史上最高値を更新し42000円台を突破しました。BOXからみるとこのままの勢いが続けば43000円台後半が見える。しかし、今週の11日につけた天井から急落となる。今年は3月につけた41000円台からジワジワと落ち続け1か月後に36000円台まで下落していました。そこから回復するももみ合い上値は重く再び下へ行きそうでしたが6月後半に一気に上昇回帰したわけです。つまり10.59%ほどの下落からの史上最高値を更新までと非常に荒い動きとなっています。今回も天井から10%の乖離となれば38000円台前半までは十分にあり得る。日経だけではなく米株価指数もドル円もビットコインにいたるまで非常に高い数値で分母が大きいと数%であっても非常に大きな変動となるので気をつけたい!
日足で安値を切り上げ1.20台を割れる事はなかったが、上値も抑え込まれなかなか1.29台より上には行けそうになかった。しかし、遂に今週しっかり抜け始めた。このまま一気に1.31台まで行きそうな勢いである。レジサポ転換し、さらに上昇トレンドを強めてくるか注目である!
ビットコインが急落し続けサポートになるかと思われそうなライン880万円付近を大きく割り込み始めた。明確に割り込むと次は800万円を大きく割れる可能性まで見える。そのラインで止まらないと今年の始値まで戻してしまうのかと恐ろしくなるレベル。日経は2014年に破綻した日本の仮想通貨交換所マウントゴックスが債権者に一部弁済を実施。需給の緩みが意識された。と報じている。ペーパーハンドが焼き尽くされれば再び上昇するのか!?ダイヤモンドハンドが今回も助けるか!?
ボラティリティが高すぎるドル円とは対照的に毎月ジワジワとボラティリティが低下しているユーロドルは日足では高値を切り下げ、安値を切り上げ三角持ち合いになりつつある。フランスの選挙も終わり7月第3週目にはECB政策金利がある。会合連続の利下げとなれば再びユーロ売りに転じる可能性も高い。
週足ギャンファンでは一番強いレジスタンス・サポートライン通りに推移し時間経過どおりに年初来高値を更新し続けている。驚くべきトレンドの強さをキープしています。どこまでも伸びる可能性はあるが、現時点での下は152円~150円を割れていけるかが大きな転換点に見える。7月からも目が離せない主役である。
豪ドル米ドルは5月に入ってから0.65台後半を安値とし、0.67台前半を高値としたBOXレンジ内で推移し続けています。7月もこのまま値幅のないレンジ相場が続くのか!?それとも大きくどちらかへ抜けていくのか!?注目です。やや上に優勢な程度で抜ける方向を現時点では予測しにくい。抜けてからついていく感じが良さそうである。
年始から急角度で上昇トレンドで推移していたが去年10月の天井0.92台に入ると再び失速し大きく反発となる。強いトレンドラインを下に割り込み短期では売り優勢となっている。しかし、先日のSNBスイス中銀のサプライズ2会合連続の政策金利引き下げでスイスフラン売りが強まり再び上昇トレンドになる可能性が出てきました。「為替介入」の可能性も声明で出てきています。6月下旬からの動きに注目でしょう。
NYダウは4月頭につけた史上最高値4万ドルを5月20日に再び更新し驚かせた。しかし、前回と同じで激しい下落は上昇前のレートで全戻しと言えます。前回ほどではないが2000ドルの乖離からは乱高下が続き上に戻るのはしんどいように見える。何度も上昇回帰してきてるので、まだまだ完全に売り優勢とは言えないので注意したいが現状ではやや戻り売りが短期的には優勢となりそうです。
日足のトレンドラインからは上に抜け始めており買い優勢という感じですが1.30を超えて行ける力があるとも思えずで下も底堅い感じでまだまだ大きなレンジ内での推移が続きそうです。レンジ相場の中をやや押し目買いで狙うのが良さそうに見える。
G7一番乗りで政策金利を下げてきたBOCカナダ中銀は素早い判断をしてきた。週足ではキレイに安値を切り上げ続けておりアップトレンドが続く。今のところ1.40台への壁は厚くブレイクを狙うというより大きく下がれば買いに行く感じです。カナダ中銀利下げの流れからもFRBがサプライズで利下げする事も考えにくいので流れは続きそうです。
6月会合でカナダに続き先陣を切って利下げを実施したECB欧州中銀は今後もデータ次第とするのは当たり前だがインフレ目標である2%に戻せる時期も明確に2025年10月から年末へかけてと予想してきた。正常化に向けてかなりの自信があるような発言でした。ユーロドルはボラティリティ低下がずっと続いており動きは緩やかな状態です。重要指標を通過してもドル円のような動きは非常に少ない。現在はやや上に優勢な感じがするが、日足ではそうでもなく大きな三角保ち合いになりつつあるがコレをどちらかに抜けそうなのは8月以降な感じに見れます。
金の上昇は歴史的な高値を更新しつづけており驚かされますが米長期債も上昇傾向にあり米ドルもジワジワと買われていました。すべてが上がっている状況でした。しかし5月に入ってからはドルインデックスは下落傾向にあり米ドルは売られ気味となる。米長期債とドルインデックスは連動していますが金との逆相関はイマイチ整合性が無い感じです。今後の米国金利についてはインフレ指標が重要にもちろんなってきますがこういった整合性のあるなしも注目しておかないと少し怖いなと感じます。
2021年からもジワジワと上昇を開始していたが明確にギアを上げてきたのは2022年3月からでした。その後は円買い為替介入が幾度となく実施され大きく下落をするも円安の流れは止まらず。今年も5月31日に為替介入を実施したと発表され、その規模は過去最大クラスだったようだがセオリー通りにどんどん効力は失われているのではないだろうか??5月は凄まじい下ヒゲをつけてるが5カ月ぶりに陰線で終わったが6月の日銀金融政策決定会合で大きな動きでも無いと根本的には流れを変える事はできないと思われる。
S&P500から算出されているボラティリティインデックス恐怖指数VIXは遂に11ポイントまで低下してきた。コレはコロナショック直線の2020年1月の数値となる。米株価指数は荒い動きもあり相場との連動性はいかがなものかという感じです。背景にはこのVIXが取引きできなくなったのも要因なのか!?いずれにせよ驚くほど低い水準である。
FRBバランスシートは縮小するとしていたが、チャートで見ると所詮はこの程度かと思わされる。それでもジワジワと縮小傾向にはあるがナスダックはは凄まじい上昇となっているのがわかる。もちろんNYダウやS&P500も例外ではない。この状況だけみるとFRBはわざわざ利下げを急ぐ必要はまったくないと思う。
TCMBトルコ中銀は2023年6月に政策金利を8.5%から20.0%へ急激に上げてきました。それ以降は毎会合ごとに2.5%~5%の利上げを続けています。遂に先月4月には50.0%へ到達してしまいました。次回はいよいよ金利を据え置きとしてくると思われるが・・・いずれにせよどれだけ金利が上がっても売られ続けているので、金利を下げたりとなるとまだまだ暴落の可能性があるという恐ろしさである。5円台6円台は絶好の売り場の様にしか見えない。
日足で昨年末につけた天井を最後にどんどん下落を強めていたが今年の4月につけた安値を最後に安値を切り上げ大きな三角保ち合いになりつつ5月に入りました。先日のRBA政策金利はコンセンサス通り据え置きでしたが豪ドル買いはジワジワと強まり上に抜けました。しばらくは買い目線で良さそうな感じです。