RBA理事会 注目度:やや高い 織り込み度:据え置き8割 0.25%利上げ2割 バイアス:豪ドル安 ポイント:利上げの準備が進むのか 先日のCPI(消費者物価指数)や雇用統計では強い結果が発表され、RBAの利上げ期待が高まっています。 5月理事会で0.25%の利上げ予想もありますが、5月21日に総選挙を控えていることから6月理事会での利上げが濃厚となっています。 5月理事会で利上げ、もしくは6月理事会の利上げに繋がる内容が出てくると豪ドルは買われやすいのではないかと考えています。 ただ、懸念点として経済的なつながりの深い中国が、ロックダウンの拡大・継続で景気後退の可能性が出てきています。 この点を懸念して、利上げに触れないような内容が出てきた場合は豪ドル売りが進む可能性が高いので注意したいと思います。 IMM通貨先...
ユーロは買い目線。 ウクライナ情勢によるユーロ売りは後退し、買い戻しが出ています。 ウクライナ情勢によるリスクオフは賞味期限が切れているのでーロは買い目線。 ウクライナ情勢によるユーロ売りは後退し、買い戻しが出ています。 ウクライナ情勢によるリスクオフは賞味期限が切れているので、よっぽどのことがない限りユーロ売りは限定的ではないかと考えています。 ユーロ円の上昇は円売り要因が大きいと思います。 ウクライナ侵攻によるエネルギー価格の上昇や商品価格の上昇などから日本は貿易赤字が進み、貿易赤字による円安が進むと考えています。 「貿易赤字 → 海外への支払いのために円を売ってドルを調達 → 円安」 円安が進むと輸入品の価格が上昇し、貿易赤字が拡大 → さらに円安が進む このような円安スパイラルが...
ドル円が120円を超えました。 今後もドル円は上昇すると考えます。 米ドルは米金利上昇に合わせて買われると思いますが、利上げの織り込みが進んでいる現状を見ると、ここからイッキに金利が上昇するとは考えにくく、米ドル買いの上値余地は少ないと思っています。 ただ、日本円は円安が進むと考えています。 ウクライナ侵攻によるエネルギー価格の上昇や商品価格の上昇などから日本は貿易赤字が進み、貿易赤字による円安が進むと考えています。 「貿易赤字 → 海外への支払いのために円を売ってドルを調達 → 円安」 円安が進むと輸入品の価格が上昇し、貿易赤字が拡大 → さらに円安が進む このような円安スパイラルが続くのではないかと考えています。 円安スパイラルを止める為には日銀が動く必要がありますが、先日の日銀金融政策決定会合で黒田日銀総裁は...
戦略:レンジ ポンド→引締め政策でポンドは底堅い 米ドル→引き締め政策で米ドルは底堅い 米ドルとポンドで綱引き状態! ウクライナ情勢がポンドの重しとなる分、米ドルの方が強く、ポンドドルの上値は重たい。 結果、レンジとなるのではないかと考えています。 レンジ上限と下限に引き付けて取引したい。
基本方針:ユーロ買い 今回のウクライナ侵攻を受けて週足ベースで下が固まったのではないかと考えています。 レンジ下限を引き際として、レンジ上限もしくはレンジを上抜けしないかチャレンジしたいと考えています。 下に抜けるとしたら以下に注意しておきたいと思います。 軍事侵攻 ロシアはウクライナ首都キエフに侵攻し、ゼレンスキー大統領はじめ現親欧政権の壊滅させようとしているのではないかと考えています。 対して欧米はウクライナには軍の派遣はしないと発言しており、ウクライナでの軍事衝突は避けられるのではないかと考えています。 今週はロシアの侵攻目標が東部地域の独立と現政権の壊滅なのか、それともウクライナの非軍事化まで求めるのか、ウクライナ侵攻がどこで終了するのかがポイントになりそうです。 軍事侵攻の最終目標が見えればマーケット...
方向性:ドル円上昇 目標:118.60円(トランプラリー後高値) FRBは年内5∼6回の利上げは織り込み済み、7∼8回は織り込みが進んでいる状況。 物価上昇がどこまで進むのかで、追加利上げの織り込みが進んでいくと思われます。 緊急利上げはあくまで噂ですが、噂でもマーケットが意識すれば織り込みが進み、金利が上昇しドル買いが進むのではないかと見ています。 対して日銀は14日に指値オペを実施すると通告しています。 今の物価水準では黒田日銀総裁の任期中に緩和政策終了は難しいとも言っています。 このことから日銀はYCC(イールドカーブ・コントロール)による量的緩和を継続し、指値オペによる金利の上昇抑制を続けるのではないかと考えられます。 引き締め政策のFRBと緩和政策の日銀、金利が上昇する米ドルと金利が低水準で推移する円、金融政...
先週タカ派なFOMCを通過し、米金利は上昇、米ドルは上昇し、米株価は不安定な状況となっています。 今週も米ドルがマーケットの中心となる可能性は高く、ボラティリティも高くなるのではないかと思います。 なので、今週は以下の点に注目したいと思います。 ADP雇用統計・NFP雇用統計...
方向性:ポンド売り→ポンド買い ポイント:ボリス・ジョンソン首相の支持率と金融正常化 ジョンソン英首相の支持率 ジョンソン英首相はコロナ対応で支持率を落とし、極めつけは行動規制中にクリスマスパーティーをしていたとして非難されています。このまま支持率を回復することができず、政権を維持することができなかった場合は、ポンド売りが進むのではないかと考えています。ジョンソン英首相の支持率が回復するのか、それともジョンソン英首相に替わる首相が誕生し、政権が安定するまではポンドの上値が重い展開を予想しています。 金融正常化 政権が安定し、経済が安定すれば、英中銀は追加利上げやテーパリングなど金融正常化が進むと考えています。金融正常化が進めばポンドは買われやすくなると考えています。 早い段階でジョンソン英首相やコロナなどのリスク要因が...
方向性:ユーロ売り→ユーロ買い ポイント:フランス大統領選挙(4月10日・24日)とEU体制 フランス大統領選挙 フランスでは大統領選挙が4月に予定されており、現在はマクロン大統領の再選が見通されています。ただ、可能性はギリギリで、マクロン大統領が負ける可能性も十分に考えられます。2017年のフランス大統領選挙で台風の目となったルペン候補が今回も健闘するようであれば、EUとしてはリスクオフ要因となります。仮にルペン候補が仏大統領となることがあれば、EUにとっては大きなリスクとなります。このことから仏大統領選挙でマクロン大統領が再選するまではユーロの上値が重いと考えています。 EU体制 昨年、今までEUをまとめ、牽引してきたメルケル独首相が正解を引退しました。メルケル独首相だったから、EU加盟国を絶妙なバランスでまとめるこ...
◎円 方向性(2021年末時点):円売り→円買い ポイント:リスクオフ 日本は22年も大きく物価が上昇することはなく、かといって追加緩和の可能性も低いことから、現状維持の政策が継続すると考えています。 なので、外的要因(リスク要因)によって円高が進まない限りは円安が進むのではないかと考えています。 11月の米中間選挙はリスク要因として見ており、11月に向けてリスクオフが進み円高が進む可能性を考えています。
方向性(2021年末時点):ドル買い→ドル売り ポイント:バイデン政権と中間選挙(11月8日) バイデン政権 21年末にバイデン大統領のメイン政策だった大型歳出法案がマンチン上院議員の反対で議会を通過することができませんでした。22年の議会では規模をさらに縮小して議会の通貨を目指しますが、どこまで規模を縮小するのか、また増税などの歳入計画を変更するのかに注目です。ゴールドマンサックスやモルガンスタンレーは、大型歳出法案が議会を通過しなかったことで、22年の経済見通しを下方修正しています。ゴールドマンサックスやモルガンスタンレーの見通し通りであるならば、利上げ期待は後退し、金利の上昇は抑えられドル買いは進みにくくなります。 中間選挙(11月8日) 中間選挙では下院の全議席と上院の定数の3分の1議席が争われます。現在の民主党...
◎ドル円展望 方向性:上昇 ポイント:日米金利差 下のチャートはドル円と日米金利差の比較チャートです。 ...
事前予想 政策金利:利上げ2割、据え置き8割 11月の政策発表で利上げ期待がかなり織り込まれていましたが据え置き。 その後一時は5割ほど利上げ期待は高まりましたが、英国でコロナ感染者数が増加し行動規制を課したことから利上げ期待は後退し、直前の予想では2割ほどになっていました。 結果 政策金利:0.15%利上げ(政策金利0.25%) MPCメンバー投票配分:利上げ8票、据え置き1票(据え置きはテンレイロBOE外部理事) 12月英中銀(BOE)の考察 予想外の利上げにポンドは買いで反応しましたが、その後は上値重くしています。 サプライズは利上げだけでなく、利上げに8名も投票していたことです。 これだけのメンバーが利上げに賛成していたことで、追加利上げの期待が高まっています。 利上げ期待が高まっているにもかかわらずポン...
12月ECB理事会の事前予想と結果 事前予想 政策金利:据え置き APP(資産購入プログラム):増額 PEPP(パンデミック緊急プログラム):3月終了し替わりのプログラム発表 結果 政策金利:据え置き(予想通り) APP(資産購入プログラム):月額200憶ユーロ増額して月額400億ユーロ(予想よりも少ない) PEPP(パンデミック緊急プログラム):3月で終了(予想通り) ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁 「ボトルネックは当面続くが、2022年に緩和されるだろう」 「インフレ率は2022年の大半の期間で2%を上回るだろう」 「インフレ率は来年のうちに低下する」 12月ECB理事会の考察...
方向性:ユーロドル売り目線 ポイント:欧州が抱えるリスク要因 欧州は多くのリスク要因を抱えています。 大きく分けてコロナ感染拡大リスク、東欧リスク、英国との対立リスク、トルコリスク、ポーランドの離脱リスクなどが挙げられます。 今はコロナ感染拡大が特に注目されています。 ドイツのロックダウンの話題が出てくるとユーロが売られる展開が続いています。 新しい変異種オミクロン株が出てきたことで、欧州のコロナ感染拡大に注目が集まると考えられます。 東欧、ロシアやベラルーシとの対立に関しては天然ガスの供給に影響するので、今後影響が大きくなってくるのではないかと注目しています。 制裁が続くようであれば、今後の欧州の天然ガス価格の上昇に繋がり、天然ガス価格の上昇は電気代などの上昇に繋がり物価上昇に繋がります。 トルコリラの下落は...
方向性:ドル円上昇目線 ポイント:日米金利差とドル円 ドル円は上昇目線で見ています。 ドル円と日米金利差は相関性が高い状況ですが、現在の日米金利差とドル円に乖離が出ています。 日米金利差(黄折れ線グラフ)が下がっているにもかかわらず、ドル円チャートは下げ止まっています。 少し前にも日米金利差が下げているにもかかわらず、ドル円が下げどまっていたところがあり、その後は日米金利差が上昇してきてドル円も上昇しました。 今回も同じような状況になるのであれば、今はドル円買いのイイ押し目買いのチャンスではないかと考えています。 また、青丸の所、日米金利差が先行して上昇しているところはドル円が追いかけるように上昇しているので、ドル円は上昇圧力のほうが優勢なんだと思います。
ドル円スタンス:レンジ FOMC事前予想:テーパリング開始を発表 FOMC結果:テーパリング開始を発表 (国債買い入れ月額100億ドル、MBS月額50億ドルペースで減額) 現在の緩和政策が、国債買い入れ月額800億ドル、MBS月額400億ドル、合計1200億ドルの量的緩和を行っています。 ここから国債買い入れ月額100億ドル、MBS月額50億ドル、合計150億ドルづつ減らしていくと8か月で量的緩和が終了。 声明文では11月から減らすということなので、11月、12月、1月、2月、3月、4月、5月、6月で量的緩和の終了することが出来る。 もともとFRBが言っていた、来年半ばでテーパリング完了という言葉と整合性がとれます。 あとは来年下半期で利上げすることが出来るのかがポイントとなりそう! 利上げ期待は米3...
2021年11月のRBA理事会でRBAはYCC(イールドカーブ・コントロール)のターゲットを撤廃を発表! YCC(イールドカーブ・コントロール)のターゲットを撤廃は引き締め(タカ派)政策だと考え、豪ドルにとっては買い要因! 事前予想:YCC(イールドカーブ・コントロール)のターゲットを撤廃もしくはターゲット変更 結果:YCC(イールドカーブ・コントロール)のターゲットを撤廃 値動き:Sell The...