直近は右肩上がりに上昇しているように見えますが、 ローソク足が移動平均線に接し続ける形で上昇しています。 これは、右上がりで上昇していても、上昇トレンドでなく、 レンジ相場と考えるとよいケースがよくあります 左側の大きな下降トレンドは、 明確にローソク足が移動平均線の下側を維持しています。 ローソク足が移動平均線と接していることはほとんどありません。 このようなケースの場合にトレンド相場と考えると 大きな利益につながりやすくなります。 実際、上昇気味の部分でMACDは0ラインからの距離が 非常に小さくなっています。 これは、レンジ相場の時の典型的な形です。 トレンド相場なのか? レンジ相場なのか? を見抜くポイントをたくさん知っていると 実際のトレードで役立ちますよ。
取引のサインが出たとしても、それがダマシであることもよくあります。 特に、レンジ相場からトレンド相場に変化するときのダマシは特に注意することが大事です。 今回も、レンジ相場から下降トレンドに変化する可能性がある状況で、 大きな陰線が発生した後、急激に下がってきました。 しかし、そのあと窓を開けてすぐに元の値段まで戻ってきてしまいましたね。 レンジ相場の後のダマシの典型的な動きと言えます。 このようなダマシは、損切りをしたとしても、 損失額が比較的大きくなってしまうことが多いので、 レンジ相場からトレンド相場に切り替わるタイミング(もみ合い離れ) では特に注意してエントリーすることが重要です。
8月上旬くらいから本格的に大きくなった下降トレンドが終了した後、 レンジ相場に変化してきました。 移動平均線とローソク足がほぼ同じ値のところを維持していることや MACDが0ライン付近でほぼ動かないこと、0ラインに収束してきていること。 ストキャスティクスの変化が激しいことなどが 典型的なレンジ相場の特徴を表しています。 次のトレンドがいつ発生するのか? 注意深く見ていく必要があります。
逆Cカーブのような急激な下降トレンドが発生した後、 さらにそのトレンドが継続するときの典型的な変化をしています。 一時的な反発による調整が入って 大きな陽線が出てきたり、 MACDで分析した下降の勢いが弱まっているように見えたりします。 しかし、その後は再び安値更新を続けています。 安値更新を続けているということは下降トレンドが継続している ことが最も顕著に表れているサインになります。 ストキャスティクスも一時的に少し上昇するが、 すぐに下がって、低い値を維持して横ばい状態になっています。 下降トレンドの時の典型的な流れになっているので、 このようなチャートの変化をしていると、 暴落相場が一段落した後もその下降トレンドが続いていると判断できますね。
今週の月曜日も下降トレンドが継続しています。 安定的に安値を更新してくれています。 このまま安値の更新が続けば、 さらに大きなトレンドになる可能性があります。 MACDから読み取れる下降の勢いも 横ばい状態で強い状態が続いています。 ストキャスティクスも低い値を維持しようとしている 動きがみられるので、とても安心して見ていられる下降トレンドと言えそうですね。
逆Cカーブのトレンドの後は、 移動平均線とローソク足の間の間隔が 大きく離れていることがほとんどです。 その状態から通常の状態に戻るために、 移動平均線がローソク足に近づく形で 逆Cカーブが一段落することがあります。 この場合、しばらくの間価格の変化がほとんどなく、 ローソク足が横ばいに推移することになります。 その間に移動平均線が移動平均線に近づくという流れです。 このようなパターンの場合、 一時的に価格変化が落ち着くので、 MACDが0ラインに近づいたり、 ストキャスティクスが50%付近に近づいたりします。 このケースは急落ほど少なくなりますが、 このような変化をすることもあると 知っておくことは良いことです。 また、多くの場合は、通常の状態に戻るために、 ローソク足が移動平均線に近づく形で トレンドと反対方...
レンジ相場(もみ合い相場・ボックス相場)の後のトレンド相場は 逆Cカーブと呼ばれる急激な勢いで変化するトレンドが発生することがあります。 今回のドル円のチャートも逆Cカーブの下降トレンドになります。 そして、上矢印のある所で一つだけ大きな陽線がありますね。 これによってローソク足と移動平均線の間の間隔が狭まりました。 このような変化は逆Cカーブのトレンドでよく起きる特徴的な変化の1つです。 この後の変化のパターンは ①トレンドが継続する。(今回の場合は下降トレンドが継続すること。) ②トレンドが終了する。(今回の場合は下降トレンドが終了すること。) があります。 この2つのどちらになるのかを判断することは 難しいのですが、とても重要なことです。 その時のポイントは、次のものがあります。 新しく、ゴールデンクロスやデ...
ドル円・豪ドル円・カナダドル円・ニュージーランドドル円の 4時間足チャートを表示しています。 この4つのチャートすべてに急激な下降トレンドが発生していますね。 逆Cカーブでの急落です。 今年初の大きな値動きをしているといえるほどの 大きな変化です。 ローソク足と移動平均線が大きく離れている場合を 逆Cカーブといいますが、急激に下がった後は 急激に上がりやすい傾向があります。 今後、素早く移動平均線とローソク足の間を埋める場合は エントリーした価格によっては損をしてしまう可能性があります。 注意することがとても重要です。
7月22日時点までのレンジの上限を 7月22日の18時以降に上抜けて上がってきました。 そのタイミングでレンジ相場が終了したと判断してよかったのでしょうか。 結果としては、ダメでしたね。 でも、これは7月22日時点では分からなかったことです。 今現在(8月1日)にとって7月22日は過去なので、 レンジ相場が継続していると知っていますが、 7月22日、その時は、過去でなく、現在(未来)のため、 上昇トレンドが発生する可能性も十分あり得ました。 仮に、上昇トレンドがこの後発生すると判断したとしても、 損切りをしっかりと行うことができれば、何も怖くありません。 レンジ相場の終了の判断に明確な正解はないので、 自分なりの根拠を持ち、自分で判断をすることがとても重要です。
2つの上昇トレンドの間には、 トレンド終了のサインである、デッドクロス(DC)があります。 また、何度もゴールデンクロスとデッドクロスを繰り返していることから、 手仕舞いのサイン(デッドクロス)を無視することはできません。 2つ目の上昇トレンドに入った段階でもう一度エントリーすることになります。 そして、2つ目の上昇トレンドの終わりとして、明確なサイン(デッドクロス)があります。 また、その後下降トレンドが発生しています。 では、問題の下降トレンドですが、 いつ手仕舞いをすると良いのでしょうか? まだ、手仕舞いのサインである、ゴールデンクロスは起こしていません。 あなたは、手仕舞いをしますか? ここで手仕舞いをすると、ここまでの含み益が確定しますが、 さらにトレンドが発達したときに得られる利益を失ってしまう可能性が...
四角で囲んであるところは、値動きの小さい、レンジ相場と考えられる箇所です。 そこでは、損失が出てしまいやすいので、エントリーをしないように心がけています。 レンジ相場の後の新しいエントリーのポイントは、 レンジ相場の上限(高値)を更新したり、 レンジ相場の下限(安値)を更新したタイミングです。 今回のチャートでは、右端の矢印マークのあるところです。 しかし、新しくトレンドが発生ることを 約束したことではないので、損失が出てしまうこともあることは理解する必要があります。 あくまで、新しいエントリーのポイントの候補であり、 そこで確実に利益が出るということではありません。
このような特徴があると、(僕の経験上、)損失を出してしまうことが多いです。 移動平均線に着目すると、移動平均線の帯(色が塗ってあるところ)が トレンドがある所(継続的に上昇や下降をしている所)と比べて小さくなっている。 また、短期の移動平均線やローソク足が移動平均線の帯を短期間に何度も交差している。 MACDが0ラインから大きく離れることなく、何度も0ラインを交差する。 ストキャスティクスが高いところ(80%以上)や低いところ(20%以下)に何度も変化するなど、 変化の大きさが大きく、回数も多い。 また、高いところで横ばい状態になったり、低いところで横ばい状態になることがない。 このような状態のときは、僕はトレードを控えるようにしています。
2018年10月15日くらいから明確なレンジ相場に変化して、その状態が現在も続いているといえます。 トレンド相場からレンジ相場に変化するときのそれぞれのテクニカル指標の典型的な動きをまとめます。 【 レンジ相場・もみ合い相場の時の特徴 】 < 移動平均線 > トレンドがあるときは、移動平均線の帯(色が塗ってあるところ)が少しずつ広がって大きくなっていく。 レンジ相場になると、移動平均線の帯(色が塗ってあるところ)が少しずつ狭まって小さくなってくる。 また、レンジ相場では、ローソク足や短期の移動平均線が、 移動平均線の帯(色が塗ってあるところ)を簡単に下から上に上抜けたり、上から下に下抜けたりする。 < MACD...
ある程度の大きな下降トレンド(ローソク足数十本以上)が終わった後、 次の変化として考えられるパターンは3つあります。 ①上昇トレンドに転換する ②下降トレンドが再び発生する ③レンジ相場(もみ合い相場・ボックス相場)になる この3つの中で、どれになるのかは毎回違いますが、 下降トレンドが終了した後、上昇トレンドに切り替わることを トレンド転換ということがあります。 今回のこのチャートも下降トレンドから 上昇トレンドに切り替わるときのトレンド転換の動きと言えます。 短期の移動平均線が移動平均線の帯を上抜けて、 高値更新を継続・繰り返しています。 MACDを見ると0ラインより上に変化しつつ、 右肩上がりの形に変化している。 ストキャスティクスが低い値を維持して横ばい状態が継続していた状態から、 右肩上がりに上昇して、...
移動平均線とローソク足に着目すると、 上昇 → 下降 → 上昇 という変化をしています。 下降トレンドから上昇トレンドに変化しようとする変化 があったが、それに反発する動きがあり、 一時的に下がってきた。 でも、移動平均線の帯(色が塗ってあるところ)で サポートラインとして働いて、 再び上がりだした形になります。 もし、確実に1回目の上昇の高値を更新をすることができれば、 上昇トレンドの流れができる可能性が高まるといえそうです。 MACDも右肩上がりで上昇するような変化を見せていることや ストキャスティクスが高い値を維持していることなどから 上昇の勢いが強まってきていることを判断することができます。
移動平均線を3本表示しています。 5期間・20期間・40期間の移動平均線です。 20期間の移動平均線と40期間の移動平均線の間に色を塗っています。 価格の変化を表しているローソク足が 高値を切り下げて、安値も切り下げている、 安定的な安値更新が継続的に続いている形になっています。 非常に安定した下降トレンドの形で、教科書に下降トレンドの一例として 紹介されてもおかしくないくらいのきれいな下降トレンドと言えそうです。 MACDは価格の減少が始まった頃に、右肩下がりに下がってきて、 次に下降トレンドが明確になったところ(20期間移動平均線と40期間移動平均線のデッドクロス)で MACDが横ばい傾向に変化してきています。 これは、2つの移動平均線の間の距離がほとんど変わらないということを表しているので、 安定した下降ト...
大暴落が起きた直後から、 短期の移動平均線やローソク足が移動平均線の帯(色が塗ってあるところ)から 勢いをつけて離れて行っている様子が見られます。 つまり、逆Cカーブでの急激な減少トレンドと考えることができます。 逆Cカーブでの減少の後は、反発してある程度上昇してくることが 多いといわれていますが、今回は反発による上昇があまり大きくないですね。 移動平均線の帯(色が塗ってあるところ)と短期の移動平均線やローソク足の間が 狭まって、お互いの距離が短くなってきたら 逆Cカーブでの減少の影響が少しずつ小さくなっていく可能性もあります。 MACDを見てみると、急激な逆Cカーブの減少が落ち着いてきたころから、 少しずつ右肩上がりに上昇している様子が分かります。 なので、下降の勢いが弱まってきて、 ゆっくりとした、落ち着いた...