(8306)三菱UFJフィナンシャル・グループ 日足 今回は堅調な動きになっているチャートの推移を確認していきましょう。 昨年3月にコロナショックで大きく下落しました。 結果的にはそこが直近の安値となり底打ちとなりました。 その後、価格が切り返して上昇しました。 そこから、再度反落しましたが、前回の安値を割らずに再び上昇したことで、3月が「底値」となり、7月が「二番底」となりました。 そして、価格は上げ下げを繰り返しながら、上昇相場へと移行していきました。 この一連の流れを、200日EMAとローソク足の関係を合わせて見ていきましょう。 まず、底打ちした時の200日EMAとローソク足の関係では、二つの距離が一番乖離しているのが分かります。 次に、戻り高値を付けたときには、200日EMAが抵抗となって上抜け出来...
(NI225)日経225 週足 日経平均株価が30年ぶりに3万円を達成しました。 いわゆる節目の価格となりますので、多くの投資家が意識する価格でしょう。 では、チャート分析からみた場合、どういった価格が意識されやすいのかを値幅観測を使ってみてみましょう。 値幅の観測の仕方は幾つかありますが、今回は一目均衡表の値幅観測の4つのパターンのうち3つで見てみました。 値幅観測の基本は「N計算値」です。 これは、前回の上昇幅と同じ値幅の時に出てくる計算値です。 次に「V計算値」です。 これは、もみ合い相場の時に出てくる計算値ですが、今回のコロナショックの下げ幅が大きかったので、「N計算値」よりも高い数値になっています。 最後に「E計算値」です。 これは、相場の勢いが強くなった時に出てくる計算値です。 こうやって日...
(AUDUSD)豪ドル/米ドル 週足チャート チャートに幾つかのラインを引きました。 ラインを引くことで、それまで見えていなかった、もしくは、気づかなかったところが浮き彫りになります。 また、日足ではなく週足を見ることで大局の変化にも気づけるようになります。 今回はトレンドラインと水平線を引きました。 2016年から2018年のところの青色の2本のトレンドラインを引くと、大局のトレンド継続のパターンになっているのが分かります。 2020年3月の急落が逆Cカーブになっています。 その後の上昇にトレンドラインを2本入れましたが、これが、どのパターンになるのかを見定める必要があります。 考えられることは二つです。 一つはトレンド継続のウェッジの形です。 もう一つはトレンド転換のパターンです。 チャートの細かな...
(6328)荏原実業 週足 相場はトレンド相場と中間波動で出来ています。 利益を獲りやすいのはトレンド相場です。 利益を獲り難いのは中間波動です。 トレンド相場が縦の動きとするならば、中間波動は横の動きとなります。 トレンド相場が「動」だとすると、中間波動は「静」となります。 この価格変動の動向を見ながら、現状の特徴を理解するようにすると、トレンド相場でトレードをして中間波動ではトレードをしないようになります。 このことは非常に重要なので何度も記載しますので、正しく深く理解していきましょう。 現在、ここにきて上昇幅が大きくなってきています。 上昇のスピードが速く、大きくなってきたときは、天井打ちからの急落に注意をしなければいけませんが、 そうはいっても、今は一番利益を伸ばしやすい時期であるということを理解...
(GOLD)ゴールド 日足チャート ゴールドのチャートを見ると、昨年の4月から8月辺りまでは綺麗なトレンド相場でした。 トレンド相場は大きな利益を獲り易く、トレードの悩みも少ないのが特徴ですね。 それに対して中間波動は大きな利益を獲り難く、トレードも難しいですね。 現状の状態がどうなっているのかを確認し、トレンド相場であればその流れに乗りながらトレンド相場がどこで終わるのかを意識します。 また、中間波動であればトレードは控えて中間波動が終わるところを待ちましょう。 なぜなら、中間波動が終わるとこはトレンド相場の始まりとなり易いからです。 では、今のゴールドはどうでしょうか。 直近の高値と安値に水平線を引いてチャネルラインを引けば、そのチャートがトレンド相場か中間波動かが見えてきます。 この見極めをどれだけ早...
月足や週足ではすでにストキャスは過熱ゾーンに到達。 MACDもダイバージェンスを発生させていることから、どこで崩れてもおかしくない。 今日はインジケーター中心に初心者にも分かりやすく解説しました。 #FX初心者
2021年以降の傾向は2月に入っても下記のように見られる。 (4H、2021年1月を基準) 【強い】 米ドル、ポンド 【弱い】 ユーロ、円、スイスフラン 実際のトレードに置いても、 EUR/USD ↓ EUR/GBP ↓ USD/JPY ↑ GBP/JPY ↑ USD/CHF ↑ と2021年以降は現時点ですべて好成績を残している。 エッジを効かせたトレードをする為の銘柄選定基準の一つとして是非、頭に入れておきたい。
(8233)高島屋 週足チャート チャート分析をする上での基本として、まず現状がトレンド相場なのか中間波動なのかを見ることでした。 今回のチャートに引いたチャネルラインはそのトレンド相場の終わりを探すためのものです。 では、チャネルラインとはどういったものでしょうか。 チャートを見る時に主な高値や安値があります。 その値位置を確認するのは「水平線」です。 そして、上昇トレンドの安値と安値を結んだ線や、下降トレンドの高値と高値を結んだ線が「トレンドライン」となります。 そのトレンドラインに平行な線を引いてできるのが「チャネルライン」となります。 チャネルとは運河や河といった意味ですね。 チャート上にチャネルラインを引いています。 そのチャネルラインを今年になって上抜けてきました。 チャネルラインを抜ければ...
(BTCUSD)ビットコインドル建て 日足チャート トレードをする時に多くの投資家は、安いから「買い」かとか、高いから「売り」といったように売買ポイントを最初に考える方が多いように感じます。 しかし、私がチャートを見るときは、現状がトレンド相場か中間波動かを見ます。 そして、トレードし易い時期なのか、それともトレードをしても振り回されやすい時期なのかを見ていきます。 どれだけファンダメンタルズが良くても、また話題になっていたとしても振り回されやすい時期にはトレードをしないようにしています。 その振り回されやすい時期が終わってトレードし易い時期になるのを待ってトレードします。 今回はビットコインのチャートですが、それはどの銘柄も同じ考え方です。 チャートには「分かりやすい動き」と「分かり難い動き」と書いていますが...
(VX1!)VIX指数の先物 週足チャート CFTC建玉明細を見てみましょう。 毎週金曜日にその週の水曜日までのファンドポジションや当業者のポジションが発表されます。 上記のチャートはVIX先物となりますので、VIXが上昇するということはマーケットに不信感があるときで、下降しているときはマーケットが安定しているときです。 そのVIXが上昇してきました。 株式市場に異変が起きるのか、それとも、VIXの上昇が一過性なのかを見ていきましょう。 そして、チャートの下のところがファンドのポジションとなっています。 赤い折れ線がファンドの買い、青の折れ線がファンドの売りとなります。 それで見ると、コロナショック以降はファンドが買い越しになっているのが分かります。 つまり、VIX先物をヘッジとして買っているファンドが多い...
ポンドドルは長期上昇トレンドのなかで、ここ数日間はボックスを形成中。 ボックス=次のブレイク待ちということになるので、高値でのショートや安値でのロングは有効敵になるケースが多い。 初心者にも分かりやすく解説しました。 #FX初心者
こんな迷いを持っている方、多いのではないでしょうか。 簡単に言えばトレンドが出ている時は順張り、出てない時は逆張り、という事になりますが、その判定って難しいですよね。 トレードの基礎からしっかり学べば、このような迷いや悩みがすっきり晴れて、チャートを見る力がつきます。
(2413)エムスリー 日足 移動平均線大循環分析でチャートを見ていきましょう。 上昇帯が右肩上がりで間隔が広がっていましたのでトレンドに勢いがあったのが分かります。 200日EMAも右肩上がりですので大局の動きも強気になっています。 移動平均線大循環分析のステージで見ていきましょう。 コロナショックの時に下降期である第4ステージになりました。 そこから、切り返して第1ステージとなり安定上昇が続いています。 途中でステージが2になり、そして、直ぐに1に戻るという、ステージの「1→2→1の押し目買い」パターンになっています。 この動きが2回ありました。 第2ステージになっても直ぐに第1ステージになったので一時的な調整であったことが分かります。 今回も第2ステージになりましたが、一時的な調整となるのか、それと...
(CL2!)WTI原油先物 日足チャート 今回は原油市場の現状分析をしてみようと思います。 幾つかの矢印や色が塗られているので見難いところがあるかもしれませんがご了承ください。 今回は上昇している原油を分析するために、TradingViewの予測・測定ツールで描画しています。 原油市場は昨年の4月に先物市場で歴史上はじめてマイナス価格を付けました。 よって、今回は期限が一番短い「期近」ではなく、「二番限」のチャートで分析します。 まずは、価格を見ていきましょう。 2020年4月に安値を付けてから切り返しその年の8月に高値を付けました。そこから、11月まで調整が入り今年の1月まで上昇しました。 ここから2つの計算値で見ると、「V計算値」だとちょうど現状のところとなります。これは、相場の勢いが弱くなった時やもみ合...
(JPXJPY)日経225 日足チャート 今回は移動平均線の乖離率を見てみましょう。 チャートの下のオシレーターは200日移動平均線と価格がどれだけ乖離があるか見ています。 0を中心にみて、0より上の場合は200移動平均線よりも価格が上にあり、0より下の場合は200移動平均線よりも価格が下にあります。 現在の乖離は2013年以来の乖離となっているのが分かります。 ここから何を感じ取るのか。 皆さんはこれを見て何を感じてどう分析されますか? 私は乖離が大きくなったから下がる、ということを言いたいのではありません。 現状の株価はそれだけ勢いが出てきているということを教えてくれています。 ここから更に乖離が大きくなることもあります。 ただし、意識しなければいけないのは乖離が大きくなればなるほど相場が反転した場合...
(USDJPY)ドル円 週足 チャートの下の折れ線は赤色が「ファンドの買い」、青色が「ファンドの売り」を示しています。 オレンジ色の棒グラフは「買い」から「売り」を引いたものです。 つまり、買いが多いときは「0」から上に棒グラフが伸びます。 逆に売りが多いときは「0」から下に棒グラフが伸びます。 2020年前半は円高と円安に激しく振れましたが、後半は円高の流れが続いていました。 ファンドのポジションをみてもコロナショック以降から流れが変わったのが分かりますね。 買い越しから売り越しに変わり、現在までファンドのポジションには大きな変化は出ていません。 大局に変化が起きる時は、チャートの変化と共にファンドのポジションも変わることがあります。 2021年のドル円相場がどうなるかをチャートと共にファンドのポジション...
(DXY)ドルインデックス 月足 ドルインデックスはドルの個別通貨に対する価値を示したものではなく、国際社会全体に対するドルの価値を示したものです。 複数の主要通貨に対する、米ドルの為替レートを指数化しています。 どういった通貨かというと、ユーロや日本円、英ポンド、カナダドル、スイスフランなど複数の主要通貨に対するものです。 ドルインデックスは定期的に記載していますが、ここからの動向は重要だと感じているので、ここでも記載いたします。 大局を見ると2000年ころまでは上昇トレンド、2008年ころまでは下降トレンド、2014年ころまでは中間波動となっています。 そこから小さなトレンドが出来ましたが、ここ数年はもみ合い相場のようで中間波動となっています。 ポイントは中間波動の動きはトレンドよりは小さくなる傾向がありま...
(TJX)TJX Companies 月足 米国に本社がある小売業の多国籍企業です。 コロナショックがくるまでは業績も順調に伸びていましたが、 コロナショックによって一気に業績が悪化しました。 しかし、株価は高値更新を続けており、経済対策の恩恵を受けているようにも見えます。 バイデン政権となって、中低所得者への対策が厚みを増すことで立ち直るのではといった話もあるようですがチャートはどうなっているのでしょう。 チャートを見ると、この20年ほどで株価が何十倍にもなっており米国株の強さを感じるチャートの一つではありますが、 コロナショック前後の動きに特徴としては、拡大型のトライアングルになっている銘柄が多いということが言えます。 NYダウやS&P500などもそうですし米国の個別株でもそうです。 ここから分かること...