(MOS)マザーズ指数 日足チャート 8月18日に高値を更新し順調に推移していましたが、今日は下がっています。 短期移動平均線も下向きになってきました。 こういう時にどのように考えて、どう対応すればよいでしょうか。 まずは、移動平均線大循環分析での考え方は、短期移動平均線と帯との距離がありますので、状況を見ていきましょうとなります。 価格や短期移動平均線が帯に突入してきたときに、手仕舞いするか、もう少し保持するかを検討します。 次に、ラインの考え方でチャートを見ていきましょう。 高値に水平線を引いています。それから、前回の高値にも水平線を引いています。 6月26日の高値を8月18日に突破した時には、しっかりとした陽線で上抜けしました。 その時点で抵抗線(レジスタンス)だったところが、今度は支持線(サポート)...
(DXY)ドルインデックス 日足チャート 直近の相場を見ると、米国株が堅調に推移しており、それと共にドルインデックスは軟調に推移しています。 ここにきて、8月18日に安値を付けてからは安値更新していません。 価格とMACDの動きを見ると変化が起きているのが分かります。 今回はダイバージェンスについて考察していきましょう。 まず、ダイバージェンスとは何かというと、通常は価格とMACDの動きは順行します。 どういうことかというと、価格が上がればMACDも上がります。価格が下がればMACDも下がります。 ところが、価格が上がるものの、MACDが下がる。価格が下がるもののMACDが上がるということがあります。 この価格とMACDの動きが逆行することをダイバージェンスといいます。 では、なぜダイバージェンスが起きるの...
(NK2251!)日経225先物 日足チャート MACDを理解するということは、移動平均線をしっかり使いこなせるようになるということです。 MACDを難しいと感じている人は、移動平均線だけで十分です、と仰います。 確かに、MACDの原理原則を理解すれば、MACDが無くても移動平均線を見ているだけでMACDの形状が頭に浮かびます。 ただ、やっぱりMACDを使うことで移動平均線をより深く分析できるので、毛嫌いせずに学んでいきましょう。 まず、MACDはマックディと呼びます。エムエシーディーと呼ぶ方もいますが、マックディでいきましょう。 MACDは2本の移動平均線の間隔を見ています。 MACD1は短期移動平均線と中期移動平均線の間隔を見ています。 この間隔を見て何を見ているかといるのでしょう。 それは、短期と中期...
(CHFJPY)スイスフラン 1時足 移動平均線の動きとMACDの動きを理解すると相場の変化を察知することが出来るようになってきます。 通常は価格の動きとMACDの動きは順行します。 つまり、価格が上昇するときはMACDも上昇します。 ところが、価格が上昇しているにもかかわらずMACDが下降するところが出てきます。 こういった価格の変化とMACDの変化の違いに気づくことができれば、マーケットの変化に一手早く対応できるようになりますね。 このチャートは時間足ではありますが、三尊天井のような動きになっています。 価格の推移がどうなっているのかを理解しましょう。 高値が更新し、安値も更新する動きから、高値を更新しなくなり、今度は安値を更新していく動きになっていっています。 この一連の変化の前にMACDがいち早く変...
(EURUSD) ユーロドル 週足チャート ファンドとか大口投機家という表現をしますが、トレードにおいてファンドの動きが分かればトレードのヒントになることもあります。 そのファンドのポジションをチャートの下に表示しています。 詳細は6月8日の記事にも記載しています。 下の関連するアイデアへリンクをクリックしていただければその記事を読むことができます。 これで見ると、ファンドは3月の頭から売り越しから買い越しに移行していましたが、 遅れて価格が上昇しているのが分かります。 そういう意味では、ファンドの動きも参考になることがあるということを知っておきましょう。 ファンドの動きが絶対ではありませんが、参考になることもありますね。 前回の買い越しは2017年の5月辺りから3カ月ほどの期間でした。 今回はどうなるの...
(7545) 西松屋チェーン 月足チャート 直近の日足チャートを見ると、物凄く上昇しているように見えるので、大局的に捉えてみました。 業績好調に伴い株価が上昇しています。 日足チャートだと、コロナショックの前の高値を更新していますので、堅調な動きであることが分かります。 これを月足チャートにかえると、大局の高値から安値の値幅の切り返しが38.2%戻りにも達成していないことが分かります。 日本では大きく下落した後の切り返しとしては、3分の1戻りや半値戻し(2分の1)、3分の2戻りなどといいます。 これをフィボナッチ(欧米的)で見ると、38.2%戻り、50%戻り、61.8%戻りといい、そういった数値が意識されやすくなります。 マーケットにおいては、より多くの投資家が意識しているところが、抵抗線や支持線となり易い傾向...
(EURUSD) ユーロドル 日足チャート 今回はボリンジャーバンドで見てみましょう。 TradingViewでボリンジャーバンドを表示するときは、一つのシグマの表示になりますので、 2シグマまで表示するのであれば、2つを表示してパラメーターを変更します。 今回は3シグマまで表示していますので、3つを表示してパラメーターをそれぞれ、1シグマ、2シグマ、3シグマと変更しました。 次に、バンドワイズチャートと、%Bチャートを下に表示しました。 簡単に説明すると、バンドワイズチャートはバンドの幅を見ています。 バンド幅には下記の二つがあります。 「スクイーズ」・・バンド幅が最も縮小しているところ 「ボージ」・・バンド幅が最も拡大しているところ これらはバンドワイズチャートを見ればすぐに分かります。 バンド幅が...
移動平均線・ボリンジャーバンド・ADX+DMI・ストキャスを全チェックすると、このような『流れの変化』が浮き彫りになります。 インジケーターに頼りきるのではなく、節目や抵抗帯といった水平要素にも目を配り、総合的判断を行いましょう。
(GBPUSD) ポンドドル 4時間足 ポンドドルは8月の第一週に高値を付けてから横ばいの動きになっています。 こういった局面というのは年間通じて沢山あります。 この局面の結果は必ず同じになるわけではありませんが、ある傾向があります。 こういった局面を私は中間波動として研究しています。 相場はトレンド相場と中間波動に分かれます。 中間波動はどういった足種であってもトレードは難しいですね。 勿論、トレンド相場はトレードし易いわけですが、気が付けばトレンドが発生していてついていけないというのもあるともいます。 そこで、トレンド相場をしっかりと狙うために、中間波動の終わりを狙うように意識することで、トレンド相場の初動を狙うことができるようなってきます。 中間波動が終わっても必ずトレンド相場になるわけではありません...
ボックス圏の時はストキャスティクスやRCIがよく反応します。 ✓Top、Bottom、CenterのLineを引く ✓インジケーターを見ながらBottomで反発したことを確認する ①SStochが下から20%を上抜け ②RCIが下から-70%を上抜け ③QQEシグナルが発生 ④Long インジケーターの設定値を変更して、ストキャスとRCIと合わせて使うことで精度を高められます。
(6645)オムロン 週足 街の薬局から体温計が無くなりましたが、体温計も作っている企業です。 それだけではありませんが、チャートを見ると高値更新しています。 ただ、こういった動きが乱高下しやすい銘柄はトレードするときには難しいというところがあります。 移動平均線大循環分析のステージを週足で見れば、 わかりやすいように見えますが、日足だと非常に難しく感じるところがあります。 こういった銘柄がどのような特徴があるのかを確認することで、わかり難い銘柄を少しわかりやすくすることができます。 長期もみ合い相場でトレードが難しいという銘柄の多くは、もみ合いながら上昇したり、下降したりしていることが多いです。 こういった難しい銘柄にはチャネルラインを入れることでヒントとなることがあります。 今回引いたラインが意識される...
(DJI)NYダウ 日足チャート 経済対策に対する期待感から株価が上昇し、NYダウは6月8日の高値を更新してきました。 今回のタイトルにもありますが、「異市場間ダイバージェンス」が解消と書いています。 これを分解して解説していきます。 まず、ダイバージェンスには「異市場間ダイバージェンス」と「オシレーターダイバージェンス」の二つがあります。 オシレーターとは、RSIやストキャスティス、MACDなどのことです。 そして、そのオシレーターと価格の推移は通常は同様に動きますので、価格が上昇するとオシレーターも上昇しますが、 価格が上昇しているのにオシレーターが下降する動きのことを「ダイバージェンス」といい、日本語で言うと「逆行現象」といいます。 価格の動きとオシレーターの動きが逆行しているので、「変化の兆し」となり...
(2269)明治HD 週足チャート トレードをしていてわかりやすい動きとわかり難い動きがあります。 このチャートでいえば、2016年の高値まではわかりやすいチャートですので、大きな利益を獲りやすいところです。 ところが、その後のチャートを見ると、価格が帯を上抜けたり下抜けたりと、緩やかに下降しながらのもみ合い相場になっているのが分かります。 こういうところは、難しいところですね。 後から振り返ってみて、ここは難しいところだったので、手を出すべきではなかったというのはあります。 しかし、その過程で気づいて対応するのは、至難の業かもしれません。 ここにチャネルラインを入れました。 チャネルラインとは、下降しているときは、高値と高値を結んでトレンドラインを引きます。 そこから、安値のとこに平行な線を引くのをチャネ...
(MOS)マザーズ 日足チャート トレンドライン(青い線) チャネルライン(黄色の2本の線) 水平線(紫の線) 3種類のラインを引いています。 それぞれ意味があるのです。 トレンドラインは上昇(下降)のトレンドを見ています。 そして、トレンドが転換するかもしれないというときにトレンドラインを更新し変化の暗示となります。 チャネルラインは相場の強弱を見ています。 勢いが加速するときは、チャネルを飛び越えていきます。勢いが弱くなる時はチャネルまで到達しません。 水平線は高値、安値を更新するかどうかを見ており、トレンドが継続するか転換するかのサインとなります。 では、マザースはどうでしょう。 6月26日の高値、7月2日の安値のどちらも更新していません。 トレンド転換か、トレンド継続かの決着は未だついていません...
(GBPJPY) ポンド円 日足チャート 今回はラインの本数が多いので、みにくい、わかり難いと感じている方もいらっしゃるかもしれません。 ですから、一つずつ見ていきましょう。 まずは、2019年から2020年はじめのところです。 下値支持線を割り込んで、一気に円高に振れました。 そこからは、黄色のチャネルラインに沿って推移しているような動きです。 6月に移動平均線大循環分析のステージが第1ステージとなり、200日EMA(赤い線)を超えてきましたが、直ぐに反落しました。 第1ステージから第4ステージとなるものの、7月から再び第1ステージへと移行していきました。 200日EMAを超えてきてました。昨年からの高値と高値を結んだ上値抵抗線を超えてきたような動きです。 この上値抵抗線を直ぐに下回るようであれば、上値抵...
(USOIL) WTI原油 日足チャート 水平線2本とトレンドライン2本を引くと、基本的な分析ができるようになります。 原油はこの2カ月くらいは動きが小さくなっており、膠着状態になってきているのがよく分かります。 その膠着状態に伴って2本のトレンドラインを引いていました。 昨日、米国のGDPがマイナス32.9%と大幅悪化となったことで、株式市場も売られ、原油市場も売りが優勢となりました。 そして、下値支持線として引いていたトレンドラインを割ってきました。 これは、小さな変化のサインであり、買い方は注意が必要ですよということを暗示する変化です。 私のイメージでは、トレンドラインを割ったから直ぐに売りとするよりは、注意喚起として見ていく方がダマシも回避し易いと感じています。 (トレンドラインよりは水平線を更新した...
(4951)エステー 週足 天井圏や底値圏というのは、トレンド継続のパターンとは違った形状が出てくることがあります。 今回の天井圏では拡大トライアングルから天井を打ちました。 拡大トライアングルとは高値が切り上がり、安値は切り下がるという動きです。 天井を打ってからは大きく下がっていき、最後は逆Cカーブの下落となり底を打ちました。 そして、大きな陽線2本が出現して反発してきました。 ただ、その段階では移動平均線大循環分析のステージは第4ステージですので、底打ちの可能性といったところです。 それが、底打ちの可能性が高まるところが、丸印をつけたところです。 ここがどういう意味で底打ちの可能性が高まったのかを理解している方はしっかりと勉強されている方ですね。 第4ステージから第6ステージに移行してから、200週E...