ドル円 週足チャート 米中の報復関税合戦からマーケットはリスクオフの動きとなっています。 移動平均線大循環分析で見ると、第4ステージの安定下降期となっているのが分かります。 「売り」にエッジ(優位性)がある状態が週足ベースで継続しているのが分かります。 大循環MACDで見ると、「タスキ」が帯MACDの下で推移しているので、トレンドに勢いがあることが分かります。 大循環ストキャスで見ると、ボトムゾーンに突入しています。 現在104円台半ばで水平線を引いていますが、高値切り下げ、安値が一定の「ディセンディングトライアングル」のような形状です。 ここを下抜けるとさらに売りにエッジが出てきますね。 その次に意識されるのが高値に引いているトレンドラインに対する平行チャネルラインの下限が意識されます。 その下は100円といった...
上海総合指数 日足チャート 移動平均線大循環分析(イド大)と大循環MACD(大マク)、大循環ストキャス(大スト)の複合トレードの研究です。 複合トレードをする理由は、トレンド相場だけでなく、もみ合い相場も利益追求するためのトレード手法です。 ですから、現在、イド大でトレンド獲りの勉強をされている方はこの記事を読まないでくださいね。 なぜなら、考え方が混同して却って混乱してしまうからです。 では分析をしてみましょう。 まず、大局の流れを見る200日EMAの方向性をみましょう。 下降トレンドから上昇トレンドに移行してきましたが、その流れが継続せずに反落していますね。 200日EMAが下向きだったのが横ばいになって価格が200日EMAを挟んで推移していますので、もみ合い相場になっているのが分かります。 つまり、下降トレンドから...
(2659)サンエー 日足チャート 移動平均線大循環分析は本当に優れモノで トレンド相場が一目でわかるのと同時に、もみ合い相場も一目でわかります。 背景にある上昇、下降の色が黄色と水色となっているので、 同色が続いているときは、トレンド相場、交互に入れ替わるのはもみ合い相場と一発で分かります。 今回は移動平均線大循環分析から派生して進化したツールである大循環MACDの動きも合わせてみていきましょう。 チャート分析を勉強する理由は、将来を完ぺきに予想することではありません。 絶対に儲かる銘柄などといったものはありません。 相場に「聖杯」は無いのです。 では、なぜチャート分析を学ぶのか。 それは、チャート上に浮かび上がるヒントを一つでも多く発見し エッジ(優位性)があるところを狙い打ちするためなのです。 ではヒントを探...
ゴールド 日足チャート 今回は移動平均線大循環分析の基本的な考え方を見てみましょう。 そもそも、移動平均線と何を見ている指標かを理解しましょう。 移動平均線とは、価格を平均することで、過去の買い方(売り方)が平均的にどの価格で買い(売り)、 それが現在、損益がどう変化しているかを分析するものです。 つまり、短期移動平均線、中期移動平均線、長期移動平均線、200日移動平均線(EMA)の動きをみることで、 短期・中期・長期・200日EMAのそれぞれの買い方と売り方の勢力分布を一目で分析することができます。 価格が移動平均線より上で推移しているときは、買いにエッジ(優位性)があり、下で推移しているときは売りにエッジ(優位性)があります。 また、移動平均線が上向きになっていれば買いにエッジがある状態が更に大きくなっており、 下...
米10年債利回り 月足(左上)、週足(左下)、日足(右側)チャート チャート分析をするときは、現在の波動がトレンド相場かトレンドの無い相場(中間波動)かを見極めることが大切です。 そのトレンドの有無を判断するのに、トレードをする足ではなくても、大きな足を見ることでそのヒントを探すことができます。 今回の米10年債利回りのチャートですが、日足だけを見るとどこまで下がるかわからないくらい下がっていますね。 それを週足や月足をみるとことで、大局の動きが分かりますね。 月足で見ると長期下降トレンドのトレンドラインを上抜けてきています。 いわゆる最初の変化の兆しが月足チャートに出ていますね。 週足や日足でみるとどこまで下がるかが見えにくいですが、日足に波動の分析を入れました。...
(4755)楽天 日足チャート 大きなトレンドを狙うには移動平均線大循環分析で 上昇帯と下降帯のトレンドが続くところをしっかりと獲ることが必要です。 ただ、日々の動きについては、トレンドがある第1ステージと第4ステージのところであっても ローソク足の動きを見ていると、小さな上昇下降に惑わされてトレンドがあるにも関わらず ポジションを閉じてしまう、といったこともあるかもしれません。 移動平均線大循環分析の基本を振り返りましょう。 短期移動平均線はローソク足の代用 中期移動平均線は押し目の限界 長期移動平均線はエッジの限界点 このことを理解していれば、短期移動平均線がローソク足の代用として使うわけですから チャートを見る時にローソク足を消してチャートを見ることで、日々の細かな動きに惑わされることが無くなりますね。 ロー...
米国株 GS(ゴールドマンサックス) 日足チャート 移動平均線大循環分析(イド大) 大循環MACD(大マク) 200日EMA これらを使うことで、初心者トレーダーから上級者トレーダーにレベルアップできるようになります。 まず初心者の方は、イド大を使うことで、第1ステージが買いのサイン、第4ステージが売りのサインということを学びます。 そこから上級者にレベルアップするために、大マクを活用していきます。 それにより、移動平均線大循環分析での分析よりも一歩早い判断が出来るようになります。 そこに200日EMAを入れることで、大局の流れが判断できるようになるので、難しいところでのエントリーが減っていきますね。 200日EMAの動きをみることで上昇トレンド、下降トレンドといった大局が見えていきます。 さらに、もみ合い相場のとこ...
ゴールド (円建て) 週足チャート 以前にも長期トライアングルを形成しているゴールドがトライアングル上抜けしたといった記事を作成しました。 今度は2012年の高値を更新してきました。 移動平均線大循環分析で見ると第1ステージですね。 ゴールドを見る時は確かにドル建てが基本ですが、 気になるのは円高が進行している国内のゴールドが高値を更新したことです。 今、世界で何が起きているのでしょうか? 今、日本で何が起きているのでしょうか? 私はファンダメンタルズ派ではありませんので、詳しいことは分かりません。 しかし、様々なチャートを見ている限り、何かが起きているのであろうということは想像がつきます。 平時の時は株と国債(ゴールド)は逆相関の関係となり易いのです。(・・・国債やゴールドは安全資産とされています・・・) ど...
ナスダック 日足チャート マーケットに変化の兆しが出てくると、 「ヒンデンブルグオーメンが点灯した。暴落予兆だ!!」といって、紙面がざわつきます。 こういった派手なコメントは読者受けが良いですから、ニュースになりやすいのでしょう。 では、この「ヒンデンブルグオーメン」とは何なのでしょうか? これは、株価予測のためのテクニカル分析指標で、このサインが発生すると1か月間は有効とされています。 そして、サインが発生した場合は、80%弱の確率で5%以上の下落が起きるとされています。 故に、市場関係者の間では、株価大暴落の前兆、証券市場における呪いの指標とも言われることもあるようです。 これだけ聞くと、サインが発生したとなると慌てる人が増えるかもしれませんので、どのようにサインが出るのかを見ていきましょう。 このサインが発生する...
ドルインデックス 日足チャート トランプショックで円高ドル安となっていますが、 実はドル自体はそれ程大きく下落はしていません。 それはなぜわかるかというと、ドルインデックスを見れば分かります。 ドルインデックスとは何かというと、一般的には、ユーロや日本円、英ポンド、カナダドル、スイスフランなど 複数の主要通貨に対する「米ドルの総合的な価値」を示す指標です。 これを見れば、円高でもありますが、ドルも堅調に推移しているのが分かりますね。 つまり、円もドルも強いのですが、さらにドルよりも円が強いということです。 このように主要通貨をインデックスでみるとその通貨の動きがよく分かります。 ちなみに ドルインデックス、「DXY」 円インデックス、「JXY」 ユーロインデックス、「EXY」 ポンドインデックス、「BXY」 豪ドルイ...
日経225 日足チャート 相場はトレンド相場ともみ合い相場が合わさって波動が出来ています。 そして、多くの投資家が陥るケースがあります。 それは、もみ合い相場やレンジ相場を気付かづにトレードして上手くいかないケースです。 綺麗なトレンド相場を探して、その銘柄が調整局面入りしてからエントリーするもそこからは調整局面入りしているので上手くいかない。 そういった経験をされたことがある方も多いのではないでしょうか。 「私が買うと下がる。」「売りと上がる」ありませんか? そこで、もみ合い相場を見抜き、そのもみ合い相場が終わるところを狙うのがトレンド相場を獲ることがポイントとなりますね。 もみ合い相場を見抜く方法は、トレンドラインを引くことでも探せますが、 実は、一目均衡表もトレンド相場ともみ合い相場を見分けるのに適しているの...
ドル円 日足チャート チャネルラインを上抜けていたドル円ですが、チャネルラインのレジスタンスライン(抵抗線)が サポートライン(支持線)にかわる「サポレジ転換」を起こして切り返しています。(チャートに赤丸を付けているところです) トレンドラインやチャネルラインを引き続けていると、サポレジ転換が頻繁に起きているということがよく分かりますね。 そこから価格が切り返していますが、現在の価格が直近の高値と安値の間で推移している場合、その直近の高値と安値に水平線を引きます。 その水平線とトレンドラインによって、それまで隠れていたトライアングルが浮かび上がってきます。 そのトライアングルの上下どちらに抜けてくるのかが目先の最大の焦点となりますね。 直近の動きを見ると、6月25日が一番底として7月18日が二番底となるのであれば、ト...
WTI原油 日足チャート 中段保ち合いに関しても、お陰様で反響が多かったところですね。 今回は中段保ち合い(中間波動)の基本的な3パターンについて見ていこうと思います。 今日は「ペナント」「フラッグ」「ウェッジ」を見ていきましょう。 トレンド相場と調整局面が交互に混ざり合って波動が出来ています。 その波動を簡潔にいうとわかりやすい波動とわかり難い波動となります。 そして、そのわかり難い波動が調整局面であり、その時にできる形の基本系の3つが「ペナント」「フラッグ」「ウェッジ」となります。 では、それぞれ見ていきましょう。 ペナントとは、三角形の形の調整局面の動きです。野球で使うペナントレースのペナントと同じ意味です。横向きの三角形の旗の形ですね。 フラッグとは、旗のフラッグのことで、平行四辺形の形の調整局面の動きです。 ...
WAJJMART 週足チャートです。 先日、中段保ち合いの記事を作成しました。 今日は日柄調整と値幅調整の違いを見ていきましょう。 ※(「フラッグ」「ペナント」「ウェッジ」はまた、次回に記事を作成します。) まず、上昇(下降)トレンドが続いた後は、調整局面となります。 その調整には二種類があって、日柄(時間)をかけてじっくりと調整するケースと、日柄(時間)をかけずに一気に価格が変動して調整するケースがあります。 日柄調整のところは「ペナント」となっており赤い線でラインを入れています。 値幅調整のところは「ウェッジ」となっており青い線でラインを入れています。 価格変動の違いがわかるでしょうか。 値幅調整の場合は、価格が大きく変動しますので調整局面と感じたとしてもポジションを維持するには難しい動きを見せます。 そして...
マイクロソフト 週足チャート 中段保ち合いを理解すると、トレードの幅が広がりますよね。 中段保ち合いとは、トレンドがあるところから一旦調整局面となりますが、 トレンド転換とならずにトレンドが継続するケースの時に出てきやすいチャートパターンです。 基本的な中段保ち合いは、フラッグ、ペナント、ウェッジという形があります。(詳細はまた後日に。) 相場の多くは大天井(大底)を打つまでは、中段保ち合いを挟みながら相場が展開されていきます。 その中段保ち合いは、基本的には二つの調整のパターンがあり、一つは日柄調整、もう一つは値幅調整です。(この詳細も後日に。) 要は、基本形が3つの形があり、調整の仕方も日柄と値幅があるために、変則系も入れると非常に多くのパターンが出てきます。 故に、ここの局面で振り回される方が増加するのです。...
(4971)メック 日足チャート 銘柄に関係なく、チャートから変化の兆しを感じ取るには、チャートの変化に気づかなくてはいけません。 その中の一つに水平線があります。 今まで何度も「トレンドラインを引こう」シリーズでラインを引いてきましたが、今回は水平線に焦点を当ててみようと思います。 下降トレンドが続いていましたが、もみ合い相場に移行してきました。 移動平均線大循環分析でみると帯が細くなり横ばいになっていているところからも分かります。 また、大循環MACDでもMACD3(帯MACD)が小さくなっていますね。 そして、価格が横ばいになる前の高値と安値のところに水平線を引きます。 そこから価格が上下どちらに抜けてるかを確認します。 上抜けとなるのであれば、二番底を付けて上の赤い線の水平線(高値)を超えてきます。 さらに...
(2181)パーソルホールディングス 日足チャート トレンド転換の流れを見てみましょう。 下降相場の時は、当然ですが下降帯を中心で上昇帯になっても直ぐに終わり下降帯に戻ります。 天井を打ってからトレンドラインを引いていると、下降相場に勢いが出てくると下降する角度が鋭くなります。 そうすると、トレンドラインを引きなおしますが、最後のトレンドラインを抜けてくると最初の変化の兆しとなります。 そこから、上昇帯と下降帯が交互に入れ替わりますが、安値を更新するかしないかが次の変化の兆しとなります。 このように、トレンドが変化するときの流れを 移動平均線大循環分析で確認、(短期移動平均線と帯の関係) トレンドラインでも確認、(ライン抜け) 大循環MACDでも確認していくと、(MACD1、MACD2と帯MACDの関係) それぞれの特...
SPXUSD 直近高値レベルからの調整が終了し、再度上昇トレンドの方向に戻ってきました。 前のアイデアに書いた通り、調整終了が終わったと確認できるレベルで買っています。 今後の上昇目処は、直近高値から直近安値への下落幅の、 フィボナッチ1.618 〜 2.0(下落幅と等幅)くらいを目標とします。 私は、「超シンプルなチャート」で分析し、トレードをしています。