【AUDUSD/オージードル】相場分析20210110 4時間足でレンジ / 注目したい2つの価格の整理【サマリ】
先週は一時ドル高となったことで反落した豪ドル/米ドル。来週の動きがどうなるか注目している通貨ペアの一つです。
4時間足レベルではレンジとなってしまっているため、今後ロング、ショートいずれかを考えていく場合の注目価格について整理します。
まずは通常通り週足の振り返りからです。
【環境認識&詳細】
長期足の確認による環境認識です。
週足
週足レベルで注目している価格は過去の抵抗ラインでもある0.78水準(上から2段目のパープル)。ここで上ヒゲをつける形で終了となっています。
(波動の分析については前回投稿の記載から変更なしですので割愛します。)
日足
・11月頭から続く上昇トレンドをオレンジの波動で示しています。
・日足レベルの波動も5波目ということでそろそろ反落調整が入って来てもおかしくない頃かなと見ています。
・先週末は1/6の高値を超えられず、0.78ラインで頭を抑えられる形で陰線となりました。
この日足の5波目に該当する部分を4Hで見てみます。
4時間足(最上部チャート)
・4Hで見てもすでに5波上昇が確認できる場面に来ています。5波の高値が1波目のちょうどFR3水準に該当し、かなり伸び切った状態にあります。
・日足でも記載の通り1/6につけた高値をほんの少し下回った後に反落。77.34付近(1Hの押し安値)で2度止められる形となっています。ここは一定の買支えが入るラインとして意識されているということでしょう。
・結果として、今4時間レベルで、(5)の高値と77.34を上限下限とするレンジとなってしまいました。
・今までの上昇トレンド継続となるには、(5)の高値を超えてくる必要があり(緑の折れ線)、他方、赤の折れ線で示したように77.34付近(1Hの押し安値)を割ってくれば、今度は4Hの押し安値ライン付近まで下げてくる可能性が考えられます。
・ということで、週明けは
A : (5)の高値を抜けられるか
->抜けてくれば上昇継続として買い場を探る
B : 1Hの押し安値を割ってくるか
->割ってくれば戻り売り狙い
に着目です。
<4H>
エリオット波動
日経と米指数比較、エリオットカウント(妄想)昨年8月のFOMC声明でパウエルさんがインフレ率2%超えも気にせず緩和を続ける、との報道から加速した資産バブル。
今週米国債利回りが1%を超え、1年移動平均線を上ぬける動きにも関わらず、(アイデア更新欄参照)
米市場は見ぬふりで市場最高値を大幅更新しました。
アメリカ議会にデモ隊が雪崩れ込む異常事態でも追加緩和期待にのぼせてリスクオンとなる異様なマーケットには違和感を
覚えざるを得ないですが、事実アメリカ株式市場は目の前で上昇しています。
今週は金、銀が大きく下落しました。金利がつかないものから金利がつくものにお金が流れたということでしょうか。
リスクオンで安全資産である国債から株式や商品等のリスク資産に資金が移動、その結果国債価格が下落し利回りが上昇、
そこに金などから一部資金が流入?
今週はオイルも上昇しました。5年移動平均線に迫る勢いです。オイルマネーが活気づき更にバブルが進むかもしれません。
しかし原油価格高騰は材料費高騰となり、ただでさえコロナで苦しい企業収益を圧迫する要因となります。また、金利上昇は
低金利をいいことに借金しまくっている企業、国の財政を圧迫します。原油高騰がトリガーとなりインフレが起これば、
現在のなりふり構わない金融緩和続行に赤信号が灯る可能性があります。
全然スケールが違う話ですが、今週地元の不動産王が経営する不動産会社が潰れました。低金利をいいことに借金しまくり
次々と土地を購入、マンション建設を繰り返していましたが、収益が悪化し返済できなくなると、あっという間に倒産です。
国の財政までは分かりませんが、企業なんて脆い脆いものです。金利上昇は当面3%が境界に意識されるでしょう。また、
上昇のスピードにも注意すべきだと思います。
ユーロ危機の時、ギリシャやスペインの国債が暴落し、利回りが急上昇するのを見てパニックが起こりました。国がデフォルト
する、などという危機意識が高まり超悲観だったあの時とは正反対に、現在は超楽観です。アメリカが当時のギリシャのような
状況にはないですが、それにしても楽観的すぎると感じるのは僕だけでしょうか。
今はコロナ禍で目を瞑っている国の財政問題もどこかで非難される時がくるでしょう。緊縮の動きが今週チラッと要人発言の
中に見られましたが、そこに注目が集まり始めると雪崩のように売りが入る可能性があります。
日経平均は他の先進国の指数と比べ不当に?安い水準を推移してきたのは事実です。エリオットカウント上は、記載したような
今後を示唆しますが、今書いたような懸念があり、妄想にすぎないか、と今は考えています。
【GOLD/ゴールド】相場分析20210106 上昇継続中/下がれば押し目買い狙いゴールドは昨年12月から日足レベルの上昇トレンド継続中。
下がる場面があればまだまだ押し目買いを狙う機会はあるでしょう。
【環境認識】
週足
エリオット波動的には今9波目(!)です。
真面目に書くと、上昇5波の5波目が延長した形なのではと見ています。
その延長している5波目の中のさらに5波目が今という捉え方です。
日足
日足の全体像はこのように見ています。
今はオレンジで示した上昇の3波目を形成中でしょうか。
直近の推移を見てみると、今の価格帯の直上には(B)波のラインが控えており、ここは過去の抵抗線として機能していたラインでもあります。
ここでどのように反応するかプライスアクションに注目です。個人的にはなんとなく抜けそうな気配を感じています。
このラインを抜ければ、いよいよ昨年8月につけた2000ドルへの再チャレンジが見えてくるわけですが、それなりに距離もあるので、一旦どこかで調整の下落を挟む可能性は見ています。
反落したとしてもしっかり支えられることが確認できれば、押し目買いのチャンスとして狙ってみても良いかなと考えています。
去年8月-9月にかけて固いサポートとして機能していた1900のラインが再度サポートとして機能する可能性は考えられるため、下落してきたタイミングでは1900を一つの支えのポイントとして意識したいところです。
波動分析 ~ランニングフラット(ダブルスリー)~こんにちは。たわみこです。
前回投稿時にお話しした新発見についてです。
タイトルにもあるように2波、4波の修正波の時に上記の”ランニングフラット”がよく出ていました。(ダブルスリーは複合形)
通常はフラットC波はA波辺りやそれを超えて下落する事が多いのですがコロナ下落から今までの波では(特にY波に於いては)この傾向が顕著に出ています。
ランニングフラットは買い圧力が大きい為C波で落ち切らないのが特徴です。
今回の上げ方の特徴をよく表しているのではないでしょうか?!
BTCで今後インパルスが出た際の修正波の目安にもなると思います。(通常はランニングフラットと考えることはあまりありません)
現在ですが5波終了?!して修正波のB波に見えます。
拡大フラットになり天井をつけるのか?ランニングフラットとなりまだ上昇するのか?
今後はB波のリトレースとC波の下落幅を観察していきましょう。
チャート内のランニングフラット(赤矢印)拡大フラット(黒矢印)になるかでY波が終了しているかインパルス継続かを判断します。
コロナ下落からのカウント
WXY-ⓦⓧⓎ(ダブルジグザグ)と考えてます。
w-ⓦ波
w-ⓧ~Ⓨ波
x波
Y-ⓦ~ⓧ波
Y-Ⓨ波
【AUDNZD/オージーニュージー】相場分析20210106 週足巨大三尊/週足下降3波を狙う長期ショート【サマリ】
週足で巨大三尊の形成が見られるオージーニュージー。(超)長期でトレードできる可能性として監視しています。
5年以上に渡って下降チャネル内での値動きをしている通貨ペアですが、昨年度にチャネル上限に到達後折り返すように下落。その過程で週足の押し安値を更新し、下目線になっています。
日足レベルでは直近上昇していますが、週足レベルでの戻りとなったところから超長期でのショートを狙いたい考えです。
【環境認識&詳細】
長期足の確認による環境認識です。
<長期足>
週足(最上部チャートに同じ)
2015年から継続する下降チャネル内で動いています。
2020年8月にチャネル上限へ到達後に大きく下落して、当時の押し安値(B)をブレイクしたことで、下目線転換。
現在は戻しの上昇と捉えられる局面にあります。この一連の動きで(A)(C)(2)の巨大三尊を形成する可能性があり、仮に現在の戻しが(C)の高値を超えなければ、押し安値割れ三尊となり、次の下落(パープルの(3)波)が発生する可能性が非常に高いものになると考えています。
パープルの(1)波目のFR6割戻しの水準がちょうど(A)の高値と重なることからも、このラインまでの上昇を期待し、そこからのショートを狙いたいところです。週足レベルの波を狙うのでかなり長期のトレードです。
<週足チャート>
続いて日足で直近の動きを見てみます。
日足
週足で見たパープルの1波目に該当する部分が日足の下降5波で形成されていることがわかります。(オレンジの波動)
現在はその下降に対する調整の上昇としてABC波が形成されている場面なのではないかと見ています。日足の直近高値を更新してきているので、まだ上昇は続きそうです。
オレンジの(A)波のFR1.272水準に週足パープルの(1)波目のFR6割戻しが重なります。このあたりを目安に待ち構えて上げ止まりが見られれば売りを狙っていきたい考えです。
<日足チャート>
【CADJPY/カナダ円】相場分析20200105 週足下降チャネル上限からのショート/上昇トレンドライン割れショート【サマリ】
カナダ円は一応上昇トレンドですが、過去1年近くに渡って週足レベルでレジスタンスとして機能している81.64付近の上値が重たいのか、上昇に元気がありません。そこで今後考えられる二つのショートの可能性を考えてみました。
(1)直に到達する週足下降チャネル上限からのショート
(2)上昇トレンドライン割れからのショート
順番に解説します。
【詳細】
長期足の確認による環境認識です。
<長期足>
週足
もう少しで赤の下降チャネル上限へ到達です。
82円の近辺にあるパープルの水平線(81.64)が直近なんどもレジスタンスとして機能していており、この辺りが重たそうです。
日足
日足を引きで見たのが下のチャートですが、過去1年近くパープルの水平線81.64付近に来ると反落していることがわかります。
3月のコロナショック以降の波動を見てみると、
黒の5波動の3波目でパープルの水平線に到達するも、次の5波目では3波高値を更新できず(3波が急激に伸びた場合に発生する形です)。そこから調整3波を経て、再度高値・安値を切り上げる上昇波動(オレンジ)が発動。
現在は5波目なのかなと見ていますが、日足のローソク足を見ても上ヒゲが目立ち、どうも上値が重たく元気がない上昇に見えます。
ということで、今後もダラダラと上げていく可能性はありますが、上がってきたら81.64付近の抵抗線を根拠に売りを考える方が優位性が高そうです。
ショートのシナリオとして、
(1)週足下降チャネル上限及び81.64付近でもみ合い、3波の高値を超えられずに下落
->緑の上昇トレンドラインを割ったらその戻りで売り狙い
(2)チャネル上限まで到達することなく緑の上昇トレンドラインを割って下落
->上と同様に戻りで直近高値を超えられないことを確認して売り
あたりを考えています。
<日足直近チャート>
【USDCAD/ドルカナダ】相場分析20200105 日足下降トレンド継続中も、そろそろ上昇転換狙い【サマリ】
ドルカナダは日足レベルでの下降トレンドが継続中も、トレンド終盤に差し掛かっていると捉えられ、そろそろ上昇転換を狙っていきたいところ。
反発上昇を狙うロング戦略を考察します。
【環境認識】
長期足の確認による環境認識です。
<長期足>
週足
赤の下降チャネルに沿った下降トレンドが継続中。
日足
下降チャネル内部の動きを波動で表したのが以下のチャートです。
2020年3月からの黒の下降5波動が終了後、トライアングル調整ABC波を経て、トライアングルを下にブレイクする形で新たな下降波動(オレンジ)が発生。現在下降の5波目と捉えています。
少し下には週足でも意識されているキリ番1.26が控えこのあたりで下げ止まる可能性を睨みつつも、最大では1波のFE1.618やFR2.0水準である1.246-1.247くらいまでは見ています。
このあたりはドルインデックスの動きと次の節目である2018年2月水準でのど動向含めて見定めていきたいところです。
<ドルインデックス日足>
<中期足>
4時間足
日足で5波動目と示した部分を4時間で見ていきます。
可能性としては
(1)緑の波動で示したように、1/4の安値を底値としてここから4Hレベルで上昇転換していく可能性(4Hの下降5波がすでに終了)
(2)青の波動で示したようにこれから4Hレベルの5波目が発動してさらに安値を切り下げて来る可能性
を考えています。
ポイントとしては昨日1/4の安値を超えるか超えないかであり、超えないようであれば安値切り上げから(1)の流れを想定してロングを狙います。再度安値超えてくればもう一段底を掘ってからの転換を待つことになるでしょう。
個人的には(2)の可能性によりウェイトを置いて見ていますが、
上で言及したようにドルインデックスとも合わせて判断していきたいところです。
波動分析 ~今後の想定~ 週足チャート明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
年始なので週足で今後の想定をまずはしていきたいと思います。
以前から投稿しているのですが自分の中でどのようにカウントしても昨年のコロナ下落からのチャートがインパルスに見えないので(3波動に見えます)
上記のようなランニングトライアングルをメイン想定としたいと思います。
ランニングトライアングルはチャート内にも書いてあるようにa,c,dがブルーラインの下、b,dがブルーラインの上に来ることがポイントです。
サブシナリオは5波ダイアゴナル(3-3-3-3-3)です。
現在がそのダイアゴナル1波と考えます。
現在は急落していますがここが一旦の天井となるのでしょうか?!
もし天井となるのであればこんなチャネルかもしれませんね。
コロナ下落からのカウントは今のところ精査中ですので次回投稿で詳細を載せたいと思います。(今週中には投稿しますね)
以前に投稿していたカウントを全面的に見直しています。新しい発見もありましたので一緒に共有したいと思います。
今年もマニアック?!なカウントを投稿していけたらと思います。
どうぞ宜しくお願い致します!
【EURUSD】相場分析20210104 ユーロドルどこまで伸びるか?週足・日足波動から直近の上昇目処考察【サマリ】
年末も上昇を続け、2020年の高値を更新して終えたユーロドル。
年末には一時1.23をつけ、2018年1月につけた高値1.25が射程圏内に入ってきました。
この投稿では週足と日足の波動を見ながら、今の上昇の終点目処を考察します。
【環境認識】
週足
冒頭述べた2018年1月の高値がちょうどパープルの帯で示した部分。
2018年年初の週足を見てもこのゾーンでは上ヒゲが多発しており、売り圧力が高そうな気配です。
波動の観点では、週足レベルの波動を同じくパープルの波動イメージで示した通り。
現在は下降5波に対する調整3波のC波を形成中と捉えています(仮置き;これから上昇5波になっていく可能性も当然あり)。
現在の上昇つまりC波がどこまで伸びる可能性があるかですが、一つ目の可能性として見ておきたいのが、
(1)A波のFR1.272水準と上記パープルゾーンの重なり
この領域での一旦の反落は想定しておきたいところです。
別途ドルインデックスのチャートを見ても、まもなく2018年2月の安値水準に到達するかという場面であり、ドルインデックスが2018年2月水準に到達するタイミングで、ユーロドルは(1)のポイントへ到達。そこからはプライスアクション次第ですが、反落の可能性も見ておきたいところ。(ドルインデックスの詳細については下記のリンク参照)
<ドルインデックス日足>
もう一つの可能性としては、
(2)A波のFR1.618水準(1.28超え)
が考えられますが、さすがにこの価格帯を目指す過程では下降調整が挟まるでしょう。そのことは日足の波動を分析することからも想定ができます。
日足
オレンジの波動が2020年11月からの続く直近の上昇波動です。すでに5波目を形成中であり、オシレーターもダイバージェンスを示していることから上昇の勢いは弱まってきています。
日足5波の上昇目処としては1波のFR2.618から1.24ラインがパープルゾーンと一致しており、このあたりで直近の上昇が一服する可能性は見ておきたいと思っています。
【DXY/ドルインデックス】ドル安トレンド継続中/2018年2月水準での反発可能性に注目ドルインデックスは日足の直近安値を更新。次の節目として週足レベルの節目である2018年2月水準(88.64付近)到達が視野に。
日足の波動の観点では、現在下降5波の5波目を形成中と捉えられる(<日足マクロ>参照)。この下降波動の1波のFR2.618水準が、2018年2月水準と重なっており、このラインでの反発の可能性に注目。
米国FRBの2023年までのゼロ金利決定で長期でのドル安トレンドは今後も継続すると考えられるものの、2018年2月水準で、一旦調整の上昇が発生する可能性を見ておきたい。
ドルストレート通貨ペアのトレード時には、ドルインデックスの2018年2月水準付近でのプライスアクション及び該当ドルストレート通貨ペアのトレンドの転換の可能性を意識。
<日足マクロ>
赤の下降チャネルが引き続き継続中。現在はオレンジの下降5波動の5波目が発動中と捉えられる場面。
<日足ミクロ>
現在の下降5波動の様子。3波で1波のFR1.618を超え、FR2.618が2018年2月水準と重なる。
BTC年末年始大バーゲン年末年始の波形をカウントしてみたところ、美しいインパルス拡張のように見えます。
紫ラインで示した大きな3波の(4)波に入ったところかなと考えていますが、そうすると少し下げても最後の(5)波が待っているんじゃないかなというカウントです。
ただし、(5)波がフェイラーに終わる可能性もあるので、高値更新になるか否かは断定できません。この波形だと伸びそうな気もするんですが……。
下がったら買い(=下がるまで買わない)
上がったら売り(=上がるまで売らない、ただし損切りは)
買い指し値よりぐんと下がったら一旦損切りしてもっと下から入り直す
という基本的な方法でいきたいと思います。
【EURJPY/ユーロ円】相場分析20201218 日足4波レンジ調整中/5波発動待ちか?ユーロ円は日足で上昇トレンド形成中も、現在はレンジでの調整と思われる局面。
9月頭につけた高値をかすかに更新しているので、レンジ調整を終えて上昇継続が期待できそうですが、レンジを抜けるまでは仕掛けは待ったほうが良さそうです。
日足の波動は以下のように見ています。
3波目まで終了して4波が横ばいレンジ調整。
上抜ければ上昇継続で5波発動。下抜ければ5波上昇フェイラーとなり、下降波移行の可能性も。
以下は週足の波動です。
下降5波が終了し、調整波を形成中。
今週のローソク足がA波の高値実体を超えて確定すれば、上昇波動継続の期待が持てるところです。
C波発動すれば最大の上昇幅として(2)波高値水準にある130円から132円までを念頭に置きます。
【AUDJPY/オージー円】相場分析20201217 週足・日足波動分析 /下がれば買いでロング一択【サマリ】
オージー円は月足以下全時間軸で上昇トレンド。
下がれば買いのロング一択を考えています。
以下では週足、日足の波動分析を記載するとともに、直近の上昇の目安を考察します。
【詳細】
長期足の確認による環境認識です。
<環境認識>
月足
6年弱継続していた長期下降チャネルを上にブレイク。月足の戻り高値も上抜けし、上昇トレンド転換しています。
週足
・下降5波が終了し、調整波形成の局面にあると捉えています。
・直近の高値である(A)波終点を更新してきたので3波目のC波が発動したと考えられ、これからさらなる上昇の伸び代が期待できるところ。
■C波の終点の目安として、まず第一の目安としては、
(2)波の高値とA波のFR1.272近辺の価格帯。
さらに伸びれば
■(A)波のFR1.618水準
あたりを念頭に置いておきます。
横軸(時間軸)の観点では、すでに下降5波のFR1.272を超えてきているので、(C)波終点はだいたい1.414から1.618くらいまでの間で収まるんではなかろうかと、こちらも想定を置いておきます。
週足の波動なので、大局はこのフレームを監視していきます。
・直近のローソク足の直上には200MA(パープル)が垂れてきているので、このあたりで今の上昇トレンドは一旦反落調整を挟むかもしれないなと見ています。さすがにラスボス感のある週足200MAは一度で抜けることは・・・ないんじゃないでしょうか。
<週足チャート>
日足(最上部チャート)
最後に日足の波動分析です。
全体像は以下のように捉えています。
<全体像>
黒の上昇5波、それに対する調整3波が終了。
(B)波の高値を更新する形で新たなオレンジの上昇1波が発生し、現在その3波目を形成中。
以下で直近の日足を見ると、1波のFR1.618がちょうど週足で見た200MAと重なる位置にあり、ここらで一旦3波は終了して、調整下落を挟む可能性を見ています。
<直近日足>
冒頭記載した通り、月足含む全時間軸で上昇トレンドとなっている状況に加え、相場の地合い的にも豪ドルが無双な状態が長らく続いています(そしてドル安傾向が続く限りはこのトレンドが継続する可能性はある)。
となれば、調整で下げてくれば買い増しのチャンスと捉え、オージー円はロング一択で狙っていくつもりです。