ファンダメンタル分析
FOMC前に短期戦略が有効的か!? アメリカ人の60%の人が株・仮想通貨にお金をぶっこむと言われていますが、これが金利上昇に!?FOMC次第、上下ともに大きな動きが見込める。
ドル円、ユーロドルなどがともに重く、ユーロ円の大きな売りが出て迎えた17日の市場。
ただここからの流れはやや慎重か。
今回のFOMCは参加メンバーによる経済見通しが示される回にあたっている。
年末時点での各メンバーの政策金利見通しは
前回まで同様に2023年末まで現状の実質ゼロ金利維持が示される見込みも、
少数派とはいえ一部メンバーの利上げ予想が増える可能性。
経済成長見通しや物価見通しの上方修正の可能性も。
また、声明や会見で現状の長期金利上昇にくぎを刺す可能性もあり
目の離せないイベントとなっている。
楽観姿勢が強く出るとドル買いが加速し、ドル円は110円を意識。
長期金利上昇に警告し、今後にも慎重姿勢が見られると反落もと
結果次第の面があるだけに要注意。
アストラゼネカ製のワクチン接種の一時停止は影響が大きく ユーロ売りが加速 ドル円は調整の反落の範疇か!?きのうは小幅な反応に留まっていたが、ドイツやフランス、イタリアなどユーロ圏の主要国でアストラゼネカ製のワクチン接種を一時停止する措置が発表されている。深刻な副作用が報告されているという。
市場からは、そうでなくても欧州ではワクチン展開に遅れがみられる中で、今回の一時停止措置は影響が大きいとの声も聞かれる。このニュースは、ユーロ圏の景気回復が短期的に米国を含む他の国々に遅れをとるという市場の見方を強め、ユーロ圏のセンチメントを圧迫するという。
ドル円は戻り売りに押されている。
米国債利回りが低下しており、米株式市場でダウ平均も最高値更新を一服させていることから、ドル円も利益確定売りが出ているのいかもしれない。
本日からFOMCが始まり、明日の現地時間午後に結果が発表されるが、それを前に調整の動きが出ている可能性もありそうだ。
日本の機関投資家の年度末に向けた買いも一段落しているものと思われる。
FOMCについては、政策に変更はないことが確実視されているが、今回は景気見通しやFOMCメンバーの金利見通し(ドット・プロット)も公表され、FRBは景気見通しを上方修正してくる可能性が高いとみられている。
ドット・プロットとは、中央銀行で発言権のある連銀総裁のそれぞれの金利の見立てを表したグラフのことですが
2023年末までのゼロ金利据え置きの予想に変更はないものとみられている。
それが、微調整され前倒しに多少傾斜するかどうか注目される。
また、米10年債は一時1.64%まで上昇したが、FRBはこれ以上の上昇を容認するのかについて、何らかのヒントを示すかも注目される。
いずれにしろ、結果待ちの雰囲気が強い。
ポンドドルはエネルギーを貯めはじめて1.4000がすでに重く、下落待ちか!? 昨日の主だったニュース
イエレン米財務長官
・来年の雇用がパンデミック前の水準の回復もあり得る。
・望まぬ水準のインフレは見込まない。
・回復がインフレ伴ってもそのための手段がある。
・K字型回復はパンデミック前よりひどくなった。
FRBが給与保証プログラムを6月30日まで延長
FRBは給与保証プログラムを6月30日まで延長すると発表した。このファシリティは企業への与信の流れを支援するために昨年展開された多くのプログラムの1つ。米中小企業庁の給与保証プログラムを通じて融資を行う銀行は、ターム物のファイナンスの際、担保としてそれらを差し入れることができる。
CDC
米疾病対策センター(CDC)はきょう、ワクチン接種を完了した人の行動についてガイダンスを示し、ワクチン接種を完了した人は、同じく接種を完了した人とマスクを着用せずに屋内で会えると述べた。ただ、旅行は勧められないほか、公共の場ではまだ着用が必要としている。ワクチン接種を受けていない人や感染リスクの高い人がいる大人数の集まりは避けるべきだとも勧告した。
ドラギ伊首相
・ワクチンによるパンデミックからの出口の道筋は遠くない。
・政府の優先事項には景気回復の促進が含まれる。
・ワクチン計画はここ数日で強力に強化される。
ジョンソン英首相
・英国は人口の3分の1余りがワクチン接種済ませた。
英当局
・1回目のワクチン接種人数は2237万人。
イギリス、南アフリカ変異種が猛威をふるいつつある欧州経済相場 ADPや住宅指数を注目する必要がある理由など ユーロドルの相場解説詳細は動画解説にて
ドル円は昨日の値幅が0.28円(28銭)と狭いレンジの動きとなり、過去7日間で最も値動きの小さい日になりました。
本日は米ADPやISMもあり、相応に値幅は出ると思います。
豪は準備銀行(RBA)が豪ドルの水準や長期金利に牽制をしなかったことから
相対的に買われ、ユーロ圏では副総裁や専務理事が金利上昇への牽制、
ハト派的な金融政策を継続することを発言しましたが、
米長期金利の低下からドル売りが勝りました。
本日は欧州でも景況感の発表がありますので、米長期金利を軸に動いてくるものと思います。
バイデン就任で若干円高傾向だがこの後、本格的なトレンドがでるかに注目バイデン米大統領が就任、米株の3指数は揃って史上最高値を更新、リスク志向のドル売りでドル円は103円ミドルを一時割り込みました。
本日は日銀、ECBをはじめ、トルコ中銀、南ア準備銀行、ノルウェー中銀などの金融政策発表があります。
ただ、現時点では現状維持が予想されています。
欧州では新型コロナ感染拡大からロックダウン延長が余儀なくされており、ワクチン供給への懸念も出ているため、ユーロ売りが続いていますが、ECBは為替に関する警戒は解いていないと思いますので、ユーロ売りは継続とみられます。
バイデン新大統領の同盟国との歩み寄りが期待感からの株価押し上げにつながると思われますので、ドルの軟調地合いが続き、ドル円では103円のサポート割れを試す動きになるかそれともそこをバックに上がることができるかに注目です。
NZドル買い戦略ニュージーランドの買い要因
1)責務の変更
中銀の責務に住宅価格を入れるのではないかと出てきました。
住宅価格は高騰していることから、住宅価格を抑える為に利上げとまではいかないまでも、追加利下げはないのではないかと思われる。
利下げ観測の後退からNZドルが買われやすいのではないかと推測。
2)南半球
ニュージーランドは経済に大きなダメージを負ったものの、コロナ感染拡大を早めに封じ込めている。
また、コロナは冬に蔓延しやすいのではないかと思われるが、ニュージーランドは南半球なのでこれから夏を迎える。
その事を考えると、北半球の欧米よりも南半球のニュージーランドのほうがコロナを抑え込むことが出来て、経済回復も早いのではないかと思われる。
3)リスクオン
コロナワクチンの報道が出てくることでマーケットはリスクオンに傾いている。
リスクオンになることで資源国通貨のNZドルは買われやすくなる。
主要通貨クイック為替予報 ドル、ユーロ、ポンドすこし、昨日は激しすぎましたね。
株なども高値更新ということでリスクオン全開の様相ですが、本日はさすがに落ち着いてしまいましたね。
詳しくは動画にてテクニカルと注目材料の解説しています。
予断ですが、
今週末13日は3月以来となる「13日の金曜日」となるだけに、何らかの波乱があるか注目されます。
米大統領選を巡るトランプ大統領の動向も含め、仮にトランプ大統領が敗北宣言を行う?!
あるいはバイデン次期大統領が暗殺?!
(1840年以降、20年おきに選出される米大統領が在任中に不慮の死を遂げる=テカムセの呪い)など、分断が進むアメリカ・・・
今週末13日の金曜日、波乱に備える必要があるかもしれません。
【為替予報士の見立て】大統領選挙、コロナ、ブレグジットこのあとどうなる?為替予報士限定レポートの一部を無料で公開しています。
一週間をとおしてドル買いが先週は月末要因も重なり強まりましたが今週も続くかが注目ポイントとなります。
中国人民元の対ドルでの下落に伴うドル買いも観測
米追加景気対策を巡る合意期待が失望
欧州各国での感染 拡大
米国にも感染拡大の波が押し寄せ、シカゴでも規制が発せられるなど NY ダウは先週一週 間で 1,833 ㌦安(-6.5%)の大幅安となりました。
米 7-9 月期 GDP の改善を好感 した米長期金利の上昇や月末の需給に絡むドル買い
この後の
大統領選の投開票のほか、FOMCや米10月雇用統計など注目材料に事欠かない週となるだけに、 振れ幅の大きさにも注意が必要です。
コロナ: 米国内での感染拡大が続いた場合、欧 州各国同様に経済活動への規制が広がる可能性への警戒
フランスロックダウン、ドイツも一部地域のロックダウン、イギリスも一ヵ月のロックダウンとなっているほかイタリアでは新規感染者数が今年最多を更新してしまっています。
大統領選に関して はトランプ大統領が敗れた場合に、郵便投票などへの不信感を表明し、敗北を認めずに政局が混沌とする可 能性が取り沙汰されていることも懸念されます。
FOMC や英中銀、豪中銀政策委員会
米 10 月の雇用統計
ユーロ圏の製造業、サービス業 PMI(改定値)、ドイツ 9 月の鉱工業生産
ブレグジット: 英国の EU 離脱後の将来関係を巡る EU との交渉を巡り 10/28 には 11 月初旬までに合意が可能との報道 があります。
英議会上院では EU が提訴している国内市場法の投票が来週 9 日に実施されることも交 渉への悪影響を懸念される一因となりました。
①EU 離脱についての交渉に具体的な進展があるか
②英国での感染拡大によるロンドン を中心としたロックダウンの可能性 さらには
③英中銀政策委員会での景気見通しや早期緩和策への言及 などが焦点となりそうです。
感染拡大による英経済の下振れリスクが強調され、成長見通しなどの引き下げ が不可避と見られるほか、英国内の失業率も上昇傾向にある中で当初の給与支援スキームが終了を迎える ことから離脱交渉の前進期待のポンド買いを相殺する可能性に注意が必要です。
豪中銀政策委員会での利下げ観測、およびその後の債券買入れの増額での思惑の結果から材料出尽くしでうごきが逆流するのかどうか?
感染拡大を受けた景気減速懸念を背景に原油在庫の増加 など、原油価格が下落したことで資源国通貨としてカナダドルとともに豪ドル売りが加速するかに注目です。
原油は 34ドルまで下げてきています。