EU首脳会議でユーロ売りなるか!?本日より2日間、臨時EU首脳会談(サミット)が開催され、注目はコロナ復興基金が成立できるかに集まっています。
ポイントは以下の3点
・コロナ復興基金が成立できるか
復興基金に反対しているオーストリア・オランダ・スウェーデン・デンマークの4カ国を説得して、コロナ復興基金を成立させることが出来るのか!?
また、成立できなかった場合には、どこが反対したのかに注目です。
・コロナ復興基金の予算額
返済の必要のない支援金5000億ユーロ、返済の必要な融資金2500億ユーロ、合計7500億ユーロを予定しており、満額成立できるのかに注目が集まります。
反対している国は、返済の必要のない5000億ユーロに反対し、全額返済が必要な融資金にすべきと主張しています。
どこまで返済の必要のない支援金を獲得することが出来るかがポイントです。
・次回首脳会議
コロナ復興基金の成立時期として夏休み前を目標としていることから、今回の首脳会談が最後のチャンスとなっています。
ただ、現在の状況では成立する確率は50%、もしかするともう少し低いのかもしれません。
今回成立できなかった場合、来週・再来週に臨時首脳会談を開催できるのか!?
それとも成立できなかった場合は、夏休み後の話し合いになるのか!?
首脳会談の日程も注目です。
ファンダメンタル分析
WTI原油価格の見通しとカナダドルの戦略!WTI原油価格
・サウジアラビアが100万バレルの自主減産を表明
・UAEが100万バレルの自主減産を表明
・クウェートが8万バレルの自主減産を表明
その他の産油国の動向に注目
コロナで規制されていた人と物の移動が少しづつ再開。
経済の再開=燃料需要
このことから、原油価格は底を打ったと考える。
原油価格が底を打って上昇に転じるということは相関性の高いカナダドルが買われると考え、カナダドル買い戦略を立てる!
円高圧力のあるクロス円よりは、ドル安の可能性が高い米ドルとの通貨ペアのほうが効率的だと考え、USD/CADのショートが有効的だと判断。
中長期投資でUSD/CADのショート戦略を立てた!
豪ドル買い戦略! 豪ドル買いの3つの要因豪ドルが買われるのではないかという予想が出ています。
豪ドル買いの要因を考えてみました。
豪ドル買い要因
1)銅価格の底固め
中国がコロナショック対応措置として経済支援策を大きく打ち出していることから、景気回復に向かうのではないかとみられています。
それと同時に銅価格の底打ち、反発も予想されています。
豪ドルと相関性が高い中国経済・銅価格が底打ちしたということになれば、豪ドルも底打ちするのではないかと思われます。
2)平行チャネルとの乖離
週足チャートで平行チャネル内で下落してきましたが、チャネルをした方向にブレイクしています。
ブレイクしたことで平行チャネルの下線が、次の抵抗線になる可能性が高くなってきます。
現在乖離が大きいことから、一旦はチャネル付近まで戻す可能性が高いと思われます。
3)IMM通貨先物ポジション
CMEが発表するIMM通貨先物ポジションで豪ドルはショートポジションがかなり溜まっています。
このショートポジションが解消されるだけで、豪ドル買いが起こります。
溜まりすぎたショートポジション解消の豪ドル買いも起こる可能性が高いと思います。
このようなことから、豪ドル買いを考えています。
👑トレードアイデア ドイチェバンクショックがスタート。ドイツ銀行は実質的にデフォルト。みなさまこんばんは。
一昨日お伝えしたドイツ銀行のトレードアイデアですが、
最終的なデッドライン6.5を昨日のうちに切り下げておりました。
今日の夜はかなり警戒が必要かと思っておりましたが
やはり来ました。
ドイツ銀行は4月の社債の償還を見送る計画を発表し、実質的なデフォルト状態に入りました。
倒産したわけではないので支援があれば復活できるのですが、ドイツ政府のメルケル首相ももはや支援は諦めたといっていますし
リーマンショックの際のデフォルト危機を支えた中国勢も今回はコロナコロナでそれどころではないでしょう。
ドイツ企業への支援や
CoCo債のトリガー条項発動
CDSの破綻など
これから連鎖的にいろんな問題が起こってきます。
ドイツ株式指数は下落するとみて間違いないでしょうし、
欧州全体の信頼が揺らぎますからユーロドルも普通に考えれば下落です。
これは全世界に魔封波のようなショックウェーブが波及していきます。
とくに日本の地方銀行や農協など債券を買わされているところは
かなり長い期間、ネガティブな影響が出るでしょう。
引き続き注目していくべき事象です。
👑トレードアイデア けさドル円が暴落した真の原因を特定し、次の行動に活かす方法 20200309おはようございます!ハーマイオニー!
今週も何か起こるだろうと思っていたらやはり。
ドル円が窓開け+急落してスタートしております。
トレードアイデアでお伝えしておりましたが
ドル円は下落目線でしたので、晴天の霹靂というわけではないですが、
そうはいっても強烈な下落。
みんな疑心暗鬼になっているかと思います。
「疑心暗鬼」のままでは、次のトレードに移れないですし、
臨機応変に行き当たりばったりで判断するのではなく、
常に事前に行動パターンを決めておきましょう。
重要なのは、行動パターンを複数持って臨むこと。
・月曜に窓開けしたらどうするか?
・トレンド方向の窓ならこのように行動しよう。
・トレンドと反対の窓ならこのように行動。
・窓埋めが失敗したら、ドテンの売りを仕掛けよう。
というように。
そして、
けさの急落の原因も特定しておきましょう。
トレードに直接活かすわけではなく、さきほどの「疑心暗鬼」を解消するため。
疑心暗鬼中は判断が鈍ってしまいますので、
自分なりに急落の原因を特定して、まずは心を落ち着けることです。
特定する方法は簡単です。
いつも塾生の方にお伝えしているシンプルな方法。
ドル円下落しているな、、
↓↓↓
日経が下落しているかも?
↓↓↓
たしかに日経が下落している!これが原因?
でも日経が下落した原因はなに?
↓↓↓
コロナウイルスの目新しいニュースも無かったし、、
↓↓↓
追い風の情報を見る(原油、金など)
↓↓↓
原油が急落している
↓↓↓
資源国通貨が下落しているかもしれないな
↓↓↓
やっぱり下落している
↓↓↓
資源国通貨のクロス円も急落しているので
ドル円の急落の原因はこれだな!
↓↓↓
という流れです。
これを一瞬で行えるようにテキスト、動画を繰り返しインプットしてください。
【ファンダメンタルズマスター】恐怖指数VIX指数が急上昇しており、週明けも株式下落か?みなさま、こんばんは!
数日前から、株式指数の反転下落方向を仕掛けて(ドイツDAX先物の売り)おりましたが、
さきほどから、米株S&Pの下落を発端として各国の株式指数が下落しております。
コロナウイルスの2例目が米国で確認されたことにより嫌気されたようですが
そういったニュースはきっかけにしか過ぎず、この売りを仕掛けている人は淡々と準備して待っていたはずです。
中国株なども日足で観ても下落率が高くなっております。
中国は来週の連休を控えて手じまいの動きかもしれませんが、
発端は米国株ですので週明けも続く可能性があります。
恐怖指数と言われるVIX指数も急騰しており、
まだまだ13~14程度でパニックというレベルではありませんが
18~19を超えてきたら要注意です。といっても私たちにとっては稼ぎ時であり
株式指数を引き続き売るか、
ドル円を売るというシンプルな戦術となります。
ファンダメンタルズマスター#5 「ファンダメンタルズをマスターし高勝率ハイブリッド・トレーダーになる」相場の分析アプローチ方法の違いにより、トレーダーは2種類に分類されます。
チャートをなんらかの数式で分析するテクニカル分析を主体としたテクニカルトレーダーと、
世界経済のバランスやニュース、経済指標、地政学リスクなどの要因で分析するファンダメンタルズ分析。
たしかに、テクニカルだけでもある程度の勝率は維持できますが、
私たちはテクニカル一辺倒なトレーダーを目指すのではなく
ファンダメンタルズ分析も身につけて「ハイブリッド・トレーダー」を目指しましょう。
ファンダメンタルズには苦手意識がある方もいらっしゃいますが、
ファンダメンタルズが数値として表れる5つの市場を把握するだけですのでとても簡単です。
1 米国債市場
2 株式市場
3 商品市場(金、原油など)
4 相関性市場
5 債券市場
TradingViewの有料版にしてすべての市場にアクセスできるようにしておきましょう。このようなツール代もトレーダーという職業の「必要経費」です。
※ファンダメンタルズマスター#18 「表のファンダメンタルズと裏ファンダメンタルズ」