トレンド分析
短期移動平均線と帯びの関係(8411)みずほフィナンシャルグループ 週足
相場が安定しているのか、不安定な動きなのかを見るのは、短期移動平均線と帯の関係を見れば分かります。
不安定な相場展開は、短期移動平均線が帯に絡んでいきます。
つまり、移動平均線大循環分析でのステージがコロコロと変化します。
一方で、安定した相場展開は短期移動平均線が帯でサポートされて上昇する。
もしくは、短期移動平均線が帯で抵抗を受けて下降する動きになります。
そうすると、ステージで見ると、帯に接しないステージ1が継続するか、もしくは、ステージが1→2→1の押し目買いが継続します。(売りは454となる)
やはり、ステージが短期間でコロコロと変わる銘柄はトレードが難しいですよね。
分かりやすいチャートでトレードできるように、短期移動平均線と帯の関係に注目しましょう。
チャート上に出てくる図形を意識しよう!(8001)伊藤忠商事 日足
チャートを見ると、200日移動平均線が右肩上がりになっており、大局的に安定上昇相場が継続していることがわかります。
その中で、直近相場を見ると、短期移動平均線が帯に突入しており、上昇期である第1ステージから、上昇相場の終焉である第2ステージに移行してきました。
私は、常にチャートを見るときに、そこに、図形ができているかを意識します。
今回は直近のところにラインを引いているので、皆さんも直ぐにわかると思いますが、ラインが無くてもこのように図形を探す意識を持ちましょう。
では、この三角形の意味を考えてみましょう。
この形は、拡大しながら三角形が作られています。
つまり、ボラティリティが高くなりやすい形です。
この三角形の中で推移するのであれば、そろそろ、上のトレンドラインに向けて動きは始めるということが想定できます。
そして、この三角形の中で往ったり来たりします。
一方で、下のトレンドラインを割り込む、もしくは、上のトレンドラインを上抜ける動きが出れば、新たな動きが生まれたと判断します。
このように、チャートを見て、三角形や四角形を探しながら、また、その図形の意味がわかってくると、見え方が大きく変わってきますよ。
皆さんも、色々なチャートで図形を探してみましょう。