トレンド分析
【ドル円】IMM投機ポジション、円売りにまだ過熱感は現れす。
上段:ドル円
下段:IMMドル円ポジション
本日発表されたドル円のIMM先物ポジションは「−62,300枚」という結果であった。
※3月15日(火)時点の建玉集計数値
前回からの増減は「−6,400枚」と、これだけの円安が進んだのにも関わらず円売りポジションは微増しかしていないことが分かる。
IMM先物ポジション の円売り過熱水準の目安となる「−100,000枚超」に達するにしても、早くとも後二週間以上は要するだろう。
拙者は数ヶ月単位でのトレードがメインである。
500-1000pipsを抜きに行くポジショントレードの立場としては、ドル円は良きタイミングでショートを仕掛けたいと狙っている。
現在は米ドルの「インフレ→金利先高観」がフォーカスされドル高の流れにあるが、これが「インフレ→危険通貨」とバリューの見直しが行われドル安に転じる流れが今年に起きると考えている。
ただ中期的に見てもドル円はまだ売れない。
今年の巨額貿易赤字見込み、経常収支赤字転落、IMMポジションの需給状況、円がまだ売られる材料が多すぎる。
ドル円はより一層の円安を待って、じっくりとショートエントリーを狙っていきたい。
原油高の恩恵を受ける企業(1605)INPEX 週足チャート
コロナショックまでは原油価格の下落と共に、INPEXの株価も下落していました。
200本EMAも右肩下がりになっていました。
そこから、直近は原油価格の上昇もあり、株価がしっかりと上がってきました。
200本EMAを明確に上抜けて上昇トレンドの動きになってきました。
ポイントは大局の下降トレンドが終焉して、大局の上昇トレンドに移行できるかです。
そのカギとなるのは、2018年初めのところの高値を突破できるかどうかです。
底を突破すると長期下降トレンドの高値切り下げの動きが否定されるからです。
大局の動きに変化が出るのかどうかに注目していきましょう。