トレーディングを学ぶ123のクイックヒント - ヒント #7トレーディングを学ぶ123のクイックヒント - ヒント #7
数学の二つの力:分析のための論理、勝利のための意志力
✅ 理想的なトレーダーとは、鋭いアナリストとタフなファイターを兼ね備えた人物です。
金融市場で成功するためには、論理的な意思決定と計画通りに進める意志力の両方が必要です。
数学は、これら二つの重要なスキルを同時に鍛えるのに最適なジムです。
論理的な観点から見ると、数学はあなたの心を強力な分析ツールに変えます。複雑な問題を小さな部分に分解し、パターンを認識し、段階的な思考で取引戦略を構築する方法を教えてくれます。
これこそが、確率を深く理解し、リスクリワードレシオを正確に計算するために必要なスキルなのです。🧠
しかし、数学の力は論理だけにとどまりません。難しい問題と格闘し、諦めないことで、鋼のような闘争心が養われます。この精神的な強さは、ドローダウンの時にも冷静さを保ち、取引計画を堅持するのに役立ちます。
「数学者の精度で分析し、数学者の闘争心で取引せよ👨🏻🎓。
ギャンブラーの興奮で取引するな🎲。」
ナヴィド・ジャファリアン
一つ一つのヒントが、より規律あるトレーダーになるための一歩です。
次回もお楽しみに!🌟
トレードプラン
トレードルール②狙う場所を決めるトレードルール①で狙う向きがルール化できたので、
(別投稿参照)
次はどんな場所でエントリーするか、をルール化します。
結論から言うと、
上位足を見て売買判断を行う投資家と、下位足を見ている投資家の
両方が仕掛けて来そうなポイントを狙います。
(過去の投稿「移動平均線を使い上位足の押し目買い」も参考にしてください)
このチャートで4時間足(下段)を上位足と見立てた場合、
4時間足投資家はこの時間足の軽い戻りで売りを仕掛けて来ます。
しかしその軽い上昇シーンは下位足30分足(上段)で見ると、上昇トレンドかのように
見えます。
30分足投資家は、これがトレンドに逆行していることを理解した上で短期的な上昇に対し
押し目買いを入れてきます。また、下位足の動きしか見ていない素人投資家は
値動きに釣られ高値を買って来たりします。(トレンド方向と逆向きでしかも高値掴み)
上位足の4時間足では前述の通り、軽い戻りをつけているに過ぎない状況ですから、
価格がある程度上がれば4時間足投資家は売りを仕掛けてきますので、高値に手を出した
素人投資家は梯子を外され、含み損を抱えます。
ではそれが理解できた我々は、どのように取引すべきでしょうか。答えは、
下位足で見れば上昇トレンドだが上位足で見れば逆行上昇である、短期的な動きが
終わるのを待ち、逆行が終わり、4時間足投資家が売ってくるタイミングで、
下位足30分足のトレンド転換(下落転換)を狙う戦略を取ることになります。
この戦略に慣れるには、上位足下位足に同時描画されるモードで、4時間足チャートに
フリーハンドの波型を書き込み、上位足の軽い戻しである短期逆行上昇が、下位足では
上昇トレンドに感じてしまうような値動きに見えることをまず理解します。
慣れてくると、下位足(トレードで使うために見ている時間足:この場合30分足)で
上昇トレンドだと感じてしまっていた動きは、上位足の4時間足では軽い短期逆行に過ぎない
ということを自然に感じとれるようになります。
理解できれば、下位足での上昇が続いている時に、その終わりを待って売ってやろう、
と考えることができるようになります。
こうして、30分足で上位足トレンドに回帰する転換下落シーンで売りを入れ、、上位足の
4時間足投資家も売ってくる力を借りて、
「30分足で見ると深めに戻してきた所(つまり値幅が期待できる所)でエントリーし、
「かかりにくく近い場所」に損切りを置ける、リスクリワードの高いポイントで優位性の
高いトレードを実現できるルールが確立できます。
大体の狙い所がこのルール②で決まったので、次はエントリー直前のタイミング取りに
ついてのルールを決めていく段階に入ります。
(それは次回以降とします。)
どっち向きにポジションを持つべきかトレードルールを決めるにあたり、一番初めに取り掛かるべきが、この
どっち向きにポジションを持つべきか、と言うテーマだと思います。
チャートの形を見て、自動的にどっち向きにポジションを持つ方向でウォッチしていこう、と考えることができたら、とても楽ですし、
そこが決まれば次のステップ、つまり
どのタイミングでエントリーしようとか、決済しようという段階の
ルール決めに入って行くことができます。
例えば僕の場合、このチャートの中に書き込んでいるようなことを
頭の中で考えながら、眺めています。
詳しいことは、もっと単純なところから詳しく書いていこうと思いますが、
まずは機械的に方向を決めるルール作りにまず取り掛かろう!
と言うことだけ伝わったらと思います。
予想が外れた時チャートはポンド円4時間足
上昇を見つけた場合、フィボナッチリトレースメントを使います。頂上に谷があったらフィボナッチエクステンションも使います。38%や61%や161%や261%で買えそうかな?と予想をします。
もちろん他にもトレンドラインを引いたり、エリオット波動のカウントをしたりして、上記4つの内からさらに的を絞って考えていきます。要するに待ち伏せです。
私は、トレードをする際は行き当たりばったり的には売買はしません。必ず『シナリオ立て(予想)』をします。予想通りのところで予想通りの値動きをし、利益が出たら気持ちがいいものです。
しかし、予想は結構外れます。結構外してます。なので、私のことは信用しないで下さい。
⋯⋯⋯という話では今回はありません。今回は『外れたら高確率で勝てる』という話です。
例えば、極端ですが100%予測を外す人がいたとしたら、どうしますか?
無視しますか?二度とその人の予想なんか見ませんか?関わらないように心がけますか?
私だったら、しつこくチェックします。なぜなら、その人の逆を行けば勝てるからです。しかも100%の確率で。
トレードは売りか買いの2択です。どちらかでシナリオ立てして、予測が外れたならば答えは1択になります。
だから、シナリオ立てをするのです。
チャートで例えると161%で買いを予測し、外れたならば売りが正解なので、抜けた戻しで売ります。さらに61%でも買いを予測し、また外れたならば売りが正解なので、抜けた戻しで売ります。
予測は、当たれば気持ちよく、外れれば嬉しくなるものと私は捉えています。
反省しています…………直近、私は「レンジ戦略」と「類似性ライン戦略」を投稿しました。あくまでアイデアであり、皆さんもそれは承知であったと思います。また、レンジ戦略はいつかは上か下を抜けるので、すぐ逃げる(損切りする)のが前提なので、損切りになっても「まぁ想定内」という感じかと思います。
私は、一時は含み益でしたが、結果的に損切りをしました。損切り後は「上昇、伸びなかったなぁ」くらいで、軽く捉えてました。
ただ、今回のトレードを見直していると、厳に反省をしなければならない点に気がつきました。
それは、「予測」と「事実」では、当然「事実」が勝るということです。
今回、レンジと判断したのは、単純にレンジになりそうと思ったから、思った後に、サポートやレジスタンスが下限(と思われたところ)と上限(と思われたところ)に集まっているのを見つけたから、さらに、類似性ラインが引けるから、、、でした。
毎日、各フィボナッチやトレンドラインや200MA等を使っていると、そしてそれらが確かに効いているのを見ていると、徐々にトレードの感覚が麻痺してしまいます。予測と事実の区別がつかなくなっていくのです。私は、これまでも何度もこれを繰り返してきました。その度に何とか修正してきましたが、また起きてしまいました。偉そうにアイデアを投稿していますが、私は普通に失敗する人間です。
…………と、反省で暗くなるのはここまでにして、修正の作業に入ります。
チャート分析において最も重要なのは「値動き」です。フィボナッチでもインジケーターでもオシレーターでもありません。そして、値動きとは「事実」であり、フィボナッチ等は「予測」です。
私は、1/7の投稿では、未来は分からないがこうなったらこうする!という趣旨でアイデアを投稿していました。つまり、事実確認を行った上でトレードをするということです。そして、実際、確認の後にトレードをして売りで利益を上げることができました。しかし1/9には、レンジが予測できるのでそれを理由に買いでトレードをする!と投稿しています。アホです。直近の値動きは、下降エリオット波動の5波の最中です。売りの最中です。それは事実です。なのに、予測のみで逆張りをしました。アホです。下降エリオット波動3波から4波に移行する時は、下降の勢いがしっかり止まったことを時間をかけて確認に確認を重ねて、買いをしました。利益が出ました。詳しくは1/4の投稿をご確認下さい。
さて、修正は終わりです。また来週から頑張ります。
いつもながら長文失礼しました。
「休むも相場」とは? 2024/12/4について4時間足の全体の流れは、上昇があり、エリオット波動的にジグザグと下降があるので、上昇の押し目を作る動きに見える。つまり、直近の下降トレンドが終わる可能性が高まっているように見える。
テクニカル的にはフィボナッチエクステンションの261%(赤い水平ライン)での反応が確認出来るので、直近が下降トレンドだからといって、安易に売るのは良くないように思える。
1時間足ではトレンドラインを引いており、直近まではトレンドラインまで戻したら、フィボナッチリトレースメントも併用しての売りを行ってきたが、上述を考慮に入れると売るのは難しい。
だからといってすぐさま買うかというと、買いの相場にトレンド転換した証拠となりそうなものがないので、それは出来ない。
フィボナッチエクステンション261%があるじゃないか!とも思ったが、それはトレンド転換を発生させるものではない、、、。
だから、休む。
翌日(12/5)に目を向けると、トレンドラインを上抜けたり、直近高値(青色の水平ライン)を上抜けたりと、トレンド転換の証拠が出てきたので、そこで、売りから買いに目線を切り替えてトレードをすれば良い。
ADX+DMIを使った小学生でもわかる楽チン投資術僕は難しいことを考えなくて済む投資方法『楽チン投資』を提案しています。
オリジナルで作り、6年以上磨いているインジケーターはそのために、
「色と文字で分析内容と取るべき投資行動」が
小学生でもわかるよう表示される ようになっています。
そんな楽チン投資の方法の中から今日は1つ、
『ADX+DMI』を使う方法についてご紹介します。
このインジケーターは一般にあるものですが、わかりにくいことでも有名です。
DMIは、+DIと-DIの位置関係で買いが優勢か売りが優勢か、がわかります。
(わかりやすいよう、赤と青の色と文字でどちらが優勢かわかるインジを使用しています。)
ADXはボラティティー(値幅)を表します。
(ADXが低い位置にあると値幅がでておらず、トレンドがない)
メインチャートも参考にしながらですが、DMIの入れ替わり、つまり買い優勢と売り優勢の入れ替わったタイミングでエントリー・決済を行うルールに従うと、良いタイミングでエントリーでき、
チキン利食いすることなく、適正に利益を伸ばした後に決済できるので、とても簡単に投資ができます。
是非参考にしてください。
3つの時間足を使って環境認識からエントリーまでシステマティックに行う方法上位足と下位足をうまく使い分けて自分のスタイルを作りましょう。
おすすめの方法をシェアします。
①まず上位足で自分が従う移動平均線を決めます。
この例では、
1時間足を上位足とし、1日線、1週間線の流れに従うと決めます。
これら2本の移動平均線を価格が下抜けたら戻り売りだけを狙う、と決めルールに従います。
価格がこの移動平均線から下に離れているときは安すぎると判断し、取引は行いません。
移動平均線に価格が戻って来たタイミングで売りを仕掛ける、と決めます。
②実際にその展開になったら、下位足(15分足)を見て、チャートパターン、ダウ、移動平均線からエントリータイミングを決めます。(下に解説ノートを貼っておきます)
③エントリー直前には更に下位の時間足で移動平均線を使いタイミングをとります。
(こちらも下に解説ノートを貼っておきます)
資料には2本の移動平均線が捻れると色が変わるインジケーター、時間足を切り替えても移動平均線の色と位置が変わらないインジケーターを使用しています。
ドル円とCFTC 円投機ポジションの長期推移から見るドル円の売買タイミングCFTCの円投機ポジション(IMM円先物投機筋ポジション)からはドル円のセンチメントを読み取ることが出来ます。
円投機ポジションが極端に偏っているとドル円は急速に逆方向に動きやすい傾向があります。
ネットポジションが大きくプラスの場合にはその後ドル円は上がりやすく(円安に振れやすい)、
逆にネットポジションが大きくマイナスの場合にはその後ドル円は下がりやすい(円高に振れやすい)
といった傾向を読み取れます。
例えば2007/6や2024/7はネットポジションで-18万を記録しており、それまでに積みあがっていた円ショートの巻き戻しもあると思いますが
その後大きなリバウンドもなく10円20円の円高になっていることが分かります。
逆にグラフの各所に見えるネットポジションで+5万を記録したあたりが円高のピークになっており
その後円安に傾きだしていることも分かります。
ただしこれらはあくまで過去の情報から読み取れる範囲ではそうだったというだけで
今後も必ずしもそのようになるというわけではない点にはご注意ください。
このアイデアにある円投機ポジションの可視化チャートは当初はスクリプトとして公開したかったのですが、
TradingViewのハウスルール上、スクリプトとして公開することができませんでした。
そのため、以下に全コードを記載していますので各自でpineスクリプトを作成してみてください(コピペでOKです)
ここから----
//@version=5
indicator("CFTC: JPY speculative net positions", precision=0, timeframe = "1W")
import TradingView/LibraryCOT/2 as cot
var cftcCode = cot.currencyToCFTCCode("JPY")
maLen = input.int(40, minval=1, title='Weekly SMA Length')
// Function to request COT data.
dataRequest(metricName, direction) =>
tickerId = cot.COTTickerid('Legacy', cftcCode, false, metricName, direction, "All")
value = request.security(tickerId, "1D", close, ignore_invalid_symbol = true)
if barstate.islastconfirmedhistory and na(value)
runtime.error("Could not find relevant COT data based on the current symbol.")
value
// Positions
nonComLong = dataRequest("Noncommercial Positions", "Long")
nonComShort = dataRequest("Noncommercial Positions", "Short")
nonComNet = nonComLong - nonComShort
comLong = dataRequest("Commercial Positions", "Long")
comShort = dataRequest("Commercial Positions", "Short")
comNet = comLong - comShort
totalLong = dataRequest("Total Reportable Positions", "Long")
totalShort = dataRequest("Total Reportable Positions", "Short")
totalNet = totalLong - totalShort
nonRepLong = dataRequest("Nonreportable Positions", "Long")
nonRepShort = dataRequest("Nonreportable Positions", "Short")
nonRepNet = nonRepLong - nonRepShort
sma = ta.sma(nonComNet,maLen)
plot(nonComLong,"Noncommercial Long",color=color.new(color.green,50), display=display.none)
plot(-nonComShort,"Noncommercial Short",color=color.new(color.red,50), display=display.none)
plot(nonComLong-nonComShort, "Noncommercial Net",color=color.blue, style=plot.style_columns)
plot(comLong,"Commercial Long",color=color.new(color.fuchsia,50), display=display.none)
plot(-comShort,"Commercial Short",color=color.new(color.orange,50), display=display.none)
plot(comNet, "Commercial Net",color=color.maroon, display=display.none)
plot(totalLong,"Total Long",color=color.black, display=display.none)
plot(-totalShort,"Total Short",color=color.yellow, display=display.none)
plot(-totalNet,"Total Net",color=color.navy, display=display.none)
plot(nonRepLong,"Nonreportable Long",color=color.new(color.teal,50), display=display.none)
plot(-nonRepShort,"Nonreportable Short",color=color.new(color.olive,50), display=display.none)
plot(nonRepNet,"Nonreportable Net",color=color.silver, display=display.none)
plot(sma, "MA: Noncom Net", color=color.lime, linewidth=2)
----ここまで
乗り遅れや早過ぎを防ぐ:トレードのタイミング術トレードで途中下車することって、よくありますよね。自分のスケジュールだったり、思いがけず利が乗った場合なんかがそうです。でも、ここで大事なのは、次に乗る場所を自分でいつでも合理的に決められるかどうかなんです。これができないと、降りたあとに苦悩することになってしまいます。
例えば、利が乗ったと思って降りたものの、その後も利がどんどん伸びていたらどうでしょうか?「ああ、あのまま持っていれば…」なんて後悔することになりますよね。逆に、乗り遅れたり、早すぎたりしてタイミングを逃すこともあります。これではトレードの醍醐味を感じるどころか、むしろストレスが溜まるばかりです。
獲りそびれた利益を悔しく思うこと、ありますよね。でも、それを改善しない限り、永遠にこのような負のスパイラルが続いてしまいます。だからこそ、次に乗る場所を冷静に、合理的に決めるスキルが必要なんです。これができるようになれば、トレードの一つ一つがもっと意味のあるものになり、結果として成功に近づくことができるんです。
トレードは、常に学びと改善の連続です。途中下車するのも一つの戦略ですが、その先を見据えて行動することが、本当の成功への鍵なんです。
移動平均線の見方(サポレジ)(トレンド方向)移動平均線の見方にはいろいろありますが、サポート・レジスタンスとして意識すると取引に使えます。
サポート・レジスタンス(支持・抵抗)といえば、水平線やトレンドラインを思い浮かべる人が多いと思いますが、移動平均線はそれらを自動表示してくれる優れものです。
チャートに示している移動平均線は、24時間、1週間、1ヶ月間などのメジジャーな期間の移動平均線で、私はこれらを時間足を切り替えても表示できる設定を行い、使っています。
これらに価格が影響され、チャートが作られているのは明らかで、驚きの感応度を示します。
多くのトレーダーが見たいと思うであろう、これらのメジャーな期間の移動平均線はサポレジとして機能します。直近のゴールドは紫の24時間線にレジスタンスされ、上昇して到達するたびに売り叩かれてきましたが、昨夜から今日にかけて、上抜け、サポートされ相場付きが変わってきました。
本日の日中は、強い上昇を維持し、レジスタンスに意識される1週間線を一気に超え、現在1ヶ月線にレジスタンスされています。
日足で見ると、昨日長い下ひげ付きの陽線をつけており、転換の可能性がありますが、24時間線、1週間線、1ヶ月線の並びは下げの形のままで、価格だけが先行して上昇している状況です。
このような場合、転換に失敗する時は、上に覆い被さっている、より長期の移動平均線に戻り売られ、格好の売り場になった、という結果になります。
目下の動きは転換にも感じられますが、そのようなケースも想定しないと、損失を出してしまうので、ロングするなら24時間線超えの後、サポートされたタイミングで入る必要があります。
その地点からであれば、仮に1ヶ月線で上げどまったとしてもプラスで逃げることができます。
下げトレンドの時期に、紫24時間線がレジスタンスに効いている移動平均線であることに気が付くことができれば、この移動平均線を根拠に売りを仕掛けて利益を出せるとともに、
サポレジ転換の動きから目先上昇していくと捉えショートを手仕舞い、ロング目線に切り替えて買っていけば、まだ転換かは確信がないが少なくともリバウンドはあるだろうという場面でうまくポジションを持つことができます。
結果的に転換になった場合は、スイングポジションとしてキープできるため、大きな利益を狙うことが可能ですね。
※各期間の移動平均線は、EMA、SAM2本を表示し、同じ期間同士のMAの間に着色するオリジナルインジケーターを表示しています。
転換を見破る事ができれば最強💪【転換の値動きの好例】(直近のユーロドル4時間足の例)【転換を感じる方法】
直近のユーロドルがわかりやすい典型パターンとなったので、好例として解説します。
1.高値切り下げ/安値切り下げ
ダウが崩れ始めると転換の可能性を感じます。(レンジの可能性にも留意する必要があります。)
2.レンジで上がる順番に上がれない
レンジのパターンが崩れると、いよいよ転換かと疑います
3.上に乖離できなくなる様子
(エンベロープで感じる)
高値を更新していても乖離率が下がっていれば勢いがなくなっていることを感じます。
オシレーターやMACD、移動平均線のダイバージェンスが起こっていればそれも参考になります。
4.サポートに効いていた移動平均線のサポレジ転換
(今回は青1ヶ月平均線)
サポートラインや、サポートに効いていた移動平均線を割ってくる流れになると、いよいよ転換。
割る流れを売るのではなく、リテスト(ロールリバーサルとも言う)を待った方が、次の下げ波の初動から入れます。
5.移動平均線がサポート乖離率が過熱の関係逆転
転換後は上値が移動平均線、安値が乖離率で決まる形になり、転換前と逆転します。
サポート方向には移動平均線が、トレンド方向には乖離率が抵抗帯のように機能する移動平均線についてこれまで多くの教育投稿を行なってきました。
私が発見した、価格感応度の高い移動平均線をどの時間足にも表示すれば、ラインを引かなくてもかなりの抵抗帯を認識し、そこからの反転を捉える事が可能になります。
そして移動平均線の次は、乖離率です。
移動平均線が無い側、トレンド方向への価格の動きがどこで反転するのか、を察知するためには移動平均線からの乖離率に注目すると、理解できます。
と言っても、どの移動平均線からどれだけ乖離したら反転するのか、を導き出すのは大変な苦労が伴います。
銘柄、時間軸によって変化する乖離率を研究し、最適なバンド幅を表示させる必要があります。
そんな扱いにくい乖離率ですが、諦めず研究すると、このチャートのように、反応してくれるバンドを表示できます。
トレンド方向にもトレンドとは反対方向にも、乖離率、移動平均線によるラインが、抵抗帯として表示できると、
価格が上がっても下がっても反転する可能性がある場所が推測しやすくなるため、トレード成績は格段に上がります。
移動平均線から見たドル円の抵抗帯抜け具合について移動平均線による抵抗を抜けてしまうと値動きが軽くなる性質はご存知でしょうか。
平均値を基準に、ここまで戻ってきたなら逆ばってやろう、という考え方の投資家が、現在のトレンドとは逆方向に仕掛けてくることから、
移動平均線に回帰したものは直近のトレンド方向に動きにくくなります。
しかしそれを抜けてしまうと、それまでとは反対に、抜けた方向からその移動平均線に戻ってくる動きに対し、今度はその移動平均線で支えるようになります。
このことから、主要な移動平均線を全部抜けしてしまうと、トレンド方向に価格が進んで行きやすくなるわけです。
では、そういう観点で、ドル円の現在のチャートを眺めてみましょう。
この4時間足チャートに表示している移動平均線には、例えば比較的期間が長い、赤色の1年移動平均線が含まれていますが、
1年EMAとSMAの間を色塗りする特殊なインジケーターを用いています。
現在価格は黄緑6ヶ月EMAを抜けていこうとする動きに見えます。EMAだけを見ていると、ここさえ抜ければ移動平均線的には青天井に見えてしまう場面ですが、SMAも同時に見てみると、
実はまだ赤1年SMAが上に残っていて、黄緑6ヶ月EMAをしっかり上抜けてきても、まだ邪魔をする移動平均線が上に存在するのがわかると思います。
よってドル円は現在の鈍い上昇の動きがもうしばらく継続する可能性があることを示唆しています。
参考に、EMAだけを表示したチャートをアイデア更新欄に貼っておきますので、比較してみて下さい。
ユーロドル1時間足チャートの分析普段は移動平均線を中心に見ていますが、転換時は移動平均線がサポート・レジスタンスに効かず、価格が反発を受けながらも抜けていきます。
(だって転換してるから。)
過熱感やチャートパターン(その意味をダウ理論などからきちんと理解して)で転換を感じ取り、それまでのトレンドに引っ張られすぎることなく、頭を切り替えて行く必要があります。
(これが初め、なかなか難しいのですが。)
トレンド相場とそうでない相場で移動平均線や水平線などの抵抗帯の信頼度が変わることを頭に置いてチャートを見ていきましょう。
またこの場面、売りで仕掛けている時もフィボを引き、どの辺で反発や次の転換が起こりそうかを推測しながらポジションを適正に伸ばしたり、部分利確や全決済のポイントを考えていきましょう。
分析結果を言語化しチャートに書き込んで明確にしよう!せっかくTradingviewを使ってるんだから、ノートのように分析内容を書き込んでみましょう。
頭でわかっているつもりでも、同時に複数のことを認識し把握するのは難しいものです。
衝動的なエントリーをなくせば勝率はかなり上がります。そのためには判断する時間的ゆとりがある中長期足を見るのが初心者にはおすすめ。
(短期足でしかチャンスが見つからない相場では仕方ありませんが)
トレード手法には色々ありますが、何らかの波、流れの転換を捉えることは共通しています。
(強い相場の途中で停滞した後のトレンドを取りに行くなど当てはまらない手法もありますが)
じっくり上げ止まり下げ止まりを待って反転からエントリーしたり、(流れの転換狙い)
反転後のダウを確認してエントリー(波の転換狙い)など、
自分が得意な形を見つけ繰り返し練習すれば、結果が出てきます!
そのためにも、まず環境認識をしっかり行うために、落ち着いて分析してみましょう。
文字をチャートに書き込むことは、その手助けになります。
また、時々その内容をこのようにアイデア投稿で発表してみると、真剣に分析する癖が付きます。
(その後の動きが予測と違うものになっても気にしなくて大丈夫。プロがやったって当たる方が稀ですから。)
それでは今日も頑張っていきましょう!
方向感がない相場で利益を出して行く方法ご覧のように4時間足でボラが低下してしまい、上位足環境認識の時点で、
「こりゃないな」と思いがちなシーン。
ですが移動平均線の関係から、下落方向に傾いているのはわかりますね。
ボラがない時期は取引を控え、この後来るであろうトレンド相場を待って乗っていく
(またはトレンドが出ている銘柄を探し取引する)
のがセオリーですが、
ゴールドなど強い短期トレンドが出やすい銘柄では別の選択肢があります。
それは、
「時間足をわざと落とし、短期足でのトレンドを切り取って取りに行く」
という戦略です。
短期足チャートが投稿できないので、アイデア更新欄に貼っておきますが、下位足を見るとトレンドが出ている時間があるのがわかります。
上位足での環境認識時点で弱トレンドでも、下位足を見てみるとチャンスが探せる可能性がありますね。
使っているインジケーターはエンベロープの改良版です。
どの期間の移動平均線を拠り所にトレード判断を行うべきか? 今フィットしている移動平均線を探そう!移動平均線による平均値を目安に取引を行うトレーダーは多いことと思います。
割安、割高を判断したり、トレンドを把握するために移動平均線を用いるわけですが、メジャーな使い方としては、
移動平均線の上に価格がある場合(上に価格があり、移動平均線で跳ね返される場合)は買い、というもの。
では基準とする移動平均線の期間はどれが適正なのでしょうか。
短すぎる移動平均線を選択すると、価格が頻繁に上下に跨ぐため、コロコロポジションをひっくり返す必要が出てきて面倒です。
反対に長すぎる移動平均線を選んでしまうと、基準のラインまで滅多に価格が寄り付いてきてくれません。
ほどほどに価格が維持し、かつ乖離しすぎない期間の移動平均線を選ぶことが重要になってきます。
そのような移動平均線は、銘柄や時期により変化するため、最近の傾向を掴み選択する必要があります。
ビットコインが現在上昇していますが、どの期間の移動平均線が最もフィットしているように見えますか?