ドル円展望12/18~今週のドル円戦略は、テクニカル的に基本目線は下と見てます。先週の陰線も大きく、まだまだ下落する余地が有ります。
↓週足↓
ただし金曜日の日銀会合に際してそれ迄何かしら急なヘッドライン等が流れて来ることが有れば、それが仮に円安ドル高に反応した場合、先週の下落幅が大きかった事も有って市場がドル円は買い戻され上昇となる局面は来ると思っておいた方が良いでしょう。
そうでなくとも反発上昇の可能性は有ります。
先週末現在はテクニカル的に見て上値が重いながらも、日足レベルでは未だ141.626の安値を実体で更新しておらず、特に今は141.4台が硬く底値も硬い為そこから142.4台までのおおよそ1円幅で短期のレンジにて推移しています。↓1時間足チャート参照↓
その上、上昇余地も割と大きくあるので現在の短期レンジを上に突破した場合は各抵抗帯までの短期間のデイトレでロングして行く戦略も検討できます。
先週安値を更新するまでは、安値を背にしたロングは有り寄りの有りだと思います。
でもそれは現在のトレンドに逆張りとなるので、順張り目線のショートという基本戦略ではないので、上位足がしっかりと底固め出来たと判断できるまでは、今はまだ予備戦略的なトレードとして考えて置きたいです。
レンジを上抜けると、現在レジスタンスとなっている日足200SMAも同時に上抜ける事となり、短中期目線では上昇余地として4時間足20SMA辺りか、又は以前から暫く作用してきている下降トレンドライン付近までの戻りの上昇はあると想定しておいて良いと思います。
※146円台まで上昇していくと目線が変わってきますが、今月中にその辺りまで上昇していく可能性もまだあります。
基本は下目線で、今週中には再度安値を更新し、反発を想定している140.0付近を抜ける辺りまでは下落する想定でいます。
それまでの間に戻りの上昇が起こった場合、上昇した先の各抵抗帯(4H20SMA、下降トレンドライン、日足200EMA及び日足20SMA等)から、戻り売りを狙っていく戦略をメインとしたいです。
↓4時間足↓
今週の焦点となる日銀政策発表、日銀会合と、テクニカル的節目と見ている140.0に差し掛かった時の動き次第で今後のドル円の方向性が明らかになってくると思っています。
今週は大事な相場ですが、今年もあと僅かです。勝っているなら勝ち越して来年を迎えたいですよね?ですからあまり無理せずに行きましょう!