切上げ線とパーフェクトオーダー 線と波の話 4移動平均線の使い方でパーフェクトオーダーって有名ですよね?
実は、安値切上げ線や高値切下げ線でも、使えます。
上昇トレンドでは、移動平均線のパーフェクトオーダーは上から、短期、中期、長期の順で並びます。
安値切上げ線も、上から短期、中期、長期の順で並びます。
そこで、このチャートの場合だと、短期、つまり1時間足の安値切上げ線や、直近の安値のブレイクが、絶好のエントリーポイントになります。
もちろん、短期のトレンドの崩壊だけでなく、今回は、日足、4時間足、1時間足で、それぞれWトップが、見られて、チャートパターンのフラクタルにもなっています。
Wトップの中のWトップの中のWトップの右肩からの売り、ネックライン割れからの売りができるケースでした。
日足
4時間足
1時間足
ところで、私の説明で、切上げ線(ライン)、切下げ線(ライン)という単語がよく出てくるので、「それって、トレンドラインのことでしょ?」と思う方もいらっしゃるでしょうが、私の中では、切上げ線(ライン)、切下げ線(ライン)の中で、トレンドに沿って引けたものが、トレンドラインであって、トレンドラインは切上げ線(ライン)、切下げ線(ライン)の一部という考えなので、まとめて、切上げ線(ライン)、切下げ線(ライン)と表現しています。
カウンタートレンドラインを切上げ線(ライン)、切下げ線(ライン)と表現する方が多いので、私の言葉の使い方はマイナーかもしれませんが、単純に、高値同士、安値同士を結んだラインが、右上がりなら切上げ線、右下がりなら切下げ線と表現しています。
時には、高値と安値を結んだ線を引くこともあります。例えば、Zig Zagやウォルフ波動も高値安値を結ぶので、私の中では、アリです。
ラインの裏当て、チャネルにも、私はこの考え方を取り入れて引いています。