長らく急降下が続いていた相場から、ようやく反転上昇の動きを見せ始めたオージー円。 現在は過去に下降トレンドの動きの目安となっていた下降チャネルの下限まで戻してきています。 この後の展開について二つのシナリオを解説します。 <長期足> 月足 超長期下降トレンドです。 オレンジの斜線が月足での下降トレンドです。 週足 週足ではさらに赤の下降チャネルに沿った下落が形成されています。 一時下降チャネル下段を下抜けて、大幅下落していたところから、最近は上昇し始め、現在下降チャネル下限まで戻ってきたという局面です。 赤と緑の矢印は過去の意識ポイントです。 ...
スイングトレードには絶好のロングエントリーポイントがまもなく到来しそうなポンドオージーの相場分析です。 いつも通り、長期足の振り返りから始めます。 <長期足> 月足 黄緑の上昇チャネルに沿った緩やかな上昇トレンドを形成していところ、直近チャネル上限を上抜け、さらに急角度での上昇へ向けた転換を始めたところです。 週足 週足で見ると、月足で見た黄緑の上昇チャネルから、緑の上昇チャネルへと一つ角度をあげた新たなチャネルに沿った上昇が形成されていることがよくわかります。 オレンジ、緑、紫のそれぞれ短期、中期、長期の移動平均線も全て上向きであり、長期トレンドでパーフェクトオーダーが見られる理想的な上昇トレンドです。 ...
月足ベースの三角保ち合いを上に抜け上昇してきたドルカナダ。 ここ最近は上昇の勢いに陰りが見え、レンジ相場入りの様相を見せています。 長期足の振り返りから今後の相場展開を考察します。 <長期足> 月足 赤の斜線と水平線で囲われた三角保ち合い(アセンディングトライアングル)を長らく形成していましたが、直近上抜けして上昇を始めたという局面です。 右から2本目のローソク足が2020年3月のローソク足ですが、長い上ヒゲが発生しており、ヒゲの先端が2016年の高値とローソク足の先端レベルで一致しています。 このラインを超えるには相当の売り圧力を超える買い勢力が必要となりそうです。 ...
ドルフランの相場分析です。 長期下降チャネルの上限に接近しつつあり、かつ200MAもチャネル上限に接近しつつあることから、戻り売りの絶好のチャンスが到来しつつあります。 2020年3月の月足が確定しましたので、月足の確認から始めます。 <長期足> 月足 上値をがっつりと赤の水平線で抑えられています。 右から2本目のローソク足が3月のローソク足ですが、他の通貨ペア同様上下に長いヒゲをつけており、1ヶ月間で凄まじい値動きをしたことの形跡が読み取れます。 これ月足ですからね。 そして長い上ヒゲも赤の下降チャネルの上限で止まっています。 この上限での売り圧力は相当強く、赤の水平線までのエリアを上昇していくのは相当のエネルギーが必要と読み取ることができます。 ...
ポンドドルの相場分析です。 いつも通り、長期足による環境認識からスタートします。 2020年3月の月足が確定したので月足を見てみましょう。 <長期足> 月足 赤の下降チャネルで示したように超長期下降トレンドを形成中です。 右から2本目のローソク足が2020年3月のローソク足ですが、上下に長いヒゲをつけています。このヒゲがチャネルの上限下限で止まっていることからも、まだ下降チャネルが意識されていることがわかります。 週足 週足では月足下降チャネルの中央線でローソク足が折り返して再度下落に転じるかのような局面です。 <中期足> 日足(最上部チャート) 日足ではオレンジの斜線で示したように三角保ち合いを形成しています。 ここをどちらに抜けるかで、今後の展開が大きく変わります。 <今後のシナリオ> 1....
コロナウイルス拡大で下落が継続するオージードル。 一時はリーマンショックの安値を割って、直近また上昇してきましたが、今後中国の感染状況情報隠蔽が明らかになるにつれて、さらに下落するシナリオも考えられます。 今回の相場分析では、今後下落が続くシナリオについて考察します。 <長期足> 月足 超長期下降トレンドです。 オレンジの下降チャネルに沿って下降を継続しています。 最後から2本目のローソク足が2020年3月のローソク足ですが、長い下ひげでリーマンショック安値を下抜けています。 週足 大陰線でリーマンショック安値を下抜けたのち、大陽線で戻し、そして最後のローソク足がリーマンショック安値で止まったという局面です。 ...
先週は月曜の相場開始から5日連続で下落したユーロドル。 アメリカ、欧州共にコロナの感染が拡大する中で、日を追うごとに今後の経済、相場そして生活の不透明感が増しています。 今回の相場分析ではドルインデックスやも交えながら今後の展開を考察します。 <長期足> 月足 超長期下降トレンド形成中です。現在はオレンジと赤の2段の下降チャネルで相場をモニターしています。 2020年3月のローソク足の上下の長いヒゲがちょうどオレンジの下降チャネル上段と赤の下降チャネル下段に突っ張り棒のように接しています。 ...
2週間前と比べ値動きの幅が小さくなった先週のドル円。 現在のローソク足は引き続き長期足で形成している三角保ち合いの中に留まっています。 アメリカで爆発的に感染が拡大しているコロナの影響から、基本は下落目線を維持ですが、スイングトレードに関しては良い相場局面でないことと引き続きボラが急拡大する可能性があることから停止します。 それでは先週の動きを振り返りながら、今後の相場展開について考察していきます。 <長期足> 月足 2020年3月の月足が確定しました(最後から2本目)。 引き続き赤の下降トレンドラインと緑の安値切り上げラインで三角保ち合いを形成しています。 3月中の高いボラタリティ相場で相場が大きく上下に動いたことから、3月の月足は上下に長いヒゲを残しています。 ...
他の主要通貨ペアに漏れずコロナウイルス被害が拡大するについれ下落してきたキウイドル。 直近1週間は一転して継続上昇の動きを見せてきました。 もともと日足レベルで下落トレンドを牽引してきた下降チャネルの下限まで価格が戻ってきています。 今後の相場展開について考察します。 <長期足> 週足 長期下降トレンドが継続する中、直近3週間の中で急落し、そこから急上昇してきた局面です。 週足で大陽線、大陰線が続く有様は他の主要通貨ペアと同じです。 ...
先週のドルフラン相場分析(下記リンク参照)で記載した通り、下降チャネル上限から下限まで一気に下げてきました。 下限でのローソク足プライスアクションに着目し、再度チャネル内を上昇していくか、下限を下に割ってくるか注目です。 <長期足> 週足 最後のローソク足の異様な長さから一気にチャネル上限から下限まで落ちてきたことがわかります。 チャート記載の1,2,3のコメントは先週の相場分析での売りポイント候補です。 1のポイントは予想通り下落したということで、将来的には2,3を候補としてショートを狙います。 ...
リーマンショック安値更新後、引き続き停滞しているオージードル。 今後の展開について考察します。 <長期足> 月足 本稿執筆時点でまだ最後のローソク足は未完成ですが、 最後のローソク足からはリーマンショック安値を更新後、少し価格を上げてきたことが、長い下ひげから読み取れます。 やはりリーマンショック安値より下の価格帯では一定の買い圧力があることが伺えます。 週足 オレンジの下降チャネル下限からの戻りがちょうどチャネルの中央線付近で止まっています。 このラインをさらに上に抜けていくか、またはここから再度下げるか、 今後はオレンジのチャネル内を上段と下段に分けたそれぞれの領域内ので動きをしていくことが予測できます。 ...
約3年間天井として機能していたラインが最近ブレイクされ、力強い上昇を見せているドルカナダの今後の展開を考察します。 <長期足> 月足 長らく赤の水平線を天井としたアセンディングトライアングルが形成されていたところ、2020年3月に入ってから急上昇して天井を上抜けしてきたという局面。 ...
ユーロドル同様に急降下からの急騰を見せているポンドドル。 僕は週足で下降チャネルを引いてモニタリングしていますが、現在は長い下降を経てちょうどチャネルの中央線付近に到達したという局面です。 今後の相場展開について長期足を振り返りながら検討していきます。 <長期足> 週足(マクロ) まずは週足を超長期スパンで眺めてチャネルを引きます。 上限がよく機能しています。 ...
相変わらず週足レベルで大陽線大陰線が続くユーロドル相場。 僕は現在、2段の下降チャネルを引いて相場をモニターしていますが、そろそろ上段チャネルを上昇していきそうな局面に突入しました。 タイトルにもある通り、上段チャネル上限での戻りショートが射程に入ったというところです。 まずは長期足の振り返りから始めます。 <長期足> 週足 チャートに示されたオレンジの2つの下降チャネルで相場をモニターしています。 それぞれ上段、下段と表します。 中央線含めてなかなかよくはまっているチャネルです。 緑の斜線は過去に月足の上昇トレンドとして引いていたものですが、この状態にまでなってしまうと、将来の意識ラインとしての活躍は期待できなそうです。参考として記載しています。 週足最後のローソク足が下段チャネルの下限から一気に上昇して、チャネル...
一旦動きが沈静化したかと見えた後、1週間の最後の二日はまた激しい動きを見せたドル円。 現在は再び三角保ち合いの内側に戻ってきました。 今後の相場展開考察するにあたり長期足の振り返りから始めましょう。 <長期足> 月足 月足レベルで三角保ち合いを形成している局面です。 本稿執筆時点で最後のローソク足はまだ未完成であるものの、上下に大きなヒゲを残しており、この1ヶ月の大きな値動きの痕跡を表しています。 ...
暴落から暴騰をへて、週足の下降チャネル上限へ到達したドルフラン。 今回は週足レベルでの3つの売りポイントについて解説します。 <長期足> 月足 ここ数年は上値がずっと赤の水平線で抑えられていることがわかります。 このラインは長期スパンの月足で引いたフィボナッチの0.236ラインと一致しています。 週足(最上部チャート) 直近の動きは週足チャートで示されているように赤の下降チャネルに沿った下降を形成しています。 そして200MA(水色のライン)も緩やかな上昇から現在は水平、そして下降チャネル上限に接近してきていることが読み取れます。 現在のローソク足は本稿執筆時点では未完成であるものの、一旦チャネル上限に達したことから売りのタイミングに入ったと言えます。 以下3つの売りポイントについて解説します。 1....
相場分析で今回初めてポンドキウイを扱います。 マイナー通貨ペアの一つですが、やることは変わりません。 まずは長期足の確認から行います。 <長期足> 月足 下降トレンドですね。2002年から下降なのでかなり長期の下降トレンドです。 2016年あたりからは徐々に安値が切り上がってるので、この辺りを週足に落として見てみます。 週足 週足では以下のように緑の上昇チャネルを引くことができます。 僕は一応このチャネルを大局の下降トレンドにおける、調整の上昇波と捉えています。 最後から二つ目のローソク足がものすごい長い上ヒゲをつけていますが、この先端が月足の赤の下降トレンドラインで止まっています。 この上ヒゲは一時暴落したキウイドルの足跡です。 ...
クロス円よりも、ポンドオージーやキウイカナダといったマイナー通貨ペアが好きです。 ここ最近の高ボラタリティ相場が継続したことから、しばらく主要7通貨ペアの相場分析に注力していましたが、久しぶりにマイナー通貨ペアも投稿します。 いつも通り、月足から振り返っていきましょう。 <長期足> 月足 2016年7月くらいから黄緑の上昇チャネルに沿ってゆっくりと上昇トレンドを描いていました。 最近この黄緑のチャネルの上限を上抜いてきたこと、さらに200MAも上抜いたことから、さらに角度をあげて上昇していくことが考えられます。 ...