ファンド勢がまず目先のターゲットとして目指していた$16170~18455くらいまで下落、米株も反発してビットコインも本日起こったようなショートカバーとなりました。 中期的にはファンド勢は3週連続でショートを行っており、3週間ショート平均は$21731、直近2週の平均値は$20669となっていることから$20520~21085や$21415~21935にかけては売りが意識されやすいゾーンとなってきそうです。 ETHのMergeでの分岐コイン狙いへの買い需要を考えれば$21415~21935に引き付けたいところですが、4時足ベースでみれば短期上昇3波形成中にも見え$20520~21085で売りを検討。
米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は6日、FRBは経済活動が抑制される水準まで金利を引き上げなければならず、政策当局者がインフレが収まりつつあると確信するまでその水準で維持する必要があるとの見解。 FRBは物価の安定を取り戻すため、実質金利がゼロ%を上回るように金融政策のさらなる引き締めが必要になると指摘。「経済を制限してインフレを抑制するにはインフレ期待が低下する水準に移行する必要がある」とし、「目的地はプラスの実質金利だ。インフレが一段落したと本当に確信できるまでそれを維持することが私の意図だ」と述べています。FRBがこの指摘通りに動くとなれば実質金利はさらに上昇する見込みであることからビットコインのさらなる続落も視野に。 地政学的リスク発生の可能性もあるものの、ファンド勢がどこまでの下落を見込んでいるのでしょうか。...
現在の大まかな状況としてはビットコインの内部動向(ハッシュレート)は好調ですが、実質金利がジワジワと上昇しているためビットコインには下落圧力がかかりやすい状況である一方で、米長短金利差は一旦反発しているので少しだけ資金は流入しやすい環境です。 実質金利が直近の高値を抜けるとビットコインも大幅な下落につながっていることから、ビットコイン続落へのカウントダウンが刻一刻と迫っているともいえるのかもしれません。しかし短期金利には上昇圧力がかかりやすく、ファンド勢も短期債権をかなり売りこんでいます。名目金利は上昇スピードが速く物価上昇率は緩やかになっていることから実質金利は上昇しやすいため、いつ下をさらに掘る展開があってもおかしくありません。 基本的には戻り売り戦略を優先的ですが手は出しにくい状況。。。
ジャクソンホール後上値を抑えられて失速する展開となり一時は$1430まで下落したものの、Mergeへの期待もあり9月2日には$1650近辺まで戻し更に高値更新。 ETHのアセマネの動向としてはショートを$1664で+30枚、$1525で+62枚。 ロングを$1664で−118枚、$1525で+36枚となっており、まだ一部のプレイヤーはロングの目線はもっています。 先物曲線を見る限りではMergeは11月になると見込んでいるプレイヤーの買いのようにも見えますがMergeが完了する予定である9月15日以降の下落の動きには特に注意する必要。
AUD の投機筋のポジション動向を分析すると今週は 0.6851 で取組高は増加しており、小口はロングもショートも増加、 大口とレバレッジファンドはロングもショートも減少となっています。ネットポジションは、小口はネットショート拡大、 大口はネットショート縮小、レバレッジファンドはネットショート拡大となっているものの先週からほぼ変わらずとなっ ています。 まずは短期的チャネルライン下限である 0.6599~0.6687 に引き付け て買いを検討。
GBP の投機筋のポジション動向を分析すると今週は 1.1655 で取組高は増加しており、小口と大口はロング減少、ショート 増加、レバレッジファンドはロングもショートも減少となっています。ネットポジションは先週比で小口と大口はネットシ ョート拡大、レバレッジファンドはネットロング拡大となっています。2017 年以降の傾向としては小口のネットポジショ ンが 2 万 3000~4000 枚を超えてくると買い戻しが起こっている傾向があり、現在は 2 万 1703 枚となっていることからま だ下落の余地はあるものの、そろそろ一旦の買い戻しが起こってもおかしくない状況。レバレッジファンドのトレーダー比率はネットロングから一気にネットショートへと転じています。...
EUR の投機筋のポジション動向を分析すると今週は 1.0012 で取組高は減少しており、小口と大口はロングもショートも 減少、レバレッジファンドはロング減少、ショート増加となっています。ネットポジションは先週比で小口はネットロング 縮小、大口とレバレッジファンドはネットロング拡大となっています。 EUR は取組高が 79~80 枚を超えてくると下落が緩やかになる傾向があり、現在は 79 万 6262 枚となっていることから突 っ込み売りには注意。 戻り売りを検討するのであれ 1.0012 では一部の投機筋プレイヤーがロングを行って含み損を抱えているため、ここまで戻 ってくれば「やれやれ売り」が入りやすいことから 0.9980~1.0065 に引き付けたい。
JPY の投機筋のポジション動向を分析すると今週は 138.79 で取組高は増加しており、小口はロング増加、ショート減少、 大口はロングもショートも増加、レバレッジファンドはロング減少、ショート増加となっています。ネットポジションは先 週比で小口、大口、レバレッジファンド共にネットショート拡大となっています。 FRB はインフレを抑制するために今後も利上げを継続していくことから、日本が金融政策を変更しない限りは日米金利差 は拡大方向に動き USD フェイバーになりやすいため、基本的には押し目買いを優先的に考えるべきでしょう。 短期的には日米金利差もやや反落しており、EUR や GBP...
$21265~22010にアセマネのロングが集積し買い意識が高まりそうで、$20741にはショート平均があることからテクニカルと組み合わせると$19865~20920ではショートを行っていたプレイヤーの買い戻しが入りやすいことから、ここまで下落してくると一旦はサポート。$21265~22010では軽いサポートになるものの$19865~20920に引き付けて押し目買いを検討。
CPIが市場予測の8.7%に対して8.5%、コアCPIも市場予測6.1%に対して5.9%となり、市場予測を下回ったことも相まって8日からの下げを全戻しする展開。 既に本日のボラ上限に到達しており、$24315~25585の投資家の平均売買価格が集積していることから上値が重いことに加え、株式は上値が重くなりやすいタイミングでもあるので短期的にはショート検討。
GBPの投機筋のポジション動向を分析すると今週は 1.2172 で取組高は増加しており、小口はロングもショートも増加、大口はロング もショートも減少、レバレッジファンドはロング減少、ショート増加となっています。ネットポジションは、小口はネットショートやや縮小、大口はネットショートやや拡大、レバレッジファンドはネットロングやや縮小となっています。小口も大口もまだネットショートに偏ってい ることから下落すれば買い戻しが起こりやすいのでしょうがブレント原油が下落していることから上値も限定的。オープニングから1.1944~1.2071 で下値が固いようなので短期買いを検討。売りを検討するのであれば 、1.2149~1.2274 まで上昇し上値が重いようであれば、もしくは...
ネットポジションは小口、大口、レバレッジファンド共にネットショート縮小となっています。小口のネットポジションは-7224 枚となって おり、5月24日にネットポジションが約−6000 枚となり、そこから円ショートが積まれて USDJPY は 128.68 から 140 円近辺まで上昇する展開となったことから小口のネットポジションだけを見れば、そろそろ円売りが再び積まれやすいといえます。とは言えFRB が目標としている物価目標の2%まで押し下げるには金融引き締めを続けていくしかないと見ているため、日本が緩和をやめない限りは日米金利差の拡大は続くので下落すれば買われやすい展開には変わりはなさそう。 これにより9月の...
EURの投機筋のポジション動向を分析すると今週は 1.0114 で取組高は増加しており、小口、大口、レバレッジファンド共に、ロングも ショートも増加。ネットポジションは先週比で小口はネットショート縮小、大口とレバレッジファンドはネットショート拡大。レバレッジファンドのトレーダー比率はネットショートに拡大していますが、ややショートに偏りすぎの水準。売りを検討するのであれば 1.0333~1.0503 に引き付け て戻り売りが現実的か。
AUD の投機筋のポジション動向を分析すると今週は 0.6938 で取組高は増加しており、小口はロング増加、ショート減少、大口はロングもショートも増加、レバレッジファンドはロング減少、ショート増加。ネットポジションは先週比で小口はネットショート縮 小、大口はネットショート拡大、レバレッジファンドはネットショート拡大。大口はネットショートが拡大しているものの、ここ最近では-4 万 9000 枚くらいになると底堅くなっていることから AUDUSD は底堅い動きとなりそうで、押し目買いを検討するのであれば0.6857~0.6922 まで下落するのを待ってから買いを検討 するか、もしくは125~130pips の押し目をつけて下値が固いようであれば買いを検討したい。
投機筋のポジション動向を分析すると今週は 1.2025 で取組高は減少しており、小口はロング減少、ショート増加、大口はロン グ増加、大口はロング増加、ショート減少、レバレッジファンドはロングもショートも増加となっています。 ネットポジションは先週比で小口はネットショート拡大、大口はネットショート縮小、レバレッジファンドはネットロング微妙に拡大となっ ています。大口はネットショートが縮小している一方で、小口はネットショートに偏りすぎである−1600 枚を超えてきていることにも注意が必要そうです 買いを検討するのであれば 1.1944~1.2071 に引き付けるのが無難そうで高値から約 175~200pips 下に引き付けて買いを検討したい。
去年の11月から下落トレンドとなり、75日下落〜約70日反発〜約75日反発のようなサイクルとなっています。戻り高値を超えていることからこの傾向が続くのであればやはり7月、8月は反発基調が続き$2015~2410まで上昇すると想定されます。
141.75~143.10 まで上昇後に 136.50~139 まで下落してサポートされ週を終え、まだ上昇トレンドが終了したわけではないので売りを検討するのであれば139.65~140.55、更に141.75~143.10 に引き付けて売買をしたい。