GBPJPY は、クロス円ではGBPJPY>EURJPY>AUDJPYの順で最も強い通貨ペアとなっていることから買いを優先なのだがすでに上昇基調にありどちらかというと170.05 ~172.30に引き付けて売りを検討。
直近高値である$17242近辺を一時的に超えてきたものの、 $17315近辺は、大口3週連続ロング大幅撤収平均価格、ABC着地、チャネルライン上限ということもあり上値を抑えられ下落、 $16886はアセマがネショートとロングを増加させたポイントであり、 ここを一旦超えているためショートの買い戻しが入りやすい場所だが下抜けせず上昇。 まずは$16500~16715くらいまでの下目線検討。
最大手仮想通貨取引所であるFTXもが破綻するという事実はバッドニュースであり、さらにはFTXの資金が仮想通貨でアメリカの政治資金やウクライナ支援資金として送金されていたことも決していいニュースとは言えないものの、“有効的な送金手段”と「ユーティリティーの証明」にもなりビットコインは多くのマイナーに支えられており、ブロックチェーンの産みの親であるということもあって、送金手段として信用されていることから、まず無価値になることはないと考えています。それにその他の仮想通貨に比べれば十分とは言えないものの流動性はあります。バイデン政権がこの件で公聴会を開催するように指示するなど、当局の介入が厳格に行われる将来の在り様を考えた時、「雨降って地固まる」ということを期待したい。 仮想通貨市場の大半がポンジースキームであるという事実が露呈し...
CPIは鈍化したことにより、FRBも利上げペースをやっと緩められる口実作りができるという安堵感から米ドルの供給量を増加に転じたと考えられます。米2年債はまだ高止まりしている状況ですが、10年債は4%台から約3.8%台へと低下。 国際金融市場は利上げペースの減速により楽観論が台頭している状況なので、地政学的リスクやクレジットクランチなどの予想できないリスクオフイベントを除けば、ビットコインもボトム打ちしてもおかしくはない状況。 FTXは、連邦預金保険公社(FDIC)に加盟する銀行のように、顧客の引き出しを保証する法的義務がないため、顧客にとって悲惨なシナリオになる可能性があり、FTXが破綻するとなればマウントゴックス事件のような衝撃的事件となるため、仮想通貨市場の信頼性が大きく失われることになります。直近ではFTXのサムの身...
テラや今回のFTXのような流動性問題に2度直面し、仮想通貨市場が下落に見舞われているところを見ると、このような事件が起こりうる状況の中では多くの機関投資家を呼び込むにはまだまだ時間を要し、今後も株式市場が反発しても仮想通貨市場は米株ほど強くなれずに株式の下落の時のみに反応しやすい相場になることが続くと考える。 テクニカル的に見ると中長期的には、大きなABCの着地点($12435近辺)、中期ABCの着地点(赤のABCで$14554近辺)が集積する場所、$12225~14885まで下落する可能性も検討。まずは短期的なABC着地点である$16855~17255くらいまでの下落、そこを下抜けるとチャネルライン下限である$15541~16065まで下落を想定。FTXの買収の話が正式に終わらないと反発が見込めない可能性もあるが、大陰線...
EUR の投機筋のポジション動向を分析する今週は 0.9874 で取組高は増加しており、小口と大口、レバレッジファンド共に ロング増加、ショート減少。 ネットポジションは小口と大口はネットロング拡大、レバレッジファンドはネットショートからネットロングへと切り替 わっていることから USDJPY のピーク感も出てきているということもあって、EUR はショートからロングへとバイアス を切り替えているようです。 そのため短期的には押し目買いを優先的に考えた方が 良さそうで、0.9952~1.0014 で上値を抑えられた場合は0.9834~ 0.9886に引き付けて下値が固いようであれば買いを検討、ここを大陰線などで下抜けた場合は0.9749~0.9650まで引き付けたい。
ベイリ ー英中総裁が中銀が 0.75%の追加利上げに踏み切った政策会合後の会見で、「利上げ幅は現時点での金融市場の見通しよ り小さくなると想定」と述べ、市場の過度な利上げ期待を後退させたことにより想定以上に下落して1.1313~1.1405 を下抜けてしました。インフレ動向を見れば 12 月も連続引き締めを実施しそうですが、その幅は 0.75%より低くなるでしょう。金利面でのポンド買い期待は薄れたように見えます。こうした中、11 日の 7-9 月期 四半期国内総生産(GDP、速報値)が中銀見通しの 0.2%を下回るようなら、英経済への失望が膨らみポンド売りに拍車 がかかる可能性があるのではないでしょうか。 GBP の投機筋のポジション動向を分析する今週は 1.1483...
JPY の投機筋のポジション動向ですが、148.28 で取組高は減少しており、小口とレバレッジファンドはロングも ショートも減少、大口はロング増加、ショート減少。ネットポジションは先週比で小口はネットショート拡 大、レバレッジファンドと大口はネットショート縮小。このように148.28 では一部のファンドがロングも ショートも手仕舞っていることから現状は 147.60~148.75 が中央値となって様子見をしている状況が伺えます。 FOMC で は市場予測通り 0.75%の利上げが行われ、ターミナルレートが想定以上に上昇する可能性が示唆され、パウエ ル議長は「今後の引き締めペース、累積効果や経済情勢などを考慮」と発言したことから、FF...
EURJPY はクロス円の中で最も強い通貨ペアとなっており買いを検討したいのであるがUSDJPY と EURUSD の動きに挟まれて冴えない動きをする可能性もあり、142.80~144.20 に引き付けて下値が固いようであれば買い、146.90~148.40 に引き 付けて上値が重いようであれば売りくらいのレンジを想定。
現在は61.8%を超え、1.272ABCの着地点も超え、ウェッジパターンも抜けたものの戻ってきており下落していくイメージをもっています。米ドル流動性指標は高値更新をしていないので最低でも$20695~20885に引き付けて買い、もし、ここを大陰線で抜けた場合は$20345~20630くらいまで引き付けて買いを検討したい。
実質金利も米長短金利差も下降トレンド継続中には変わりありませんが、FRBの利上げにより世界経済が減速し始めているということもあり、投資家の中では12月をメドに利上げが打ち止めとなる可能性への期待もあってか、今のところは下げ止まっています。2022年7~9月期決算は大幅な減益となったため、逆金融相場への懸念が強まっており、これを憂慮して近いうちにFRBは利上を一旦やめるだろうと先読みをしているのでしょう。逆金融相場から逆業績相場も重なってきていることから国際金融市場の環境としては、いいとは言えません。 しかし、こうした状況もあってかFRBは前回のFOMC後に米ドル供給を一旦絞ったものの、景気後退懸念と逆業績相場、そして中間選挙前ということも憂慮してか、再び「ステルス緩和」を行っていることが救いとなっているようです。ビットコイ...
Merge以降、再び売りへのバイアスに転換したように見えるように実際戻りも弱く、ジリジリと下げる展開になっているわけですが、今週もショートを増加させており、BTCは大口はショートを撤収させている一方でETHはショートが徐々に積まれています。 恐らく、BTCをショートしてもなかなか下落しないので、ETHをショートした方が、分がいいということなのでしょうか、 ETHはMergeでの分岐コイン狙いの買いが殺到していたことから独歩高になっていたということもあり、BTCと同じ期間のファンドの売買平均を取ってしまうと$1430~1450くらいになってしまうので、ここ直近のロングとショートの売買平均を算出すると大体$1330~1365になるので、ここでは売り意識が高まり上値が重くなりそうです。
米長短金利差は最安値を割れていないものの底値で三角持ち合いのような形を形成しており下落トレンドは継続している状況。実質金利と米長短金利差の観点から言えば、先週に引き続き今週もビットコインにとってはいい環境とは言いづらい。 その一方で米ドル流動性指標は反発上昇後、勢いは衰えているものの上昇を維持していることから再び下落に転じない限りは、米株もビットコインも米ドル流動性指標に歩幅を合わせ上昇する可能性も視野に入れたい。
金利は上昇、米長短金利差も反発を見せているとは言え、まだダウントレンド継続中となっていることから環境としてはよくない状況ですが、米ドル流動性指標が再び増加していることから、流動性供給の動きに大きく左右されている相場だと言えます。 ショートは相変わらず過去最大の枚数増加継続中となっていることから売り目線には変わりはなさそうです。$20360~20705からは「やれやれ売り」や売り意識などが高まり上値が重くなり、直近のファンドの売買が最も集中しているゾーンは$20875~21430となるため、$20360~20705もしくは$20875~21430はを戻り売りゾーンと検討。
直近の FOMC では FRB はまだ急速な利上げ継続を行うことを示唆しており、少なくとも 11 月と 12 月の FOMC ではま だ利上げするでしょうから、日米金利差拡大により USDJPY は買われやすい展開が続きそうです。 但し、11 月~12 月にかけては突発的な地政学的リスクが発生しない限りはインフレのピークアウトが徐々に本格的に感じられるようになると見ており、既に FRB は口ほどまでに急速な利上げを継続していくような状況ではなくなってきていることに関しては注意が必要です。いずれによせ、市場参加者が予測しているような 4.50-4.75%までの利上...
AUDUSD は「宇と露から離れた国であるということもあって、 EUR や GBP ほどの下落は免れている状況でドルストレートの中では最も強い通貨ペア過渡の想定でしたがEURとGBPが売られすぎであったことから 買い戻しが大きくAUD はそこまで売られてなかったことから、逆にドルストレートの中では最も反発が弱い通貨ペアとなりました。 ポジション動向を分析すると今週は 0.6434 で取組高は増加しており、小口とレバレッジファンドはロングもショ ートも増加、小口はロングが微妙に減少、ショートも減少。ネットポジションは、小口はネットショート増 加、過去に何度か反発している水準に近づいており、大口もネットショート減少、レバレッジファンドはネッ...
GBP のポジション動向を分析すると今週は 1.0731 で取組高は増加しており、小口、大口、レバレッジファンド共にロング もショートも増加。ネットポジションはネットショートが微妙に増加、大口はネットショート減少、レバレッジファンドはネットロング減少と なっています。 優先順位ではまず、1.1312~1.1575 に引き付けて上値が重いようであれば売りを検討、ど ちらかといえば 1.1653~1.2071 まで引き付けたい。
EURのポジション動向を分析すると今週は 0.9592 で取組高は減少しており、小口はロング増加、ショート減少、大口はロ ング減少、ショート増加、レバレッジファンドはロングもショートも増加となっています。ネットポジションは、小口はネ ットロング増加、大口はネットショート減少、レバレッジファンドはネットショートが微妙に減少となっているものの、先 週からはほぼ変化なしとなっています。取組高は上昇トレンドライン付近まで下落してお り、ここ直近ではこの水準まで下落すると反発する傾向があります。 欧州は現在、ロシアからの天然ガス供給をほぼ完全にストップされている状況であり、天然ガスの備蓄が 5 年平均以上を上...