(EURJPY)ユーロ円 日足と1時間足 クリスマスや年末を迎えてマーケットがどうなっていくのかを注視する日々です。 欧米ではクリスマスから年末まではマーケットは開いていますが流動性は低下します。 つまり、取引する人がぐっと少なくなるということです。 そうすると、どういった現象が起きるのでしょうか。 考えられることは大きく分けて二つです。 一つ目は価格の動きが小さくなります。 もう一つは流動性が低くなることで、ふいに長い上ヒゲや下ヒゲが出て、その後何もなかったように価格が戻ることです。 現状のユーロ円の日足を見ると、高値切り上げ、安値切り下げの拡大型トライアングルの動きになっています。 ということは、上記の二つのパターンで見れば上ヒゲや下ヒゲに注意が必要であるということですね。 今年も起きるかどうかはわか...
(GBPUSD)ポンドドル 週足 ファンドのポジションの推移と価格と200週EMAの関係を見ていきましょう。 昨年の2019年はファンドポジションが売り越しの1年でした。 2020年はコロナショックを経てから買い越しになりました。 価格と200週EMAの関係を見ると、2018年、2019年に200週EMA超えに挑戦しましたが失敗しました。 200週EMAの抵抗を受けて反落しました。 今年は2度目の挑戦で200週EMAを上抜けてきました。 今までは200週EMAが抵抗線になっていましたが、今度は200週EMAが支持線になるのかどうかがポイントです。 抵抗線が支持線にかわることを「サポレジ転換」といいますが、サポレジ転換するようであれば大局のトレンド転換となってきます。 ポンドが上昇しているということは、ドルが...
(9519)レノバ 週足 時代の追い風に乗っている企業の一つですね。 では、チャートを見てみましょう。 2018年に高値をつけてから今年の半ばまでは大局の中間波動になっているのが分かります。 何度も同じ記事を書いているので、ご理解頂いている方も増えてきたとは思いますが、 多くの投資家はトレンド相場を追いかける傾向があります。 それはそれでよいのですが、概ね後追いが相当遅い場合が多いようです。 相場はトレンド相場と中間波動(トレンドが無い相場)に分かれます。 そして、トレンド相場が終われば中間波動になり易く、中間波動が終わればトレンド相場になり易いということを理解しましょう。 つまり、トレンド相場を狙うには中間波動が終わるところを狙うことで、トレンドの初動から撮れるということです。 今回はチャネルライン(高...
(ZW1!) 小麦先物 週足 今年の夏くらいまでは穀物相場は大人しかったのですが、 ここにきてじわじわと上昇してきています。 穀物は我々の食生活に直接影響があるものですが、通常の価格が穏やかな時は注目度が低いのですが、 天候不順や様々な要因で穀物の需給が崩れて価格が大きく上昇してい来ると一気に注目度が上がります。 2020年はコロナショックがありましたが、米国の株価は史上最高値を更新しています。 また、穀物全体が上昇してきたように感じます。 ファンドのポジションも売り越しから買い越しに移行してきています。 株式市場が堅調で、貴金属も高い、穀物も高いとなれば、これはマーケットからの何かのメッセージかもしれません。 CFTCのポジションは毎週発表されますので、定期的にチェックしてマーケットの変化を捉えていきましょう。
(DXY)ドルインデックス 月足 月足チャートを見ると、大きな流れがよく分かります。 1995年からの上昇相場、2000年を過ぎてから2008年辺りまでは下降相場が続いていました。 2008年辺りから2014年までは、トレンドが無い相場になっているのが分かります。 そこから少しだけ上昇トレンドとなりました。 しかし、長くは続かずにもみあい相場になりました。 このように見ていくと、どういった局面がチャンスでどういった局面が難しいのかがよく分かりますね。 直近はドル安相場の動きになってはいますが、ここから更に大きな動きになるかは分かりません。 その答えは、2021年に出てくるのではないでしょうか。 もみ合い相場の下限までにサポートされて反発するのであれば、暫くはドル高相場になるでしょう。 一方で、もみ合い相場...
(9602)東宝 日足チャート 今年の映画事業はコロナショックの影響で大きな影響を受けました。 しかし、10月公開された「鬼滅の刃」がメガヒットしています。 「アナと雪の女王」や「タイタニック」を抜いて、歴代興行収入第1位の「千と千尋の神隠し」まであと僅かとなってきました。 では、チャートはどうなっているのかを見ていきましょう。 2019年6月に高値を付けてからから、コロナショックの影響を受けて大幅下降となりました。 そこからの展開がよく散見される動きなので、是非このパターンを覚えていきましょう。 どういう動きが散見されるのでしょう。 それは、価格が底打ちするときにはいくつかのパターンがあるのですが、今回のように大底をつけた後に二番底を付けてから底打ちするケースです。 これ以外にトレンド転換するパターンとし...
(AUDUSD)豪ドル/米ドル 週足 CFTC建玉明細を見てみましょう。 下の図の赤い線がファンドの買い残、青い線がファンドの売り残となります。 買い残とは買いを持った状態で未だ決済していないポジション(未決済玉)のことを言います。売り残はその反対です。 価格が大きく上昇し、チャートは底打ちから綺麗に反転して200週EMAを超えてきました。 しかし、ファンドのポジションを見てみると、若干ではありますが売り越しになっています。 しかも、買い残が減っていますので、買いポジションを決済しているということが分かります。 ここからファンドの買いの決済が増えてきてかかっくが反落するのか、 それとも、再度、ファンドが買いを増やして価格が上昇するのかを見ていきましょう。 ファンドの動きがすべてではありませんが、マーケットの...
(ZS1!)大豆 月足チャート 穀物相場がじりじりと上昇しています。 11月相場が終わり11月のローソク足が大きな陽線となり、移動平均線大循環分析では第1ステージへと移行してきました。 月足での第1ステージは2014年以来ということですので、穀物相場が如何に安定価格で推移していたかが分かります。 しかし、今度は2014年以来の第1ステージということは、穀物相場に異変が起きてきているということも考えられます。 我々が生きていくためには食べていかなければいけません。 その食べ物である穀物相場に異変が起きているとすれば、それは様々なところに影響が出てきます。 第1ステージがすぐに終わり、価格が落ち着くのか、それとも、ここから勢いが出てくるのかを確認しながらチャートの推移を見ていく必要があります。 200月EMAが長...
(9401) TBSホールディングス 週足 12月2日に21年3月期の業績を上方修正しましたので取り上げてみました。 チャートは2018年に天井を打ってから2020年3月までは下降の流れが続いていました。 中央の赤い線は200週EMAです。 大局の動きが強気なのか、弱気なのかを見ています。 そして、2020年3月から切り返し、200週EMAを超えてきました。 今回の動きがトレンド転換となるのか、それともならないのかを考察していきましょう。 移動平均線大循環分析でのステージは下降期の第4ステージから上昇期の第1ステージとなっています。 直近の動きを見ると、第1ステージから第4ステージ、そして再び第1ステージとなっています。 この一連の動きはもみ合い相場の時の動きです。 トレンド転換するには、まず大きく下降す...
(1/XAUUSD)為替のゴールド比較 4時間足 TradingViewの比較チャートは本当に便利ですね。 様々な比較ができるのでぜひ活用してください。 今回は、為替の動きをゴールドから見て比較してみました。 為替をドルストレートで比較したり、クロス円で比較したりすることで、どの通貨が強くどの通貨が弱いかが分かります。 今回はゴールドというフィルターを使って比較してみました。 ゴールドというフィルターを使うことで通貨の真の動きが分かるということです。 これで見れば、ドルと円が弱く、他の通貨が強いことが分かります。 つまり、リスクオフの時に買われやすいドル、円、スイスフランが弱いということは、マーケットがリスクオンになっているということです。 ここからの動きも注目していきましょう。
(BTCJPY) ビットコイン 4時間足 今回は大循環MACDの考察をしようと思います。 そもそも、MACDってどういったものでしょうか? MACDはマックディとか、エムエーシーディーといったりします。 MAは移動平均線の略(Moving...
(BDI)バルチック海運指数 週足 今回はバルチック海運指数を取り上げます。 私は定期的にチェックしていますが、TradingViewのアイデア投稿では殆ど取り上げていない銘柄だと思います。 では、バルチック海運指数とはどういったものでしょう。 正式名称は「The Baltic Dry...
(BTCJPY)ビットコイン 円建て 4時間足 米国で暗号資産に関する規制が強化されるとの見方が出たことがきっかけで大きく反落しました。 今後、どういったニュースが出てくるのでしょうか。 そして、このまま下がるのか、それとも再び上がるのかはわかりませんが、チャートからは何が見えるのかを考察していきましょう。 チャートは4時間足です。 高値、安値を切り上げながら上昇トレンドをけいせいしていましたが、最後の局面では安値から高値の周期が短くなっていました。 そして、高値、安値切り上げの動きに変化が出て反転しました。 移動平均線大循環分析でも上昇期の第1ステージから下降期の第4ステージへと移行していきました。 価格が200本EMAに向けた動きになってきました。 今のところ、200本EMAを割らずに1本陽線が出ていま...
(9503)関西電力 週足チャート 週足チャートを見ると大局相場はもみ合い相場になっているのが分かります。 なぜなら、200週EMA(真ん中にある赤い線)が横ばいになっており、上昇トレンドでも下降トレンドにもなっていないからです。 もちろん、日足チャートでは見え方が違います。 ただ、大局が大きな値幅で上下しているという事実を理解しているか否かで対応力が違ってきます。 では、直近のチャートを見てみましょう。 2020年になってから3本のラインを引いています。 水平線1本、トレンドライン2本。 この形が今後どのような展開になるのかというのは注目に値します。 どう注目なのかというと、現在下向きにトライアングルを形成しています。 このトライアングルは「ダイアゴナルトライアングル」の可能性があるのです。 もし、そ...
(DJI)NYダウ 日足 NYダウ(ダウ工業株30種平均)が史上初めて3万ドルを突破しました。 もちろん、史上最高値を更新です。 では、ここからどういった展開が考えられるかを3本のラインを引いて考察してみましょう。 コロナショック前の高値を更新したことに非常に意味があります。 さらに、節目である3万ドルを突破したことも意味があります。 そこで、今度は、下値支持線、上値抵抗線の2本のラインを引きました。 これで見ると、上値抵抗線を超えるにはもう少し値幅があることが分かります。 上値抵抗線が意識されるのか、それとも、そこも突破されるのかも含めて、 ここからの展開に注目していきましょう。 相場の勢いが弱くなれば売られることもあるということも認識しておきましょう。
(GBPJPY)ポンド円 日足チャート 株式市場は堅調な動きになっているのが多いようですが、 為替市場は膠着した動きの銘柄が多いように感じます。 これは為替に限らず、どういった銘柄でも動きが膠着した時の考え方として理解しておく必要があります。 それは、今後膠着状態を脱するにはどこにどのような抵抗線や支持線があるのかということです。 今回は赤い水平線を何本も入れています。 これがまずは意識されやすい抵抗線であり支持線となります。 勿論、もっと細かく見れば、沢山の水平線を引くことができます。 その引いた線をどのように突破していくのか、もしくは、どのような抵抗を受けるのかを見ることで相場の強弱を測ることができます。 ここから、大きな相場になるかもしれません。 まずは、膠着状態をどう脱するのかを見ていきましょう。
(GC1!)ゴールド 週足 2020年8月に高値を付けてからは調整局面となっています。 では、調整局面となっていますので、チャートとファンドのポジションに変化が出てきているのでしょうか。 まずはチャートを見てみましょう。 チャートはウェッジ型のような調整局面となっています。 現状の調整がウェッジ型であるとすれば、いずれ上値抵抗線を上抜けて上昇トレンドが復活してきます。 逆に下値支持線を下抜けてくれば下降トレンドに転換する可能性が高まります。 次にファンドのポジションを見てみましょう。 赤色の折れ線はファンドの「買い」、青の折れ線はファンドの「売り」です。 オレンジの棒グラフは買いと売りの枚数の差となっています。 ファンドの買いは2020年2月がピークで、そこから買い越し枚数は減少しています。 ただ、買い...
(DXY)ドルインデックス 日足チャート DXY ドルインデックス EXY ユーロインデックス BXY ポンドインデックス JXY 円インデックス CXY カナダドルインデックス AXY 豪ドルインデックス ZXY NZドルインデックス SXY スイスフランインデックス 世界のインデックス通貨を比較することで、どの通貨が強く、どの通貨が弱いかが一目で分かります。 コロナの感染者数が大幅に増加しています。 これは、日本だけでなく世界での出来事です。 ところが、株価は大きく上昇しています。 このギャップに対応できる人とできない人に分かれます。 その差はチャートに素直かどうかで分かれます。 株式市場もFXもいかなるファンダメンタルズであってもチャートの動きが重要です。 チャートがどうなっているかを見ることで世界で...