(US10Y) 米10年債利回り 日足 アメリカはゼロ金利政策を2022年まで継続するということです。 本来は景気によって金利は自由に決定されるべきものですが、今はコロナ禍にありFRB(米連邦準備制度理事会)が金利を抑えています。 よって、米10年債利回りの動きも抑えられているような動きになっています。 半年以上も動きのない展開を続けているわけですから、興味もなくなり、話題性も低くなっています。 昔は金利の上下で為替や株価へ強い影響を与えていましたが、現在は株式やFXのニュースを見ても金利の話は殆ど出てこなくなりました。 理由はシンプルで、動きが無くなったからです。厳密にいえば無くなったのではなく動きが小さくなったからですね。 相場はボラティリティ(変動率)が高い銘柄に注目が集まります。 米10年債利回りの動...
(UKX)FTSE100 日足チャート このチャートを見て何を感じ取りましたか? 利益をとりやすいチャートと感じましたが? 難しそうなチャートと感じましたか? それ以外は何か感じましたでしょうか? 恐らく多くの方は、利益をとり難く、尚且つ、わかり難い動きをしていると感じたのではないでしょうか。 振り返るとコロナショックで大きく下降し、そこから、切り返してきましたが、200日EMAで抵抗を受けました。 上昇帯から下降帯に移行しましたが、ステージが細かく推移し、値動きも小さい動きとなっています。 個人的には、こういった値動きをしている銘柄を発見したら、トレードは致しません。 ただ、トレードはしませんが、全く関心を持たないというのではなく、時々動きを確認します。 なぜなら、現在は約4カ月のトライアングルを形成し...
(AUDUSD) 豪ドル米ドル 週足 チャートの下はファンドポジションの売買動向です。 赤がファンドの買い残です。 青がファンドの売り残です。 棒グラフはそのどちらが多いかとおいうのを見ています。 つまり、棒グラフが上向きならば買い越し、下向きならば売り越しということです。 こうやって見ると、ファンドの動きを見ることによって傾向が掴めるというのは分かりますね。 もちろん、売買のサインには使えませんが、ファンドが買い越しているのか、売り越しているのかを見ると、 チャートの動きと、ファンドの動きが似た動きをしているところも多くあります。 ファンドポジションは週一回の発表ではありますが、ときには参照されてみてはいかがでしょうか。
(TRUMP 2020)トランプ大統領の当選するかどうかの先物取引 日足チャート FTX取引所では、トランプ大統領が再選するかどうかの先物取引があります。 当選すれば1 敗北すれば0 11月3日の大統領選挙の結果が最終日となります。 先物取引ですので、途中の売買もできるようですが、これは取引可能な国とそうでない国があるようです。 ポイントは売買の推奨ではく、TradingViewではトランプ大統領が当選するかどうかを マーケットがどう判断しているのかが目で見てわかるということです。 そして、株価指数と比較することで、相関性が分かりマーケットがトランプ氏当選(もしくは敗北)をどの程度織り込んでいるのか、 もしくは、織り込めていないのかが見えてきます。 支持率とは若干違いがあるとは思いますが、こうやって見ると...
(DJI)NYダウ 日足 米国はトランプ大統領がコロナ陽性となったことで、米国だけでなく世界中が大騒ぎとなっています。 米国はコロナ対策に、大統領選挙にとやるべきとこが山積している中での、今回の陽性反応となりました。 チャートで見ると、9月のはじめに高値を付けてから調整局面となっておりました。 第1回の大統領選の討論会はひどい内容でした。 それはさておき、チャートは9月24日まで下がりました。 その間に移動平均線大循環分析で見ると、第1ステージから第3ステージまで下がりました。 それに伴い、価格は200日EMAの下割れに挑戦する動きを見せました。 そこから切り返して、今度は短期EMAが帯を試しに行く動きを見せてきました。 弱い相場は帯で抵抗を受けて再び反落しますが、今回は、短期EMAは帯を上抜けてきました。...
(GBPUSD)ポンドドル 週足 CFTC建玉明細明細を見ていきましょう。 CFTCとは米国の商品先物取引委員会であり、毎週ファンドや商業筋のポジションを公開しています。 毎週金曜日にその週の火曜日の段階でのポジション状況が公開されます。 これで見ると、ファンドのポジションとチャートの推移がある程度同じ動きをしているように見えますね。 つまり、ファンドが買っているところが上昇しており、ファンドが売っているところが下降しているということです。 もちろん、ファンドのポジションが絶対的に当たるということではありません。 ただ、ヒントになることがあるということですね。 それを踏まえて直近の相場を見ると、ポンドは売り越しに移行してきました。 だから売りということを言っているのではありません。 ファンドの動きに変化が...
S&P500のセクター別の比較チャートです。 先日の「小次郎講師の実践トレードラボ」の中で、私が紹介したチャートです。 アイデア投稿のチャートの右下のところにラッパのマークがあります。そこにマウスを持っていくと(共有)と出てきます。 そこをクリックすると、画面がでてきて、「自身のチャートにコピー」というのがあります。(無料版はできないかもしれません) そこでコピーすれば、ご自身のチャートにコピーすることができます。 簡単なので、他の人のアイデアも参考にしてみてはいかがでしょうか。
(9432) NTT 週足 今回、親会社のNTTが子会社のNTTドコモを、TOBにより完全子会社化すると発表しました。 ニュースで話題になっていましたね。 そこで、NTTのチャートを検証してみようと思います。 まず、皆さんがトレードするときにその銘柄がトレードし易い時期なのか、それとも、トレードが難しい時期なのかを見極める必要があります。 では、どうやって見極めるのかというと、日足でトレードしている人は週足チャートを、1時間足でトレードしている人は4時間足のチャートを見ます。 そして、その大きな足のチャートがトレンド相場となっているのか、中間波動(もみ合い相場)になっているのかを見ます。 NTTを見れば、2017年の高値を付けるまではトレンド相場でした。 2017年の高値のあとの2018年の安値を付けてからは...
(DXY)ドルインデックス 4時間足 為替の動きの変化を感じるには、比較チャートがわかりやすいですね。 どの通貨が強く、どの通貨が弱いかが一目瞭然となります。 DXY(ドルインデックス) EXY(ユーロインデックス) BXY(ポンドインデックス) JXY(円インデックス) SXY(スイスフランインデックス) CXY(カナダドルインデックス) AXY(豪ドルインデックス) ZXY(NZドルインデックス) 9月20日あたりまではドルの独歩安の展開が続いていました。 ところが、それ以降はドルの巻き戻し(売りの買い戻し)からドルが上昇してきました。 この動きが一過性なのか、大きなトレンド転換の動きなのかはわかりませんが、比較チャートを見ていると明らかに変化が起きているのが分かります。 そして、この動きが加速するのであれ...
(GBPJPY) ポンド円 4時間足 今回は価格とMACDのダイバージェンスについて見ていきましょう。 ダイバージェンスとは「逆行現象」といい、今回であれば価格が右肩下がりになるのにMACDが右肩上がりとなり、 価格とMACDの動きが逆行する現象のことです。 そして、このダイバージェンスは変化の兆しとなりトレンドが転換するかもしれないというヒントを与えてくれます。 では、このダイバージェンスがどうやって発生するのかというメカニズムを見ていきましょう。 MACDとは移動平均線の間隔を見ているオシレータです。 例えば短期移動平均線と長期移動平均線の間隔が下降相場において間隔が広がればMACDは下がっていきます。 そして、その間隔が下降相場において狭くなればMACDは上がっていきます。 2本の移動平均線の間隔が広...
(CL2!)WTI原油 週足 CFTC建玉明細明細を見ていきましょう。 CFTCとは米国の商品先物取引委員会であり、毎週ファンドや商業筋のポジションを公開しています。 毎週金曜日にその週の火曜日の段階でのポジション状況が公開されます。 今回は原油を取り上げました。 はっきり言えることは、この数年でファンドのポジションが相当増加しているということです。 しかも、買い越し枚数の増加が顕著だということです。 2018年からの価格の下降と共に買い越し枚数もやや減少していますが、 今回のコロナショックでまた増加しているのが分かります。 ちなみに、チャートの下の赤い折れ線がファンドの買いポジションの残玉、青い折れ線がファンドの売りポジションの残玉となっています。 残玉とはポジションを持っていて未だ決済していないポジシ...
(9735)セコム 週足チャート チャートを見るときに、まず大局をみて大きな流れを確認します。 次に目先の動きを確認します。 その方法は足種をかえるというのもありますが、一つのチャートで見る時にも見方があります。 まずは大局を見るために、200本EMAの方向性を見ていきます。 今回は緩やかな右肩上がりの動きになっていますので、非常に分かりやすい動きになっているというのが200本EMAからは分かります。 次に、目先の動きを確認するために移動平均線大循環分析の帯を見ます。 中期移動平均線と長期移動平均線の間を帯と呼び、黄色の帯を上昇帯、水色の帯を下降帯といいます。 そして、この帯の動きを見ると、上昇帯と下降帯が短期間で入れ替わっているのが分かります。 特に直近の相場は値動きも大きく、振り回されやすい相場展開にな...
(SP1!)S&P500先物 週足チャート CFTC建玉明細の動向を見ていると、ファンドがどのようなポジションを持っているのかが分かります。 これで見ると、2019年はファンドは概ね売り越しになっていたことが分かります。 コロナショックで大きく下落してからは、買い越しに移行していきました。 そして、ここ数年の中で一番の買い越し枚数になるくらいファンドの買い越しが増加しました。 この数週間はポジション調整なのか、トレド転換なのかは分かりませんが、価格は下降してきています。 さらに、ファンドの買い越し枚数も減少傾向となっています。 赤色の折れ線がファンドの買い、青色の折れ線がファンドの売りポジションを示しています。 ということは、ファンドの買い枚数が減少していますので、決済注文が多くでているということでしょう。 ...
独自開発したインジケータ「shindo_linebreak」を使用して、今のマーケットをLIVE配信で分析します。
(TSLA) TESLA(テスラ)の日足チャート コロナショックの安値から見ても株価が5倍ほどになっています。 テスラは電気自動車やそれに付随するものの開発や製造、販売を行っている企業ですね。 それにしても米国株は分かりやすい動きをする銘柄が多いように感じます。 今回の米国株の上昇をけん引していたのはナスダック総合指数となります。 その中でも、GAAFMをはじめとするハイテク関連株となりますが、ZOOMやこのテスラなども凄まじい上昇を見せています。 今回のチャートを見ると2つポイントがあるように感じます。 一つは、値ごろ感を持っていれば、持ち続けるのは難しいということです。 値ごろ感を持つと、高すぎるとか、安すぎるといった思いが判断をするときに邪魔をします。 もう一つは上昇の角度が鋭角になってきていますので...
(9984)ソフトバンクグループ 日足 ソフトバンクグループはアーム株を売却することを決定し、グループ自体のMBOも検討しているといったニュースも流れています。 直近のナスダックの上昇、急落は、ソフトバンクグループのコールオプションの影響であるといった話も流れています。 携帯電話のソフトバンクを売却する計画も噂されており、今、何かと話題の多い企業です。 グループが投資している企業の含み益を考慮すると株価が安すぎるといった見方もあれば、 ウィーワークなど投資案件が厳しい状況にあり、リスクを取り過ぎていて一歩間違えれば大きな痛手となるといった意見も聞こえてきます。 つまり、ファンダメンタルズで見ると、強弱材料が交錯しているということです。 では、チャートはいかがでしょうか。 高値切り上げ、安値切り下げと形になって...
(NQ1!)ナスダック先物 1時間足 ハイテク株を中心にマーケットをけん引していましたが、利益確定売りが出て反落してきました。 ニュースを見ると、ソフトバンクのオプション絡みなどといったのも出てきますが、 ポイントは米国株が天井を打ったのか、それとも、一過性の調整なのかというところでしょう。 勿論、上がるか下がるかは誰にも分かりませんが、チャートに変化が起きたときにはチャートをチェックする回数を増やしていきましょう。 そして、ときには小さい足種で確認をするというやり方もありますね。 今回は1時間足で見てみました。 9日まで下がっていたのが、いったん、切り返してから再び反落しました。 先週末には9日の安値を少し割り込む動きを見せましたが、そこからは少し切り返しています。 ここでダブルボトムとなるのか、それとも...
(2168)パソナグループ 日足チャート 今回は価格と200日移動平均線の関係を見ていきましょう。 200日移動平均線というのは、約1年の平均線ということです。 では、質問です。 「200日移動平均線と価格の関係を見ると何が分かるのでしょう。」 では、まずは200日移動平均線について見ていきましょう。 これは、約1年の移動平均線となりますので、大局の動きを見ています。 そして、200日移動平均線は過去200日平均的な買い値、または、平均的な売り値と現在の価格を見比べています。 つまり、200日移動平均線よりも価格が上にある場合は、その期間に買っているトレーダーはプラスに、売っているトレーダーはマイナスになっているということです。 そして、価格が200日移動平均線を上抜けたり、下抜けたりするところというのは、...