(GBPUSD)240分足 底打ちのパターンは多くのパターンがあります。 「V」型の底打ち。 「W」型の底打ち。 トリプル底やソーサー、ライン、など様々なパターンがあります。 今回は「W」について見てみましょう。 一般的には安値を付けた後に、今までの流れを変える動きが出てきます。 分かり易いのはトレンドラインを超える場合ですが、陰線が多かったところに陽線が出てきたり、大陽線が出たりします。 次に、下がる時に直近安値を割らずに反転します。 このときに、直近安値と同値となる場合や、難しい場合は安値を少し割り込んでから切り返すこともあります。 最初に安値を付けてから切り返す本数と、二番底に向けて反落する本数などもヒントとなります。 これは、240分足のチャートですが、これが、週足や月足ベースで起きると、大底をうったり...
(EURUSD)ユーロドル 日足 一連のコロナショックで価格が乱高下しました。 チャートは上下に激しく動きました。 そこからは、やや落ち着いたような動きになってきています。 このまま、大人しい動きになるのでしょうか? ポイントになるのは3月に付けた高値か安値のどちらかに抜けてくれば動きが大きくなりそうです。 その前に、直近のやや強引なトライアングルをどちらに抜けてくるかですね。 200日EMAは緩やかに右肩下がりになっており、帯も下降帯ですのでやや売り方優勢というところでしょうか。 大きい動き→小さい動き→大きい動きといったように変化していきます。 チャートを見ると、今は小さい動きの時間帯です。 いつ大きな動きに変わるのかを見ていきましょう。 上がるか下がるかを見るのではなく、動きがどう変化するのかを見ていきましょう。
(3141)ウエルシアホールディングス 週足 新型コロナウイルスの問題でマーケットが荒れています。 大きく下がっている銘柄が多いのが現状です。 一方で、上昇している銘柄もあるというのは事実です。 ドラッグストア業界首位のウエルシアホールディングスもその中の一つですね。 昨日、決算発表があり、過去最高を更新しました。 チャートを見ると、「知ったら仕舞い」のような動きだなと感じます。 ただ、チャートは週足で200週EMAが綺麗な右肩上がりです。 安定上昇を続けているのが分かります。 コロナ問題で一時的に下落しましたが、そこから高値更新しているところに、こういった時代だからこそ求められている企業なんだろうと感じます。 今回はチャートの上下に2本線を入れました。 これが、強烈な抵抗線、支持線になるとは思っていません。 では、...
(PI)精密機器 週足 精密機器の週足チャートを見ると、200週EMAをサポートとして安定上昇しています。 今回のコロナショックにより大きく下落していますが、(PI)は200週EMAを維持しています。 現在は第3ステージとなっていますので、押し目買いとなるのか、トレド転換していくのかを見極めていく必要があります。 黒い折れ線は日経225になります。 日経225の動きが明らかに弱いのが分かりますね。 この相場がどこで底打ちするかは分かりませんが、 個人的な印象を書かせていただくと、大きく下落した銘柄は大きく上昇し難く、大して下がらなかった銘柄の方が回復が早いと感じています。 勿論、それがすべてではありませんので、大きく下落した銘柄でも、急回復する銘柄もあるでしょう。 ただ、こういった時に、どういった銘柄が下がり難く...
(4901)富士フィルムホールディングス 週足 約3年にわたるトライアングルを上抜けしてきました。 しかも、拡大トライアングル(Y波動)という、やや珍しい形状で、しかも、3年の月日を経過してから上抜けてきました。 さて、どのような動きになるのかに注目しましょう。 ニュースでは「アビガン」という薬が話題になっています。 なぜなら、「アビガン」は新型コロナウイルスに対する治療効果が期待されているからです。 そして、その増産に向けて富士フィルムホールディングスは調達先を増やすと発表したからですね。 中国政府が3月にアビガンについて臨床研究で新型コロナに対する有効性を確認したと発表しています。 新型コロナウイルスの問題は早く解決してほしいですし、このようなニューズが出れば買われやすくなりますよね。 でも、チャートを見ると...
(NK2251!)日経225先物 4時間足 相場は収束と拡散が入り交じっています。 収束時間が終われば拡散してトレンドが生まれます。 そして、トレンドが終わらなくてもトレンドの途中に一時的に収束して、そして、また、拡散していきます。 このような表現をした方が伝わり易い方と、却って難しく感じるという方もいると思います。 では、違う表現をしましょう。 相場はトレンド(拡散)と中間波動(収束)が複雑に入り交じっているということです。 そのことを理解するとチャート分析の理解が深まると思います。 トレンドと中間波動が小さい足で起きており、それが、纏まって大きな足でもフラクタル的に起きています。 フラクタルとは、月足の構造も時間足の構造も似ているということです。 つまり、月足もトレンドと中間波動があり、時間足もトレンドと中間...
(IXIC)ナスダック 日足 移動平均線大循環分析の基本的な部分を見ていきましょう。 3本の移動平均線を使っています。 短期 中期 長期 3本の移動平均線を使うことで、エッジ(優位性)を浮き彫りにしてくれます。 移動平均線は買い方と売り方の平均的な買い値、売り値を示してくれます。 また、その方向性を示してくれます。 移動平均線よりも価格が上にあれば、買い方が優勢。 移動平均線よりも価格が下にあれば、売り方が優勢。 移動平均線が右肩上がりであれば、買い方が優勢。 移動平均線が右肩下がりであれば、売り方が優勢。 上記の2つ、移動平均線と価格の関係、移動平均線の傾きを、それぞれ短期、中期、長期と見ていきます。 そうすると、チャートを見ると買いにエッジがあるところと売りにエッジがあるところがはっきりと分かります。 この...
(3681)ブイキューブ 週足 新型コロナウイルスの世界的な影響により、社会の仕組みが大きく変わりそうです。 英国では酒造メーカーが消毒用のアルコールを作り始めているそうです。 様々な業種の方が多大な影響を受けているわけですが、一方で社会の仕組みの変化により上昇している企業もあります。 テレワーク時代にあった企業ということで買われていますが、個人的にはチャートの形状に関心があります。 2018年の前半に一度底打ちしたかのような動きを見せます。 そこから、ダメ押し的な下落によって大底を付けます。 そういう時には逆Cカーブ的な動きになることが多いですね。 そして、V字上昇となるかといえば、そうならずに二番底を付けます。 そこからやっと切り返していきます。 このようなパターンをよく見かけます。 現在、多くの銘...
(NK2251!)日経先物 日足 タートルズ流の考え方として取引量をマーケットの動きに合わせて調節するというのがあります。 そのマーケットの動きに合わせるという考えのもとになっているのが「ATR」です。 TradingViewを使っているトレーダーの皆さんは勉強熱心な方が多いので、ご存知の方も多いかもしれませんね。 では、ここで皆さんに質問です。 皆さんがトレードしている銘柄が、1日当たりどれくらいの値動きがあるかが直ぐに分かりますか? もし、直ぐに答えられないのであれば大問題です。 なぜ、大問題かといえば、それはご自身がその銘柄を取引するときにリスクを考えずにトレードしているからです。 トレードする銘柄が1日当たりどれくらいの値動きをしているかを把握することはトレードの準備としては最低限のことです。 本題...
(ES1!)S&P500ミニ先物 240分足 トレンド相場の途中に現れる中間波動 振り返るとトレンド相場だったのに、途中の一時的な切り返しに振り回されて獲れなかったということは良くある話です。 そのトレンド相場の途中に現れる中間波動のパターンを理解することで振り回されることを回避できるかもしれません。 色々とラインを引きましたがトレンド相場の途中に、トレンドの流れとは逆方向に三角形や平行な形ができます。 しかし、それは継続することなく、元のトレンドに戻ります。 これが、トレンド相場の途中に現れる中間波動です。 そういうことがよくあるということを理解すれば、トレンド相場も確りと狙えるようになるのではないでしょうか。
(4967)小林製薬 日足、週足、月足 「木を見て森を見ず」という言葉があります。 チャートでいえば、日足を見て月足を見ないというところでしょうか。 もしくは、5分足を見て4時間足を見ないというところでしょうか。 左側が日足チャートになり、右上が週足、右下が月足チャートになります。 チャートの形状が全く違うということをご理解頂けると思います。 日足で見ると、急落、急騰のような動きになっていますが、週足だともみ合い相場になっているように見えます。 これを月足で見ると、トレンド相場の調整局面のように見えます。 このように、木と森を見比べることで、大局の動き、直近の動きなどが見えてきます。 皆さんも、目先の動きだけを見るのではなく、大きな動きも確認してみましょう。 相場はフラクタル構造であるといわれます。 月足...
(EURUSD)ユーロドル 日足 相場は動きが小さい局面と動きが大きい局面が交錯しながら展開していきます。 ユーロドルは動きはそれほど大きくなく安定した下降相場となっていました。 そこから、価格が横ばいになり200日EMAを挟んでの推移となり、動きが大きくなってきました。 直近高値を更新し直近安値も更新する動きになりました。 今回のコロナショックの動きは強烈でしたが、波動的には「Y波動」のような展開になっています。 上昇、下降相場に移行するのか、もしくは、今度は動きが小さくなって収束する動きになるのかを見ていきましょう。 今回のように動きが大きくなってくると振り回されやすくなります。 よって、トレードするときのローソク足の種類を変更するという考え方も出てきます。 なぜなら、動きが大きくなるということは、1日...
(NK2251!)日経225先物 4時間足 日経225先物の動きを確認しましょう。 3月16日に底を付けました。 勿論、このときはまだ、そこが底とは決まっていません。 その後、切り返しが入り戻り高値を付けました。 そして、再び下落しましたが安値を割りませんでした。 いわゆる二番底という動きですね。 そこから再び切り返すわけですが、そのときに、戻り高値を超えて 1回ダマシが入りました。長い上ヒゲのところですね。 次に、再び高値を超えてきたところが変化の兆しであり仕掛けのポイントになります。 そこから、一気に上昇しましたが、それは、タマタマです。 この一連の変化の兆しを感じていたかどうかが重要です。 このような変化があってもダマシになることもあります。 今回のような局面もあります。 変化の兆しをチャートから探すこ...
世界の株価の比較 日足チャート (DJI)NYダウ (IXIC)ナスダック総合指数 (DEU30)DAX指数 (UKX)FTSE100 (日経225)日経平均 (0000)ジャスダック (MOS)マザーズ (SHCOMP)上海総合指数 世界の株価を比較すると右肩下がりの途中のような動きになっていますね。 仮に3波動の下降があるとすれば、未だ第1波のようにも見えます。 もちろん、第1波のなかに3波動が入っていて、ここで一気に底打ちするということもあるでしょう。 ただ、世界各国の景気はこれから本格的に後退していくであろうと思われます。 世界各国があらゆる金融政策を行っています。 それが、トレンド転換となるときと、下降トレンドの流れを減速させる動きがありますが、 今のところ後者の局面のようです。 世界の各都市が封鎖される...
(NK2251!) 日経225 1時間足 トレンド相場があります。 今回であれば下降相場でした。 1時間足を見ると、価格は横ばいになっています。 水平線を2本入れました。 このような動きをテクニカル的には中段保ち合いといい、私は「中間波動」として研究しています。 教科書的には、下降→中段保ち合い→下降、という流れが書かれています。 個人的には、同意できる部分もありますが、決め付けが一番よくないので、若干、ほんの少しだけ下抜けが優勢くらいに考えておきましょう。 下降の後に中段保ち合いが来たから下抜けとイコールで結びつけるのではなく、 下降の後に中段保ち合いが来た、だから下抜けがやや有利だが実際はどうなるのだろうという検証が重要なのです。 さて、日経225は小さな中間波動に入ってきました。 ここからの動きに注目していきましょう。
(COVID)新型肺炎 TradingViewでも新型肺炎の感染者数の推移や死亡者数を表示できるようですね。 他のサイトでも十分かもしれませんが、取り合えず表示できるとのことですので 使い方くらいは知っていても良いかもしれません。 ここからのテクニカルのポイント 「V」字回復のパターン・・強烈な上昇トレンドとなれば考えられる 「W」ボトムのパターン・・一時的に上昇しても再び売られる 「下落の途中」・・このまま下落するか、一時的に上昇しても再び強烈に売られて安値更新する ファンダメンタルズのポイント コロナウイルスの拡大の影響で世界の失業、倒産がどの程度広がるか コロナウイルスのワクチンなどが開発されるのか 実体経済の悪化と各国の経済支援の攻防となってきました。 ボラ(変動率)が高くなってきたのでチャンスですよね。 ...
(VIX) VIX指数 週足 別名、恐怖指数とも言われていますね。 アメリカのシカゴに、シカゴ・オプション取引所( CBOE...
(DXY)ドルインデックス 日足チャート 今回の新型肺炎の影響から世界同時株安となり、一時はドルが急落しました。 ドルインデックスの下げ幅を見れば、尋常ではない下げ幅であることがよく分かります。 しかし、そこからの急反騰が世界の情勢を如実に示しています。 世界同時株安の展開になってきており、世界の中央銀行が金融緩和に動き始めました。 個人的には日米欧の中銀が素晴らしい手腕を発揮しているとは感じませんが、量的緩和を強烈に行っていることは間違いありません。 これだけの状況になると、小さな国の通貨の価値は下がり易くなります。 やはり、「信用」が重要です。 そうすると、ドルが買われやすくなります。 このドルインデックスの動きが示しています。 さて、ここからの動きが重要になりますが、ボラ(変動率)が高くなったときは、 いつもよ...