IMM円 日足チャートです。 CMEで取引されている円の先物取引です。 普段見慣れているドル円のチャートは 価格が上昇するとドル高になり、円から見れば円安です。 価格が下落するとドル安になり、円から見れば円高です。 要は、ドルの視線から見ているチャートになります。 IMM円は円で見ているので、素直に、円の価値が上がれば上昇し、価値が下がれば下降します。 では、CFTC建玉明細を見てみましょう。(4/30現在) ダウ工業 24217枚(-448枚) S&P500 1239枚(-3845枚) 円建日経平均 28229枚(+2265枚) IMM円 -99599枚(-5185枚) IMMユーロ -105544枚(-126枚) ドルインデックス 28949枚(+194枚) 豪ドル -59005枚(-8556枚) 英ポンド ...
移動平均線大循環分析と大循環MACDの考え方を見ていきましょう。 上記のチャートはドル円の日足チャートです。 ローソク足を消していますので、年始の大きな下ヒゲもありませんね。 日々のトレードにおいて、ローソク足の存在が大きなヒントを与えてくれる時もありますし、 逆に、ローソク足の動きが邪魔になって素直なトレードが出来ないことがあるかもしれません。 通常のチャートを見ながら、移動平均線大循環分析と大循環MACDを使って大きな流れを確認するときは、 ローソク足を消して、大循環MACDの帯MACD(MACD3)だけにすると、見え方が変わります。 MACD3=(中期移動平均線)ー(長期移動平均線)、となります。 つまり、移動平均線大循環分析における帯の間隔をMACD3として表示しています。 移動平均線大循環分析での帯の動きを...
株式市場の動きを予測するときに、景気の先行指標としてウォッチされる銘柄がいくつかあります。 米国の株式市場では、 例えば、ダウ工業株30種平均とダウ輸送株20種平均、ダウ公共株15種平均との比較から 将来を予測する方法があります。 また、VIX指数の動きや 先日記載したGSRの動きなども景気の先行指標や先行銘柄といわれることがあります。 今回のCOPPER(銅)の動きも景気の先行指標としてウォッチする方が多いようです。 工業品として使われる銅は景気の動きに敏感に反応して動く傾向があります。 今回、銅価格が移動平均線大循環分析で、第4ステージとなりました。 赤色の折れ線グラフは、ダウ工業株30種平均株価です。 銅の価格が先行指標となるのか、ならないのか・・・ いつも、必ず先行指標となるわけではないので、あくまで参考...
フォーメーション分析 フォーメーション分析には大きく分けて 「天底を暗示するフォーメーション」 「相場の継続を暗示するフォーメーション」 の二つがあります。 天底は三尊天井(ヘッド・アンド・ショルダー)やダブルボトムなどなど~ 継続パターンは、ペナント(三角持ち合い)、フラッグ(平行四辺形)、ウェッジ(上昇(下降)三角形)などなど~ ある程度トレンドが出来ていて、そこから、三角持ち合いになる時は、トレンド転換ではなく、トレンド継続となることが多いとされています。 フォーメーション分析は、見た目で分かり易いのが特徴です。 ただ、ダマシに合うこともあるので決めつけるのは厳禁です。 エリオット波動や一目均衡表の値幅観測論、そして、フォーメーション分析などは、 パターンに入るとターゲット(予測価格)が明確になるところが便利で...
ユーロドル 週足チャート 移動平均線大循環分析は3本の移動平均線を使います。 大循環MACDは MACD1 MACD2 MACD3 3本のMACDを使います。 では、MACDとは何でしょう。 MACDを日本語にすると移動平均線収束拡散手法といいます。 MACDの最初のMAとは、移動平均線のMA、Moving...
今回のチャートはナスダックの日足チャートです。 移動平均線大循環分析は、エッジ(優位性)のあるところを探し、トレンドのあるところをしっかりと狙う。 そして、もみ合い相場でのトレードを避けることで、勝率とRR比率の向上をはかります。 普段チャートを見る時にローソク足の動きに惑わされる、という方も多いのではないでしょうか。 トレーディングビューは、このローソク足を消すことが出来るのです。 左上の銘柄のところをクリックして、目のマークの「非表示」をチェックするとローソク足が消えます。 再度同様にして今度は「表示」をチェックするとローソク足が出てきます。 このようにして、ローソク足を消して、第1ステージ(第4ステージ)を維持しているところはポジションを維持、 3本の移動平均線が接近して横這いになってくれば、もみ合い相場の可能...
シカゴマーカンタイル取引所(CME)には、株や為替、コモディティー、ビットコインなどの先物取引が行われています。 そして、米先物取引委員会(CFTC)がファンドのポジション状況などを発表します。 では、4月23日現在のファンドポジションを見ていきましょう。 ダウ工業 24655枚(-2794枚) S&P500 5084枚(+889枚) 円建日経平均 25964枚(-894枚) IMM円 -94414枚(-7308枚) IMMユーロ -105418枚(-7395枚) ドルインデックス 28755枚(-183枚) NY金 37395枚(-18878枚) WTI原油 515258枚(+32101枚) ビットコイン-1063枚(-357枚)
(1951)協和エクシオ 日足チャート 今日は、初心者の方からメッセージを頂きました。 そこで、移動平均線大循環分析の基本的な考え方を見ていくことにしましょう。 移動平均線は価格が不安定に上下するのを移動平均線を引くことでトレンドの流れを分かり易くするために引きます。 そして、3本の移動平均線を使うことで、もみ合い相場(わかり難い波動)を避けて、 「エッジ」(優位性)のあるところを探し、トレンド(分かりやすい波動)が出ればそこをしっかりと狙うためのツールです。 「買い」にエッジがあるところは、移動平均線の順番が上から 「短期移動平均線」 「中期移動平均線」 「長期移動平均線」となります。そこを「第1ステージ」と呼びます。 「売り」にエッジがあるところは、移動平均線の順番が買いの逆になります。そこは「第4ステージ」と呼...
ユーロドルの日足チャートです。 移動平均線大循環分析で見てみましょう。 ステージは第4ステージですので、下降期となっています。 「売り」にエッジ(優位性)がある状態ですね。 価格が上下するなかで、下降相場の時に節目の高値を結んだ線を上値抵抗線と呼びます。 そして、その上値抵抗線に平行な線を節目の安値のところに線を引きます。 それを、「チャネルライン」と呼びます。チャネルとは元々は水路からきたことばです。 テレビなどのチャンネルもこの言葉から来ています。 余談になりましたが、チャネルラインが出来れば、後はチャネルラインに沿ったトレードを行います。 そして、トレンドに変化が出てくれば価格がチャネルラインの上下どちらかを抜けてきます。 その推移を見ることで、トレンド相場も狙えて、かつ、トレンドの変化にも対応できるというのが...
(2222)寿スピリッツ 日足チャートです。 コードも株価も縁起のよさそうな企業ですよね。 今回の10連休関連銘柄といわれている企業です。 一本だけトレンドラインを入れました。 それまでは、綺麗な上昇トレンドでわかりやすい波動でした。 そこから下降トレンドになってから、わかり難い波動になっています。 チャートは、わかり易い波動→わかり難い波動→わかり易い波動を繰り返す傾向があります。 わかり難い波動が終わって、わかり易い波動になるところを狙いたいですよね。
トヨタ自動車 月足チャート エリオット波動の基本的な部分を見てみましょう。 エリオット波動はフィボナッチを使いチャートの形状から次の展開を予測する分析手法です。 基本形 推進波の5波動(上昇に向けた波動) 「1波、2波、3波、4波、5波」 修正派の3波動(下降に向けた波動) 「A波、B波、C波」 5波動と3波動の8波動がワンセットとなり、この流れが続いていきます。 このチャートの形状が綺麗ですよね。 今回は目盛りを「通常」を「対数」に変えて 対数チャートで表示しています。 右側の目盛りのところをクリックすると、「対数」がありますよね。 エリオット波動分析のとき使うこともありますので、 エリオット波動を使いたい方は知っておきましょう。 ここから、少しずつ「エリオット波動」の世界を紹介していきます。 エリオット波動...
今回はラインチャートでの比較チャートです。 昨年末の安値からの動きの比較チャートです。 上昇率の大きい順にみていきましょう 「ナスダック総合指数」 「ダウ輸送株20種平均」 「S&P500」 「ダウ工業株30種平均」 「ダウ総合65種平均」 「ダウ公共株15種平均」 となっています。 昔、ダウは30種平均以外にも色々とあることを初めて知った時は驚きました。 ダウ理論はこの工業株と輸送株の比較というのもあります。 やはり、値動きを比較するというのは誰もが考えることなのですね。 公共株の直近の動きは他よりは小さいですが、実は今年すでに史上最高値を更新しています。 さて、S&P500も史上最高値更新で、ナスダックやダウ工業株30種平均もあと僅かとなってきましたね。
ビットコインの週足チャートです。 高値と安値からフィボナッチを出しました。 フィボナッチ? 黄金比率ともいいます。 ミロのビーナス、ピラミッド、レオナルド・ダ・ヴィンチのモナリザ、などは黄金比率を使っているといわれています。 身近なところでは、名刺の縦と横の比率も黄金比率ですね。 このフィボナッチ(黄金比率)でチャートを見ると、どこまで上昇(下降)する可能性があるかが予測できます。 まず、チャートの形状で見れば、過去の支持線が抵抗線になることがあります。 次に、下落幅の38.2%戻りや50%戻りなどが意識されますが・・・。 フィボナッチをこれから研究していきましょう。
ドル円 60分足 トライアングルを下抜けし、ロスカットを巻き込み一気に大きな陰線を付けてから、急転換で切り返す。 この流れ、今年の1月3日の流れに似ていますよね。 為替市場では、こういったロスカットを巻き込んだ動きが散見されます。 これを避けるために、逆指値を出さないというのは、リスクが高くなるので推奨は出来ません。 こういった時は致し方ないですよ。 ただ、チャートを見て適切な逆指値を出さなければいけません。 今回であれば、逆指値が約定した後に、大ストの切り返しで仕掛けると決済値よりも安く仕掛けることが出来ます。 当然、今回も逆指値は必須ですよ。 トライアングル下抜けからチャネルラインでサポートされて切り返す。 これが「ザ・相場」といった感じがしますね。
ドル円60分足 昨日の続きです。 60分足で見るとトライアングルを下に抜けてきましたね。 個人的には「上」で見ていましたが、下に抜けてきました。 相場は本当に面白いですよね。 下抜けした瞬間に一気に動きが早くなりましたね。 大きく下抜けてから動いていては遅くなりますので、トライアングルが長くなってくれば、 上下に逆指値を出しておきましょう。 そうすれば、ワンテンポ早く動けますからね。 では、移動平均線大循環分析で見ていきましょう。 60分足は第4ステージです。 240分足は第2ステージです。 日足で見ると第1ステージです。 週足で見ると第1ステージです。 ここから240分足、日足がトレンド転換するとみるのであれば、売り方針で対応でしょう。 60分足だけの調整と見れば、押し目買い狙いでしょう。 皆さんがここからどう見...
ドル円 1時間足 移動平均線大循環分析で見ると、第4ステージと第5ステージでの攻防です。 ルール通りであれば、売りを狙うところであり、買いを狙うところではありませんね。 確かに、ここから相場が崩れることもあるかもしれません。 ここで相場が崩れるとトレンド転換となります。 多くの投資家にとって難しく感じるのが、 トレンド転換とトレンド継続の見極めではないでしょうか。 多くの投資家の方と接していると感じることがあります。 相場が熟成していないのに、直ぐにトレンド転換したと感じて逆張りをするのです。 そして、トレンド継続となった時に順応できずに撤退するのです。 アニメ「一休さん」の言葉に 「慌てない、一休み、一休み」というフレーズがあります。 相場で多いのが中段保ち合いです。 上昇(下降)の途中の休憩の時間帯です。 色...
ドル円 週足チャート 日足チャートと週足チャートの形状を比較することで トレードのヒントを探すことができます。 移動平均線大循環分析(イド大)で見ると、ドル円の日足チャートは第1ステージです。 週足チャートも第1ステージです。 これだけ見ると、大きなトレンドが狙えそうですが、週足の形状を見ると・・・ 200EMAが分かりやすい横這いになっています。 価格が200EMAを挟んで推移しているので、もみ合い相場になっているのがよく分かります。 その時に、意識することは2点あります。 一つ目は、週足がもみ合いになっていることを理解しておけば、トレード期間を短くして対応できる。 二つ目は、週足のもみ合い放れが起きる局面は大きなトレンドが発生する。 もみ合い相場の間は大循環ストキャス(ストキャスティクス)を中心に対応し、 もみ合...
チャートはS&P500ミニの日足チャートです。 今日は週末ですので、チャートも見ながら、 CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)の先物取引におけるファンドのポジション状況も見てみましょう。 今週分だけ見てもよく分からないかもしれませんが、 毎週時系列的に数字を追いかけていくと見えてくるものもあります。 それが、トレードのヒントになることもありますよね。 (データは正確であるよう心掛けていますが、各自でもご確認くださいね。) 4月16日現在の大口投資家(ファンド)のポジション ダウ工業 27459枚(+388枚) S&P500 4195枚(+876枚) 円建日経平均 26658枚(+6074枚) IMM円 -87106枚(-15986枚) IMMユーロ -98023枚(+4175枚) ドルインデックス 28938枚(-...