ドル円の日足チャートです。 下値に引いていたトレンドラインを下抜き、移動平均線大循環分析でも第3ステージに移行しました。 トレンド転換しそうなニュースもありましたが、踏ん張って再度第1ステージに戻りました。 下値のトレンドラインを下抜けた時点で、上値のところに青色の点線のトレンドラインを入れました。 下値のトレンドラインも修正して引き直すと、トライアングルになってきました。 200日EMAにも絡んでいますので、もみ合い相場が継続するか、 強弱はっきりした動きになれば、どちらかに力強く動き出します。 さて、二本の青色の点線を上下どちらかに抜けてくるかという見方に変えて 移動平均線大循環分析のステージと、MACD、ストキャスティクスの動きに注目して見ています。 個人的には3/5の高値と3/25の安値のどちらに抜けるかを...
米国の10年債利回りを中心に、世界の金利を比較することで為替の流れのヒントを探してみましょう。 各国の10年債の利回りチャートの右側の数値を通常とすれば、通常の金利チャートが比較されますので 上記のように金利の高さ、低さが一目瞭然で分かります。 一方で、右側の数値をパーセントにチェックを入れると、チャート左側の時期からの価格の変遷を比較することができます。 為替は各国の力比べの側面もあります。 その比較の一つが金利となりますよね。 マーケット全体の流れを頭に入れておくと、資金の流れがイメージできるようなります。 株だけ、為替だけ、ではなく、金利もコモディティも流れを把握しておくように致しましょう。 その全体像を一つのチャートシステムで見ることが出来るのはトレーディングビューだけです。 トレーディングビューを使いこ...
米国10年債利回り 月足チャート ローソク足が10年債利回りの月足チャート 赤色の折れ線グラフが 3カ月物債券利回りの月足チャート 長期金利と短期金利が逆転しているのが分かります。 この逆転現象を「逆イールド」といいます。 景気後退を示す最も信頼できるサインといわれていますが・・・・ イエレン元FRB議長は「景気後退のサインではない」と発言していましたね。 この議論はここではしませんが、 様々なチャートの動きを比較することでマーケットのヒントを探すことができますね。
ダウ理論というと難しく感じるかもしれませんが、 今回比較チャートを見ながら活用方法を研究してみましょう。 tradingviewであれば比較チャートを簡単に表示することができます。 「⊕比較」のところから簡単に作成できますので、皆さんも挑戦してみましょう。 ダウ理論の一つでダウ工業株とダウ輸送株の比較から相場展開のヒントを探す方法があります。 ダウというと一般的にはダウ工業株30種平均となりますが、 ダウ平均株価には 「ダウ工業株30種平均」 「ダウ輸送株20種平均」 「ダウ公共株15種平均」 「ダウ総合65種平均」 ダウにも色々あるのですね。 直近の相場で見ればマーケットが不安定なので 公共株が買われやすくなっていますが、 今回はダウ工業株や輸送株と公共株 それに、世界の株価指数の比較チャートを合わせました。 こ...
ダイフク(6383)日足チャートです。 移動平均線大循環分析では第1ステージの上昇期です。 200日EMAが横ばいで、価格が200日EMAを挟んで推移しており、典型的なもみ合い相場になっています。 通常のトレンドがある時は、移動平均線大循環分析や大循環MACDを活用し もみ合い相場になった時は、大循環ストキャスを活用すれば、 トレンドがあるときも無いときも、上手くトレードできますよね。 一般的なもみ合い相場は、もみ合い相場が上下どちらかに放れてから仕掛けますが、 トライアングルの形状から今後の展開を予測して一歩早く仕掛けるという方法もあります。 トライアングルの抵抗線と支持線の角度に注目するというやり方です。 専門用語を使えば、「アセンディング」「ディセンディング」のトライアングルを見極めるということです。 この詳細は...
ソニーの月足チャートです。 フィボナッチって? 黄金比率って? フィボナッチとはもともと、12世紀のイタリアの数学者の名前です。 厳密にいえば「ボナッチさんの息子」というあだ名で本名はレオナルドさんといいます。 そのフィボナッチによって有名になったのがフィボナッチ数列です。 そして、自然界にそのフィボナッチ数列が出現します。 その比率を黄金比率といいます。 有名なのがピラミッドや、ミロのヴィーナスの均等の取れたプロポーションなどが黄金比率になっています。 これは相場でも良く使われています。 相場の黄金比率が、0、0.382、0.5、0.618、1.0などがそうです。 今回、月足チャートで見ると、上昇幅に対して38.2%の下落を見せています。 強い相場であれば、38.2%の下落から反発します。 そうでなければ50...
ナスダック総合指数の週足チャートです。 以前も一度掲載しましたが、 先日パラボリックについての話題が出ましたので、再掲します。 パラボリックはトレンド転換の指標です。 SAR, Stop And Reverse (Parabolic)と英語では書きますが、 日本語では途転(どてん)となります。 トレンド転換の一つとしてパラボリックは有効ですよね。 移動平均線大循環分析と一緒で、見た目で「買い」、「売り」が一目瞭然です。 パラボリックは途転システムですので、パラボリックでの仕掛けとなると、常にポジションを持ち続ける理屈になります。 仕掛けでパラボリックを使う方も多いと思いますが、 手仕舞いでのトレイリングストップとしてパラボリックを使う方もいらっしゃいます。 ...
ドル円 4時間足 トレンドラインを引いたチャートをよく掲載していますが、 今回は少し横道にそれて、ZigZag(ジグザグ)というインジケーターを表示しました。 トレンドラインを引くときに、 「どこから引けばよいのかわからない。」といった意見もいただきました。 そこで、シンプルなインジケーターを紹介します。 ご存知の方も多いとは思いますが、非常にシンプルなインジケーターです。 しかし、意外と使い勝手が良いということで、多くのトレーダーが活用しています。 高値と安値にラインを引くだけのものですが、 トレンドの流れを確認できますので使ってみてはいかがでしょうか。 トレーディングビューでも簡単に表示できます。 パラメーターの大小を変えることで、ラインの引き方が変わります。 相場の流れを掴むために、どのインジケーターを使うか...
ドル円240分足 トライアングルは確かにブレイクしました。 が、私のイメージとは逆にブレイクしました。 やはり、「FEDには逆らうな」ですよね。 これが相場の面白いところですよね。 私のポジションは朝起きたら トレイリングストップがヒットして ノーポジになっていました。 今回はちょい取りで終わりました。 さて、ここからドル円で次の展開にエントリーするか、 他の銘柄にチェンジするか・・・
ドル円の240分足チャートです。 帯を挟んで価格が推移しており、典型的なもみ合い相場になっていますね。 高値切り下がり、安値切り上がりとなっておりトライアングルとなっているのがよく分かります。 矢印を入れましたが、一般的にはトライアングルは5波動になることが多いですよね。 7波動や9波動になることもありますが、トライアングルが更新される時間が接近していますね。 ダマシでなければトライアングルのブレイクは近い。 パターン分析を理解すれば、もみ合い相場での無駄なトレードが減少します。 さて、上下どちらに抜けていくか・・・
皆さん、なじみが薄いと思いますが円インデックスの日足チャートです。 円インデックス???という方も いらっしゃるかもしれませんが、それは、また次回に・・・ 見方はローソク足が上昇すれば円の価値が上昇し、一般的な表現でいうと円高となります。 逆に、チャートが下降すれば円の価値が下落しますので円安となります。 通常のドル円チャートなどと比べると逆の動きとなりますので、イメージしにくいかもしれませんね。 今回はご質問を受けましたので、その回答としてチャートを作成しました。 質問では補助線として60SMAと100SMAを使っているとのことですので、 今回は60SMAと100SMAを入れました。 その方の分析は理にかなっていますので、私から申し上げることはありませんが、 自分に合った移動平均線を見つけ出されたことは素晴らしいと思...
トレンドラインを引くシリーズです。 今回はユーロドルです。 一先ず、日経225、ドル円、ユーロドルの3つを トレンドランを引きながら追いかけていきましょう。 トレンドには 上昇トレンド 下降トレンド もみ合い この3つがあることを前回記載しました。 現在のユーロドルは下降トレンドですね。 トレンドラインを引くとよく分かります。 この次の展開を皆さんはどう見ていますか? 勿論、移動平均線大循環分析でもよくわかりますが、 どちらに抜けるかの仮説を立てて、トレードの展開をイメージいます。 利食いとなればどれくらい獲れそうか、ロスカットになれば、次の展開はどうなるか・・・ 実践の練習をすればするほど、ロスカットになれば、次は様子を見た方がよいか、 途転(反対の売買)をした方がよいのかのイメージが湧きます。 まだまだ、トレン...
7974 任天堂の日足チャートです。 トレードをしていて、トレンド継続の仕掛けは、 買いであれば徐々に値位置が高くなり、 売りであれば徐々に安くなっていきます。 故に、乗り遅れたときに、ポジションを取りにくいという方も多いかもしれません。 一方で、トレンド転換は逆張り的なところがあり、 買いであれば安いところ、売りであれば高いところを仕掛けるので 仕掛けやすいと感じている投資家が多いのではないでしょうか。 ところが、仕掛けやすい分、トレンド転換のところは見極めが難しく ダマシに合うケースも増加します。 今回の任天堂がトレンド転換するかどうかは分かりませんが、 基本は二番底の確認(赤丸のところ) そして、トレンドラインの維持、⓵ もしくは、下値支持線の維持、②を確認して 直近高値の更新を確認してトレンド転換の可能性が高ま...
トレンドラインを引くシリーズです。 今回はドル円日足です。 「トレンド」とは相場の流れのことですよね。 相場以外ではトレンドを流行などの意味で使います。 その「トレンド」が、上向きは「上昇トレンド」、下向きは「下落トレンド」という言い方をします。 一度相場に流れが生まれると、次の流れが出てくるまでの間は一つの流れが続きやすい傾向がある、と言われています。 上昇トレンドの中では上がり続ける傾向がある、ということです。 そのトレンドは大きく分けて3つに絞られます。 上昇トレンド 下降トレンド もみ合いトレンド(もしくはトレンドが無い、もみ合い相場) 大きな上昇トレンド、大きな下降トレンドに上手く乗ることが出来れば 大きなチャンスを手に入れることが出てきます。 我々の一番の大きな目的である、「大きなトレンドを捉える」た...
日経225にトレンドラインを引くシリーズを始めます。 小次郎講師の移動平均線大循環分析を理解するために、 まずはトレンドを理解していきましょう。 そのため、まずは相場にはトレンドがあることを知りましょう。 そして、そのトレンドの流れや転換を察知するためのツールの一つとして トレンドラインがあります。 安値と安値、高値と高値にラインを引きます。 ただ、それだけです。誰にでも出来る簡単な方法です。 そのラインを引くことで、相場のヒントを探していきます。 ここからどのようなトレンドラインを引くことになるのか・・ 下値支持線だったのが、上値抵抗線に変わったり、 また、その逆の動きになったりと トレンドラインを引くことで 初心者の方にも相場の流れが分かるようになれば・・・と思います。 では、ここからどのようなトレンドライン...
日経平均の月足チャートです。30年以上のチャートです。 個人的には・・・ 月足でトレードをすることはありませんが、 月足を見ることで、大局をイメージしたり、 大局の予測をします。 大局のフィボナッチを見ると、 バブルの高値から底打ちしてからの切り返しが 半値戻りで膠着しているのが分かります。 戻り売り相場であれば、ここから失速します。 その時は大きな下げになるでしょう。 買い相場継続であれば、高値更新から61.8%戻りや78.6%戻り、 更には100%戻り、つまりはバブルの高値まで戻ります。 (当然買い相場であればそれ以上の可能性もあります) ここからの展開の予想は意見が分かれるかもしれません。 なぜなら、半値戻りで膠着しているからです。 上下どちらに抜けるかは分かりません。 私はエリオット波動での予測でどちらに抜け...
NZドル/米ドル 日足チャート チャート形状が綺麗ですよね。 このチャートを見て、 「あっ!あのチャートに似ている!」 と気づかれた方は、相当のチャート好きですよね。 話がそれましたが、今回はチャネルラインとトライアングルを見てみましょう。 チャネルラインは安定下降(上昇の時は安定上昇)ですので、MACDの動きに注目しましょう。 MACDが連続でダイバージェンスになっているのが分かります。 しかも、MACD1とMACD2の間隔に着目しましょう。 その後、綺麗なトライアングルを形成しています。 MACDもトライアングルになっているように見えますね。 トライアングルは、「放れにつけ」です。 上下どちらに抜けるかを見ていきましょう。 トライアングルのパターンからすれば、どちらに抜けて その時のターゲットプライスがいくらに...
ボーイングの日足チャートです。 ボーイング機が非常に残念な事故を起こしました。 トランプ米大統領は13日、2度の墜落事故を起こした米ボーイングの新型機の運航を 停止するよう大統領令を出しました。 当然、我々トレーダーも事故を予想することは出来ません。 日々トレードをしながら、 チャート上に現れているヒントを 一つでも多く、繰り返しますが一つでも多くのヒントを探し出せるかが勝負です。 大局の方向性と大雑把な目標価格、 中局の実現可能性の高い値幅観測、 目先のチャートの変化による仕掛け、 ヒントが多ければ多いほど、トレードの確実性が高まります。 大循環ストキャスではトップゾーンから下抜けのサインが出ていました。 武器が多すぎて武器に押しつぶされては本末転倒。 再現性の高い武器を手に入れよう。