(1951)協和エクシオ 日足チャート 今日は、初心者の方からメッセージを頂きました。 そこで、移動平均線大循環分析の基本的な考え方を見ていくことにしましょう。 移動平均線は価格が不安定に上下するのを移動平均線を引くことでトレンドの流れを分かり易くするために引きます。 そして、3本の移動平均線を使うことで、もみ合い相場(わかり難い波動)を避けて、 「エッジ」(優位性)のあるところを探し、トレンド(分かりやすい波動)が出ればそこをしっかりと狙うためのツールです。 「買い」にエッジがあるところは、移動平均線の順番が上から 「短期移動平均線」 「中期移動平均線」 「長期移動平均線」となります。そこを「第1ステージ」と呼びます。 「売り」にエッジがあるところは、移動平均線の順番が買いの逆になります。そこは「第4ステージ」と呼...
ユーロドルの日足チャートです。 移動平均線大循環分析で見てみましょう。 ステージは第4ステージですので、下降期となっています。 「売り」にエッジ(優位性)がある状態ですね。 価格が上下するなかで、下降相場の時に節目の高値を結んだ線を上値抵抗線と呼びます。 そして、その上値抵抗線に平行な線を節目の安値のところに線を引きます。 それを、「チャネルライン」と呼びます。チャネルとは元々は水路からきたことばです。 テレビなどのチャンネルもこの言葉から来ています。 余談になりましたが、チャネルラインが出来れば、後はチャネルラインに沿ったトレードを行います。 そして、トレンドに変化が出てくれば価格がチャネルラインの上下どちらかを抜けてきます。 その推移を見ることで、トレンド相場も狙えて、かつ、トレンドの変化にも対応できるというのが...
(2222)寿スピリッツ 日足チャートです。 コードも株価も縁起のよさそうな企業ですよね。 今回の10連休関連銘柄といわれている企業です。 一本だけトレンドラインを入れました。 それまでは、綺麗な上昇トレンドでわかりやすい波動でした。 そこから下降トレンドになってから、わかり難い波動になっています。 チャートは、わかり易い波動→わかり難い波動→わかり易い波動を繰り返す傾向があります。 わかり難い波動が終わって、わかり易い波動になるところを狙いたいですよね。
トヨタ自動車 月足チャート エリオット波動の基本的な部分を見てみましょう。 エリオット波動はフィボナッチを使いチャートの形状から次の展開を予測する分析手法です。 基本形 推進波の5波動(上昇に向けた波動) 「1波、2波、3波、4波、5波」 修正派の3波動(下降に向けた波動) 「A波、B波、C波」 5波動と3波動の8波動がワンセットとなり、この流れが続いていきます。 このチャートの形状が綺麗ですよね。 今回は目盛りを「通常」を「対数」に変えて 対数チャートで表示しています。 右側の目盛りのところをクリックすると、「対数」がありますよね。 エリオット波動分析のとき使うこともありますので、 エリオット波動を使いたい方は知っておきましょう。 ここから、少しずつ「エリオット波動」の世界を紹介していきます。 エリオット波動...
今回はラインチャートでの比較チャートです。 昨年末の安値からの動きの比較チャートです。 上昇率の大きい順にみていきましょう 「ナスダック総合指数」 「ダウ輸送株20種平均」 「S&P500」 「ダウ工業株30種平均」 「ダウ総合65種平均」 「ダウ公共株15種平均」 となっています。 昔、ダウは30種平均以外にも色々とあることを初めて知った時は驚きました。 ダウ理論はこの工業株と輸送株の比較というのもあります。 やはり、値動きを比較するというのは誰もが考えることなのですね。 公共株の直近の動きは他よりは小さいですが、実は今年すでに史上最高値を更新しています。 さて、S&P500も史上最高値更新で、ナスダックやダウ工業株30種平均もあと僅かとなってきましたね。
ビットコインの週足チャートです。 高値と安値からフィボナッチを出しました。 フィボナッチ? 黄金比率ともいいます。 ミロのビーナス、ピラミッド、レオナルド・ダ・ヴィンチのモナリザ、などは黄金比率を使っているといわれています。 身近なところでは、名刺の縦と横の比率も黄金比率ですね。 このフィボナッチ(黄金比率)でチャートを見ると、どこまで上昇(下降)する可能性があるかが予測できます。 まず、チャートの形状で見れば、過去の支持線が抵抗線になることがあります。 次に、下落幅の38.2%戻りや50%戻りなどが意識されますが・・・。 フィボナッチをこれから研究していきましょう。
ドル円 60分足 トライアングルを下抜けし、ロスカットを巻き込み一気に大きな陰線を付けてから、急転換で切り返す。 この流れ、今年の1月3日の流れに似ていますよね。 為替市場では、こういったロスカットを巻き込んだ動きが散見されます。 これを避けるために、逆指値を出さないというのは、リスクが高くなるので推奨は出来ません。 こういった時は致し方ないですよ。 ただ、チャートを見て適切な逆指値を出さなければいけません。 今回であれば、逆指値が約定した後に、大ストの切り返しで仕掛けると決済値よりも安く仕掛けることが出来ます。 当然、今回も逆指値は必須ですよ。 トライアングル下抜けからチャネルラインでサポートされて切り返す。 これが「ザ・相場」といった感じがしますね。
ドル円60分足 昨日の続きです。 60分足で見るとトライアングルを下に抜けてきましたね。 個人的には「上」で見ていましたが、下に抜けてきました。 相場は本当に面白いですよね。 下抜けした瞬間に一気に動きが早くなりましたね。 大きく下抜けてから動いていては遅くなりますので、トライアングルが長くなってくれば、 上下に逆指値を出しておきましょう。 そうすれば、ワンテンポ早く動けますからね。 では、移動平均線大循環分析で見ていきましょう。 60分足は第4ステージです。 240分足は第2ステージです。 日足で見ると第1ステージです。 週足で見ると第1ステージです。 ここから240分足、日足がトレンド転換するとみるのであれば、売り方針で対応でしょう。 60分足だけの調整と見れば、押し目買い狙いでしょう。 皆さんがここからどう見...
ドル円 1時間足 移動平均線大循環分析で見ると、第4ステージと第5ステージでの攻防です。 ルール通りであれば、売りを狙うところであり、買いを狙うところではありませんね。 確かに、ここから相場が崩れることもあるかもしれません。 ここで相場が崩れるとトレンド転換となります。 多くの投資家にとって難しく感じるのが、 トレンド転換とトレンド継続の見極めではないでしょうか。 多くの投資家の方と接していると感じることがあります。 相場が熟成していないのに、直ぐにトレンド転換したと感じて逆張りをするのです。 そして、トレンド継続となった時に順応できずに撤退するのです。 アニメ「一休さん」の言葉に 「慌てない、一休み、一休み」というフレーズがあります。 相場で多いのが中段保ち合いです。 上昇(下降)の途中の休憩の時間帯です。 色...
ドル円 週足チャート 日足チャートと週足チャートの形状を比較することで トレードのヒントを探すことができます。 移動平均線大循環分析(イド大)で見ると、ドル円の日足チャートは第1ステージです。 週足チャートも第1ステージです。 これだけ見ると、大きなトレンドが狙えそうですが、週足の形状を見ると・・・ 200EMAが分かりやすい横這いになっています。 価格が200EMAを挟んで推移しているので、もみ合い相場になっているのがよく分かります。 その時に、意識することは2点あります。 一つ目は、週足がもみ合いになっていることを理解しておけば、トレード期間を短くして対応できる。 二つ目は、週足のもみ合い放れが起きる局面は大きなトレンドが発生する。 もみ合い相場の間は大循環ストキャス(ストキャスティクス)を中心に対応し、 もみ合...
チャートはS&P500ミニの日足チャートです。 今日は週末ですので、チャートも見ながら、 CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)の先物取引におけるファンドのポジション状況も見てみましょう。 今週分だけ見てもよく分からないかもしれませんが、 毎週時系列的に数字を追いかけていくと見えてくるものもあります。 それが、トレードのヒントになることもありますよね。 (データは正確であるよう心掛けていますが、各自でもご確認くださいね。) 4月16日現在の大口投資家(ファンド)のポジション ダウ工業 27459枚(+388枚) S&P500 4195枚(+876枚) 円建日経平均 26658枚(+6074枚) IMM円 -87106枚(-15986枚) IMMユーロ -98023枚(+4175枚) ドルインデックス 28938枚(-...
ポンド/米ドルの日足チャートです。 移動平均線大循環分析では、第4ステージになってきました。 買い方優勢の流れから売り方優勢の流れになってきました。 トレンドラインを引くとトライアングルになっているのが分かります。 今回は赤色と青色の点線のラインを入れました。 上値抵抗線は赤色の点線で全員の意見が一致すると思います。 ただ、下値支持線に関しては、赤色と青色のところで意見が分かれるかもしれませんね。 下値支持線が赤色であれば、「ディセンディングトライアングル」となります。 そして、トライアングル下抜けで、移動平均線大循環分析でも第4ステージですので、 下降トレンド発生となり今年の3月11日の安値を割ってきます。 下値支持線が青色であれば、「下降チャネル」となりますので、 青色の下値支持線を維持している限り再び反発する可...
CAC40の日足ハートです。 フォーメーション分析で、V字型リバーサルとなっています。 細かく見ればW(ダブル)ボトムともいえるかな。 フォーメーションは見た目で直ぐわかるので人気があります。 三尊天井やW(ダブル)ボトム、Wトップなどが有名ですよね。 皆さんも色々なフォーメーションを探してみましょう。
GSR(ゴールドシルバーレシオ)の日足チャートです。 GSRって何?という方もいらっしゃるかもしれませんね。 でも、非常にシンプルな指標ですので大丈夫ですよ。 GSRはゴールド(金)をシルバー(銀)で割ったものです。 本当に簡単でしょ! 金を銀で割った指標を何に使うのか? 景気の先行指標としてウォッチするのですが、 景気動向のバロメーターとして有名なのは、VIX指数です。 そして、カッパー(銅価格)や今回のGSRも同様に景気の動向を見るのに使います。 VIXや銅については、また、次回ということで、今回はGSRを見ていきましょう。 金と銀の価格を比較したときに、金の価格が高く、銀の価格は安いのですが、 銀の価格の方が敏感に動く特徴があります。 そして、景気が良ければ銀の上昇のほうが大きくなりやすいです。(比率として) 景...
日経225 日足チャートです。 トレンドラインを引いていると、トレンドラインをブレイクするもダマシとなることがあります。 3月25日に米国債が逆イールドとなり、日本株も今年最大の下落となりました。 それまでの下値支持線を下抜けしました。 トレンドライン下抜け、移動平均線大循環分析で第3ステージですので、 下降トレンド入り寸前となりました。 そこから、大スト(大循環ストキャス)も切り返し、ステージも第1ステージに戻りました。 青色の点線が新たなトレンドラインとなります。 赤色の点線と合わせると綺麗なチャネルラインとなっているのが分かりますね。 チャネルラインとは下値支持線に対して平行なラインを引き、その中で値動きをすることです。 トレンドラインで取引をすることはありませんが、相場の方向性や流れを確認するには非常に役に立ちま...
(6328)荏原実業 週足チャート 三角持ち合いが大好きな私ですが、 上記のチャート「いかがでしょうか?」とメッセージを頂きました。 素晴らしいチャートです。 このようなチャートを見ると、私はワクワクしますが、投資家泣かせのチャートですよね。 このような複雑なチャートは分析のやりがいがありますが、複雑な波動だけに自身の分析に拘らないことが肝要です。 昨年末の安値、今年1月の高値をどう見るかが焦点になります。 昨年末の安値が調整完了ならば、今年の高値は天井ではなく新たなトレンドの始まりとなります。 そうであれば、今年の三角持ち合いは上に抜けてくるでしょう。そして、年初の高値を更新してきます。 一方で、今年の高値がイレギュラートップ(拡大トライアングル)の戻り天井であれば、 底打ちをしていないことになりますので、昨年末の...
WTI原油 日足チャート 移動平均線大循環分析の基本編です。 移動平均線大循環分析をご存知ない方に向けての記事ですので、理解されている方は読む必要はありません。 相場で利益を上げるためには、トレンドのある相場、大きな流れがあるところで確りととることが重要です。 トレンドの有無を判断するツールの代表選手が移動平均線です。 その移動平均線をさらに進歩させ、分析に革命を起こしたといっても過言ではない 「移動平均線大循環分析」を理解していきましょう。 トレンド相場ともみ合い相場を見分けるには、移動平均線の方向性を見ることです。 トレンド相場の移動平均線は3本の線が上下に拡大しながら動いているのに対して、 もみ合い相場の移動平均線は横ばいで3本の線が狭くなっています。 まずは、この違いを理解していきましょう。 そして、第1...
ドル円240分足 ドル円の日足チャートを移動平均線大循環分析(イド大)で見ると、第1ステージが維持されています。 240分足は第4ステージまで下がっていました。 前回大循環ストキャス(大スト)の「売り」サインが出てからイド大でも反落していましたが、 今度は大ストでの「買い」サインがでました。 さらに、上値抵抗線を引いた線(トレンドライン)を上抜けてから切り返しており イド大でも第1ステージに移行しました。 やはり、大スト+αのサインとなると精度が上がりますね。 240分足で見ると、大ストがトップゾーンに届いていますので、通常は決済のサインとなります。 しかし、個人的には決済はしません。 なぜなら、日足がイド大で第1ステージを維持、200日EMAでもサポートされています。 また、240分足でもイド大が第1ステージになっ...