GOLDはパウエル発言によるドル高の影響を受けており下落中です。昨日は金利先高感についての発言がありましたし、本日も「米ドルは世界の外貨準備主要通貨として唯一ふさわしい」という発言もあり、さらに米ドル高を演出しています。 GOLDの日足での環境認識は、意識されている800MAで下支えされて反転上昇を疑う時間帯。まだしっかりとしたトレンドは発生していないため、積極的に買っていくわけにはいきませんね。 1815と1820にPUT(売り)オプションが集中しており、なかなか上がりにくい状況が続きますが週末にはSQがあり、1825からはCALL(買い)オプションが優勢になっていきますので、上昇が現れるのは週明けになるでしょう。1815近辺で少ない買いのロットを仕込んで待つか、週明けでも十分間に合います。
昨日はパウエルFRB議長の議会証言待ちの時間帯でした。内容としては終始強いタカ派発言でした(米ドル買い)。金利は6%台もありうるというアナウンスでしたので、特にサプライズというわけではありません。 0時ころから米ドル買いで反応しましたので、あとはどの通貨ペアであっても米ドル買い方向に攻めればよい流れです。私はUSDCHFドルフランの買いを仕掛けておりました。 USDJPYドル円に関しては、昨日の勢いも継続しており明日(3/9)期日のオプション138.00円にそのままタッチしに行く可能性があります。
今週は、週末に日銀金融政策や米雇用統計を控えており動きにくい時間帯であることは事前にわかっておりました。日足でも横ばいが確認できます。 環境認識は、確定したレンジであり、レンジ戦術をいくつか組み合わせる必要があります。 さらには、136円に週末期日のオプションがあるため、基本的には週末まで手控える戦略です。 やるとすればレンジの上辺・下辺を利用したレンジ戦術ではなく、136円から30~50pips程度離れたら戻る流れを取る戦術がよいでしょう。 ストキャスやMACDなどのテクニカルではタイミングが合わせづらいため、アラートを設定して裁量トレードをするしかありません。
GBPUSDポンドドルは1.2400に何度も上値を止められております。2月は0.5%の利上げをすでに織り込み英国債の金利は下落傾向ですので、ポンドにとっては下押し圧力。明日が実質的な月末で、来週はFOMCも控えていますので基本的に上にも下にも動きにくいですね。2月以降は利上げペースを鈍化させる予定とも言われています。投機筋のポジションも売り越しが増えており、上値が重いもう一つの理由にもなっています。中長期的には下がっていくと思っておりますが、短期的には読みにくい状況です。
来週は、月末月初をはさんで様子見ムードでスタートの可能性があります。 ▶USDJPYドル円 ドル円は800MAに回帰していく下落トレンド(米ドル安)の最中ですが、2月2日(早朝)にはFOMCを控えており、利上げペース鈍化が見込まれているので、事実(fact)を確認してから動きについていきたいところ。とはいえ何が起こるかわからないため、日足のダウントレンドラインを上にブレイクしていく可能性も見込んでおきましょう。 ▶他通貨...
AUDUSD豪ドルは800MAにほぼ到達。環境認識はN:ニュートラルフェーズです。戦術もN:ニュートラルフェーズの戦術を選択していきましょう。しばらくは買い圧力がかかり続けますので、基本的には短期デイトレードの買い戦術が中心になりますが、急騰が起こった場合には、逆張りで売っていくことも検討します。基本的にはニュートラルで方向感が無い中でプレイするということを念頭に置きましょう。
ビットコインの採掘難易度(ディフィカルティ)から算出される標準ビットコイン価格は16700ドル~18500ドルと考えられます。※価格に幅があるのは効率的な採掘者(マイナー)(注2)と非効率なマイナーが存在するためです。 2022年の年末から2023年1月のビットコイン価格とディフィカルティから算出される価格(MDRP:採掘難易度相対価格)の比較チャートを見ると、不採算ラインで反転上昇していることがよくわかります。 見た目上、ビットコインが上昇したことは誰でもわかります。今後は、どこまでいくのか?どこで買えばいいのかが重要であり、それも合理的な根拠にもとづいてすでに決まっています。すでに買いを仕掛けていく状況ですしポジションを持っていますが、買い増しのタイミングを随時お伝えしていきたいと思っております。
先日の話。量子コンピューターが個人でも買えるようになりました。当然ながらビットコインのマイニングにも使われていくでしょう。いままでのGPUによる採掘(マイニング)は過去のものに。難易度(ディフィカルティ)つまり、ブロックを生成するための計算難易度はどうなっていくでしょうか?
本日は米CPI(消費者物価指数)の発表(日本時間22:30)がありますので、トレードは手控えたほうが良いでしょう。先日のFRB議長パウエルさんの講演でも明確な米金利の方針は聞かれませんでしたので、非常に注目が集まっています。なにが起こるかわからないですので、一か八かどちらかに張るのはリスクが高いトレードになります。 環境認識としては、長い下落に対する戻りの上昇も一旦横ばいとなっておりニュートラルです。明日(13日)期日の大きなオプションもまさに今いる場所1.0750に設定されていますので、上にも下にも動きにくくなっています。 昨日はユーロクロスが動きましたが、EURCHFユーロフランがそれを主導しており、対ユーロでフランが大きく動く特徴的なものはスイス中銀の介入の可能性が高いでしょう。テクニカル的にもユーロフランは上方向で...
中国の元はドルに対して高くなっており、日足の800MA(黒い線)にほぼ戻ってきています。あと少しでニュートラルなフェーズに入るでしょう。そこから上昇または下落トレンドのスタートを疑っていきますが、 ロシアがルーブルの介入を発表しております。まずは中国元を売りルーブル買い介入をするとのことです。徐々に中国の元は対ドルでも下落していく(USDCNHのチャートは上昇)可能性があります。 あくまでも800MAにタッチし、テクニカル的にも高値安値を切り上げはじめてから本格的に仕掛けますが、中国の元は監視通貨に入れておきます。
本日は本邦勢が成人の日でお休みであり、単体の休みではなく三連休ということで流動性は低いでしょう。アジア時間のポジションを引き継ぐ欧州時間もその影響を受けます。USDJPYドル円は、あさって(1/11)期日のオプション132.50円へ収束しています。 基本的に戻り売り目線ですが11日以降に短期的に売っていきます。 来週に日銀金融政策発表も控えておりますので手控えムードになり、もう少々133.50円付近まで上昇する可能性もあります。売りをホールドすると以外に踏み上げられて上昇に捕まるリスクに注意したいところ。
金(GOLD)は1850ドルに本日期日のOPオプションのOI:オープンインタレストがありますので、今週はそこを中心に上下動しており、現在は下方向からそこに向かう展開です。仕込んで来週13日くらいまで持つか、本日短期的に買って利確してもよいでしょう。
USDJPYドル円は昨年末にかけて急激に下落しておりましたが、130円の節目に当って一旦下落が終わりました。しばらくは戻りの上昇を試す時間帯です。まずは週末(1月6日)期日の133円がターゲットであり、週明けはさらに136円をトライする流れになるかと思います。昨年の下落に対して相当の戻りが発生する可能性が高いためです。
EURAUDユーロオージーは過去にも日足の800MAが機能しております。今回も長らく続いたダウントレンドサイクルが日足の800MAに到達して終了しています。現在はまだニュートラルなフェーズ。まずは①の安値が出来上がるのを待つ時間帯ですが、短期的に売っていってもよいでしょう。②の高値が出来上がってフェーズ1を疑う状況になってから本格的に目線を下にし、売りの戦術を検討していきます。 金などコモディティが上昇しており、ドルストレートの中でもオージーの強さが増してきております。他のドルストレートとのクロス取引に好機が出てきそうです。普段は主要な通貨ペアのみで十分利益を得られますが、マイナーなクロス通貨も活発にうごいていますので日常の監視対象銘柄にしていきましょう。
FIFAワールドカップ決勝をご覧になったみなさま、おはようございます。 素晴らしい試合でしたね!と感動すると同時に、どちらが優勝してもおかしくないような戦いでした。 トレードはそんなシビアな世界でなくて良かったなと思う次第です。トレードは96%が技術ですので、強敵とか、運とか、ちょっとした力の差でライバルに負けるということがありません。淡々とトレードするだけ。しかもTradingViewという強力なツールを味方にして。 さて、金GOLDはボラティリティが高く非常にトレーダブルです。年内のゴールドのオプションは12/27がピークであり、1800ドルにアクティブなオーダーが集中しています。とくにその価格帯ではPUT(売り)のオプションが増加し、CALL(買い)のオプションが減ってきています。戦略としては1800に近づいたら売...
USDJPYドル円は、政府、日銀の連続的なアナウンスにより下落が加速しました。 とはいえ当初の予定通り。 長く続いた上昇に対する戻り(の下落)がターゲット130.00円にほぼ到達しています。もう少しありますが。 そこから更に下落するかどうかですが、ドル円の上昇のきっかけとなった原因が解消されたかどうかを注視しましょう。 TVC:US01...
EURUSDユーロドルは1.0500に向かって押し目を形成する下落流れ。そこは直近の上昇に対してフィボナッチ・リトレースメントの50%戻しの付近でもあります。基本的には押し目買いを狙いますが、タイミングが合えば下落の流れも取りたいですね。 ⬛トレーダーの手法とは? 手法とは、トレードアイデアを立案するために必要十分な情報を得るための手順およびツールの総称であり、戦術=手法ではありません。戦術は手法の一部でしかないのです。