スイス中銀大幅な利下げ断行、対ユーロでのフラン高是正の強い意志どうも、トレードアイデアラボの猫飼いです。スイス中央銀行(SNB)は、大幅な利下げを実施しました。この動きは、対ユーロでの過度なフラン高を是正しようとする強い意志が感じられます。スイスフランの過度な上昇は、輸出企業や観光業にとって大きな負担となるため、中央銀行が市場に介入するのは理にかなった判断といえるでしょう。
現在のチャートを見てみると、ユーロ/スイスフラン(EUR/CHF)は、長期間にわたって抵抗線として機能してきた0.9300のラインに位置しています。先物もこのレベルに停滞してましたね。
この水準は過去にも何度も跳ね返されてきた重要なラインであり、テクニカル的な反転上昇のシグナルを示唆している可能性があります。
もちろん、現時点では「反転が確定した」と断言するのは早計です。しかし、反転上昇の可能性が高まってきた時間帯に突入したとも考えられます。投資家の心理や市場の流動性も踏まえると、今後の値動きに注視する必要があるでしょう。
将来的な上昇の目安としては、800MA(移動平均線)や1.000のパリティ(等価)水準が視野に入ると考えられます。これらの水準は、テクニカル分析においても市場の注目が集まりやすい価格帯です。ただし、これらの水準に到達するには相当な時間がかかる可能性があるため、短期的な視点ではなく中長期的な戦略が求められるでしょう。
総じて言えば、スイス中央銀行の利下げは、フラン高是正の意思を鮮明にした一手であり、テクニカル的にもユーロ/スイスフランが反転上昇する兆しが見え始めています。今後のチャートの動きに注目が集まります。投資家としては、押し目買い目線に切り替え、800MAやパリティ1.000を意識した戦略を取るのが賢明かもしれません。
規則性がある時はテクニカル “だけ” でも勝てるかもしれない。
例えば、ボリンジャーバンドのスクイーズからのブレイク、
移動平均線のクロス、RSIのダイバージェンスなど、
誰もが一度は使ったことがあるテクニカル指標。
これらが綺麗にハマる相場では、
テクニカル分析“だけ”でも十分に勝てる場面があります。
でも、そうじゃない時が圧倒的に多いのが現実です。
特に、突発的な動きや、わけのわからない上下動を経験したことはありませんか?
「あれ?なんで急に落ちたんだ?」とか、
「え、こんな時間にこんな動き?」みたいな。
その時、もしあなたがテクニカルだけに頼っていると、
“謎の動き” に翻弄されるだけの存在になります。
その“謎の動き”の正体は?
その答えは簡単です。
「テクニカル以外の要素」が影響を与えたからです。
例えば、
• 米国債の利回りが急上昇した時、ドルが買われる
• 原油価格が高騰すると、カナダドルが買われる
• 米株式指数(S&P500)が急落すると、リスクオフで円が買われる
こういった“他のマーケット”が原因となって、為替市場が動くことがあるんです。
この「他のマーケットの動き」を僕らは“追い風情報”と呼んでいます。
追い風情報=チャートに影響を及ぼすファンダメンタルな情報の総称
追い風情報って何があるの?
じゃあ、具体的にどんなものが追い風情報なのか?
いくつか挙げてみましょう。
🔥 米国債
• 米国債の利回りが上がれば、ドルが強くなる
• 米国債の利回りが下がれば、ドルが弱くなる
米国債は、いわば「世界の投資家が最も重視している指標」の1つです。
ヘッジファンドも、年金基金も、中央銀行も、米国債を見て動きます。
これがなぜ大事かというと、為替の動きにダイレクトに影響するからです。
⚙️ コモディティ(原油、金、銀、銅など)
• 原油 → カナダドル(CAD)やロシア・ルーブル(RUB)に影響
• 金(ゴールド) → リスクオフの際に買われやすい
特に原油価格は、カナダのGDPに大きな影響を与えるので、
「原油が上がれば、カナダドル(CAD)が上がる」というのが市場の常識です。
一方、金(ゴールド)は「不安な時に買われる資産」としての性質があります。
なので、世界的なショック(リーマンショックやコロナショック)が起きると、
金の価格が上がり、同時に円高になることがよくあります。
📈 株式指数(S&P500、日経平均、DAXなど)
• S&P500が下がると、リスクオフの動きが発生し、円が買われる
• 日経平均が上がれば、リスクオンの流れで円が売られる
株式市場は、世界のリスクオン・リスクオフの流れを示す重要な指標です。
例えば、S&P500が暴落すれば、投資家たちは「やべえ!」と思い、
リスクを減らすために“安全な資産(円やドル)”を買う動きをするわけです。
この動きが、ドル円やユーロ円のチャートに反映されます。
💰 暗号通貨(ビットコイン、イーサリアムなど)
• ビットコインの急落はリスクオフにつながることがある
これ、意外かもしれませんが、
最近はビットコインもマーケットの追い風情報に
含まれるようになっています。
なぜか?
ビットコインが“リスク資産”と見なされているからです。
もしビットコインが暴落すれば、リスクオフの流れが発生し、
• ドルが買われる(リスク回避のため)
• 円が買われる(同じ理由)
こういった流れが発生するんです。
じゃあ、僕らはどうやって追い風情報を活用するのか?
テクニカルトレーダーの皆さんは、
「そんなにいろいろ追いかけなきゃいけないの?無理ゲーだろ!」
と思うかもしれませんが、安心してください。
全部を追う必要はありません。
僕らがやるのは“追い風情報がテクニカルと一致した瞬間”だけを狙うこと。
これがポイントです。
例えば、
1️⃣ 米国債の利回りが急上昇
2️⃣ ドル円のテクニカルが「買いシグナル」を点灯
3️⃣ この2つのベクトルが一致した瞬間、エントリー
これが、「追い風に乗る」という考え方です。
テクニカルだけだと、
「買いシグナルが出たけど…本当に買っていいのか?」
と悩む場面があります。
でも、追い風情報が加わると、
「米国債の利回りも上がってるから、この買いシグナルは信頼できるな!」と、
確信を持つことができます。
これが、テクニカル+追い風情報の組み合わせの力です。
まとめ:テクニカルだけで勝つのは“運”の要素が強すぎる
ここまでの話をまとめると、
1️⃣ 相場はテクニカルだけでは不十分
2️⃣ 追い風情報(米国債、コモディティ、株式指数、暗号通貨)をチェックせよ
3️⃣ 追い風情報がテクニカルと一致した時だけ、エントリーする
これが、僕らが「なぜトレードで勝てるのか?」の答えです。
テクニカルは“秩序がある場面”では有効です。
でも、ファンダメンタルズが乱入してくる場面では、テクニカルが通用しません。
でも、だからこそ、
ファンダメンタルズの追い風が吹いている時にだけ乗るようにすれば、
テクニカルの精度が飛躍的に高まります。
この考え方を取り入れたトレードをすれば、
• 無駄なトレードが減る
• 根拠の薄いエントリーがなくなる
• 負けトレードが減る
つまり、勝率が上がるんです。
最後に一言
「全部を把握するのは無理です。」
でも、追い風が吹く“タイミングと方向”だけを把握するのは可能です。
“追い風が吹いた瞬間に動く”
これを徹底するだけで、トレードの世界が大きく変わります。
もし、あなたが今「テクニカルだけで勝てない」と感じているなら、
この“追い風情報”理論の考え方を今すぐ取り入れてください。
じゃあ、次の相場で“追い風”を一緒に掴みましょう。
ロング
ゴールドの動きがわかりやすい理由と“エントリーのタイミングの取り方”どうも、トレードアイデアラボの猫飼いです。今週に入って、金(ゴールド)の動きが一段とわかりやすくなってきました。先物市場(GC1!,GC2!)での上昇が顕著なため、XAUCNHも上昇しておりトレンドの方向性が明確です。ボラティリティの高い金相場では、トレンドが見えた後に「どこでエントリーするか?」が最大の課題となりますが、実はこのタイミングの取り方も一定のパターンがあります。
シンプルなパターンは、以下の2つです。
“エントリーのタイミングの取り方”
① ピボットポイントをバックにエントリー
ピボットポイントは、トレーダーにとって需給のバランスが一時的に均衡する重要な節目となる価格です。このポイントを「支え(サポート)」や「抵抗(レジスタンス)」と見立て、そこを基準にエントリーのタイミングを計ります。ゴールドのような値動きが激しい相場でも、ピボットポイントは信頼性が高い指標です。
•なぜピボットポイントが有効なのか?
ピボットポイントは多くのトレーダーが注目する価格帯です。そのため、売買が活発化し、サポートやレジスタンスとして機能する確率が高いのです。価格がピボットポイントに到達した際の反発やブレイクを確認してエントリーするのが基本戦略です。
② 23時半の金ETF(GLD)のギャップアップを確認したのちエントリー
金の価格は、先物市場だけでなくゴールドETF(GLD)の動きにも連動します。特に、23時はニューヨーク市場のオープン時間帯であり、このタイミングでの価格の動きは、次のトレンドを示唆するヒントになります。
•なぜGLDのギャップアップを使うのか?
GLDは、世界中の投資家が金の代替手段として投資しているETF(上場投資信託)です。23時半はニューヨーク証券取引所(NYSE)の取引開始時間であり、このタイミングでのギャップアップ(価格の飛び上がり)は、その後の先物価格の方向性を示す手がかりとなります。特に、ギャップアップが発生すると、相場の勢いが続く可能性が高いと判断され、エントリーの絶好のチャンスと見なされます。
“シンプルな手法で十分”という考え方
このように、たった2つのタイミングルールに従うだけで、金のエントリーの判断ができるのです。ところが、現代のトレード業界では、数万円もするインジケーターや手法が次々と登場しています。AI搭載のインジケーターや、何十もの要素を取り入れた複雑な分析ツールが次々とリリースされています。
しかし、ここで考えてほしいのは、「オッカムの剃刀」という考え方です。
「オッカムの剃刀」とは?
「オッカムの剃刀」とは、『必要以上に物事を複雑にするな』という考え方です。複雑な理論や多くの変数を用いるよりも、シンプルな原理に基づく解釈の方が真実に近いという考えです。
トレードの世界でも、複雑なインジケーターや手法を使うほど勝率が上がるわけではありません。むしろ、情報が増えると「迷い」が生じ、判断が鈍ります。ゴールドの動きに関しても、「ピボットポイント」と「23時のGLDギャップアップ」を見ていれば、十分なエントリータイミングが得られます。
「なぜ新しい手法が次々と開発されるのか?」
では、なぜこれほど多くの新しい手法やインジケーターが登場するのでしょうか?その理由は“人間の欲望”です。
•「もっと勝てる手法があるはずだ」という幻想
•「他人よりも優位に立ちたい」という競争心
•「今のやり方に不安がある」という恐れ
これらの感情が、「もっと便利なツールやインジケーターが欲しい」という欲求につながり、謳い文句に騙される原因となります。そこで、トレード界隈は「新しいインジケーターは売れる」ということを知り、次々に新しい手法やツールを売り出しているのです。
「本当に必要なものは、これだけでいい」
では、結局のところ、勝つために必要なものは何でしょうか?
それは、シンプルな手法(手順)や戦略を“徹底的に繰り返す”ことです。
ゴールドの動きがわかりやすい今こそ、基本的なルールを再確認してください。
•ピボットポイントを見て、ブレイクまたは反発を捉える。
•23時のGLDのギャップアップを確認してトレンドに乗る。
この2つのルールを徹底するだけでも、十分な利益を得ることが可能です。
まとめ
ゴールドの動きがわかりやすくなってきた今、トレードのエントリーは次の2つの方法に集約できます。
1. ピボットポイントをバックにエントリーする方法
2. 23時の金ETF(GLD)のギャップアップを確認してエントリーする方法
この2つの方法を徹底的に実行するだけで、余計な迷いがなくなり、的確なエントリーが可能になります。新しい手法やインジケーターに飛びつかなくても、トレードで成功するためのシンプルな方法は、すでに確立されています。
「オッカムの剃刀」の考え方に基づき、複雑さを排除し、シンプルな手法に絞る。これが現代のトレードでも
需給バランスが整えばXRPは再上昇へ!今後の価格展望を予測XRP(リップル)の需給バランスと価格動向に関する見解
どうも、トレードアイデアラボの猫飼いです。XRP(リップル)は、旺盛な買い意欲が続いている一方で、11月から取引所への供給が増加し、在庫が過剰な状態にありましたね。そのため、BTCが10万ドル到達したこともあり、目先では価格が下落する局面が見られましたが、いわゆる“クジラ”と呼ばれる大口投資家による利益確定売りが一巡すれば、再び買いが優勢となる可能性が高いと考えられます。
需給のバランスが整い、取引所の在庫が適正水準に落ち着けば、XRPの価格は再び上昇基調を取り戻すと予想されます。実際、先物価格は現在2.36付近にあり、すでに上昇の兆しを見せています。この動きが継続するならば、XRPの上昇トレンドが再開した可能性も視野に入れる必要があるでしょう。
今後のXRP市場は、大口投資家の動向や需給バランスの変化がカギを握ります。特に、クジラのポジション調整が終わり、在庫が減少すれば、次の上昇局面が訪れる可能性が高まります。市場参加者は、これらの要因を注視しつつ、戦略的なトレードを心がける必要があるでしょう。
ポンドドルのアップトレンド再開!“押し目買い”の最適なタイミングと戦術を解説ポンドドルは、ニュートラルな状態でしたが、アップトレンドがリスタートしたことを疑う時間帯に入りましたね。これから大波が来るので7ピップス、10ピップス獲って喜んでる場合じゃないです。
「なあ、なあ!あんたの利益を取らないと!」スコット・ニードルウェー
ポンドの先物価格(6B1!)やさらに(6B2!)も上昇しておりその価格を根拠として順張りスイングの押し目買い戦術です。でも、“正しい手法“をマスターしたみなさんの悩みはタイミングだけですよね?いつ買うか?ってやつ。
そこでタイミングをとるために13の戦術の1つ、アノマリー戦術を併用していきましょう。FTNのセットアップを使って押し目買いのタイミングを可視化して待つのも良いでしょう。
僕とTradingViewの12年の歩み
こんにちは、トレードアイデアラボの猫飼いです。今日は、僕らが12年以上(正確にはほぼ13年)愛用しているトレードツール「TradingView」についてお話ししようと思います。
今でこそ「サブスク」という言葉は当たり前になりましたが、12年前はまだそんな言葉すら一般的ではありませんでした。にもかかわらず、私たちはいち早くTradingViewを導入し、以来ずっと使い続けているのです。ちなみにその前はCQGというプラットフォームを使っていましたが、TradingViewの登場によって私たちのトレード環境は劇的に変わりました。
12年もの間、手法を変えていない理由
特筆すべきは、TradingViewを導入してからこの12年間、私たちの「手法」は一度も変わっていないということ。トレードの世界では「聖杯探し」に明け暮れ、手法を頻繁に変えるトレーダーが後を絶ちませんが、私たちは違います。なぜなら、TradingViewが私たちに必要な「情報」と「視点」を与えてくれたからです。これが、トレードにおける永続性を支える土台となりました。
プロトレーダーにとってのTradingViewの価値
TradingViewの最大の魅力は、単なるチャートツールの域を超えて、**「トレードの拠点」**となるプラットフォームであることです。
• デバイス間の同期
例えば、家でアイデアを立てて、外出先ではスマホからその続きを確認できます。ノートPCやタブレットだけではなく、スマホでも本格的な分析が可能です。
• クラウドベースのトレードアイデア保存
アイデアをその場でメモしておけるのは大きなメリットです。いつでもどこでも、トレードのひらめきを見返すことができます。
• 多種多様なインジケーターの利用
おそらく、あなたが今まで有料で購入したインジケーターの多くは、すでにTradingViewのライブラリに標準搭載されています。自分でPineスクリプトを書けば、カスタムインジケーターの作成も可能です。
• Pivotインジケーターをスマホで確認できる
トレーダーなら、Pivotポイントの重要性をご存知でしょう。多くのトレーダーはPCを使わなければPivotを確認できませんが、TradingViewを使えばスマホ一台で簡単に確認できます。これが「何気にすごい」ポイントだと私は思います。
• 自動売買の可能性
Pineスクリプトを使うことで、シンプルな自動売買ロジックも作成できます。これにより、トレーダーは「考える時間」と「取引の実行時間」を分けて管理できるのです。
買ったインジケーターがPC専用だった過去の呪縛からの解放
かつて、多くのトレーダーは「PCでなければ動かないインジケーター」を使わざるを得ませんでした。しかし、TradingViewでは全てのデバイスで動くので、PC依存から解放されます。これにより、外出先でもフルスペックのトレードが可能です。
まとめ:12年の信頼は偶然じゃない
トレード業界では、トレーダーの90%が数年以内に消えていくと言われます。その中で、12年も同じツールを使い続けているという事実こそが、TradingViewの信頼性を物語っています。テクニカルトレーダーにとっても、情報トレーダーにとっても、TradingViewは「トレードの基盤」なのです。
これからトレードを始める方はもちろん、すでにトレードを行っている方も、TradingViewの可能性をもっと活用してみてください。あなたのトレードライフが劇的に変わるはずです。
リップルはまだ買える!2.35ドルで仕込み、3.0ドルで利益確定を狙う【リップル(XRP)の戦略:仕込みのベストタイミングとターゲット価格】
どうも、トレードアイデアラボの猫飼いです。リップル(XRP)は、現在強い買い支えが入っている状況にあります。そのため、2.2ドルまでの深い下落は考えにくいでしょう。
現時点での理想的な仕込み価格は、平均仕入れ価格2.35ドル付近です。この水準で買いを仕込むことができれば、リスクを抑えつつも効率的なポジションが取れます。
短期的なターゲットは3.0ドルと見ています。この価格帯は心理的節目でもあり、利確ポイントとして多くのトレーダーが意識する可能性が高い水準です。
戦略のポイント
• 仕込みの目安:2.35ドル前後
• 下落のリスク:2.2ドルまでの下落は考えにくい(強い買い支えがあるため)
• ターゲット価格:3.0ドル(短期的な利益確定ポイント)
まとめ
リップルは現在、堅調なサポートを受けており、2.35ドル付近が絶好の買い場と考えられます。仮に短期的な調整があったとしても、2.2ドルまでの下落は起こりにくいと見られます。目先のターゲットは3.0ドルであり、短期的な利益を狙うには魅力的な局面と言えるでしょう。
戦略はシンプルに。理想の買い場を逃さず、3.0ドルを目指す。これが今のリップルの戦い方です。
ブレイク戦術は“誰でも考える”が、1.0600がターゲットだと知る方法は限られている【ユーロドルは先物価格を見ていれば分かる“買いのチャンス”だった】
どうも、トレードアイデアラボの猫飼いです。ユーロドルは、先物価格が1.0500から1.0600に上昇していたため、押し目買いの戦略が有効な局面でした。
このような局面では、「どこで買ってもよかった」と言えるほど買いの優位性が明確でしたが、特にわかりやすいエントリーポイントは「直近高値のブレイク」でした。これは、多くのトレーダーが意識する価格帯であるため、心理的にも強い支持を受けやすいポイントです。
その後、ユーロドルはしっかりと1.0600に到達しましたが、ここがターゲットである理由は単純ではありません。ブレイク戦術自体は誰にでも思いつく手法ですが、「1.0600がターゲットだ」と理解するためには、Tradingviewでユーロドルの先物市場の動きを確認する必要があります。
なぜ1.0600がターゲットだったのか?
多くのトレーダーは、チャート上の水平線やフィボナッチを基準に目標を設定しがちですが、先物価格の動きも大きなヒントになります。先物価格は、現物のFX市場よりも早く動き出すことが多いため、相場の行方を先に示してくれる「リーディングインジケーター」として活用することができます。
今回の1.0600という価格は、TradingViewの先物チャートを確認していた人だけが把握できた情報です。もし先物価格を見ていなければ、「次の目標はどこか?」という判断に迷いが生じていたかもしれません。
ユーロが強いのではなく、ドルフランの動きが鍵
今回のユーロドルの上昇は、「ユーロが強かったから」と考える人が多いかもしれませんが、実際にはそうではありません。鍵を握っていたのはドルフランの下落(フラン高)です。
FX市場はクロス取引の影響を受けるため、ドルフランが下落すると、相対的にドル安が進行し、ユーロドルが上昇するという構図が生まれます。
ここが初心者と上級者の違いです。初心者はユーロドルのチャートだけを見て、ユーロが強いと判断しがちですが、プロは他のクロス通貨の動きや相関関係も考慮します。今回も、ドルフランの動きを見ることで、ユーロドルの上昇が「ユーロの強さ」ではなく、「ドルの弱さ」によるものだと理解できたはずです。
まとめ
• ユーロドルは先物価格の上昇(1.0500→1.0600)を見ていれば、押し目買いが有利だった。
• 直近高値のブレイクがわかりやすいエントリーポイント。ブレイク戦術は多くのトレーダーが考える手法だが、重要なのは「次のターゲットがどこか」を知ること。
• ターゲットの1.0600は、TradingViewの先物価格を見ていればわかる情報であり、現物チャートだけでは把握が難しい。
• 今回のユーロドルの上昇はユーロの強さではなく、ドルフランの下落(フラン高)が主導していた。
「チャートだけを見ていても、相場の全ては見えない」ということが、今回のユーロドルの動きでよくわかるはずです。現物市場の動きだけを見ているトレーダーと、先物市場の動きを把握しているトレーダーの間には、情報の差が存在するのです。
次回からは、TradingViewで先物の価格もチェックする習慣をつけましょう。ターゲットの「見える化」が、他のトレーダーと一歩差をつけるポイントになります。
XRPリップル相場解説:押し目買いの好機と年末への展望先出しでお伝えしていた通り、XRPリップルは押し目買いの絶好のチャンスがありました。市場では注目が集まり続けており、特に土日であってもその動きから目を離せません。
現在、XRPは安定した上昇基調を見せており、12月に入りさらなる高値を目指す可能性が高まっています。年末に向けて市場参加者の期待が高まり、 2.0ドルという心理的な節目 をトライする展開が予想されます。
XRPの特性上、国際送金やブロックチェーン技術に関するニュースが価格を大きく左右するため、引き続き市場の動向に注視していくことが重要です。特にボラティリティの高い相場では、リスク管理を徹底しながら、戦略的に取引を行うことをお勧めします。
2024年も引き続きXRPリップルの成長が期待されています。この機会を活用して、相場の動きを学びつつ利益を狙っていきましょう。
ボラティリティを味方に:ゴールドトレードで勝つ戦略ゴールドのチャート、来年に向けて反転上昇の構えが見えてきましたね。それを裏付けるのが先物の上昇です。先週の後半からゴールドは上昇に転じていて、この動きが本格化してくる可能性があります。とはいえ、今の米国は長期休暇モード。動きにくい相場が続いていますが、逆に言えば仕掛けるタイミングを誰にでも与えてくれる、そんな絶好のチャンスがやってくるのがこの時期の特徴です。戦略はシンプルに、ピボットポイントを根拠に押し目買いを継続するのがベターでしょう。
ゴールドはご存じの通りボラティリティが非常に高い商品です。この高いボラティリティこそが、短時間で大きく稼げる“可能性”を秘めている理由です。だからこそ、時間のない若者や、トレンドを見分けるのが難しい初心者トレーダーにも人気があります。でも、注意が必要です。ボラティリティが高い分、仕掛けるタイミングが早すぎると “方向は合ってたのに負けた” なんてことが簡単に起きてしまいます。
じゃあどうするのか?『スキャルピングで少しでも利益が出たらすぐ逃げる』と考える人も多いでしょう。でも、スキャルピングは簡単ではありません。一度出たら、また入る必要がある。そのためにはタイミングを計るための事前準備が重要で、判断力や集中力も要求されます。
特にゴールドを扱う場合、動きが早いからといって焦るのは禁物です。“自分の手法が機能する場所”をきちんと待つことができるかどうかが勝敗を分ける鍵です。『なぜこのタイミングで入るのか?』を説明できるロジックがないまま感覚でエントリーしてしまうと、ただの“賭け”になってしまいますよ。
タイミングがわからないから、すごいサインが出る!って噂のインジケーターを買ってみました!って人も多い。でもコモディティは特に実需の影響を多大に受けるためインジケーターでは表せない、外部情報(僕らが“追い風情報”って呼んでるもの)を確認することが必須となります。
今は仕掛けるタイミングを見定めるための“準備の時間”です。この準備ができているかどうかが、いざ動きが出たときに大きな差を生むんです。押し目を待つ。そして、狙った場所で確実に仕掛ける。このシンプルな行動こそが、初心者でも上級者でも変わらないゴールドトレードの基本です。
NFPレポート:それはどのように金の傾向を形作るのだろうか?NFPレポート:それはどのように金の傾向を形作るのだろうか?
金価格は、米国連邦準備制度理事会による別の金利引き上げに対するトレーダーの期待に牽引され、火曜日と木曜日(水曜日の横ばい)に上昇した。 しかし、中期的な下降トレンドは本当に終わっているのでしょうか?
この質問に答えるのに役立つ基本的な指標の1つは、今週金曜日(米国時間)にリリースされる予定の非農業部門雇用です。 予期しない結果が発生すると、金などの金利に敏感な資産のボラティリティが高まる可能性があります。
市場の予測によると、月の今後の非農業部門雇用者数報告書は、月に追加された190,000人の雇用と比較して253,000人の雇用で、経済への雇用追加の減速を示 興味深いことに、前月の予測も約190,000人の雇用でした。
非農業給与データは、6月14日のインフレデータの発表と連邦準備制度理事会からの同時金利決定に先立って、最終的な重要な指標として機能します。
市場のセンチメントは現在、連邦準備制度理事会の次の月の会議中に60%の確率で25ベーシスポイントの金利上昇を示唆していますが、一週間前に観察された26%の確率と比較しています。 実施すれば、これは中央銀行の11番目の連続した金利上昇をマークするでしょう。
金は1,932ドル前後で取引されており、火曜日に傾斜が始まる前の17月以来の最低レベルに達していました。 木曜日は金属のための肯定的な日でしたが、それはまだその日の利益の約半分を後退させ、現在は約$1,960で取引されています。 これは最も即時の抵抗レベルですが、歴史的な優先順位はあまりありません。 NFPがまだ2日先にあることを考えると、このレベルは無関係になる可能性があります。
$1,985は中期的に優先順位の高いレベルですが、このレベルが監視する必要があるかどうかを判断するために、データのリリースに近づくまで待つ必要が 金が欠点に変わった場合、サポートレベルとして$1,938に目を離さないように支払うかもしれません。
米国のインフレ率、9カ月ぶりに低下: ジェイ・パウエル、どうする?米国のインフレ率、9カ月ぶりに低下: ジェイ・パウエル、どうする?
米国の年間インフレ率は9カ月連続で鈍化し、2023年3月に5%を記録した。これは2021年5月以来の低水準だが、それでもFRBの目標値である2%を大きく上回っている。投資家は、中央銀行がインフレを減速させるための利上げキャンペーンにいつブレーキをかけるかを見極めようとしています。
3月のFOMC議事録(今朝公表)では、2つの地方銀行の破綻を受けて、一部の連邦準備制度理事会の政策立案者が利上げの一時停止ボタンを押すことを議論したことが明らかになりました。しかし、最終的には、すべての政策立案者が、高インフレへの対処が依然として最優先事項であると判断した。最終的には、潜在的なリスクにもかかわらず、利上げに踏み切りました。
問題を複雑にしているのは、コアCPI(食品とエネルギー成分を除いたもの)が、2月に5.5%上昇した後、5.6%まで上がっていることです。このため、さらなる引き締めが行われるとの見方も出ている。
当初、マネー市場では「FRBは5月に利上げしないかもしれない」と考えられていましたが、その後、期待値は70.5%まで上昇しました。ドルインデックスは2月2日以来の低水準で、101.5付近で堅調に推移しています。
カナダについては、事態は好転しています。カナダ銀行は主要な夜間金利を予想通り4.50%に据え置き、景気後退の可能性を警告する言葉を抑えたのです。カナダドルはこれに好感し、1米ドル=1.34ドル前後まで上昇しました。
一方、英ポンドは1.25ドルに向けて上昇し、4日につけた1.2525ドルの10カ月ぶりの高値に近づいた。イングランド銀行のアンドリュー・ベイリー総裁は、2007/8年の世界金融危機を繰り返す兆候は見られないと述べており、投資家にとって心強いニュースとなっています。投資家は、イングランド銀行がインフレ対策として利上げを継続することに賭けており、ポンド高に拍車をかけている。
米国のインフレ警戒:市場はどう反応するか?米国のインフレ警戒:市場はどう反応するか?
水曜日と木曜日(米国時間)にそれぞれ3月の消費者物価指数と生産者物価指数の発表があり、投資家は忙しい経済データの週を迎えています。これらの結果は、FRBが利上げを一時停止するか、あるいは終了するかを決定するのに役立ちます。投資家はFRBの引き締めキャンペーンの継続に傾いているが、一時停止の可能性も過小評価すべきではない。
2023年2月の米国の年間インフレ率は、1月の6.4%から2021年9月以来の低水準となる6%に低下しました。3月のデータに対する市場予想は、5.2%への大幅な低下を予測している。重要なのは、インフレ圧力が予想通り弱まらない場合、トレーダーは5月に予測されている25ベーシスポイントを超える追加利上げへの賭けを増やす可能性があることです(あるいは、5月の利上げ予想を修正することも考えられます)。
週明け、投資家はグッドフライデーに発表された3月の雇用統計に反応し、非農業部門雇用者数が月間で23万6,000人増となりました。これは市場予想の23万人とほぼ一致し、失業率は前月の3.6%から3.5%に低下しました。
その結果、月曜日の取引開始直後、米ドルは失速し、ユーロ/米ドルはダブルピークをつけた後、トレーダーが自信を失い、ユーロは月曜日の始値を下回り、1.0885を割り込みました。このレベルは、今月何度もこのペアの底値として機能しており、また、長期的な上昇トレンドラインのバリアとしても機能しています。トレーダーは、次のダウンサイドターゲットとして、1.0822と1.0800に注目することになるでしょう。
CPIデータの発表後、米連邦準備制度理事会(FRB)は、最新の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を発表する予定です。
米ドルの支配は終わりを告げるのか?米ドルの支配は終わりを告げるのか?
世界の主要な基軸通貨である米ドルの地位は、各国がワシントンの影響から逃れようと躍起になっているため、揺らいでいる。
何十年もの間、ドルは世界の通貨システムを支配してきた。現在、中央銀行が保有する外貨準備高の約60%は米ドルであり、すべての通貨取引の90%近くがドルの使用によるものである。
しかし、2014年、世界の主要国の一部が商取引の脱ドル化を始めたことで、ドルの基軸としての地位は低下し始めた。ウクライナ戦争と、それに触発されたその後の制裁は、脱ドルのプロセスを加速させた。ひとつには、ウクライナ侵攻に伴うロシア中央銀行の外貨準備の差し押さえに中国当局が驚いたことがある。また、米中間の紛争が発生した場合、中国の資産も危険にさらされる可能性がある。
最近の脱ドルイベントは以下の通りです:
- サウジアラビアのモハメド・アルジャダーン財務相は、1月のダボス会議での記者会見で、石油資源国として48年ぶりに米ドル以外の通貨での取引を検討する意向を表明し、ジャーナリストを驚かせました。
- 先週、中国とフランスのエネルギー企業は、人民元という通貨を使った中国初の液化天然ガス(LNG)取引を完了しました。この取引はアラブ首長国連邦から65,000トンのLNGを輸入するもので、ガスや石油の取引において世界共通の「ペトロダラー」としての米ドルの地位に挑戦する北京の取り組みにおいて重要なマイルストーンとなるものである。
- ブラジルも最近、中国との間で、米ドルを介さずに自国通貨で直接取引することで合意したと発表しています。
- インドも、自国通貨で取引を決済するための個別のプログラムを立ち上げることで、国際貿易における米ドルの優位性を低下させる努力をしている。インド準備銀行は最近、18カ国の中央銀行がインドルピーで支払いを決済するための特別なボストロ・ルピー口座(SVRA)を開設することを許可しました。
全体として、世界市場における米ドルのシェアは、過去20年間で71%から59%に減少し、将来的にはさらに縮小する可能性があります。世界貿易における通貨使用はゼロサムゲームであるため、このシナリオにおける第一の被害者は米国である。グローバル市場で人民元、レアル、ルピーが交換されるたびに、1ドルは交換されない。もし信頼できる代替通貨が普及すれば、世界市場におけるアメリカの優位性は損なわれることになる。
【クロス円】50年サイクルで考えるクロス円の未来予測(超長期編)この投稿では、過去50年のクロス円相場の動きを基に、数年〜数十年スパンでのクロス円の今後について考察してみたいと思います。
クロス円も様々な通貨ペアが存在しますが、ユーロや豪ドル、ポンドといったメジャー通貨とのペアに関しては概ね似通った動きをしているため、ここではユーロ/円を例として取り上げます。
未来予測なんていう風に大々的なタイトルを冠していますが、手相を読むような感覚で書いていますので
相場のサイクルや波動理論に興味のある方はお付き合いください。
考察のために用いるのは値動きとエリオット波動理論です。
目次
ユーロ円の超長期相場サイクル
エリオット波動
まとめ
ユーロ円の超長期相場サイクル
チャートは1973年からの長期月足です。(ユーロ導入前はドイツマルク/円)
全体構造
まず全体を大きな構造として捉えると、1973年の円の変動相場制への移行、1985年のプラザ合意を経て、1980年から2000年まで大幅な円高が進行します。(チャート左側: 円高フェーズ)
そしてそこから円高フェーズ最後の戻り高値である160円水準(オレンジの丸)をブレイクする高値ブレイクの上昇の動きが出て169円を記録(チャート中央: 高値ブレイクフェーズ)。
その後は一度大きな下落を経験するも2000年につけた史上最安値を割ることなく、長期保ち合い状態が続きます。(チャート右側: 保ち合いフェーズ)
2021年に入ってまもなく、約10年続いたこの持ち合いをブレイクし、今日まで続く上昇が発生しているという状況です。
この一連の流れからはっきりとわかることは、
1980年から2000年まで続いた長期円高トレンドがトレンド転換しているという事実
です。
このトレンドの転換に着目して、
・1980年から2000年を円高フェーズ
・2000年以降を円安フェーズ
と区切ります。
エリオット波動
上記の流れをエリオット波動の観点で捉えると、
①1980年から2000年に史上最安値をつけるまでの下落が下降5波動(ブラック(Ⅰ)-(Ⅴ))。
②円高フェーズ最後の戻り高値(オレンジの丸)をブレイクする波が、下降5波動に対する修正波(a)波
③2007年から2020年末にかけての保ち合いが修正波(b)波 ((b)波はトライアングル)
④保ち合いブレイクにより修正波(c)波が推進中
と観ることができます。
次に時間推移を見てみます。
時間推移
円高フェーズである1980年から2000年までは約20年間。
円安フェーズの開始である2000年から2021年始めに保ち合いブレイクするまでやはり20年間と、円高フェーズと同等の時間がすでに経過しています。(チャート上のグレーの縦線2)
さらに円安フェーズの中の動きを見てみると、
1. 高値ブレイクフェーズで約10年
2. 保ち合いフェーズで約10年
かかっています。
現在は保ち合いを放れた、”保ち合い放れ上昇フェーズ”にありますが、
高値ブレイクの1波、保ち合いの2波を経て、保ち合い放れからの上昇3波が一番伸びることが多いというのはよく知られたエリオット波動の特徴です。(レンジブレイクに同じ)
ここまで10年-10年と推移していることから考えても、最近始まった”保ち合い放れ上昇フェーズ”が10年規模の上昇となるのではという予測は、これまでの流れに沿った自然な考え方と言えるのではないでしょうか。
超長期ではどこまで上昇し得るか?
ではこの”保ち合い放れ上昇フェーズ”はどの程度上昇し得る可能性があるかという点ですが、
前述のエリオット波動で記載した通り、円安フェーズ(abc波)を円高フェーズの調整と捉えるならば、(あくまでチャート的観点では)円高フェーズの下落幅の半値水準、185円近辺まで、10年近くかけて上昇してもおかしくないのではと見ています。
1ユーロ185円というと、確かにここ数年のレートから見れば大幅な円安ですが、30年前には存在していたレートです。1ユーロ50円のように過去存在しなかったレートではありません。
まとめ
さて、エリオット波動理論には相場は50年-70年単位で一つのサイクルを形成するというスーパーサイクルという考え方があります。
現在の持ち合い放れ上昇フェーズがおよそ10年で終了すれば、円高フェーズが始まった1980年からちょうど50年。
現在はその50年規模の超長期サイクルにおける終盤に入り始めたところなのかもしれません。
今回は超長期編ということで、50年規模の単位で今後の動きを予測してみましたが、超長期の観点から大切な視点は
・円高のフェーズが終了し、円安のフェーズへと移行していること
・円安フェーズも、10年続いた保ち合いをブレイクしたばかりであり、最近の円安はまだまだ序盤の可能性があること(保ち合い放れにつけの相場格言通り)
ではないでしょうか。
次回(があれば)中長期編ということで、一段下の時間軸の動きを見ていきたいと思います。
2022年ビットコインの展望年末にかけて下落したビットコイン
2021年は大きく30000~70000ドル手前でレンジ相場となった1年間だった
2回3万~6万ドル間を往復し、ボラティリティはあったが決して上昇一辺倒ではなかった年といえる
当面は4万ドル、3万ドルが大きな心理的サポートといえ、レジスタンスは6万ドルとATHにあると思われる。
3万ドルを割り込むと長期低迷する可能性もありうる、そのターニングポイントが3万ドルと言えよう。
週足の雲やアノマリーからして3月以降にまた再び上昇のチャンスがある可能性もある
それまで3万ドルを割り込まないことがポイント
長い目線でみれば大きな上昇トレンドは崩れておらず、今は調整中と見るのがセオリー
長期的には大きなサポートごとに現物を買うのが結局のところは堅い選択となりそう