(DJI)NYダウ 週足チャート 1年かけて上昇した上げ幅を僅か3週間で下げました。 暴落相場というか、大幅に下降する相場の特徴となっています。 2本の水平線とトレンドラインを2本入れるだけで、 チャートの変化がどこで起きているかが浮き彫りになります。 今回は2018年の安値を割ってきました。 ここで、気づくべき点があります。 それはどこかというと、2018年の安値をわったことで、2018年末からの上昇のサイクルが弱気型になったということです。 強気と弱気の分岐点とされる200週EMAも割ってきています。 物凄くシンプルな分析ですが、応用が効く考え方ですので皆さんも使っていきましょう。 週足ベースで弱気サイクルになってくるということは、大きな変化を示しています。 日々のチャート分析で、このような大きな変化になる...
(USDJPY)ドル円、(YM1!)ダウ先物 (XAUUSD)ゴールド、(US10Y)米10年債利回り それぞれ60分足チャートを表示しています。 ダウが1日で2000ドルの動きをするような激しいマーケットの時は、 トレード銘柄の動きが大きくなるので、焦点がその銘柄中心になりがちです。 ただ、このような時こそ、様々な銘柄の動きを確認する必要があります。 株式、為替、コモディティ、金利など複合的に見ることで、マーケットの変化を察知することができます。 大転換するときは、様々な銘柄が一気に転換します。 一つの銘柄だけの転換だけの時は、一過性になる場合があります。 更に、大きく相場が動き出したときには、大きな足と小さな足を交互に見るようにして、 「木も森も見る」ようにすることが大事ですね。 いま、マーケットが大混乱し...
(USDJPY)ドル円 週足 先月はトライアングルを上抜けてきましたが、サポレジ転換できずに反落しました。 今度は下値のトレンドラインを下抜けてきました。 今週の動きがトレンドラインを下抜けた状態となると底抜けとなる可能性が出てきます。 しかし、そのラインを更新したときに一過性で終わることもあります。 いわゆる、「ダマシのブレイクアウト」といわれます。 トレンドラインや水平線はサポート(支持線)となり、レジスタンス(抵抗線)となります。 そこで、そのラインを更新した時に「サポレジ転換」という サポートラインがレジスタンスラインになってくるとそのラインのブレイクが本物の可能性が高まります。 価格のブレイクが本物か、偽物かを意識することが重要です。 マーケットは新型肺炎の影響からリスク回避の動きが強くなってきています...
(YM1!)ダウ先物ミニ 120分足 新型肺炎の影響もあり、マーケットが急騰や急落を繰り返しており乱高下しています。 直近の高値と安値のところに2本の水平線(赤い点線)を入れています。 ここから安値を更新するのでれば、第2弾の大幅下落の動きがでてくると考えられます。 一方で、二番底を付けて上の赤い点線を超えてくるのであれば、一先ず目先の安値を付けた可能性が出てきます。 それが日足の動きで同様の展開になってくると底打ちの可能性が出てきます。 いえることは、大きく下落した相場は、「V」字回復で上昇するよりも、2回、3回安値を試してから底打ちすることが多いということです。 大きく下落している相場で、安いからと勝手に値ごろ感を持ってしまうと高値掴みとなることもあります。 「落ちてくるナイフは掴むな」という相場格言があり...
マーケットが荒れているときに、為替をどう分析するかということがあります。 そういった時にはインデックスの動きを確認しましょう。 (DXY)ドルインデックス (JXY)円インデックス (EXY)ユーロインデックス (BXY)ポンドインデックス (SXY)スイスフランインデクス (CXY)カナダドルインデックス (AXY)オーストラリアドルインデックス (ZXY)ニュージーランドドルインデックス このようにインデックスで比較チャートを見ると、どの通貨が強く、どの通貨が弱いかが一発で分かりますね。 今年に入ってからはスイスフランや円、ドル、ユーロが強く、オーストラリアドルやニュージーランドドルが弱いのが分かります。 比較することでトレードする際の銘柄選びが簡単になります。 比較チャートはこの上なく便利ですので活用しましょう。
(EURUSD)ユーロドル 日足 長期下降トレンドの動きが続いています。 200日EMAが抵抗線となっているのがよく分かります。 昨年末から今年にかけても200日EMAを超える動きがありました。 そこから安値を更新して再び200日EMAを超えてきました。 こういった時には一番の安値とその前の高値に水平線を入れます。 この水平線をどちらに抜けてくるかが非常に重要になってきます。 水平線の高値を更新すれば、下降トレンドの流れが変化する可能性が高まります。 水平線の安値を更新すれば、下降トレンドが継続していきます。 200日EMAを短い期間で何度か挑戦するときは変化の兆しとなります。 株式市場は荒い値動きになっていますが、為替市場はそれ程ではありません。 為替市場の動きに注目することで、マーケット全体の値動きを冷静に見...
(NK2251!)日経225先物 週足 新型肺炎の影響でマーケットが大きく下落しています。 週足チャートで見ても、移動平均線大循環分析で第3ステージに移行してきました。 トレンドラインを引いても下値の支持線を割ってきました。 今のところ、下ヒゲにはなっていますが、ここをしっかりと割って週足チャートでも下降トレンド入りとなるのか それとも、ダマシのブレイクアウトとなって切り返すのかが、ここからのポイントとなります。 また、200週EMAの攻防にもなっており、大局の強気と弱気の分岐点の攻防となっています。 ここからの動きは非常に重要な局面となってきています。 落ちてくるナイフを掴まずに、売り転換するのであれば売り対応で、 買い転換するのであればそうなってから買い対応していきましょう。 中途半端な局面になった時は様子...
(9994)やまや 日足チャート 移動平均線大循環分析で見ると、大局の弱気相場ということが分かります。 なぜなら、大局の強弱を見極める200日EMAが、まず右肩下がりで下がっているということ。 次に、その200日EMAの下で価格が推移してるということ。 これらの動きで大局が弱気であることが分かります。 大局は弱気ではありますが、価格は昨年の6月に安値を付けていました。 しかし、その6月で目先の底打ちの可能性を感じる動きとなっていました。 どこでそれを感じたかというと、それまでの下げ方が3段下げになっていることが一つ。 次に、その下げ方の角度が徐々に緩やかになってきていることもヒントとなっていました。 それぞれの下げ方の角度に矢印を付けてそれを終わりに合わせて矢印を合わせてみました。 一段目が一番角度が急で、三段目が一...
(SPX)S&P500 週足 新型コロナウイルスの影響で株式市場が反落しています。 ニュースでは「パンデミック(広範囲に広がる流行病)」も懸念されています。 米国の代表的な指数の一つであるS&P500の週足チャートを見て見ましょう。 現状のマーケットの動向を判断するときに「VIX(恐怖)指数」を合わせてみていきましょう。 VIX指数はシカゴオプション取引所が算出・公表している指数です。 Volatility...
(XAUUSD)ゴールド(ドル建て) 週足 リスク回避の動きがあるときに買われやすいのがゴールドですね。 では、チャートを見て見ましょう。 市場最高値を付けたのが2011年でした。 そこから、2015年まで反落しました。 2015年からは価格が切り返して下落幅の61.8%を回復してきました。 もう少しで76.4%戻りまで接近してきました。 では、ゴールドが7年ぶりの高値を付けているということは、 株価が7年ぶりの安値を付けているかというとそうではありません。 直近は新型肺炎の影響で大幅下落となっていますが、それまでは、米国主要3市場は史上最高値を更新していました。 リスク選好の動きとリスク回避の動きが同時に起きているような動きですね。 もしくは、世界的な金融緩和からインフレ懸念に伴い、株価とゴールドが共に上昇し...
(US10Y)米国債10年利回り 週足 2016年の安値に接近してきました。 安値を割るかどうかですべてが決まるわけではありませんが、非常に注目されるポイントだと思います。 新型肺炎の影響でマーケットが荒れてきました。 NYダウや日経225が大幅下落となり、ゴールドが上昇しています。 直近はリスク回避の動きになっていますね。 このような時には、どのチャートに注目すればよいかは難しいところです。 ただ、大きく上昇している銘柄や大きく下落している銘柄などの動きに注目することで、ヒントを探すこともできるかもしれません。 チャートの動きって似た動き形状にもかかわらず、方向が真逆になることも多々あります。 チャート分析をしていていつも感じることは、決め付けたトレードは絶対に良くないということですね。 チャートの流れに素直に対...
(USDJPY)週足 円が相対的に安くなってきました。 移動平均線大循環分析で見ると、第1ステージに移行してきました。 第1ステージは上昇期となります。 第1ステージは2019年の4月以降となります。 2016年からの高値と安値にそれぞれトレンドラインを引いたところを上抜けしてきました。 日足でもみ合いが続いていた高値を更新し、週足で三角保ち合いを上抜けしてきたような動きです。 後は、これが本物の動きとなるのかどうかです。 今までのローソク足よりは大きな陽線が出てきています。 よって、変化の兆しとなりそうですが、もし、トレンドラインを再度割ってくればこの動きはダマシとなります。 動き出した可能性が出てきていますので、ここからは「値ごろ感」をどれだけ排除できるかが大事になってきます。 大転換となるかもしれません...
(4574)大幸薬品 日足チャート 中国を中心に新型肺炎が大流行の兆しを見せていますが、これを受けて大幸薬品が大きく上昇しています。 チャートで見ると、上昇の角度が逆Cカーブの様相を呈しているのが分かります。 2018年から1年半ほどの長い下降チャネルラインを上抜けしてから、 じりじりと上昇を続けていましたが今年に入り一気に加速していきました。 やはり、長い期間のチャネルラインやもみ合い相場がどちらかに抜けてくると大きな動きになり易いですね。 抜けたから必ず大相場になるとは言えませんが、膠着状態というのはエネルギーが蓄積されている時間帯と考えると 膠着状態が長いほど、大きなエネルギーが溜まっていると考えられます。 さて、大きく上昇した相場ですが、ここからの動きにも注目です。 反動が出てくることも想定できますし、暫く高...
(9616)共立メンテナンス 日足 水平線とチャネルラインを入れると、仕掛けと手仕舞いのヒントが見えてきます。 また、それと同時にそれぞれのラインを超えたり、割ったりすることで相場の状況を理解することができます。 これをもう少し細かく見ることで小さな変化も見ることができますよね。 水平線は抵抗線であり、支持線となります。 また、トレンドが転換するところと継続するところを示しています。 チャネルラインを入れると、相場の強弱を教えてくれます。 このようにラインを入れることで、何もなかったチャートに様々なヒントを教えてくれます。 そして、どこのラインを超えたり割ったりしたら、どのような変化が出てくるのかを考えましょう。 どこがトレンド転換なのか、 どこがトレンド継続なのか、 もしくは、加速していくとすればどこなのか。...
(NK2251!)日経225先物 日足チャート 新型コロナウイルスにおいて日本で死者が出て、感染者が増加してきています。 日本に限らず世界の景気に対する懸念が増加してきています。 日本の国内総生産(GDP)が発表されました。 2019年10~12月期のGDP速報値、 物価変動の影響を除く実質で前期比1.6%減、年率換算では6.3%減。5四半期ぶりにマイナス成長に。 消費増税前の駆け込み需要の反動減が影響したそうです。 また、大型台風や暖冬によって消費が伸びなかったようです。 このようなニュースが出れば買う意欲が削がれるばかりか、売りを検討する方もいらっしゃるかもしれません。 では、チャートはどうなっているでしょう。 まず、移動平均線大循環分析は、第1ステージの上昇期を維持しています。 ただ、帯が横ばいで細くなって...
(BTCJPY) ビットコイン 日足 チャートが綺麗なのが仮想通貨ですね。 暗号通貨とかクリプトといった方が良いかもしれません。 移動平均線大循環分析でチャートを見たときに、 もみ合い相場ではあるのですが下降しながらのもみ合い相場になっています。 いわゆる、もみ合い弱含みの動きになっています。 トレードするには難しいとされる動きです。 ここにトレンドラインを2本入れると、ダイアゴナルトライアングルの形状で下降しているのが分かります。 一気にチャートが分かり易くなります。 そして、逆三尊底を形成して反発しました。 ダイアゴナルの終盤に逆三尊が出てくるという分かり易い動きを見せました。 そして、逆三尊のネックラインを超えてターゲットプライスまで反発しました。 ここから反転するのか、ダイアゴナルのスタートラインまで反発す...
(9984)ソフトバンクグループ 週足 チャートを見ていると、「チャートは芸術」だと感じることがあります。 チャート上に様々なラインを引いていると、そこに様々な形状が出てきます。 正三角形、二等辺三角形、正方形、平行四辺形、台形、そして、「菱形」など。 夜空に星座が出来上がるように、日々変化するチャートにも色々な形状が出来上がります。 星座の位置は恐らく変わることがないのでしょうが、 刻々と動くチャートにも似た形状が出てくるというのは、もしかしたらチャートは普遍的なものかもしれませんね。 さて、フォーメーション分析の中に「ダイヤモンドフォーメーション」というパターンがあります。 菱形の形をしたパターンです。 高値を切り上げ、安値を切り下げて買い方、売り方が激しい攻防を繰り返した後、 高値が切り下がり、安値が切り上がり...
(AUDUSD)豪ドル/米ドル 日足チャート 長期安定下降の相場が続いていました。 昨年10月から切り返し底打ちムードが出ていました。 そこから直近安値を割りチャネルラインを割り込んで再び下降相場に移行しました。 さらに、10月の安値をも割ることで長期下降相場継続の流れとなりました。 さて、ここからの展開がどうなるかがポイントとなります。 まずは移動平均線大循環分析で見ると、第4ステージの下降期であることが分かります。 次に、大循環MACDを見ると、帯MACD(MACD3)の幅が広がっていますので勢いがあることが分かります。 そして、大循環ストキャスを見ると、20を割り込んだ状態が続いていますので、セットアップの状態ということが分かります。 安値を付けてからは2本陽線が出てきました。 ここから切り返すのか、それとも...