【AUDNZD/オージーニュージー】相場分析20201008 上昇5波と下降C波両方の可能性をみる前回の投稿で5波発動を想定後下げてきたオージーニュージー。
改めて環境認識から現在の波動の位置、今後の見通しを考えてみます。
週足
週足からわかるのは下降5波の後上昇3波までが終了。
ここから
1)4波5波と上昇していく
->超長期サイクルで豪ドル高のサイクルへ突入(下記リンク参照)
2)下降5波に対する調整の上昇3波(ABC波)が終了し
、これから再度下降5波がスタートして週足下降チャネル下限を目指して落ちていく
という二つのシナリオ。
週足チャート
日足
日足で波動を見たときに下のパターンも考えたのですが(1)-(5)の全体の波のバランスがしっくりこなかった((1)が短すぎる)ため、今は最上部チャートの波動に落ち着いています。
日足チャート(別パターン): 上昇5波は終了し現在は調整ABC波を形成中という捉え方
ということで、今は上昇5波目がスタートしたのではと思いつつも、下降C波の可能性も捨てきれないため、
1)日足の戻り高値を抜けてくれば5波の確度が高まったものと判断し、ロング
2)日足の戻り高値で現在の上昇が高止まりするようであればC波発動の可能性が高まったとしてショート
というように5波・C波二つの可能性を追ってみようと思います。
AUD (豪ドル)
【EURAUD/ユーロオージー】相場分析20201005 日足レンジ上限抜けなるか?日足3波を狙うロング戦略【サマリ】
日足レベルでレンジ相場にあるユーロオージーですが、レンジを突破する可能性のある波が出てきています。
この波の3波発動を狙ったロングであわよくばレンジ抜けまで狙ってしまおうという戦略です。
【詳細】
長期足の確認による環境認識です。
<長期足>
日足
ピンクの天井圏と緑の底値圏でレンジを形成しています。
レンジ上限にはすでに3回チャレンジしていますが、どれも抜け不発。
4回目でオレンジの波動で示したような5波発動となってレンジ抜けを果たすかどうか注目するとともに、この波動の3波目を狙っています。
<中期足>
4時間足(最上部チャート)
現在は日足ベースの2波目が進行中との想定。
価格は1波のFR6割戻し付近でもみ合い相場となっており、ちょうど少し前までに存在していた赤のボックスレンジの上限がレジサポ転換する形でサポートしています。
このサポートラインで底値固めが終わり、Wボトムもしくは逆三尊などが形成されながら、赤のフラッグを抜け、さらにオレンジの水平線で示した日足のレジサポラインを抜けたあたりから日足3波目を狙ってロング。
レンジの上限まで到達できれば、一部分割利確して、残りはレンジ上限抜けを狙って保有を継続というシナリオを考えています。
レンジ抜ければ大きく上昇していきそうなだけに楽しみです。
4Hチャート
【GBPAUD】相場分析20200927 4HでWトップ形成からのショート戦略【サマリ】
月足・週足三角保ち合い下限からの上昇で、日足100/75日移動平均線まで上昇。
4HではWトップ形成の動きが見られ、来週は反転下落の可能性を見ています。
Wトップが完成すればネックライン割れからのショート。さらに1H押し安値を下抜ければそこからの戻り売り、これらをメインのショートシナリオとして想定します。
【詳細】
長期足の確認による環境認識です。
<長期足>
週足
大きな三角保ち合い下限である緑の上昇トレンドラインから上昇が発生。
少し上に週足の戻り高値があるため、この付近で再度売られてもう一度三角下限まで落ちた後、Wボトムで底固めして上昇して行く動きも考えています。
直近4/5月の下げが急落すぎたので動きの早いポンドオージーと言えど、すんなりと上昇とは行かなそうです。
週足チャート
<中期足>
日足
週足三角保ち合い上限から下限までの下落で下降5波が終了し、底値から反発上昇した形です。
直近の上昇が1波になるか、またはもう一段下げてWボトムからの上げで1波となるか、二つの可能性を見ています。
いずれにせよ75日/100日移動平均線(それぞれ緑/水色のライン)まで上げてきたということ、日足戻り高値に近づいてきたので戻り売られる可能性、直近の下げのフィボ8割戻付近まで近づいてきたことから、来週は反転下落するのではと見ています。
日足チャート
4時間足(最上部チャート)
4Hでは青の上昇5波の終点を再度試す動きが見られ、5波終点で抵抗されればWトップからの下落が考えられます。
売りのシナリオとしては、
1.Wトップ完成からのネックライン割れ(ピンク水平線)ショート
2.さらに1Hの押し安値を更新すればそこからの戻り売り
の二つ。
4Hの押し安値ラインが青の上昇波の50%押しに重なるので、その辺りで再び反発する可能性を見ています。
オージードルが来週も売られるようであれば(5)波終点高値を上抜けて行く可能性もあるため、そうなったら損切りです。
【AUDJPY】相場分析20200921 オージー円も日足で下降トレンドへ/戻り売り戦略【サマリ】
週明け円高で始まり、クロス円が一気に下げてきました。
オージー円も日足ローソク足が押し安値を更新。このまま日足ローソク足確定となれば日足レベルで下降トレンド転換となる可能性が非常に高まります。
下降トレンド転換を見越した戻り売り戦略を考察します。
【詳細】
長期足の確認による環境認識です。
<長期足>
週足
赤の下降チャネル上限をブレイクして、ちょうど上限と2年移動平均線(青のカギ線)が重なるエリアまで戻ってきたところです。
週足だけ見ているとここからチャネル上限から反発上昇していくというレジサポ転換の動きも考えられますが、以下で日足を見ると下目線の動きが強まっていくイメージを持つことができます。
週足チャート
<中期足>
日足
現時点では日足ローソク足は未だ未確定であるものの、日足押し安値ラインを下抜けてきている状況。
このまま下ひげで戻されることなくローソク足実体ベースで押し安値を割り込めば、日足レベルで下目線となり、下降トレンド入りする公算は非常に高くなります。
とすると次に考えられる波動のイメージとしては、オレンジの上昇の5波が終わり、下降の3波ABC(もしくは5波下降)がスタート。戻り売りを狙っていきたい場面となります。
日足チャート
4時間足(最上部チャート)
すでに4時間足、1時間足では下降トレンド。日足ローソク足が日足押し安値割れで確定すれば、1時間-日足レベルで全て目線は下となり、売りを積極的に狙っていきたい場面です。
現在の下げが一服したところで調整の上昇(オレンジのB波)を待ち、1時間足もしくは4時間足の戻り高値付近までの戻りを想定して、下降の3波目C波を狙います。
【AUDNZD】相場分析20200911 日足5波を4時間足3波で狙うロング戦略【サマリ】
長らく続いていた下降チャネル上限を上にブレイクし、さらに上への伸びを期待させる局面にあるオージーニュージー。
実は超長期的にAUDNZDのトレンド(以下の環境認識参照)を見ると5-10年単位で、豪ドルが強い時代、キウイドルが強い時代のサイクルを繰り返しており、これから再び豪ドルが強いサイクルに入っていくのかなという展開を見せています。
直近の日足の動きでは上昇の5波を形成しようかという場面。この5波を4時間足の3波で狙うロング戦略を解説します。
【詳細】
長期足の確認による環境認識です。
<長期足>
月足
Tradingviewでのヒストリーデータに限界があったので、Investing.comのチャートのリンクを以下に貼ります。
これを見ると、ずっと豪ドルが強い時代、キウイドルが強い時代を繰り返していることがわかります。
直近はキウイドルが強い価格圏内でのレンジとなっており、これが次第に豪ドル強のトレンドへ変わっていくのではと見ています。
<月足チャート(超長期)>
drive.google.com
週足(マクロ)
週足を長期スパンで見ると、今まで下降トレンドのガイドとなっていた赤の破線チャネルが上方にブレイク。
今は少し角度を緩やかにした赤の実線チャネルでモニタリングしています。
下降チャネルの角度がだんだんと緩やかになっていることも、今後超長期トレンドが豪ドル高に向かっていくシナリオと方向感があっています。
<週足マクロチャート>
週足(ミクロ)
もう少し短いスパンで週足を見たものが以下のチャートです。
底値圏からの上昇3波で赤の破線チャネル上限をブレイク。これによって4波>5波と継続して上昇していく動きが想定できます。
<週足ミクロチャート>
<中期足>
日足
日足の波の単位も週足同様にパープルで示しています。
直近の上昇トレンドのガイドとなっている緑のチャネル下限で反発し、現在はちょうど4波目が終了か?という場面です。
<日足チャート>
4時間足(最上部チャート)
下降が終わって反発上昇して4Hの戻り高値を更新。4時間足でも上昇トレンド転換して、ちょうど青の波動で示した3波目がスタートした場面。
この4時間足の3-4-5波で日足の5波を狙うのが今回のトレードです。
青の5波がシナリオ通り伸びて週足下降チャネル上限に到達すれば一旦利確を考えています。
【AUDNZD】相場分析20200911 超長期目線では豪ドル高のサイクルへ突入か?超長期的(10年単位)にAUDNZDのトレンドを見ると5-10年単位で、豪ドル高の時代、キウイドル高の時代のサイクルを繰り返しており、これから再び豪ドルが強いサイクルに入っていくのではという展開を見せています。
以下は超長期で見た月足チャートです。
月足
Tradingviewでのヒストリーデータに限界があったので、Investing.comのチャートのリンクを以下に貼ります。
これを見ると、ずっと豪ドルが強い時代、キウイドルが強い時代を繰り返していることがわかります。
直近はキウイドル高の価格圏内でのレンジとなっており、これが次第に豪ドル強のトレンドへ変わっていくのではと見ています。
<月足チャート(超長期)>
drive.google.com
【EURAUD/ユーロオージー】相場分析20200906 上昇3波狙いのロング戦略【サマリ】
先週の上昇により週足上昇チャネル下限を上抜けチャネル内に回帰したのと同時に、4時間足で戻り高値を更新。上昇トレンドが想定される中、上昇3波を狙うロング戦略を解説します。
【詳細】
環境認識
<中期足>
日足
下降が終了し、赤と緑のゾーンで挟まれた大きなレンジ(400pipsほど)を形成中。この大きなレンジ内の動きを4時間足で狙います。
4時間足
日足のレンジ内で、上昇5波から調整3波を経て、週足上昇チャネル下限(緑の斜線)を上抜けてチャネル内へ回帰。
同時に4時間足の戻り高値を超え、これから上昇5波が開始して行くことが想定できます。
これから押し目となる2波を形成してくると考えられますが、押しの深さによっては、再度週足上昇チャネル下限を下抜けてそのまま日足レンジの下限付近まで下落して行く可能性も否定できません。
押し目形成後に上昇を開始して、再度週足上昇チャネル下限を上抜いてきたところから4時間の3波目を狙います。
日足ではレンジですから、このレンジを超える上昇までは期待せず、レンジ上限近くまである程度伸びたら利確予定です。
【AUDCHF】相場分析20200831 週足下降チャネル上限でレンジ/上下どちらに抜けても狙い目の通貨ペア【サマリ】
一般的にはマイナー通貨ペアとして知られるオージーフラン。
現在週足下降チャネルの上限でレンジを形成しており、上に抜けても下に抜けても大きく動く可能性が期待できることから、今後の展開が楽しみな通貨ペアとして紹介すると共に、ロング・ショートそれぞれの戦略を解説します。
特にスイングトレードを主にされている方は、注目しておくと良いかもしれません。
【詳細】
長期足の確認による環境認識です。
<長期足>
週足
まず週足をマクロでみたチャートが以下です。
<週足マクロ>
2012年の半ばから長期で下降トレンドを形成しており、また赤の下降チャネルが綺麗にハマる下降トレンドを描いています。
そして週足を直近にフォーカスしたチャートが以下。
<週足ミクロ>
マクロチャートで見た下降チャネルの上限まで到達しています。
ここから考えられる大きな動きとしては、
1.チャネルを超えて上昇していく動き(緑の波動)
2.前回高値のライン(赤の水平線)で抵抗され、チャネルを抜けられずにWトップを形成して下降していく動き(赤の波動)
が挙げられると思います。
ちなみに赤の水平線の近くにある青の鍵線が2年移動平均線であり、週足の前回高値と重なっていることからも、ここを超えられるかどうかが非常に大きな節目と言えます。
<中期足>
日足(最上部チャート)
コロナショックの急落からV時回復を果たす過程で上昇5波が形成され、現在は週足下降チャネル上限という天井圏で調整波を形成している局面です。
緑のボックスで囲われた部分でレンジを形成していることからも、レンジ下限で買った人、レンジ上限で売った人のポジションがそれなりに溜まっていると考えられるゾーンです。
そのため、
1)レンジを上に抜ければ、売りポジションの損切り+週足下降チャネル上限という節目を抜けたことによる新規の買い、またレンジ上限を抜けたことによる新規の買いが相まって、大きく上昇していく可能性
2)レンジを下に抜ければ、レンジ内で買いポジションを作ったトレーダーたちの損切りを巻き込み、さらにレンジを下抜けたことによる新規の売りが合わさって大きく下落していく可能性
を想定することができます。
最近は豪ドルが圧倒的に強い地合いなのでどちらかというと上に抜けていく可能性の方が高いかなと個人的には思っていますが、どちらに抜けるかは相場次第。
今後の動向を踏まえて、抜けた方についていけるようにしっかりとシナリオを立てておきたいところです。
【EURAUD】相場分析20200829 上昇チャネル下限抜けもレンジ内/短期長期二つのショート戦略【サマリ】
今週大きく下げたユーロオージー。
個人的にはこれから本格的に大きな上昇トレンドへ向かうと思い、買いを狙っていたところですが、目線の転換を行う必要がありそうです。
週足レベルで走っている上昇チャネル下限を下抜き、売りを考えたいところですが、日足レベルではここ2,3ヶ月レンジを形成しており、すぐに売りを狙っていくとすると躊躇してしまう局面。
これからスイングで売りを狙うならどこからか、またもう少し短期で売りを狙うならどんなシナリオがありうるかを考察します。
【詳細】
長期足の確認による環境認識です。
<長期足>
週足
3段の上昇チャネルで相場を観察しています。
一番外側の太い緑のチャネルが月足ベースの上昇チャネル。その内側に週足レベルでの上昇チャネルが存在するといった形です。
<週足チャート>
<中期足>
日足
週足の上昇チャネル下限を一気に下抜けてきたことに加え、押し安値も更新していることから売り目線となるわけですが、日足チャートに示した赤と緑の日本の帯によってレンジを形成していることがわかります。
よってここから売りを狙っていくのはためらわれる局面。
一方、緑の帯を下抜けるような展開になれば、次の目立つ意識ライン(一番下の水平線)まで150pips近くあるのでスイングで売りを狙っていくには十分R&Rを期待できるポイント。
よってスイングでの売りはレンジ下限抜けまで待つ戦略です。
もう少し短期で売りを狙っていける場面がないかどうか、4時間足で検討します。
<日足チャート>
4時間足(最上部チャート)
直近の下落を4時間足で見ると、目立つ戻りがなく一気に下降してきていることからもかなり強い下落だったことがわかります。
こういう落ち方をされると、なかなかここからすぐに売りを狙うというのは憚られる場面です。
一方で、日足で引ける重要レジサポ水平線(一番下のオレンジ水平線)を下抜け、その後週足上昇チャネル下限を下抜けたという事実を考えると、週足チャネル下限まで戻ってきたところからの戻り売りは一つの手段です(赤の波のイメージ)。
その場合、価格(C)まで再度落ちてきたらすぐに利確するような短期ショートのイメージです。
ユーロオージーは動きが早いので、利確タイミングを逃すとすぐに戻されて損切り(もしくは建値決済)ということにもなりかねませんので、その点注意でしょう。
【GBPAUD】相場分析20200826 上昇3波の開始/押し目買いポイント解説【サマリ】
夏枯れ相場のアノマリー通り(?)、8月に入ってからレンジ相場となっているポンドオージー。
上昇5波の2波を経て、ようやく3波が動き始めたかと思われる局面。
今後の3波を取る押し目買いポイントを解説します。
【詳細】
長期足の確認による環境認識です。
<長期足>
週足
三角保ち合いの最中です。
200期間MA(濃いパープル)にサポートされる形で下降トレンドから上昇トレンド転換へと切り返しを見せてきたところ。
週足レベルではまだまだ明確な上昇トレンドには見えませんね。
<週足>
<中期足>
日足
下降トレンドの終点を作った戻り高値を超え、安値も切り上げ、上昇トレンド転換が起きたことがわかります。
このトレンドが継続すれば、きっとこういう波を描くのではというのがオレンジの波動で示したものです。
この波動イメージに基づくと、現在は2波を形成中ということになります。
この2波の近辺を4時間足にズームして見てみます。
<日足>
4時間足
青の5波で形成される大きい1波(オレンジ)を経て、緑のチャネルで表したレンジの2波が形成されているところです。
そんな中で、1波(オレンジ)の終点をほんの少し超えるくらいの加減で緑チャネル上限を飛び出し(青の(1)波)、オレンジ上昇5波の3波がスタートしたかに思える局面。
安値も日足の20日MA(ピンク太線)にサポートされる形で切り上がっており、ここから青の波動3-4-5と上昇することでオレンジの3波を形成していくという動きをイメージしています。
狙うのは大きいオレンジの波の3波ですが、すでに早仕掛けの玉を青の(2)付近で仕込み済み。
緑チャネルを上抜けところでの増し玉を考えています。
【AUDCAD】相場分析20200816 オージーカナダはキウイカナダの後を追って下落するか?【サマリ】
今回は一味違った分析&実験です。
タイトルにもある通り、オージーカナダが、キウイカナダの動きを追って同じように下落して行くのでは?というものです。
僕の個人的な観測ですが、豪ドルとキウイドルを相手にもつ通貨ペアはそれぞれ似た動きをし、通常キウイドルを相手にもつ通貨ペアの方が一歩先を行く動きをすることが多いです。
例えばAUD/USDとNZD/USD。GBP/AUDとGBPNZD。
気になる人は見てみてください。
オージーもニュージーも隣り合った資源国ということで似た動きをするというのはよく知られた事実ですが、ニュージーが先を行くことが多いというのが興味深いです。
ということで今回はオージーカナダとキウイカナダを比較して、オージーカナダの後追い下落を考察します。
【環境認識】
日足
長らく上昇トレンドが続いていますが、三尊形成からの下げで上昇チャネルの下限に到達したところです。
<オージーカナダ日足チャート>
キウイカナダの日足ではトリプルトップの後、上昇チャネル下限を抜けて大きく下げてきています。
<キウイカナダ日足チャート>
両通貨ペアが似た動きをし、キウイ側が動きを先行するということであればオージーカナダもこの後下落してくるのでは?という仮説を立てることができます。
この仮説をオージーカナダのチャートで検証してみます。
4時間足(最上部チャート)
4時間足でのポイントは以下です。
・三尊完成で高値の切り下げから、(4)の押し安値も切り下げている
->下落トレンド転換
・三尊右肩のABC波は、(C)点が(A)のフィボR1.618付近と綺麗なN字波動を描いている
・(C)点(青字)で上昇チャネル下限へ到達した後、連続陽線で反発上昇
->3波で上昇し(緑のABC)、エリオット波動の3-3-5調整で下降していく動きが想定できる(青(3波)->緑(3波)->赤(5波)の波動)
(緑の波動の行き先には日足の20MA(ピンクのゲジゲジ線)が控えており、ここで反転下落する可能性は高い)
・キウイカナダがトリプルトップ形成後に大きなN字波動で下落している。(下記比較チャート参照)
->オージーカナダも大きなN字で下落していく可能性がある(青->緑->赤波動の大きなN字)
<キウイカナダ(左)とオージーカナダの4時間チャート比較>
ということで、テクニカル的にみてもここまで材料が揃っているので、緑のABCの(C)点あたりから売ってみようと考えています。
【AUDNZD】相場分析20200806 月足下降トレンドライン到達/下降トレンド転換を狙うショート戦略【サマリ】
前回の相場分析で上昇5波の解説をした通り(下記リンク参照)、月足下降トレンド上限に到達したオージーニュージー。
月足下降トレンド上限到達後、上ヒゲで反応し4時間足では高値切り下げの動きも見え始めました。
そこで今回の相場分析では、上昇トレンドから下降トレンドへの転換を狙うショート戦略を考察します。
【詳細】
長期足の確認による環境認識です。
<長期足>
月足
長らく緩やかな下降トレンドが続いています。
今回の上昇で下降トレンドラインの上限に到達しています。
週足
現在の価格は1.0818水準ですが、これは過去の高値水準でもあり、月足下降トレンドラインと同様に、このラインも抵抗線として意識される可能性があります。
<中期足>
日足
日足では月足下降トレンドラインに対して上ヒゲをつけ始めていることがわかります。
4時間足(最上部チャート)
上昇の終点となった(5)の点を最高値として高値の切り下げが始まったことが確認できます。
これまでの上昇トレンドで買いポジションを持っていた勢力の利確により、上げの勢いが薄まってくる一方、月足下降トレンドラインという節目であることから、長期投資家勢を含む新規の売りも参入してくることで、これから売り圧力が高まってくることが考えられます。
ということでそろそろ下目線を意識しながら、チャートに示した(A)-(C)という下げを見据えてショートを狙っていきたいところです。