DMI
BTC各時間足チェック長期足から
日足は赤1年BB+3.5σを大きく乖離する過熱から+3σ付近まで戻し、グレーに塗られた±o.6σの中に価格が戻って
長く続いた日足レベルの上昇トレンドは一旦終了しそうな形。
4時間足では短期緑1週間BB-0.6σを価格が下回り、週レベルで下落トレンドが発生しそうになっている。
長期黄緑6ヶ月BBに対しては上昇トレンドをキープ。
1時間足。4時間足でも確認できるが青1ヶ月EMAと緑1週間EMAに挟まれた空間を価格が推移。
短期紫24時間BBは収縮し、1日レベルのトレンドがなく、ボラが低下。ADXも20を下回っている。
15分足も同様にボラが低下し、長期上昇後の急落と急反発の動きから落ち着きを取り戻しつつあるか。
短期的に波打ち、トレンドレス、横ばいの動きになっている。
今後青1ヶ月線を割り込む流れになるか、支えられるかを見ていくフェーズだが、日足で青1ヶ月線が
赤1年BB+3σに接近する形になっており、反発上昇なら再度1年BB±3,+3.5σに向かうの??という
あまり見ない環境にある。高値を切り下げる流れを見たらかなり利確と新規売りが入る想定はつく。
日経と米指数比較、エリオットカウント(妄想)昨年8月のFOMC声明でパウエルさんがインフレ率2%超えも気にせず緩和を続ける、との報道から加速した資産バブル。
今週米国債利回りが1%を超え、1年移動平均線を上ぬける動きにも関わらず、(アイデア更新欄参照)
米市場は見ぬふりで市場最高値を大幅更新しました。
アメリカ議会にデモ隊が雪崩れ込む異常事態でも追加緩和期待にのぼせてリスクオンとなる異様なマーケットには違和感を
覚えざるを得ないですが、事実アメリカ株式市場は目の前で上昇しています。
今週は金、銀が大きく下落しました。金利がつかないものから金利がつくものにお金が流れたということでしょうか。
リスクオンで安全資産である国債から株式や商品等のリスク資産に資金が移動、その結果国債価格が下落し利回りが上昇、
そこに金などから一部資金が流入?
今週はオイルも上昇しました。5年移動平均線に迫る勢いです。オイルマネーが活気づき更にバブルが進むかもしれません。
しかし原油価格高騰は材料費高騰となり、ただでさえコロナで苦しい企業収益を圧迫する要因となります。また、金利上昇は
低金利をいいことに借金しまくっている企業、国の財政を圧迫します。原油高騰がトリガーとなりインフレが起これば、
現在のなりふり構わない金融緩和続行に赤信号が灯る可能性があります。
全然スケールが違う話ですが、今週地元の不動産王が経営する不動産会社が潰れました。低金利をいいことに借金しまくり
次々と土地を購入、マンション建設を繰り返していましたが、収益が悪化し返済できなくなると、あっという間に倒産です。
国の財政までは分かりませんが、企業なんて脆い脆いものです。金利上昇は当面3%が境界に意識されるでしょう。また、
上昇のスピードにも注意すべきだと思います。
ユーロ危機の時、ギリシャやスペインの国債が暴落し、利回りが急上昇するのを見てパニックが起こりました。国がデフォルト
する、などという危機意識が高まり超悲観だったあの時とは正反対に、現在は超楽観です。アメリカが当時のギリシャのような
状況にはないですが、それにしても楽観的すぎると感じるのは僕だけでしょうか。
今はコロナ禍で目を瞑っている国の財政問題もどこかで非難される時がくるでしょう。緊縮の動きが今週チラッと要人発言の
中に見られましたが、そこに注目が集まり始めると雪崩のように売りが入る可能性があります。
日経平均は他の先進国の指数と比べ不当に?安い水準を推移してきたのは事実です。エリオットカウント上は、記載したような
今後を示唆しますが、今書いたような懸念があり、妄想にすぎないか、と今は考えています。
ドル円 下降中日足で見るドル円は、チャネルラインの中で上下しながら、徐々に下降している。
メインチャートの移動平均線は1週間線、1ヶ月線、3ヶ月線、6ヶ月線、1年、2年、3年線ときれいなパーフェクトオーダーを示している。
しかしながら、DMIはボラティリティの低下を示しており、以前の安値102.35も近づいている。そろそろ意識されるので、安値からの反発も予想される価格帯でもある。
大きな流れは下ではあるが、大きな戻しも予想されないわけではない。
今まで、黒の3ヶ月線で押し戻されているケースが多いので、再度3ヶ月線まで戻ったときにはショートエントリーもありかと思われる。
使用移動平均線はLIZ_TimeDimension LIZ_EMA
サブチャートはLIZ_ADX+DMI