S&P500先物、5900超え今週の振り返り
今週も高値・安値切り上げの上昇トレンド継続でしたね。先週末時点では「引き続きまずは5,900が次のターゲット。各社のQ3決算が好調続きとなれば、6,000を目指していく流れとなるか。」と書きましたが、10月14日(月)から5,900のターゲットを上回って、10月17日(木)には5,927.25まで到達し最高値を更新しました。順調に上値を伸ばしていく流れで好調です。
7日出来高加重移動平均線が登ってきていますが、ローソク足の安値が7日出来高加重移動平均線に接すると反発上昇する動きで、買い圧力のほうが強い状況が続いているようです。
私が見ている特殊なボリンジャーバンドでは+2σ付近を這っているため、上昇幅はこれ以上大きくはならないがジリ上げが続いているのでしょう。
決算本格化する次週以降は、決算結果によっても値動き左右される。今のところ前半戦は概ね好調な結果なので、次週も好調な決算結果に期待したい。
出来高は徐々に減少してきおり、大型株の決算を確認してから本格的に動くのだろうと待っている。大統領選もこれからあるため、それらの前後の値動きをよく見守るのが良いでしょう。
次週のシナリオ
①上昇する場合
次は節目の6,000がターゲット。6,000の手前で失速する動きもあるだろうが、今はまだ心配する動きがないのでジリ上げについていく流れか。
②下落する場合
7日出来高加重移動平均線を下抜けて21日出来高加重移動平均線も下抜ける値動きになってから調整だろう。今は21日出来高加重移動平均線でサポートされた上昇トレンドなので、21日出来高加重移動平均線を下抜けていく動きにならない限りは大丈夫。
21日出来高加重移動平均線を下抜ける場合は5,700~5,724がサポートゾーンになるか確認したい。