(CHFJPY)スイスフラン 1時足 移動平均線の動きとMACDの動きを理解すると相場の変化を察知することが出来るようになってきます。 通常は価格の動きとMACDの動きは順行します。 つまり、価格が上昇するときはMACDも上昇します。 ところが、価格が上昇しているにもかかわらずMACDが下降するところが出てきます。 こういった価格の変化とMACDの変化の違いに気づくことができれば、マーケットの変化に一手早く対応できるようになりますね。 このチャートは時間足ではありますが、三尊天井のような動きになっています。 価格の推移がどうなっているのかを理解しましょう。 高値が更新し、安値も更新する動きから、高値を更新しなくなり、今度は安値を更新していく動きになっていっています。 この一連の変化の前にMACDがいち早く変...
おはようございます。 正月明け以来、ほぼ毎日掲示板とトレーディングビューに投稿を続けてきましたが、 ここで少し休みをとらせて頂きたいと存じます。心身をリフレッシュして参ります。 投稿は8月31日までお休みし、9月1日か2日から再開いたしますので、よろしくお願いいたします。 それで休載前に、コロナショック以後ここまでの相場(私がトレードしている相場の中から)を振り返ってみました。 特に、パフォーマンスが良かったのが、ナスダック100、金/ドル、ユーロ/ドル、豪ドル/ドルです。 ナスダック100は、コロナショック前の高値からコロナショック時の底値までの値幅の、 フィボナッチ・エクステンションで50%上昇を達成、61.8%にも迫ろうとしています。 一方、SP500はようやくコロナショック前の高値をわずかに更新して史上最高...
(7545) 西松屋チェーン 月足チャート 直近の日足チャートを見ると、物凄く上昇しているように見えるので、大局的に捉えてみました。 業績好調に伴い株価が上昇しています。 日足チャートだと、コロナショックの前の高値を更新していますので、堅調な動きであることが分かります。 これを月足チャートにかえると、大局の高値から安値の値幅の切り返しが38.2%戻りにも達成していないことが分かります。 日本では大きく下落した後の切り返しとしては、3分の1戻りや半値戻し(2分の1)、3分の2戻りなどといいます。 これをフィボナッチ(欧米的)で見ると、38.2%戻り、50%戻り、61.8%戻りといい、そういった数値が意識されやすくなります。 マーケットにおいては、より多くの投資家が意識しているところが、抵抗線や支持線となり易い傾向...
(DXY) ドルインデックス をはじめとするインデックスの比較チャート リスク選好の動きや、大量の資金供給などにより、ドル安相場が続いています。 ここまでドルが下がれば反転してドル高になるのではないかといった声も聞こえてきそうです。 個人的にはどうなるか分かりません。 というよりも、上がるか下がるかといった相場観には興味がありません。 大事なことは、ドル安が続く限りはドル安の戦略を取り続ける。 ドル高に流れが変われば、その時に戦略の修正を行うだけです。 ドルが安いからとか高いからといってトレードしていてはミストレードに繋がります。 「チャートに素直に」が一番です。 では、インデックスの再確認です。 (DXY)ドルインデックス (EXY)ユーロインデックス (BXY)ポンドインデックス (JXY)円インデッ...
(GBPUSD) ポンドドル 4時間足 ポンドドルは8月の第一週に高値を付けてから横ばいの動きになっています。 こういった局面というのは年間通じて沢山あります。 この局面の結果は必ず同じになるわけではありませんが、ある傾向があります。 こういった局面を私は中間波動として研究しています。 相場はトレンド相場と中間波動に分かれます。 中間波動はどういった足種であってもトレードは難しいですね。 勿論、トレンド相場はトレードし易いわけですが、気が付けばトレンドが発生していてついていけないというのもあるともいます。 そこで、トレンド相場をしっかりと狙うために、中間波動の終わりを狙うように意識することで、トレンド相場の初動を狙うことができるようなってきます。 中間波動が終わっても必ずトレンド相場になるわけではありません...
(6645)オムロン 週足 街の薬局から体温計が無くなりましたが、体温計も作っている企業です。 それだけではありませんが、チャートを見ると高値更新しています。 ただ、こういった動きが乱高下しやすい銘柄はトレードするときには難しいというところがあります。 移動平均線大循環分析のステージを週足で見れば、 わかりやすいように見えますが、日足だと非常に難しく感じるところがあります。 こういった銘柄がどのような特徴があるのかを確認することで、わかり難い銘柄を少しわかりやすくすることができます。 長期もみ合い相場でトレードが難しいという銘柄の多くは、もみ合いながら上昇したり、下降したりしていることが多いです。 こういった難しい銘柄にはチャネルラインを入れることでヒントとなることがあります。 今回引いたラインが意識される...
【2020/08/12版】20分間で実際にどんな感じでデイトレ・スキャをやっているのか
(DJI)NYダウ 日足チャート 経済対策に対する期待感から株価が上昇し、NYダウは6月8日の高値を更新してきました。 今回のタイトルにもありますが、「異市場間ダイバージェンス」が解消と書いています。 これを分解して解説していきます。 まず、ダイバージェンスには「異市場間ダイバージェンス」と「オシレーターダイバージェンス」の二つがあります。 オシレーターとは、RSIやストキャスティス、MACDなどのことです。 そして、そのオシレーターと価格の推移は通常は同様に動きますので、価格が上昇するとオシレーターも上昇しますが、 価格が上昇しているのにオシレーターが下降する動きのことを「ダイバージェンス」といい、日本語で言うと「逆行現象」といいます。 価格の動きとオシレーターの動きが逆行しているので、「変化の兆し」となり...
(2269)明治HD 週足チャート トレードをしていてわかりやすい動きとわかり難い動きがあります。 このチャートでいえば、2016年の高値まではわかりやすいチャートですので、大きな利益を獲りやすいところです。 ところが、その後のチャートを見ると、価格が帯を上抜けたり下抜けたりと、緩やかに下降しながらのもみ合い相場になっているのが分かります。 こういうところは、難しいところですね。 後から振り返ってみて、ここは難しいところだったので、手を出すべきではなかったというのはあります。 しかし、その過程で気づいて対応するのは、至難の業かもしれません。 ここにチャネルラインを入れました。 チャネルラインとは、下降しているときは、高値と高値を結んでトレンドラインを引きます。 そこから、安値のとこに平行な線を引くのをチャネ...
(MOS)マザーズ 日足チャート トレンドライン(青い線) チャネルライン(黄色の2本の線) 水平線(紫の線) 3種類のラインを引いています。 それぞれ意味があるのです。 トレンドラインは上昇(下降)のトレンドを見ています。 そして、トレンドが転換するかもしれないというときにトレンドラインを更新し変化の暗示となります。 チャネルラインは相場の強弱を見ています。 勢いが加速するときは、チャネルを飛び越えていきます。勢いが弱くなる時はチャネルまで到達しません。 水平線は高値、安値を更新するかどうかを見ており、トレンドが継続するか転換するかのサインとなります。 では、マザースはどうでしょう。 6月26日の高値、7月2日の安値のどちらも更新していません。 トレンド転換か、トレンド継続かの決着は未だついていません...
ALT + I を押すとチャートが反転します。Macの場合は、⌥ + I です。このショートカットは、ご覧のチャートを瞬時に上下逆に反転します。チャートを反転させる事で、価格とトレンドについて独自の異なる視点を得ることができます。 このアイデアでは、2つのAmazonの日足チャートを並べて表示しています。左側のチャートは上下に反転したもので、右側のチャートは変更していないチャートです。これらの2つのチャート(1つは反転したもの、もう1つは通常のもの)を比較することは、視点のトレーニングです。ご自身の中で確認してみてください、これら2つは依然として同じトレンドに見えますか?もしくはこれまでとは異なるものが見えるようになり、視点が変わりましたか? これについてこの様に考える事もできます:...
(GBPJPY) ポンド円 日足チャート 今回はラインの本数が多いので、みにくい、わかり難いと感じている方もいらっしゃるかもしれません。 ですから、一つずつ見ていきましょう。 まずは、2019年から2020年はじめのところです。 下値支持線を割り込んで、一気に円高に振れました。 そこからは、黄色のチャネルラインに沿って推移しているような動きです。 6月に移動平均線大循環分析のステージが第1ステージとなり、200日EMA(赤い線)を超えてきましたが、直ぐに反落しました。 第1ステージから第4ステージとなるものの、7月から再び第1ステージへと移行していきました。 200日EMAを超えてきてました。昨年からの高値と高値を結んだ上値抵抗線を超えてきたような動きです。 この上値抵抗線を直ぐに下回るようであれば、上値抵...
(USOIL) WTI原油 日足チャート 水平線2本とトレンドライン2本を引くと、基本的な分析ができるようになります。 原油はこの2カ月くらいは動きが小さくなっており、膠着状態になってきているのがよく分かります。 その膠着状態に伴って2本のトレンドラインを引いていました。 昨日、米国のGDPがマイナス32.9%と大幅悪化となったことで、株式市場も売られ、原油市場も売りが優勢となりました。 そして、下値支持線として引いていたトレンドラインを割ってきました。 これは、小さな変化のサインであり、買い方は注意が必要ですよということを暗示する変化です。 私のイメージでは、トレンドラインを割ったから直ぐに売りとするよりは、注意喚起として見ていく方がダマシも回避し易いと感じています。 (トレンドラインよりは水平線を更新した...
(4951)エステー 週足 天井圏や底値圏というのは、トレンド継続のパターンとは違った形状が出てくることがあります。 今回の天井圏では拡大トライアングルから天井を打ちました。 拡大トライアングルとは高値が切り上がり、安値は切り下がるという動きです。 天井を打ってからは大きく下がっていき、最後は逆Cカーブの下落となり底を打ちました。 そして、大きな陽線2本が出現して反発してきました。 ただ、その段階では移動平均線大循環分析のステージは第4ステージですので、底打ちの可能性といったところです。 それが、底打ちの可能性が高まるところが、丸印をつけたところです。 ここがどういう意味で底打ちの可能性が高まったのかを理解している方はしっかりと勉強されている方ですね。 第4ステージから第6ステージに移行してから、200週E...
(USDJPY)ドル円 日足チャート ドル円は動きが小さい。 そう感じている方も多いと思います。 ここにきてドル円に動きが出てきたのでしょうか。 今年の5月と6月に付けた106円辺りの節目を今月になってしっかりと割ってきました。 次に、どの価格が意識されるのかを把握するためにチャネルラインを引いてみました。 そうすると、次に意識されやすい値位置が浮かび上がってきました。 二つのチャネルラインを引きましたが、ここをもし下回れば3月の101円台が意識されます。 ユーロ円や豪ドル円などを見ていると、円が強くて円高になっているのではないようです。 ドルの独歩安によって結果的に円が高くなっているという動きのようです。 円が主要通貨全てに対して強くなるようであれば、ドル円においても円高が加速しそうです。 ここからど...
(BA)ボーイング 先日、私のアイデア投稿を読破してコンプリートしましたという、嬉しいコメントをいただきました。 そこで、記念に分析してほしい銘柄を伺うと、(BA)ボーイングを希望ということで現状分析をしてみようと思います。 私のアイデア投稿をコンプリートしたという方で、希望銘柄があればご連絡ください。 もし、多くの方からご連絡をいただいた場合は、ご希望に添えない可能性もありますので、その時はご了承ください。 では、まず月足チャートをみてみましょう。 2019年まではしっかりとした上昇を見せていましたが、「ダイヤモンドフォーメーション」のような形状から反落しました。 形は綺麗ではありませんが、高値を付けるまでの過程が高値切り上がり、安値切り下がりとなっています。 その後は安値切り下がり、高値切り上がりとなって...
(BTCJPY) ビットコイン 円建て 前回の記事ではトライアングルのアペックス(三角形の頂点)に接近しているという記事を作成しました。 さて、そこからどういった推移をしているか見てみましょう。 トライアングルの上値抵抗線を超えて綺麗に上放れしてきています。 上昇トレンド完全復活!とまではいきませんが、移動平均線大循環分析では第1ステージになってきています。 さて、ここからの展開として、もう1本線を引きました。 6月の高値のところに水平線を引きました。 この高値をしっかりと超えてくるということは、大きな上昇トレンドが再開する可能性が高まります。 高値を更新出来ないようであれば、もみ合い相場か、下降トレンドに移行する可能性が高まります。 もちろん、もっと、複雑な動きになることもありますが、基本としては幾つかの...
【現在のゴールドの目線】 どっちに行こうとしているかは僕には分かりません。 これが本音です。 と言うか現状エントリーしてもたまたま勝ちはあっても 優位性を見極めてのエントリーは出来なさそうに見えます。 【ゴールドの現状と今後の戦略】 ...