(NK2251!)日経225先物 240分足 先週末はLIVE配信をさせていただきました。 個人投資家の方のトレード技術の向上に繋がれば嬉しい限りです。 そのときにも、日経225のチャートを表示しました。 チャートを見ると、ダブルトップのような形状になってきています。 ポイントは、ネックラインでサポレジ転換できるかどうかです。 (サポレジ転換に関しては下記の記事をご覧ください) 直近のチャートの形状を見ると、高値が一定で下値が切り下がっており、拡大トライアングルを形成しています。 ここから上下どちらに抜けてくるかです。 新型肺炎の影響からマーケットはリスク回避の動きになっています。 ここから本格的な下降局面となるのか、それとも、一過性の動きで切り返してくるのでしょうか。 その変化の兆しをいち早く察知するためにも、こ...
(2109)三井製糖 日足チャート 移動平均線大循環分析は、日足チャートだと 短期(5日)移動平均線 中期(20日)移動平均線 長期(40日)移動平均線 (*超長期(200日)移動平均線) 大循環MACDはこの短期、中期、長期の移動平均線の間隔を見ていきます。 MACD1は短期と中期移動平均線の間隔を見ています。 MACD2は短期と長期移動平均線の間隔を見ています。 MACD3は中期と長期移動平均線の間隔を見ています。 つまり、2本の移動平均線の間隔が広がったり狭くなったりする変化を分析していきます。 移動平均線の間隔の推移がわかり難いところでも MACDの動をみることで分かるようになります。 MACDが0ラインのところにあるところが、2本の移動平均線がくっついているところです。 つまり、ゴールデンクロス、デッドク...
ポンド円 日足、4時間足、30分足 日足を見ると第1ステージの安定上昇期から第2ステージに移行してきました。 4時間足は第4ステージですので下降期になっています。 30分足は第1ステージになってきています。 このような時は4時間足を見るべきか、30分足を見るべきか・・ 悩ましい展開ですよね。 日足での買いポジションは手仕舞いするかどうか。 4時間足での売りポジションをどうするか。 このような時は、30分足の動きがポイントとなりますね。 直近の動きは上昇しているという認識が必要です。 30分足の動きが点線の高値を更新すれば4時間も変化が出てきます。 一方で、30分足が第4ステージになってくれば、戻り売りになります。 逆張り的な発想で30分足の買いを狙う方法もありますが、日足がステージが変わってきており4時間足が第4...
(RUT)ラッセル2000 週足チャート このチャートにVIX指数のチャートを比較しています。 では、ここでラッセル2000とはどういったものかを見ていきましょう。 米国市場では約5000社以上が上場しています。 その内の上位3000社がラッセル3000となります。 米国の上位1000社で米国市場の時価総額が約9割ほど占めています。 ということは1001位から3000位までは約1割ほどしかないということです。 その1001位から3000位までの2000社で構成されているのがラッセル2000となります。 つまり、小さな企業の集合体ですから、景気が悪化した時には、倒産リスクが大企業よりも高くなります。 よって、米国景気が悪化してくれば真っ先にこのラッセル2000が敏感に反応します。 ということで、米国企業の小型株のベン...
(SPX)S&P500 日足チャート トレンドが発生しているときは、そのトレンドが終わるまでしっかりと狙い切りたいところです。 しかし、トレンドが終わりを迎えるところは、出来るだけ早く手仕舞いたいですよね。 つまり、トレンドの初動で仕掛けてトレンドが終わるところでは素早く手仕舞いをする。 この考え方は理想形ではあります。 ただ、仕掛けを早くすればするほどダマシが多くなります。 手仕舞いを早くすればするほどトレンドの途中で手仕舞いしてしまう可能性が出てきます。 トレンドが発生したのを確認してから仕掛けるのであれば遅くなり、 トレンドが終わったのを確認してから手仕舞いするのであれば遅くなります。 トレンドの有無の確認をどうするか。 これは、トレンドの有無を確認するための大局と、変化の兆しを早く察知するオシレーターの両...
(3109)シキボウ 日足チャート 中国で新型コロナウイルスが発生しました。 時期がちょうど春節で中国民族が大移動する時期です。のべ30億人が移動するということで日本にも多くの中国人が訪れるでしょう。 新型コロナウイルスが大流行するとの懸念もあり注意が必要です。 マスクの買い占めが起きて、一部の店舗などではマスクが無くなったといった報道もあるようです。 こういったときには「テーマ株」が動きますね。 風が吹けば桶屋が儲かる。 これは、まさに株式市場の価格変動の要因の一つですね。 では、チャートを見てみましょう。 急騰しているところが派手な動きなので、そこに目線が向いてしまいますが、 大事なところはそこではありません。 どこが大事なのでしょう。 まず、二番底の付け方です。V字上昇よりは、二番底やWボトムの動きになるこ...
(GBPUSD)ポンドドル 日足チャート 移動平均線大循環分析は、現在価格が買いと売りとどちらにエッジがあるかを浮き彫りにします。 チャート分析が得意だという方と、そうでない方といらっしゃいます。 苦手な方が簡単に出来る方法を今日は見てみましょう。 上がるか下がるかを予想するのではありません。 上がる場合と下がる場合において、どこに大きな支持線、抵抗線があるのかを見る方法です。 作成方法は簡単です。 直近価格から順次高値や安値に水平線を入れていきます。 そうすると、本数が多いところや少ないところが見えてきます。 それで何が分かるかというと、本数が多くなったところはに価格が来た時には抵抗や支持が強く働くということです。 また、本数が少ないところは抵抗や支持が働きにくいところであるということです。 これは何を見ている...
(DJI) NYダウ 月足 時には大局の動きを確認して見ましょう。 1930年代からですから90年前後、約100年の大局の動きになります。 ただ、通常のチャートであれば、1930年代の安い価格の動きが小さくなりすぎますので、 目盛りを通常から「対数」に切り替えます。 対数チャートは値幅で目盛りを取るのではなく、比率で目盛りを取ります。 例えば20円から30円になると上昇幅は10円ですが、比率は50%となります。 1000円から1500円になると、上昇幅は500円ですが、比率は50%となります。 つまり、比率が同じなので同じ目盛りになるということですね。 つぎに、そこからチャネルラインを引くと、1990年代までは同じチャネルラインで推移しているのが分かります。 そこから、相場に勢いがつき始めているのが分かります。 なぜな...
(NIKE)ナイキ、米国株の日足チャートです。 この度、東京オリンピックのマラソンで、ナイキの厚底シューズが使用不可になるかもしれないといったニュースが出てきました。 国際陸連は決定を保留していますが、衝撃的なニュースです。 こういったニュースが出たときには株価にも影響が出てきます。 そして、チャートを見れば、そのニュースが多大な影響を与えているのか、大した影響が無いのかが分かります。 チャート見てみましょう。 チャートを見る限りでは大した影響はないようですね。 なぜなら、対して下がらずに史上最高値を更新しているからです。 移動平均線大循環分析でチャートを見ると、第1ステージを維持しているのがわかり、 200日EMAが綺麗な右肩上がりとなっているのも分かります。 また、比較チャートとしてS&P500を入れました。 ...
(USDJPY)ドル円 (EURJPY)ユーロ円 (GBPJPY)ポンド円 (CADJPY)カナダドル円 (AUDJPY)豪ドル円 (NZDJPY)NZドル円 (CHFJPY)スイスフラン円 各4時間足 日々のトレードにおいて、どの通貨ペアにするかというのも大事な要素ですね。 2020年に入ってからの動きを確認してみましょう。 年末年始はリスク回避の動きが強まりましたので、ドルやスイスフランが高くなっています。 FXをする場合は、マーケットがリスク選好の動きなのか、リスク回避の動きなのかを確認する必要があります。 なぜかというと、株式市場に懸念や不安がある時は、リスクを回避する動きになります。 株式市場が堅調な時はリスクを選好する動きになります。 リスクを回避するときや、今回のように地政学的リスクが高まると、米ド...
インジケーター信者は相場には勝てない ストキャス(中段)を見てほしい。 ダマシのシグナルを連発しており、これで入った人はほぼ負けているだろう MACDはというと MACDは相場への反応速度が遅いのんびり屋さんなので 相場が動かないときはダマシのシグナルがストキャスよりも圧倒的に少ない 要は、インジケーターも相場によって使い分ける必要があるということ
(EURUSD)ユーロドル 日足チャート 移動平均線大循環分析でチャートを俯瞰的に見てみましょう。 価格が帯の下で推移していれば、安定して「売り」で利益を獲ることができます。 しかし、価格が帯を挟んで動き、時には下降帯から上昇帯になり、また、下降帯に戻る動きとなっているのが分かります。 つまり、価格は下がっているのに利益を獲り難い動きになっています。 時間軸としては分かり易い動きの時と、わかり難い動きのときがあります。 現在のようにわかり難い動きの時間帯の時にはどうすれば良いでしょうか。 まずは、トレンドラインを引きます。 価格が上昇するときは、安値と安値を結びます。 価格が下降するときは、高値と高値を結びます。 次にチャネルラインを引きます。 そのトレンドラインに平行な線を引きます。 これを大局と小局でチャネル...
(2157)コシダカホールディングス 週足 コシダカホールディングス(カラオケ事業)は、子会社のカーブスホールディングス(女性向けフィットネス事業)を 「スピンオフ」という仕組みを使って分離すると発表しました。 「スピンオフ」とはどうった制度なのでしょう。 日本ではこれまでに前例がない方法ですが、企業が持っている事業を別会社として分離・独立させる方法です。 スピンオフでは、コシダカホールディングスの株主は新しくできるカーブスホールディングスの株式を受け取ることになります。 スピンオフによって株価がどうなるかは分かりませんが、チャートから分析してみましょう。 週足チャートを見ると、2017年から2018年までは上昇トレンドでしたが、そこからは、三角保ち合いになっているように見えます。 相場格言としては、「もち合い...
(USOIL)WTI原油 日足チャート 2020年は米国とイランの軍事問題により波乱の相場展開となっています。 米国はイランの司令官を殺害しました。 イランはイラクにある米国の基地を攻撃しました。 これに伴いゴールドや原油が急騰しました。 多くの方はこうした急変を察知することはできないということで諦めるかもしれません。 ですが、チャートを見ると不思議なもので、昨年末からじりじりと上昇してきています。 まるで、何かを察知していたかのような動きです。 やはり、コモディティも株価も為替においても、異変をいち早く察知することが出来る人がいます。 その周りの人たちが早耳情報を得て動くのでしょうね。 そして、それが徐々にチャートに現れて何かが起きていると情報を掴んでいない人も動き始めるのでしょうね。 チャート分析で見てみ...
(TGD1!)東京金 月足チャート イランがイラクの米軍基地にミサイル攻撃を行ったとのニュースが入ってきました。 ゴールドや原油が大きく上昇していますが、これって、全く予測不可能なことだったのでしょうか。 チャートで振り返ってみましょう。 勿論、米国とイランが戦争状態のような展開になるということは予測不可能です。 ただ、チャートを見る限り、昨年2019年に6年半ほどの三角保ち合いを上抜けたチャートであることが分かります。 いわゆる、私が研究している中間波動が終焉してトレンド相場に入ってきています。 中間波動が終わりトレンド相場に入った時のターゲットプライスの予測をどこにするか。 基本的な考え方は、三角保ち合いに入った時の高値と安値の値幅が意識されます。 考え方は三つです。 一つ目は、この値幅を持ち合いの中心から抜...
(US10Y)米国10年債利回り 週足チャート 2020年は中国の預金準備率引き下げによりNYダウが史上最高値を更新して始まりました。 ところが、米国がイランの最高司令官を殺害したことで地政学的リスクが一気に高まりました。 マーケットの動向を読みにくくなったと感じている方も多いのではないでしょうか。 ニュースを見ているとポジションを獲り難い展開が昨年から続いていました。 つまり、リスク選好とリスク回避の動きが同時進行するという異常事態になっていたということです。 これを異常事態と素直に受け止めてしまうと、ポジションを獲ることが難しくなります。 ですが、チャートの動きを見てチャートに素直に対応していれば、昨年の2019年は比較的獲りやすいチャートだったと思います。 さて、2020年が昨年同様に分かり易いチャートになる...
TGD(ゴールド円建て) 日足 NYダウやナスダック、S&P500が史上最高値を更新しています。 本来ならばリスク選好全開で、ゴールドは大きく売られる展開になってもおかしくはないところです。 この動きを考えると、株高というリスク選好と金高というリスク回避の動きが混在しているのが分かります。 インフレ懸念が高まっているのであれば、株高と金高が平行することもあります。 現在の状況をどう見るか・・・・ リスク選好とリスク回避の混在が市場参加者の心理を表しているようで面白い動きですよね。 相場格言のなかで、 「強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」 という言葉があります。 現在地はどこなのでしょうね。 こう考えると、2020年相場も楽しみですよね。
(2268)B-Rサーティワンアイスクリーム 週間足 2013年に高値を付けてからは、6年以上の膠着状態が続いています。 こういった銘柄は魅力がない銘柄となって 多くの方が価格推移を見なくなります。 確かに、これだけ膠着が続くと関心が薄くなってしまいますよね。 中間波動を研究していると、 私にとっては宝の山に変わるかもしれないと感じます。 こういった銘柄をチェックリストに入れて、 定点観測をして動きに変化が出るかどうかを見ていきます。 トレードする銘柄とウォッチをする銘柄に分けましょう。 そして、変化が出ればウォッチする銘柄からトレードする銘柄に切り替えます。 そのようにしてチャートを見る習慣をつけていきましょう。 現在、膠着している銘柄だからといって、関心を持たないのではなく、変化の兆しを追いかけましょう。