👑トレードアイデア XAUUSD金ドルは米国債相場に連れ高になっていくか #2おはようございます。本日は金のトレードアイデアの解説をいたします。
金はテクニカル的に逓減的三角持ち合い:ディセンディングトライアングルが続いておりました。下辺は1618ドル付近。週足で見ると2020年3月ころからサポートラインとして意識されはじめ、4~5回ほど機能しつづけてきました。
今回はかなりの下押し圧力が続き下辺を下にブレイクしそうでした。米利上げによる米ドル高の影響での金下落圧力、ヘッジファンドのドル需要による金資産売却、中央銀行の外貨準備のための売却などが理由になるでしょう。
10末に、ロウソク足チャートのテクニカル的にまだ反転上昇の兆しはありませんでしたが、累積出来高が上昇してきており出来高のトレンドラインを上にブレイクしましたので金の買いポジションを持っており、昨日チャートのダウントレンドライン(三角持ち合いの上辺)を上にブレイクしましたので、さらに買いました。かなり強い買い。
今年に入ってから買い進められていた、または急激に買ってきた大きなプレイヤーがいます。これだけ強い(しかも土曜日未明の現在も続いている)ことからも通常の金プレイヤーではなく、中央銀行またはオイルマネーであろうかと思います。(※詳しくは「ワールド・ゴールド・カウンシル 中銀 金購入量」で検索)
債券も買われ始めていますが、同じく安全資産としてのオイルマネーによる金の需要の高まりの影響もありますし、外貨準備としての中央銀行の金購入、金中国、ロシアの脱米ドル戦略の流れからくる「自国通貨の価値を補完するための金準備(金本位制の復活)」もあるでしょう。
テクニカルで買われたわけではないため"テクニカルだけ"で金を分析するのは、いささか片手落ちであることがわかりますね。テクニカルではないためトレンドが続くかどうか不透明。逆に言えばテクニカルを無視して圧倒的な買いのパワーで急騰する可能性もあります。
どちらにしても、私達はアップトレンド転換の兆しを疑い押し目を買っていく戦略スタンスになりました。
私はチンポジ、、ではなく金ポジをホールドしまずは1800ドルを目指したいと思っております。
”常にテクニカル+ファンダメンタルズの
ハイブリッドトレーダーであらまほしきことなり”
巖倉為蔵
画像を含む
👑トレードアイデア BTCUSDビットコインは供給不足で上昇に転じるかおはようございます。BTCUSDビットコインは
テクニカル的に反転上昇の兆しがあります。何度か反転の兆しはありましたが、今回はテクニカル要因以外の転換要因がいくつか重なっておりますので22500近辺の直近高値までの上昇をテストしにいくでしょう。
インフレにより大口のマイナー(マイニング業者)が撤退しつづけていたため新規のマイニングが減少し、供給不足である。
撤退したマイナーが保有している浮動ビットコインの吐き出しも終わっているのではないかと思います。
これから11月~12月にかけて米国の利上げペース鈍化に相場のセンチメントが移るためビットコインも米ドル売りに追随する。
生産コストや埋没コスト(サンクコスト)があるのでこれ以上は下がりにくい。
暗号通貨を規制するという各国のスタンスが明確になり、トレーダーがポジティブに受け入れてきた。※当初は規制はネガティブに捉えられていた。もちろん規制は、"禁止"ではないので、ならず者が好き勝手できなくなるということですから良いことですし~🙆♂️
2021年の10月に米国初のビットコイン先物ETF「プロシェアーズ・ビットコイン・ストラテジーETF(BITO)」が上場され、米国で浸透してきているのでそろそろビットコインの流動性に寄与してくるかと思います。
日本ではまだビットコインETFは購入できませんが、金融庁が認可すればETFを組成するため、ビットコインの需要が高まるきっかけの1つになるでしょう。
かつての第一次、第二次ビットコインバブルのようにはなりませんが(ETFが買われるということは売りも増える表裏一体)、中長期にかけて上昇していくでしょう。
他の暗号通貨もしばらくビットコインに連れ高になるでしょう。暗号通貨を中長期で見る上で「中央銀行デジタル通貨(CBDC:Central Bank Digital Currency)」の動向は非常に重要になります。裏の思惑が働くどうなるかわからない世界ですので、中長期的に投資するといっても年金代わりにビットコインを使わないようにしましょう。
FX,株式で儲かった利益のうち数パーセントをビットコインにしておくなど、換金性の高い流動資産として保有するとよいかと思います。今年、全銀協システムがAPI利用範囲を拡大しましたので、ビットコイン決済業者が繋がれば利便性が高まり、流動性も高まると思うのですがいまのところはまだ。とはいえビットコインをPaypayにチャージできる業者も出てきたので、遅かれ早かれビットコインと日常決済はシームレスになるでしょう。
👑トレードアイデア USDJPYドル円はやはり11/3期日のOPオプション:147.60円に回帰USDJPYドル円は本日期日の147.60に回帰してきました。現在はPivotPoint:148.00に。
文化の日で祝日ということもあり、本邦不在の中、投機筋が仕掛けてくる可能性があります。
少々上がるでしょうけれど、昨日(11/2)に財務相も「為替介入が必要な場合、私どもの判断で瞬時に対応する」と発言しているので、明らかに過度な上昇があれば突然介入も。
戦略は戻り売り。147.50から147.00までを狙いたいと思います。タイミングが良ければ介入に乗じることもできるでしょう。
FOMCは乱高下。FRBパウエル議長は明らかに市場の反応をモニタリングしながら発言の内容を臨機応変に変え会見を乗り切りました。その発言の中でFRB議長「利上げ減速の時期は早ければ次回会合となる可能性がある」という発言が真意なのだろうと思います。その他には「インフレ率は依然として目標を大幅に上回っている」「利上げはまだまだ必要」「総利上げ幅は想定を上回る予定」などがありましたが、それは想定内。
米国債金利はまだ上がるでしょうけれど米短期国債の買いが鈍化してきておりますのでデリバティブの破綻問題に係る米ドル買いの流れはそろそろ(といっても年内いっぱい)落ち着いていくと見ます。
🔴ファンダメンタルズマスター 香港ダラーはいよいよペッグ制維持が破綻か香港ドルは言わずと知れたドルペッグ制の通貨であり、米ドルと同等の価値とされています。それが昨今崩れそうだよというお話。
たしかにチャートを見ると中長期的に大きなスイングを描いているようにおもえます。現在はその上辺に位置。
香港ドルの存在価値が揺らいでいるように思えます。香港ドルを買う人がいないのです。ほっとくと今にも上にブレイクしていきそう。中国が必死に防戦買い(米ドル売り香港ドル買い)をかなりの期間仕掛けているように見えます。一般市民の間ではすでに暗号資産の利用が増えておりますし、貿易などビジネスにおいても信頼性が揺らいでいます。
香港ドルは、中国中央銀行も発行できますし、香港のスタンダードチャータード銀行(イギリス資本)、HSBC(イギリス資本)が発行権を持っており、富裕層が中国元をドルに無償で交換し国外に流す便利な窓口になっていたわけです。
習近平さんが第三期目に突入し、いよいよイギリスとそういった利権を利権を享受している人たち(習近平と敵対している勢力)を排除し鎖国政策を採っていくでしょうから、香港そのものも中国に吸収していくであろうと思います。当然香港ドルは必要なくなるでしょう。※台湾ドルも同じような流れになる可能性。
香港当局の外貨準備高も激減しており、中国の支援がなければ物理的にもペッグ制を維持することはできないのではないか。
私達はそれを利益に換えていきたいところ。香港ドルを売りたいですね。
しかし今すぐではありません。かなりの期間がかかるでしょうから、TradingViewにてアラートを設定したまま待っているところです。
🔴2875:東洋水産のトレードアイデア 権利落ちから四半期決算へのダウントレンド戦術2875:東洋水産は【D】権利落ちに向けてのピークアウト(頂上到達)からの調整下落に入りました。直後の【E】四半期決算発表待ちでしたが、本日最高益の良い内容の決算。しかし材料出尽くしで下落が継続しております。乱高下しましたが終値で空売り規制にひっかかっておりませんので、半年以上買われ続けてきたので、明日も引き続き調整で売られ信用売り残が増えていく流れかと思います。まるちゃん大好き
まだ直近の大口の信用残高、貸付残高を確認できないので確認してこのアイデアを更新しご連絡予定です。
調整が終了し買い転換の条件が揃いましたら買っていきたいと思います。
👑トレードアイデア BABA:アリババは来週、習近平再任後の四半期決算を迎えこんにちは。BABA:アリババグループに注目しております。
中国電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディングは基本的にNYSE:ニューヨーク証券取引所に上場しておりますが、香港市場にもデュアル(重複)上場しており、今年の年末には香港のセカンダリーからプライマリー上場に切り替え手続き中です。重複上場はよくあることですが、中国企業のそれはちょっと意味合いが違います。米国市場から中国企業が上場廃止によって締め出されており、そのリスク回避のための重複上場ですので、NYSEから締め出されても香港市場がある!と安心もしてられません。
習近平さんが第三目の就任を果たし、習近平体制が永遠に盤石になったため、電子商取引にも習近平の意向が反映されるはずです。習近平さんはアリババを良しとしていないので、アリババ株にとっても向かい風。
週明けに四半期決算も控えておりますが、経営状態よりもむしろ習近平さんの反グローバリズムによる鎖国状態への懸念のほうが強い。中長期的にはまだまだ下落でしょう。米ドルと香港ドルのペッグ制もゆらいできておりますので(「香港ドル ペッグ制」で検索)、無理やり支えているところがあり、アリババの潜在的な株価はもっと安いはずです。
テクニカル的には三角持ち合い、ディセンディングトライアングル(逓減三角持ち合い)の下辺を切り下げ始めたところです。価格は約60ドル/株。この価格帯は2015年に付けた最安値付近でもありますので、抵抗帯でもあり、時間がかかるかとは思いますが下抜けたらあとは25~50ドルもありうるでしょう。
👑トレードマスター USDJPYドル円は戻り売り。勝てるけどあまり儲かってない場合のPF改善方法こんばんは。USDJPYドル円はショートポジションを継続しています。ポジションの無い方は、引き続き戻り売りを狙う時間帯。明日に日銀金融政策発表を控えていることもあり、本日のPivotPointにしっかり戻ってきております。そこは直近の(今週の)下落に対するフィボナッチ・リトレースメントの38.2%戻り付近でもありますのでおおかたの戻り売り勢にとっては目印になりやすいでしょう。
新規に売るのは明日でもよいかもしれません。
各国通貨が協調して米ドル売りの流れとなっておりますので、USDJPYドル円もまだまだ下方向に行くでしょう。145円を切り下げたら、8~9月に非常にもみ合ったゾーン143円まで下落する可能性があります。
ECB政策金利で0.75%の利上げに言及があればさらに米ドル売りの流れが加速していくとは思いますが、そろそろ月末でもありますし、積極的なトレードは手控えたいところ。USDJPYドル円のショートポジションも頃合いを見て適度に手仕舞いする予定です。
トレンドが明確で(規則正しく動いている)、ターゲットとなるポイントに合理的な場所の情報が集中している場合は、ターゲットまで到達する確度は高まりますが、今はそうではありません。ファンダメンタルズ主導の相場。
「売り買いは腹八分」、「頭としっぽはくれてやれ」という相場の格言もあるように、ぎりぎりまで欲をかいてポジションを引っ張らないことです。たいていの人は常に「欲張らない」ことが良いことだと思って自分を律してしまいますが。ターゲットを守る場合と、欲張らない場合を合理的に自分で判断し、獲れるときにいっぱい獲っておかないと損大利少(利益率、PF:プロフィットファクターが下がる)になります。利が少ないためちょっとした負けでいっきに利益が吹き飛ぶ。いわゆるコツコツドカンの一因にもなります。
勝率が80~90%あれば、利益率の低さをカバーできますが、上記に気をつけて勝率と利益率の両方を改善していきましょう!
[10/27]ビットコイン分析ビットコイン分析
今日はちょっと変わった観点でビットコイン分析をしてみました。
こういう観点でも見られるんだなというふうに見てください。~
最初の写真は2021年1月です。
ビットコインが29000ドル近くに位置している時ですが、
底点(28.2k)→高点(42k)フィボナッチを引いてみると
「0.94(28.9k)」区間が底値となり、それ以降大きな上昇が出たことがわかります。
あの当時、非常に多くの人が28.2kの底値更新を見ましたが、底値近くは行きましたが、更新せずにその後大きな上昇が出現しました。
2枚目の写真は2021年6月です。
ビットコインが29000ドル近くに位置している時ですが、
底点(28.8k)→高点(36.6k)フィボナッチを引いてみると
「0.94(29.3k)」区間が底値となり、それ以降大きな上昇が出たことがわかります。
同様に、この当時も多くの人が底値更新を考え、多数がショートポジションを保持していました。 結局、底値近くは行きましたが、更新せずにその後大きな上昇が出現しました。
最も重要な現在の絵です。
底点(17.6k)→高点(25.2k)フィボナッチを引いてみると、
「0.94(18.1k)」区間、底点のように見える区間が正確に撮られます。
その後、急に強い上昇が出現し始めています。
このような分析を私たちはフラクタル的分析と言います。
過去の動きと似た様相に流れた場合、ビットコインは底値対比100%以上(2倍)上昇するものと見られます。
*世界的な経済状況(ファンダメンタル的分析)は、あの二つの支店とは全く違う状況です。
*技術的分析上、このような観点がある。程度だけ分かってください!
👑トレードアイデア USDJPYドル円は「弁当介入」20221021こんばんは。USDJPYドル円の上昇が止まらず、
必ずやるであろう介入のタイミングを伺う展開でした。
通常、日本時間にやらなければ、ロンドン時間の午前なのですが、
今回はとにかく過去と異なる介入策のようです。
週末金曜の、しかもNY時間の昼時という一番流動性が下がる時間帯に為替介入をするという
韓国中銀がやるような(昼)弁当介入。
鈴木財務相「介入のための原資はいくらでもある」という発言があったにしては、
とてもせこい介入でした。
いまのところは、151.50円から、147円まで下落しており、前回(9/22)の公式な介入と同規模。
日本時間の深夜中ずっと介入基調となるのか、もうこれでおしまいなのかは、
誰にもわかりませんが、
中長期の米国債利回り には前回のような瞬間的変動は見られませんが、ここ一週間継続して上昇しているので米国債を取り崩し介入のための実弾が手元にあるのは間違いないでしょう。
それをいますぐ大量に出動させているようには見えませんので、「過去とはまったく違う介入策」で断続的かつ長時間の介入になるのかもしれません。もしくは数日かけて仕掛けてくるか。
👑トレードアイデア 非テクニカル相場で絶対にやってはいけない5つのミスどうもこんにちは。
新目健治です。
あなたはテクニカル分析を魔法のツールだと勘違いしていませんか?
そうであれば、この記事があなたのその固定観念をぶっ壊します。先に謝っておきます、ごめんなさい。
テクニカル分析は、ファンダメンタルズ分析ほど非生産的ではないけど、永久機関のような夢の利器でもありません。
ハイブリッド分析は、きっとその中間にあるものです。
にも関わらず、すぐにこういった僕の煽り文章に覚醒し、「なるほど!ハイブリッドは夢のビジネスモデルだ!」なんて勝手に興奮しだす。戯け者め。
ハイブリッド分析は、科学者や技術者の精力的な発明(例えばスタンリー・アレン・メイヤーの水燃料電池とか)にも関わらず実ることなかった「夢の技術」のような優れものでもありません。
ちなみに、無料で相場を縦横無尽に分析しまくれるTradingViewって、30年以上前からトレードしている僕からしてみるとかなり夢の技術に肉薄していると思うんだけど、どう?
閑話休題。
ハイブリッド分析を新たな手法か何かと勘違いしている人たちの典型的なミスを5つ紹介します。
とにかくテクで逝かせようとする
環境認識をしない
オートメーション化しない
TradingViewのデータを十分活用してない
"やらない"という判断ができない
本日お届けするノウハウはこちら
ミス#1 テクニカル至上主義
ミス#2 環境認識しない。してるつもり
ミス#3 オートメーション化しない
ミス#4 TradingViewの宝の持ち腐れ
ミス#5 「やらない」という判断ができない
分析#6 今のドル円の相場は?
ミス#1 テクニカル至上主義
相手にその気がないのに、なんとか雑誌で覚えた稚拙なテクを駆使して逝かせようとする。
そんな自己満足な男ほど滑稽なものはないです。
テクニカル主体で動いている相場で、テクニカル分析を使うからこそ機能するし、勝率もあがるってもんじゃないですかね?
テクニカルで動いている相場とは、やはり高値安値を切り上げ続けているとか、フィボナッチ・リトレースメントがきちんと役割を果たす、
「規則正しい」相場のこと。
レンジ相場も、レンジの上辺下辺が機能しているならテクニカル相場といえますが、
明確に意識された上下のラインがないふらふらとした短なる横ばいではテクニカルは機能しにくい。
そういった、テクニカルでは説明しにくい相場をとりあえず「非テクニカル相場」と呼びましょう。
そんなとき、なんとかテクニカルで分析してやろう!
と、あれこれインジケーターや分析ツールをチャートに重ねては、
新たな「芸術作品」を描ききる。
そういう人がいます。
それは分析しているのではなく、
説明がつけられそうなインジケーターを(しかもあれこれ貼り付けて)もってきて、なんとか相場に寄せていって自分で納得しているだけ。
「どうです!私がもってきたこのインジケーターは今の相場を明確に表しているように見えますでしょう!」
というように。
こんな自己満足ではなく、相場の気持ちを白日の下にさらけ出すノウハウをそのままお渡しします。
ミス#2 環境認識しない。してるつもり
あなたは漁師です。「え?違うよ?サラリーマンだよ」っていう意見はさておき。
漁師になったと仮定して、まずはその日の天気予報を見て、魚が取れそうか、どんな魚か?どこで一番とれるか?
そして、「どうやって穫るか?」という戦術を立てるはず。
相場の天気予報をしないまま、テクニカルを当てはめてしまうのでわからなくなるのです。
ミス#3 オートメーション化しない
トレードの手順が毎回手作業。それでは大変です。
「いや、自分は相場好きやし、時間たっぷりある」
時間があればいいってもんじゃなく、時間をかければかけるほど
脳の認知機能がゲシュタルト崩壊を起こし、
だんだんよくわからなくなってくるのがチャートです。
それにトレードの工程が多すぎると、だんだんめんどくさくなってきますし。
余分な作業(勝率にかかわらない無駄な)を削ぎ落とし、手順を定型化しましょう。
トレードアイデアのリミットは10分。
時間をかけてじっくりと煮込んだら美味しくなるのはカレーくらいです。
ミス#4 TradingViewの宝の持ち腐れ
こんなトレーダーがいます。「私はユーロ円しかやらないから、ユーロ円だけ見ている」とか。
相場はいろいろなものがリンクしていますから、「非テクニカル相場」ではユーロ円だけみていても、合理的に動きを説明付けることができません。
テクニカル要素が100%で動いている相場(めったにありませんが)では、それでもいいでしょう。
しかし、少なくともユーロ円はドル円の影響を受けるでしょうし、原油、金、ユーロドル、米国債の影響を受けます。
ドル円は日経225などの株価指数の影響も。
昔は、これらの必要なデータを一箇所で、しかもお金をかけずに見るのは至難の技でした。
いまはTradingViewさんがあるので、職業トレーダーにとっては鬼に肉棒です。
しかし、それが「宝物」だと知らないと、そもそも見なかったり、活用できなかったり。
宝の持ち腐れになってしまいます。
最強の攻撃呪文、エクスペクトパトローナスを知っていて、パトローナムを使わないようなものですね。
うん、わかりやすい例え。
ミス#5 「やらない」という判断ができない
相場にはテクニカルで分析できない時間帯があるということをお伝えしました。
しかし、さらには「何が起こるかわからない」嵐の前触れのような場面もありますよね。
そんな場面でも、なんとかテクニカルをチャートに当てハメ、分析したがる、ハメたがりのヤリたがりの男がなんと多いことか。
わからないときは、わからないとはっきり宣言し、なぜ自分の手法では説明がつかないのか?を説明することができるのが優れたトレーダーなのです。
釣りの名人は、釣れないときは、釣れなかったと素直に言うものです。
分析#6 今のドル円の相場は?
では、今現在のドル円の相場はどうでしょう?
環境はアップトレンドで、「非テクニカル相場」
超短期米国債の「価格」と正の相関性がある100%ファンダメンタルズ相場です。
ということは超短期の米国債、つまりはファンダメンタルズ分析をしないとドル円が今後どうなるか?どのような戦術でいくのか?という仮説が立てられないということです。
相場は買うか売るかしかないので、適当にやっても当たることもあるでしょう。
しかし、それでは相場の真理にそっているとは言えないので、遅かれ早かれトレード手法が破綻してしまう可能性は高いでしょう。
10/17 短期マーケット目線 #GBPJPY の見通し S&P JNK 長期監視10/17 短期マーケット目線
TLT 下目線
DXY 中立 やや売り目
米株主要3指数 下目線 反発警戒
ドル円 クロス円 上目線
ドルストレート 中立 やや買い目
ゴールド 下目線 戻り売り目
原油 下目線 戻り売り目
天然ガス 下目線 BOX推移 売り回転
ビットコイン BOX目線
#GBPJPY の見通し
上目線
ターゲット 167.96 167 170 175
カウンターライン
再考ライン 165.42
失効ライン 164
直近高値更新で、調整下落が強いイメージです。
DXYの方向性が不安定のため、ドル安継続を監視しながら
ドル円、の動向にてクロス円の上昇シナリオです。
S&P JNK 長期監視
米株の代表格 S&Pは下落傾向から、ジャンク債 JNKの動向に監視を強めています。
このまま、米株が下落か、反発開始かをJNKで判断です。
JNK 週足、月足の、反転シグナルは、オシレーターから出現しており、
米株の下落が止まり、反転攻勢に移るのか?
そこに注目しています。
ファンダメンタルだと、利上げ打ち止めから、下落予想ですが、
CPIの経済指標の良好変化から、2-3年の想定のため、目先は、米株反発の想定シナリオを準備します。
超シンプルなチャートで分析・トレード!!短期ショートカバーか?転換点となり、しばらく反発か?昨日の日経225は午前10時代から突如の上昇。
特に何か材料があったわけでもなく、海外発の材料だったのかもしれません。
日経225先物の売買主体は海外勢ですので(添付図は2021年の部門別売買高)
実に80%は海外投資家。
日本市場は海外勢によって動かされています。(現物の売買高では70%)
日足チャートでは、昨日の大陽線は過去5日分のロウソク足を包み込む大きなアウトサイドバー。
このようなロウソク足がでると相場の転換点になることがあります。
短期のショートカバーか、しばらく反発続くのかわかりませんが、
この動きには乗って買って行きます。
目標は27000〜27700円
初期のロスカットは、26200円割れにおきます。
超簡単!!ドル/円8月レンジブレイク・アノマリー・トレードで楽々爆益(^O^)2021年期結果と2022年期
前回、2021年8月のレンジブレイク買いは+2,860Pの大爆益になりました!
このアノマリートレードは2021年期も有効だと示された上に、過去最大の利益幅になりました。
2021年9月に、同8月のレンジを上にブレイクしたので買い、そのまま持っていただけです。
これで2002年以降20回のレンジブレイクトレードの利益累計は
+21,320P になりました。(^O^)/
1回平均 1,066P です!
さて、今年も8月終わり、アノマリートレードは2022年期に入ります。
今年の8月のレンジは133.23〜138.96でした。
早くもこのレンジを上にブレイクしたので買いです。
今後どこまで上がるか?
(一方、133.23を下にブレイクした場合は、ショートになります)
時々経過について投稿していきたいと思います。
——————
8月レンジブレイク・アノマリー・トレードの手法については、下記の昨年の投稿に書いてあります。
昨年9月1日の投稿
超シンプルなチャートで分析・トレード!!ジャクソンホール、パウエル議長講演後の動きによるトレード方針。こんにちは。
さて、ドル/円は、前回8/2に
「ドル/円 過去の発生確率0.44% 稀にしか起きないことが起きている」の投稿にて
「平均への回帰」を狙うトレードのアイデアについて投稿しました。
その後は反転、平均へ回帰し、利益を得ることができ1トレード終了。
現在は8/8の戻り高値をブレイクしたところで新たに買いポジションを取っています。
相場はジャクソンホールでのパウエル議長の講演を前にして様子見になっているようですが、講演で、
・タカ派色が強まれば、ドル上昇、米国株価下落。
・ハト派色出れば(将来の利下げについてのヒントが出た場合等)、ドル下落、米国株か上昇。
・どちらでもなければ、次の材料待ち。
となるのではないかと見ています。事前に予想し、当てることは困難なので、
実際に講演後に動きを確認して乗って行こうと思います。
A.8/23高値をブレイクした場合は、さらに7/14の高値が目標。そして140円台を目指す上昇へ。
B.一方そうならない場合は一旦調整が進む、またはレンジ入りになるのではないかと見ています。
Aならば買いポジションを少し買い増し。
Bならば買いポジションは利益確定して一旦解消。様子をみながら次のトレード機会待ち。
★祝★ヾ(*゚∀゚*)ノ♪
フォロワーさんが2000名様を突破いたしました。
大変ありがたく思っております。
いつもご声援ありがとうございます。
これからも精進して参りたいと思います。
参考(前回投稿)
中銀利上げレースのダークホース🐎 スイスフラン🇨🇭に注目今回は今個人的に注目している通貨であるスイスフランについて、注目する理由と通貨ペアを共有したいと思います。
スイス中銀ショック
世界的に進行するインフレを抑え込むために、世界各国の中央銀行が金融引き締め、利上げに向かっています。
数年ぶり、数十年ぶりにXXポイントの大幅利上げを実施といった大々的な見出しが経済ニュースを飾る日々が続いており、まさに中央銀行による利上げレースといった様相です。
先頭を走るのはもちろん米国。
カナダやイギリス、ニュージーランドも他国に比べ早い段階から引き締め方向に舵を切り、先頭集団を走ります。
一方でその利上げレースの最後尾に位置していたのが、欧州中央銀行、日銀、そしてスイス中央銀行でした。
7月に約10年ぶりの利上げを行なった欧州中央銀行は、かねてからEU圏内のインフレが高まるにつれ利上げ観測が高まっていた一方、スイス中銀は正反対。
金融引き締め・利上げレースのブービーメーカーは日本かスイスかと言われるくらい、超緩和スタンスを貫いていました。
そんな矢先の6月半ば、スイス中銀がインフレ抑制のために突如利上げを発表。それも一気に0.5ポイントの利上げをするというサプライズ発表により、多くの市場参加者が意表を突かれ、スイスフランが高騰する出来事が起きたのです。
スイス中銀ジョルダン総裁の発言
6月のスイス中銀利上げ発表後のジョルダン総裁の発言からは2つの興味深い点が読み取れます。
①スイスフランに対する中銀評価の変化
②インフレ懸念深刻化
もともとスイス中銀は、口を開けば「スイスフランは過大評価されている」「必要あれば躊躇なく介入(この場合はスイスフラン売り)を行う」と自国通貨高に対して懸念を表明してきました。
ですが、6月半ばの金融政策発表では、一転して
「スイスフランはもはや過大評価されていない」
「スイスフランが過度に上昇するならば外貨を買う準備があるし(=これまでと同じ)、下落する場合は外貨売りも検討する(=フラン買い介入示唆)」
と、これまでの自国通貨に対する評価と介入方針を変更。
自国通貨高は対インフレに関しては輸入物価の抑制に寄与しますから、インフレが進行する現在の状況においては通貨高は中銀にとっては渡りに船といったところなのでしょう。
いずれにせよ、このことは中銀が自国通貨に対する評価と介入方針を転換するするほどにインフレが深刻化しているということを意味し、また同時に将来に渡って継続的に利上げをする可能性が高まっているということができます。
ドルスイスフラン週足(中段は米国・スイスの政策金利、下段は米・ユーロ・スイスのインフレ率
注目の通貨ペア
以上踏まえて注目したいのが、昨今為替市場の動きを牽引している金融政策の乖離・金利差を考慮した通貨ペアの選択です。
ここでは二つの通貨ペアを紹介したいと思います。
1. ユーロ・フラン
欧州中央銀行は最近利上げを行いマイナス金利を脱しましたが、ウクライナ情勢という地政学リスクの先行き不透明感とそれに伴うリセッション入り懸念からタカ派になりきれない可能性があります。
利上げ後もユーロの動きに猛々しさが戻らないのは、そうした要因が大きいのかもしれません。
一方でスイスのインフレ率の上昇が続き、スイス中銀が躊躇なく利上げを行なっていけば両国の金融政策・金利は乖離し、スイスフラン高方向の動きが続く可能性が考えられます。
週足
元々2018年頃より下降トレンドが続いていたのですが、ここ最近になって再び下落が強まった動きを見せています。
パリティをブレイクし、現在はスイスフランショック時の安値をもブレイクしています。
これより下はTradingViewのデータを見る限り過去にレートが存在しない底なし沼状態です。
パリティというサイコロジカルな節目をブレイクしたことに加え、スイス中銀の通貨高容認を踏まえれば、さらに一段二段と下値を切り下げる展開が考えられます。
長期下降トレンドに沿って、戻り売りを基本スタンスとして臨みたいところです。
2. フラン・円
月足
ユーロフランのチャートを上下逆さまにしたかのようになっています。
こちらもスイスフランショックでつけた高値を派手にブレイクし、1980年の高値まで目立った抵抗はない真空地帯に突入しています。
スイス中央銀行が利上げを継続しマイナス金利を脱出となれば、世界で唯一マイナス金利を維持している日本との金融政策の乖離差・金利差はますます拡大していく事になります。
長期トレンドに沿って押し目買いを基本スタンスとして臨みたいところです。
原油は重要なポイントに来ている。変動の大きさには注意。原油はピークから大きく下げて、現在は3月、4月の安値のレジスタンスラインにほぼ到達しています。
ここから、また反発になるのか?
それともレジスタンスラインを割れて大きく下げるのかに注目しています。
レジスタンスライン割れた場合は、
2月〜3月にかけて1ヶ月くらいもみ合ったゾーンの下限88ドル付近もサポートとして意識されそうです。
トレードは、動いたほうについていくしかありませんが、値動きの大きさには注意が必要です。
最近では、10日間の平均で1日の値幅が6ドルくらいあります。(下段、ATR(10)参照)、
これは現在の価格レートに対して5%〜6%くらいの変動にあたります(平均なので、もっと動いている日もあります)
レバレッジ2倍の低レバレッジ取引きであっても、6ドルのストップ幅で取引きしていたら、
1日で10%〜12%の証拠金が損失する場合があるということです。
レバレッジを抑えて取引きするか、または、小さくストップが入れられるところで取引きをする必要があります。
相場への関心を無くさないために ー 相場サイクルと投資家心理を理解する相場に関するネガティブなニュースが続いていますね。
米国株のみならず欧州株や仮想通貨までも売られ、どのアセットも幅広く全般的に売られています。
米国に関しては経済指標の弱さも現れ始め、かねてから言われていたリセッション懸念が再び高まっている状況です。
このようなネガティブな状況が続いている中で、相場への関心が薄れている方もいるかと思います。
ですが、いつ来るかわからない次の上昇相場にうまく乗るためには、相場への関心を失わないことが重要です。
今回の投稿では、相場のアップダウンというサイクルとともに変化する投資家心理について、ウォールストリートチートシートを元に紹介したいと思います。
ウォールストリート・チートシートとは?
相場には一定の期間で上昇と下降を繰り返すサイクルが存在するというのはよく知られている特徴だと思います。
ウォールストリート・チートシートとは、このサイクルの過程で投資家心理がどのように変化するのかを表したダイアグラムです。
これを見ると、上昇相場の入り口付近では、果たして本当に上昇するのかという不信感(Disbelief)から始まり、相場が回復するかもしれない期待(Hope)という感情に変わり、上昇相場のピークでは陶酔感(Euphoria)に浸り、それが一転して下降相場になると不安やパニック、怒りといったネガティブな感情に変わる様子が表現されています。
僭越ですが拙訳を以下に記載します。
皆さんも過去の相場局面で似たような感情を抱いた経験がないか確認してみると面白いと思います。
Disbelief(不信)
この上昇もこれまでと同じように失敗に終わるだろう。
Hope(期待)
相場が回復するかもしれない。
Optimism(楽観)
この上昇は本物だ。
Belief(確信)
全力投資する時が来た。
Thrill(興奮)
証拠金目一杯買ってやろう!皆んなにも買いを勧めよう。
Euphoria(陶酔)
俺は投資の天才だ!
Complacency(自己満足)
次の上昇まで少し頭を冷やさないとな。
Anxiety(不安)
今回の押し目は普段より時間がかかるのかもしれないな。
Denial(否定)
私は優良企業に投資してるんだ。いずれ反発するさ。
Panic(パニック)
畜生!みんな売ってるじゃないか。俺も逃げなければ!
Capitulation(降伏)
100%退場だ。資金は完全に底をついた。
Anger(怒り)
一体誰が売ってるんだ。なぜ政府は何も対応しない?
Depression(意気消沈)
私の老後資金は全て消えた。今後どうやってやりくりしたらいいんだ?
ビットコインの2017年相場との類似性
これは比較的よく知られた話ですが、2017年の仮想通貨バブル前後のビットコイン相場がこのチートシートに酷似しています。
当時のビットコインも2017年末にピークをつけた後80%近く下落し、その後も停滞が続きました。
チートシートの下落局面終盤に非常に良く似ています。
僕自身もそうでしたが、この停滞期間には仮想通貨への関心が薄れていた人も多かったのではないでしょうか。
チートシートに描かれたAngerやDepressionのフェーズでは、おそらく怒りや諦めという感情から相場への関心を失う人々が多くなって来ることが考えられます。
ですが、このダイアグラムを見てわかる通り、そうした大衆が関心を失っている背後で次の上昇相場が静かに始まっていきます。
相場が全員をハッピーにするということはありません。
次に来る上昇相場に備えるためには、相場への関心を失うことなく、今回紹介したような市場センチメントの変化やマーケットの細かな変化に耳を傾け続けることではないでしょうか。