動かないからこそ、たまには覗いてあげましょう(US10Y) 米10年債利回り 日足
アメリカはゼロ金利政策を2022年まで継続するということです。
本来は景気によって金利は自由に決定されるべきものですが、今はコロナ禍にありFRB(米連邦準備制度理事会)が金利を抑えています。
よって、米10年債利回りの動きも抑えられているような動きになっています。
半年以上も動きのない展開を続けているわけですから、興味もなくなり、話題性も低くなっています。
昔は金利の上下で為替や株価へ強い影響を与えていましたが、現在は株式やFXのニュースを見ても金利の話は殆ど出てこなくなりました。
理由はシンプルで、動きが無くなったからです。厳密にいえば無くなったのではなく動きが小さくなったからですね。
相場はボラティリティ(変動率)が高い銘柄に注目が集まります。
米10年債利回りの動きが小さいからといって、ほったらかしにしていてはいけません。
時々チャートを見ていくようにしましょう。
小さな変化が大きな変化に変わってくるところが出てくるかもしれません。
マーケットにおいて人気というのは循環していきます。
人気の後追いをするのではなく、人気の推移を予測できるようになりたいですね。