(9757)船井総研ホールディングス 週足 このチャートパターンは珍しいので必ず覚えておきましょう。 どういったパターンかというと、拡大トライアングルとトライアングルが合成された形になっているということです。 複合された形が菱形にようになっています。 やや形が綺麗ではなありませんが、「ダイヤモンドフォーメーション」のようです。 重要なことは、このパターンは一般的には天井パターンということです。 トレンド転換する時に出てくるパターンということです。 勿論、この菱形が出たから天井と決めつけてはいけません。 多いのが、三尊天井の形になってきたら、もう天井が確定したような判断をしてショートを狙うやり方です。 もし、今回もダイヤモンドフォーメーションと決めつけてショートしていたら踏み上げさせられています。 基本的にはダイヤモ...
(EURUSD)ユーロドル 日足チャート 水平線とトレンドライン、チャネルラインを入れると、その時点で現在地の状況が見えてきます。 どのように見えてくるのかというと、流れに乗っているのか、それとも変化の時間帯なのかです。 今回のユーロドルを見ると、直近の下降チャネルラインの中で推移しておりますが、 水平線を下回り大局のチャネルラインを下回ってきました。 そのときに、水平線やトレンドラインを入れたところで変化の兆しとなるところが出てきます。 今回は色を濃くした三角形のところが、変化の兆しとなるポイントと見ます。 この三角形が支持線となり切り返すのでしょうか。 この三角形の中で推移するのでしょうか。 この三角形を割って下回ってくるのでしょうか。 直近の変化はここの部分に注意しながらマーケットを見ていくのがよさそうです。...
(TSLA)テスラ 週足チャート テスラはナスダックに上場している電気自動車の会社ですね。 チャートを見ると垂直に上昇しているのが分かりますね。 ファンダメンタルズを見てみましょう。 上昇の要因は異次元のテスラ株を空売りしていた投資家による損失覚悟の買い戻しのようですね。 それまでのチャートを見ると、拡大トライアングルを形成していました。 その後、チャネルラインを上抜けしており、2019年の秋に200EMAを上抜けてきました。 赤丸のところが二つありますが、下のところが一つ目のチャート上の変化です。 次にトライアングルを上抜けてから急騰しています。 チャネルラインの上抜けが一番目の変化の兆し その後の「上昇のN波動」からの切り返しが二番目の変化の兆し トライアングル上抜けが三番目の変化の兆し 今回のように見事な上...
(USDCAD)米ドル/カナダドル 週足 チャートはトレンド相場と中間波動が混同して構成されています。 トレンド相場とは大きく動く相場で、中間波動とは小さく動く相場です。 大きく動いた相場が終わると、動きが小さくなりやすくなります。 動きが小さい相場が終わると、動きが大きくなりやすくなります。 トレードにおいて大きな利益を狙うには、当然のことながらトレンド相場を獲ることです。 中間波動の小さな動きの中では、トレードが難しく大きな利益を狙い難いところです。 この基本的な原則を理解することで、トレードに関する考え方が大きく変わります。 トレンド相場をいかにつかみ取るかが重要です。 ということは、中間波動が終わるところを狙うことがポイントとなります。 動きが小さい相場がどこで終わるのかを見ていきましょう。 動きが大きく...
(NK2251!)日経225先物 240分足 先週末はLIVE配信をさせていただきました。 個人投資家の方のトレード技術の向上に繋がれば嬉しい限りです。 そのときにも、日経225のチャートを表示しました。 チャートを見ると、ダブルトップのような形状になってきています。 ポイントは、ネックラインでサポレジ転換できるかどうかです。 (サポレジ転換に関しては下記の記事をご覧ください) 直近のチャートの形状を見ると、高値が一定で下値が切り下がっており、拡大トライアングルを形成しています。 ここから上下どちらに抜けてくるかです。 新型肺炎の影響からマーケットはリスク回避の動きになっています。 ここから本格的な下降局面となるのか、それとも、一過性の動きで切り返してくるのでしょうか。 その変化の兆しをいち早く察知するためにも、こ...
(2109)三井製糖 日足チャート 移動平均線大循環分析は、日足チャートだと 短期(5日)移動平均線 中期(20日)移動平均線 長期(40日)移動平均線 (*超長期(200日)移動平均線) 大循環MACDはこの短期、中期、長期の移動平均線の間隔を見ていきます。 MACD1は短期と中期移動平均線の間隔を見ています。 MACD2は短期と長期移動平均線の間隔を見ています。 MACD3は中期と長期移動平均線の間隔を見ています。 つまり、2本の移動平均線の間隔が広がったり狭くなったりする変化を分析していきます。 移動平均線の間隔の推移がわかり難いところでも MACDの動をみることで分かるようになります。 MACDが0ラインのところにあるところが、2本の移動平均線がくっついているところです。 つまり、ゴールデンクロス、デッドク...
ポンド円 日足、4時間足、30分足 日足を見ると第1ステージの安定上昇期から第2ステージに移行してきました。 4時間足は第4ステージですので下降期になっています。 30分足は第1ステージになってきています。 このような時は4時間足を見るべきか、30分足を見るべきか・・ 悩ましい展開ですよね。 日足での買いポジションは手仕舞いするかどうか。 4時間足での売りポジションをどうするか。 このような時は、30分足の動きがポイントとなりますね。 直近の動きは上昇しているという認識が必要です。 30分足の動きが点線の高値を更新すれば4時間も変化が出てきます。 一方で、30分足が第4ステージになってくれば、戻り売りになります。 逆張り的な発想で30分足の買いを狙う方法もありますが、日足がステージが変わってきており4時間足が第4...
(RUT)ラッセル2000 週足チャート このチャートにVIX指数のチャートを比較しています。 では、ここでラッセル2000とはどういったものかを見ていきましょう。 米国市場では約5000社以上が上場しています。 その内の上位3000社がラッセル3000となります。 米国の上位1000社で米国市場の時価総額が約9割ほど占めています。 ということは1001位から3000位までは約1割ほどしかないということです。 その1001位から3000位までの2000社で構成されているのがラッセル2000となります。 つまり、小さな企業の集合体ですから、景気が悪化した時には、倒産リスクが大企業よりも高くなります。 よって、米国景気が悪化してくれば真っ先にこのラッセル2000が敏感に反応します。 ということで、米国企業の小型株のベン...
(SPX)S&P500 日足チャート トレンドが発生しているときは、そのトレンドが終わるまでしっかりと狙い切りたいところです。 しかし、トレンドが終わりを迎えるところは、出来るだけ早く手仕舞いたいですよね。 つまり、トレンドの初動で仕掛けてトレンドが終わるところでは素早く手仕舞いをする。 この考え方は理想形ではあります。 ただ、仕掛けを早くすればするほどダマシが多くなります。 手仕舞いを早くすればするほどトレンドの途中で手仕舞いしてしまう可能性が出てきます。 トレンドが発生したのを確認してから仕掛けるのであれば遅くなり、 トレンドが終わったのを確認してから手仕舞いするのであれば遅くなります。 トレンドの有無の確認をどうするか。 これは、トレンドの有無を確認するための大局と、変化の兆しを早く察知するオシレーターの両...
比較チャートは今まで為替だったり、ドル円と日経225だったりしましたが、 今回は東証33業種を比較してみようと思います。 見た目は相当ゴチャゴチャしますが、日足や週足で比較することで色々なことが検証できるようになります。 例えば、リーマンショック後のからの回復が一番大きい業種、 2019年からの切り返しの強い業種や、逆に弱い業種を一目で判断することができます。 株式投資においては、銘柄選びに苦労する方も多いのでこのように業種別で比較することでヒントを探すことができます。 では、それぞれの業種コードを見てみましょう。 水産・農林業 FAF 鉱業 MIN 建設業 CON 食料品 FD 繊維製品 TXA パルプ・紙 PAP 化学 CAF 医薬品 PHR 石油・石炭製品 OAC ゴム製品 RBP ガラス・土石製品 GAC ...
(3109)シキボウ 日足チャート 中国で新型コロナウイルスが発生しました。 時期がちょうど春節で中国民族が大移動する時期です。のべ30億人が移動するということで日本にも多くの中国人が訪れるでしょう。 新型コロナウイルスが大流行するとの懸念もあり注意が必要です。 マスクの買い占めが起きて、一部の店舗などではマスクが無くなったといった報道もあるようです。 こういったときには「テーマ株」が動きますね。 風が吹けば桶屋が儲かる。 これは、まさに株式市場の価格変動の要因の一つですね。 では、チャートを見てみましょう。 急騰しているところが派手な動きなので、そこに目線が向いてしまいますが、 大事なところはそこではありません。 どこが大事なのでしょう。 まず、二番底の付け方です。V字上昇よりは、二番底やWボトムの動きになるこ...
(GBPUSD)ポンドドル 日足チャート 移動平均線大循環分析は、現在価格が買いと売りとどちらにエッジがあるかを浮き彫りにします。 チャート分析が得意だという方と、そうでない方といらっしゃいます。 苦手な方が簡単に出来る方法を今日は見てみましょう。 上がるか下がるかを予想するのではありません。 上がる場合と下がる場合において、どこに大きな支持線、抵抗線があるのかを見る方法です。 作成方法は簡単です。 直近価格から順次高値や安値に水平線を入れていきます。 そうすると、本数が多いところや少ないところが見えてきます。 それで何が分かるかというと、本数が多くなったところはに価格が来た時には抵抗や支持が強く働くということです。 また、本数が少ないところは抵抗や支持が働きにくいところであるということです。 これは何を見ている...
(USDJPY)ドル円 60分足 相場はトレンド相場と中間波動の組み合わせで出来ています。 例えば、大きな上昇相場が継続しているときでも、一時的に中間波動となるところがあります。 一般的な中間波動としては、トライアングルやフラッグなどがあります。 もちろん、そういった形状に見えて、トレンド転換することもありますので形状だけで決め付けてはいけません。 ただ、その時にチャートの形状だけでなく、MACDの動きも一緒に見るとチャートの変化に気づきやすくなります。 価格が膠着してくるとオシレーターも膠着し易くなります。 この二つの動きの変化の違いを見ることでもヒントを探すことが出来るようになりますね。 昨日は米国市場がキング牧師の日でしたので、ドル円の動きが小さかったのが分かります。 綺麗なトライアングルになっているのが分...
(DJI) NYダウ 月足 時には大局の動きを確認して見ましょう。 1930年代からですから90年前後、約100年の大局の動きになります。 ただ、通常のチャートであれば、1930年代の安い価格の動きが小さくなりすぎますので、 目盛りを通常から「対数」に切り替えます。 対数チャートは値幅で目盛りを取るのではなく、比率で目盛りを取ります。 例えば20円から30円になると上昇幅は10円ですが、比率は50%となります。 1000円から1500円になると、上昇幅は500円ですが、比率は50%となります。 つまり、比率が同じなので同じ目盛りになるということですね。 つぎに、そこからチャネルラインを引くと、1990年代までは同じチャネルラインで推移しているのが分かります。 そこから、相場に勢いがつき始めているのが分かります。 なぜな...
(NIKE)ナイキ、米国株の日足チャートです。 この度、東京オリンピックのマラソンで、ナイキの厚底シューズが使用不可になるかもしれないといったニュースが出てきました。 国際陸連は決定を保留していますが、衝撃的なニュースです。 こういったニュースが出たときには株価にも影響が出てきます。 そして、チャートを見れば、そのニュースが多大な影響を与えているのか、大した影響が無いのかが分かります。 チャート見てみましょう。 チャートを見る限りでは大した影響はないようですね。 なぜなら、対して下がらずに史上最高値を更新しているからです。 移動平均線大循環分析でチャートを見ると、第1ステージを維持しているのがわかり、 200日EMAが綺麗な右肩上がりとなっているのも分かります。 また、比較チャートとしてS&P500を入れました。 ...
(USDJPY)ドル円 (EURJPY)ユーロ円 (GBPJPY)ポンド円 (CADJPY)カナダドル円 (AUDJPY)豪ドル円 (NZDJPY)NZドル円 (CHFJPY)スイスフラン円 各4時間足 日々のトレードにおいて、どの通貨ペアにするかというのも大事な要素ですね。 2020年に入ってからの動きを確認してみましょう。 年末年始はリスク回避の動きが強まりましたので、ドルやスイスフランが高くなっています。 FXをする場合は、マーケットがリスク選好の動きなのか、リスク回避の動きなのかを確認する必要があります。 なぜかというと、株式市場に懸念や不安がある時は、リスクを回避する動きになります。 株式市場が堅調な時はリスクを選好する動きになります。 リスクを回避するときや、今回のように地政学的リスクが高まると、米ド...
(EURUSD)ユーロドル 日足チャート 移動平均線大循環分析でチャートを俯瞰的に見てみましょう。 価格が帯の下で推移していれば、安定して「売り」で利益を獲ることができます。 しかし、価格が帯を挟んで動き、時には下降帯から上昇帯になり、また、下降帯に戻る動きとなっているのが分かります。 つまり、価格は下がっているのに利益を獲り難い動きになっています。 時間軸としては分かり易い動きの時と、わかり難い動きのときがあります。 現在のようにわかり難い動きの時間帯の時にはどうすれば良いでしょうか。 まずは、トレンドラインを引きます。 価格が上昇するときは、安値と安値を結びます。 価格が下降するときは、高値と高値を結びます。 次にチャネルラインを引きます。 そのトレンドラインに平行な線を引きます。 これを大局と小局でチャネル...
(2157)コシダカホールディングス 週足 コシダカホールディングス(カラオケ事業)は、子会社のカーブスホールディングス(女性向けフィットネス事業)を 「スピンオフ」という仕組みを使って分離すると発表しました。 「スピンオフ」とはどうった制度なのでしょう。 日本ではこれまでに前例がない方法ですが、企業が持っている事業を別会社として分離・独立させる方法です。 スピンオフでは、コシダカホールディングスの株主は新しくできるカーブスホールディングスの株式を受け取ることになります。 スピンオフによって株価がどうなるかは分かりませんが、チャートから分析してみましょう。 週足チャートを見ると、2017年から2018年までは上昇トレンドでしたが、そこからは、三角保ち合いになっているように見えます。 相場格言としては、「もち合い...